このページでは【MARIO SPORTS MIX】?にゲスト出演したドラゴンクエストシリーズのキャラクター、
スライム
を解説する。
一般的なスライムは【スライム】を参照。
スライム |
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他言語 |
Slimes (英語) |
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種族 |
スライム系 | |
初登場 |
ドラゴンクエスト | |
任天堂初登場 |
【MARIO SPORTS MIX】? |
「ドラゴンクエストシリーズ」に登場する青いタマネギのような魔物。
基本的に最弱のモンスターであり、体力も攻撃力も低く適当な攻撃を数回当てるだけで倒れる。
ただし子供や戦い慣れしていない者にとっては苦戦する場合もある。
派生種も非常に多く、回復を得意とする「ホイミスライム」、すぐ逃げるが経験値の多い「メタルスライム」や「はぐれメタル」、合体して巨大化する「キングスライム」、剣士が乗った「スライムナイト」は特に有名。
最弱と言えば基本的にスライムだが、作品によっては「ぶちスライム」などの亜種が最弱に位置していたり、仲間にできる作品では意外と便利な特技や呪文を覚えて活躍できる事もある。
他のゲーム作品に与えた影響は非常に大きく、スライム=日本のRPGを代表するザコモンスターの連想はほぽ確実にこのスライムが原因とされている。
よく「スライムは本来物理攻撃が効かない強敵であり、ドラゴンクエストで雑魚敵としてマスコットのようなデザインに採用されたせいでイメージが一変してしまった」などと語られることがあるが、それは『ダンジョンズ&ドラゴンズ』によるイメージで、ドラゴンクエストより先に発売した作品では北米産RPG『ウィザードリィ』の時点で「Bubbly slime」として最弱の雑魚敵として採用されており、国産でも『ハイドライド』や『ドルアーガの塔』等で最弱の雑魚扱い、任天堂では【ゼルダの伝説】の【ゾル】や【ゲル】が最弱クラスのため、当時のゲームの潮流としてはスライムを最弱モンスターとして出すこと自体は際立って変な扱いと言うわけではない。
しかし、ドラゴンクエストのスライムはシリーズで一貫してマスコット兼最弱のモンスターとしてほぼ固定化されており、本編のゲーム内で最初のザコやNPCとして弱さをひたすらアピールし、更には外伝作品で毎回のように初期キャラクター化や主役化させると言った具合に、シリーズ内で最弱のモンスターとしての扱いを徹底しており、ここまで弱さと可愛らしさをアピールするマスコットもそうそう無く、更に90年代で粗製乱造されたドラゴンクエストのパロディネタでスライムやそれに似たキャラクターがやられ役で出る事が多かったため、多くの世代にスライム=弱いと認識される原因になったと考えられる。
最弱のモンスター。攻撃方法は体当たりのみ。
最初にエンカウントするチュートリアル的な存在として扱われる事もあり、『ドラゴンクエストⅤ』ではスライム3匹に子供の主人公が敗北しかけるという、最弱でありながらも魔物の恐ろしさを表現するのに一役買っている。
『ドラゴンクエスト』や『ドラゴンクエストⅩ』では初期の時点では一撃で倒すのが難しく、苦戦とまでは行かないが戦いが長引く事もある。
また、『ドラゴンクエストⅥ』ではぶちスライムに最弱の座を譲っており、スライムは少し先に進まないと出て来ない。
モンスターを仲間にできる作品では最も仲間になりやすいモンスターである事が多い。特に『ドラゴンクエストⅤ』では強力な「メダパニ」「ニフラム」を覚えるので最後まで活躍できる。仲間になる作品では「スラリン」(スラりん)という名前が第一候補になることが多い。
作品によっては見た目や名前は変わらないが合体する「がったいスライム」、目が赤い「スライム・強」といった強化版や、「チャンプ」といった凄く強いスライムが出る事も。
外伝作品である『ドラゴンクエストモンスターズ』では最初に仲間にできる事が多い。
『スライムもりもりドラゴンエスト』シリーズでは主人公を務めている。この作品では体を伸ばして体当たりする「スラ・ストライク」という技を披露しており、『ドラゴンクエストⅧ』からは本編に逆輸入されている。
プレイスタイルはトリッキー。
フラワーカップのエキストラマッチ(スライム獲得戦)で勝利するか、試合回数が28回達成すれば使用可能になる。
勇者のアピールと勝利演出(右指定)で登場する他、天空の祭壇に出てくる事がある。
スピリットとしても登場する。初代のイラストが起用されているので、今のと比べると滲んだ青色になっている。超化すると「キングスライム」になる。
【マリオ】との共演はこの作品が初である。
シリーズ共通として、子供のように純粋にゲームを楽しんでいる性格となっている。
こちらでもマリオ達と共演している。