セイリュウ
とは、【ゼノブレイド2】のキャラクター。
年齢1000歳を超える【巨神獣】。レックスの父親のような存在。
元は古王国イーラ出身の(ブレイドから誕生した)巨神獣で、【アデル・オルドー】とも顔なじみ。
物語の序盤でレックス達を守るために重傷を負うが、新陳代謝をフル稼働させて幼体レベルまで若返ることで生き延び、以後レックスのヘルメットに住まうようになる。
聖杯大戦でもアデル達に協力し、大戦後は彼の意向を汲んでリベラリタス島諸郡で第三の剣を封印するために作られたイヤサキ村の護りに付く。秘密結社イーラの首魁として活動し始めたシンに対しては複雑な思いを抱いている他、事の経緯を知っているだけあってホムラ/ヒカリが楽園を目指す真の理由についても気づいていたようだ。
立ち位置だけなら非常にシリアスなキャラクターにも見えるが、巨神獣でありながら根っからのスケベ親父。
ホムラがハナJSの製作費を立て替えようと「お金なら私が何とかする」と言った際には 「まさか身体を売って!?」 と発言し、レックスにぶん殴られた。
また過去には「わがままな女に貢いだ」ということで100万Gの借金を残して踏み倒しており(クエスト達成によってレックスが知らないうちに完済する)、ホムラのスキンシップにドギマギしているレックスを見ては「ワシも彼女が欲しいな」などと言ったりと、1000歳を超えながら巨神獣ライフをエンジョイしすぎである。
長らくレックスの背で年長者としてのアドバイスをしてパーティを支え続けたが、最終的に【プネウマ】の力によって元のサイズにまで急成長し、崩壊する楽園からレックス達を背に乗せて救いだした。
指摘されることは殆どないが、作中で人語でやりとりできる巨神獣は彼だけ。幼体化して生き延びた手法も「ワシだからこそできる芸当」と述べている他、アデルだけではなく、イーラ編の前から近衛軍として活躍していた当時のイーラの秘宝だった頃のシンとドライバーのオルネラといった、イーラの高い地位の人々と交友関係があったことから、特別な巨神獣だった可能性が高い。
シンとは100年近く昔の【ラウラ】より前のオルネラという女性のブレイドだった頃、よくその背に乗せて冒険に出かけさせられてたという。
ブレイドとして生きていた頃の記憶は失われ、寿命の違いから慣れ親しんだ人達と何度も別れを繰り返してきたが「長く生きる分だけ新しい出会いはある」とその生涯に不満はない模様。
本編で上げられた100万G貢いだ女の話がクエスト「セイリュウの依頼」で出てくるが、話の途中で飛び出してしまうので詳細は不明。
エンディング中に登場。
ニアが眺めていた記念写真に写っていた。
あまりにも巨体すぎてわかりづらいが、メインメンバーの後ろに陣取っている。
「まさかワシが、大乱闘の舞台になろうとはのう……」
DLC第9弾で配信されたステージ「アルストの雲海」で足場として登場。
やたらと収録ボイス数が多く、ちょっとしたファイター並み。
他の巨神獣が背景に出てくると観光案内の如く巨神獣の解説をしつつ首を奥に向けてステージの形状が若干変化する。
原作より気持ち小さめで、背中のど真ん中にあった小屋は戦いの邪魔なのでやや端のほうに寄せられている。
終点化・戦場化の際はセイリュウの形が変形……なんて事はなく、オリジナルの足場に差し替えられる。