大航海時代シリーズ攻略wiki

交易

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交易について

簡単に言ってしまえば、シェアのある街から街へと「交易品」と呼ばれる品物を運ぶ事で利益を上げる商売の事。
各街や港(ROTA NOVA版では村も含む)には交易品が設定されており、それらを購入して違う街で売却する事で利益を上げて資金を増やす。

街のシェアを獲得していないと、交易所が使えない。(交易品の購入売却ができない)
同じ街で同じ交易品を購入し続けると相場が上昇し、また、同じ交易品を売却し続けると相場が下がるため、利益が減る。
街で販売している交易品の売却は、買い叩かれる。
(ゲーム内で説明もあるが)序盤の交易には小型船を買うのがいい。ある程度仲間が揃ったら中型船(ナオやフリュート)を五隻揃えて外洋に進出する事。
(これも説明はあるが)新大陸やアフリカの交易品を地中海・北海に運べば大きく稼げる。
同海域内でも、違う文化圏で売ればそれなりに稼げる交易品は多い。
そのため海域内交易では3つ以上の文化圏が存在し、かつ近接している地域が望ましい(東アジアなど)。

序盤は、
ラファエル、ホドラム、リル、ティアルは欧州と新大陸とアフリカの海域間で、
東アジアスタートのマリアと東南アジアスタートのキョータローは東アジア海域内で十分儲かる。
ウッディーンはアラブと東アフリカで交易。(初期資金が豊富なので、遠出しても大丈夫だが)
がオススメ。

Rota Novaなら約束の言葉を使用して村と交易すると大きく稼げる。黄金航路の報奨金も含めて資金には困らなくなる。
特に交通の要衝たるリスボンから行きやすいアソーレスは便利。

ただし、黄金航路の活用は使い勝手が良すぎて極端にヌルゲーになる。
序盤に仲間を集めながらシェア1%を取りつつ地球の反対側まで行く過程でアジアの商品を欧州に複数持ち込めば*1、以後2年間、毎月5~10万程度の収入が得られるのは大きい。これを元手に1海域をほぼ支配し地方艦隊を編成すれば、その後も同水準程度の定期収入が得られるため、全体として序盤以外はほぼ交易が不要と言う事態に。


流行について

流行品は通常よりも高く売れる。
広場を覗けば、流行品がわかる。また、流行り始めなのか終わり頃なのかといった情報も得られる。
他の街の流行品は交易所で他の街の相場を見ればわかる(1か所につき金50枚必要)。他海域も見られる。PSP版・DS版ではたまに村の交易品が流行品になる事がある。
自分のシェアが80%ある街に流行品を1度に10個~15個売ると紹介状が、16個以上だと推薦状が貰える。
紹介状と推薦状は王宮か総督府で使える。契約済みの街で使うと紹介状は5%、推薦状は10%シェアが上昇する。
推薦状は未契約の街でも使うことができ、他勢力に独占されている街でもシェアを奪える。ただし、既に3つの勢力が入ってしまっている場合と、相手の本拠地ポイントは奪えない。
紹介状と推薦状は、あわせて1枚しか持てないのでさっさと使うこと。稀に紹介状・推薦状の取得がギルドの依頼に出ることがあり、結構実入りが良い。

流行は自分で起こすことができる。
  • 船内に礼拝室を作り、宣教師を配置して、街の広場で交易品を配布する。
  • 街の広場で極稀に伝道師アカブーと出会うことがある。彼を他の街につれていくと流行が発生する。
  • 誕生日、または別の月でも誕生日と同じ日にちに特定の町の広場に行く。

流行を起こしたければ、ラファエルなら毎月5日に広場にいけばよい。
アムステルダムの小麦、ハンブルグの陶磁器、ストックホルムの毛皮、サン=ジョルジェのワイン、杭州の清酒は、序盤から利用できる。
リルの場合は、これを利用するかどうかで、あるイベントの手間が大きく変わる。

主人公の誕生日(デフォルト)
ラファエル 3月5日
リル 8月20日
ホドラム 7月12日
マリア 6月7日
キョ―タロー 11月17日
アブラハン 5月25日
ティアル 1月8日
ゲーム開始時の設定で誕生日を変えると、流行もその日になる。

誕生日に広場に行くと流行が起こる都市は、以下のとおり。
リスボン 香料
セビリア バナナ
ジェノバ トマト
アテネ ルビー
イスタンブール タバコ
アレキサンドリア 調味料
ロンドン 宝石
アムステルダム 小麦
ハンブルグ 陶磁器
ストックホルム 毛皮(12月19日以降)
ハバナ
ヴェラクルス チーズ(酒場)
サン=ジョルジェ ワイン(酒場)
ソファラ
バスラ 絵画
カリカット 染料
マラッカ アーモンド
京城 トウガラシ
杭州 清酒
大坂 ガラス

バタヴィアでは発生しない

流行品が近場にある都市(以下)は狙い目。流行品→近場の入手先。

ハンブルグ(陶磁器)→アムステルダム
アムステルダム(小麦)→ブルージュ、リューベック
ストックホルム(毛皮)→リガ
杭州(清酒)→大坂
カリカット(染料)→マドラス(インディゴ)、マスリバダム(ピンロウ)
サンジョルジュ(ワイン)→マディラ
リスボン(香料)→セウタ※発展している場合に龍涎香が出現
アレキサンドリア(調味料)→アレキサンドリア(ヤシ油)、クレタ、キプロス(オリーブオイル)

※トマトの木を地中海の何れかに譲渡した場合
ジェノヴァ(トマト)→ラスパルマス、アテネ、ラグーサ、クレタ、ヴェネツィアのうちの何れか
※バナナの木をヴェルデに譲渡した場合
セビリア(バナナ)→ヴェルデ
※タバコの木を地中海の何れかに譲渡した場合
イスタンブール(タバコ)→クレタ、キプロス、ベイルート、ラグーサのうちの何れか
※ガラスの製法辞典を長崎に譲渡した場合
大坂(ガラス)→長崎

原産物オススメ譲渡地

太字がオススメの街。尚、競合していると敵も利用してしまう為、状況にもよるが太字じゃない場所でも独占している街があるならそちらも一考。
発展度が低いと原産物を渡せないので、渡せない場合は投資をすること。
交易所の親父が原産物をねだってくるのが鬱陶しい人は、王宮に預けておこう。
原産物を持ち込むと香辛料やガラス、絹織物等は高値で売れる文化圏での現地生産可能になるが、仕入れ値も相応に高くなるため黄金航路にするのは難しい。

原産物名 入手 譲渡 解説
カボチャの種 新大陸の街の何れか (ブルージュ)、ハンブルグ、レリースタット、マカオ ブルージュかハンブルグのどちらかだがハンブルグだとシュパイヤーがいる。
レリースタットは絹織物があるので次点。
ブルージュにはノーマル版のみ譲れる。
トマトの苗木 サントドミンゴかメリダ ラスパルマス、(ヴェネツィア)、アテネ、クレタ、ラグーサ ラスパルマス一択。ここに渡せば序盤から利用できる。地中海はシェア争い激戦区なので他の町は利用しにくい。
特にラファエル編では何故かバルデスがいないので金さえあれば独占出来る。
ヴェネツィアにはノーマル版のみ譲れる。
バナナの木 パタヴィア ヴェルデ、ケープタウン、
那覇淡水
サン=ファン、ポルトベロ
那覇の砂糖、もしくはヴェルデのタマリンドの在庫が切れた時の代替品にするとよい。使いやすいほうに渡そう。
次点でケープタウン。
マリアとティアルは交易品に恵まれない淡水に渡すのがよい。
ミツバチの巣 ソファラ 【蜂蜜】[セビリアマルセイユ、(ベンガジ)]、
【ワックス】[アブハーズ]
蜂蜜もワックスも高値が付くのは東アジアだが、ワックスと違い蜂蜜は新大陸でもなかなかの値が付く
ティアルならベンガジに渡せば早い段階から活用できるが、やや割高
ホドラムならアブハーズに持ち込んでワックスにできるが、利益は蜂蜜と大差なく、利便性も最悪
それ以外なら、周囲の状況的にはセビリア>マルセイユ。だがどちらもバルデスが邪魔
サメの稚魚 イベント 【フカヒレ】[泉州、スラバヤ、(メナド)]、
【キャビア】[イスタンブール]
フカヒレは東アジアで高く売れる。東南アジア&インド洋でも売れるが、他では安い。
キャビアは欧州&新大陸で高く売れるが他では安い。
フカヒレにするなら泉州一択、東南アジアはメリット無し。
イスタンブールでキャビアにしてもよいが、チョウジがあるしパシャがいる。
コショウの実 カリカット アレキサンドリア、ブルネイ、アンボイナ、マニラ アレキサンドリア一択だが占有率が低いならブルネイで。チョウジと違い、例え独占しててもマニラは論外。
チョウジの実 ヴェラクルス イスタンブール、ブルネイ、マニラ、テルナーテ イスタンブール一択だがパシャの壁は厚いか。次点はブルネイだが、こちらは独占してるならマニラも一考の価値あり。
シナモンの木 ベイルート コショウ、チョウジと違い渡せる街は一つしかないが、パシャをどうするか。
ピメントの実 ハバナ モンパザ、トルヒーヨ モンパザ一択
コーヒーの木 サン=ファン、ハバナ、ジャマイカ、マラカイボ、ペルナンプーゴ、
アチン、パレンバン、
サン=ジョルジェ、ルアンダ、モザンビーク
トルコで高く売れるが、北海or地中海に持ち込めば十分。アフリカは他の交易品があるので渡すなら新大陸か。
位置と交易品の兼ね合いからサン=ファンがベスト。次点でハバナ、少し遠いが独占してるならペルナンプーゴも一考。
メリットはないが東南アジアに渡した場合はインド洋か東アジアで売ろう。
茶の木 モガディシオ、カルカッタ、アブハーズ モガディシオ一択。ホドラムならアブハーズもいい収入になる。
カカオの種 ヴェラクルス サン=ジョルジェ 早い段階から利用でき、アフリカ内で売ってもいい収入になるのが嬉しい。但しそれはシルヴィエラも同じ。
タバコの苗木 ハバナ クレタベイルート、キプロス、ラグーサ、アブハーズ、
ソファラ、
ペンサコラ
タバコが高く売れるのは北海、地中海、そして東アジアだが、実は新大陸以外ならどこでもそれなりの値が付いたりする
イスタンブールで流行を起こせることまで考えると、距離的に近いクレタと仕入れ値最安のベイルートの二択
だが、後者にはシナモンもある
あるいは地中海を避け、コーヒーが既にあるのを承知でソファラも面白い。アフリカ内でもそれなりの値で売れる
ホドラムはアブハーズにも渡せる。だがイスタンブールと目の鼻の先とはいえ、茶も渡せることを考えると躊躇してしまう
ラファエルはペンサコラにも渡せるが、道程にタバコを扱う街が二か所ある。メリットはない
錬金術の書 コッド ルアンダソファラ 白金はアフリカ以外ならどこでも高く売れる。
欧州と交易するならルアンダ、インド洋と交易するならソファラ。自分が使いやすいほうに渡そう。
ガラスの製法辞典 ヴェネツィア 長崎、モザンビーク 歴史的に見てもガラス(ギヤマン)は日本で高く売れる。
京城 ジェノヴァ、大坂、淡水、マカオ ジェノヴァ一択。どうしても東アジアがいいなら大差だが大坂。例え独占しててもマカオは論外。
はた織り機 ロンドン 【絹織物】[ジェノヴァレリースタット]、
【毛織物】[ブリストル、バレンシア]、
【綿織物】[トリポリ、淡水]、
【麻織物】[チュニス]
ジェノヴァ一択。
リルは譲れるのは中盤以降になるがレリースタットに渡すのが一番良い。
アコヤガイ マラッカ マラカイボ、泉州、大坂 マラカイボ一択。北海で売ろう。どうしても東アジアがいいなら泉州よりは大坂で。
漢方医の聖典 杭州 杭州 原産物の入手は容易なので東アジアで交易をするなら、さっさと渡して利用しよう。
マンゴスチンの種 マラッカ マラッカ、バンジェルマシン、ブルネイ マンゴスチンはインド洋に持ち込めばまずまずの利益。それより西に持ち込むなら香辛料のほうがよい。
どこの街でも大差ないが、利便性でマラッカが若干有利(ペレイラの本拠地だが)。次点でブルネイ。

黄金航路

黄金航路はROTA NOVA版にて追加された機能の1つで、特に利益が大きい交易路の事。「A列車で行こう」等のゲームで云うところのいわゆる「ドル箱路線」である。
HD版にも追加されている。
ギルドに報告する事で1つにつき2年間、報奨金が獲得できる。
条件は
  • 利益率500%(売値が買値の5倍)以上
で認定され、ギルドに報告する事で報奨金が入る。
黄金航路に認定されると「黄金航路発見」と画面に表示され、航海士のうちの誰かが「ギルドに報告しよう」と言うので報告に行こう。(どこのギルドでもよい)

  • 売値には相場変動状態(好景気や流行)、主人公の補正(リルはプラス、マリアはマイナス)も乗る
  • 1度の交易で複数の黄金航路を発見した場合、それぞれ認定され、報奨金も交易品ごとに支払われる。
  • 報告1件につき2年間、その交易品が入荷される月に支払われる。
    • 毎月入荷なら毎月支払われる。村のも含め全ての交易品が毎月入荷される訳ではないので注意。
  • 報奨金は利益率が高いほど多くなる。
    • 村の交易品は利益率が高いので報奨金も高い。
    • 東南アジアで香辛料を買い付けて、欧州で売ればまさに黄金航路

序盤に使えそうな黄金航路

黄金航路用の交易品は1積みだけでよい。
新大陸で多品目仕入れて、欧州で売るのが手っ取り早い。
【欧州・新大陸】
魚肉(ラスパルマス)→アフリカ(食料品はアフリカで高値で売れる)
ワックス(リガ)→メキシコ
ピメント、バニラ、トウガラシ、カカオ、タバコ、珊瑚→欧州
チクル、グアノ→北欧

【東アジア・東南アジア】
砂糖(那覇)→日本
生糸→日本
茶→日本
フカヒレ→東アジア
生姜(マラッカ)→東アジア
タマリンド(アチン)→東アジア

【インド洋】
コーヒー(東アフリカ)→アラブ

HD版では、黄金航路となる組み合わせがPSP版とは違うものになっている。

約束の言葉

PSP版のみにあった要素で、大航海時代Onlineとのコラボの一環。PSP版(POTA NOVA)では村にオリジナルの交易品が登場する。ゲームシステム上、約束の言葉を使うと村で購入可能になる新交易品は、どの町で売っても必ず黄金航路となる。

大航海時代4が交易ゲームである以上、高利益の航路(黄金航路)の発見と使用は避けられないものだが、約束の言葉を使用しての村との交易は、使用しすぎるとゲームが極端にヌルゲーになる。
(交易品の売却益+黄金航路の報奨金で序盤から資金に困らなくなる)
約束の言葉の使用は各人の自由だが、ヌルゲーを嫌う人は縛ったほうがいいかも。(村の発見と補給目的の通常利用なら問題はない)

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注釈

*1 ヨーロッパ方面開始の主人公なら行って帰ってくる事になるが、アジア方面の主人公なら片道でよい。