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船舶個別解説

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匿名ユーザー

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だれでも歓迎! 編集

バルシャ

サイズ:小型 種別:帆船 耐波:あり
必要工業価値:100 価格:1200 建造エリア:イベリア
旋回:70 推進:80 耐久:30 水夫数:5~20 大砲:10 総積載:50

冒険 ★☆☆☆☆☆ 海賊 ★☆☆☆☆☆ 交易 ★☆☆☆☆☆

100年前は現役だった船舶。
イベリアを代表していたが今や骨董品。大航海時代2における最弱の船舶群の1つ。
ペイロードも絶望的で、旗艦のお供として見てもまったく使えない。
耐波性こそあるが、そもそも外洋に出るまでに食料が尽きるだろう。

中古品の下2つで出回るのに必要な商業価値は0で最も低いため、投資前の東南アジアで転がっている中古船はだいたいこれ。

ハンザ・コグ

サイズ:小型 種別:帆船 耐波:なし
必要工業価値:100 価格:1300 建造エリア:北欧、オランダ
旋回:65 推進:85 耐久:20 水夫数:5~20 大砲:10 総積載:60

冒険 ★☆☆☆☆☆ 海賊 ★☆☆☆☆☆ 交易 ★☆☆☆☆☆

200年前の化石船舶。
北欧を席巻したが今や骨董品。大航海時代2における最弱の船舶群の1つ。
総積載がバルシャより10多いが、小型船のくせに旋回が65という衝撃的な数値。
モブ航海士の私刑に使うにも軽ガレーの方が手早く、完全に観賞用である。

中古品の下2つで出回るのに必要な商業価値は40。

軽ガレー

サイズ:小型 種別:橈漕船 耐波:なし
必要工業価値:100 価格:1400 建造エリア:イベリア、地中海、北欧、イスラム、アフリカ、アジア
旋回:100 推進:85 耐久:40 水夫数:5~20 大砲:10 総積載:120

冒険 ★★★☆☆☆ 海賊 ★☆☆☆☆☆ 交易 ★★★☆☆☆

ラティーナから始まる主人公は、まずこの船に乗り換えるべき。

カラベル級と同じ積載量だが、橈漕船なので旋回・推進性能ともに高い。特に旋回は関船と並んで全船舶中トップの100。
しかも橈漕船のくせに、運航人数が帆船のカラベルの半分という意味不明な高性能を誇る。

中古船なら水夫を30人乗せられるがそれは無駄。運航分の5人か、視認が欲しくても20人で十分。
橈漕船なので、風が弱いイスラム地方でもスイスイ動ける。
耐波性がないことが唯一劣る部分。しかしラティーナのまま遠出をすることはないので、乗り換えた方が間違いなくお得。

旗艦にするもよし、お供に加えるもよしの安定感。序盤で活躍するルーキーの味方。
低レベルだと積荷満載で速度が落ちるが、もとが速いので正直それほど気にしなくてもよい。

中古品の下2つで出回るのに必要な商業価値は80。
欧州圏の工業価値が低い港なら高確率で中古で出回っているが、開始直後に確実に手に入れたいなら、地中海に面した工業価値100以上200未満の港に行けばよい。
立地的にアルはガンディアかサロニカ、その他の主人公はアルジェかチュニスがお勧め。
マディラにも並ぶ。

タレッテ

サイズ:小型 種別:帆船 耐波:なし
必要工業価値:200 価格:1400 建造エリア:地中海
旋回:70 推進:95 耐久:20 水夫数:5~20 大砲:15 総積載:80

冒険 ★☆☆☆☆☆ 海賊 ★☆☆☆☆☆ 交易 ★☆☆☆☆☆

昔、ヴェネチアで流行ったらしい。
大航海時代2における最弱の船舶群の1つ。
ラティーナより推進性能は高いが、総積載量が80しかないのでロクに交易もできないガッカリ船。
利点は購入価格が安いことで、使い捨てと考えるなら有用な場面はある……が、同価格帯にもっと優秀な軽ガレーがあるため買うならそっち。

ちなみに、タレッテはイタリア艦隊に採用されている。
外伝のミランダ編で語られる「ピエトロに憧れて、安い玩具みたいな船に乗って遭難する(無謀な)船乗りたち」が購入していくのは間違いなくこの辺りのクラスの船舶と思われる。

中古品の下2つで出回るのに必要な商業価値は120。

関船

サイズ:小型 種別:橈漕船 耐波:なし
必要工業価値:200 価格:2000 建造エリア:日本
旋回:100 推進:100 耐久:30 水夫数:10~60 大砲:20 総積載:250

冒険 ★★★★☆☆ 海賊 ★★☆☆☆☆ 交易 ★★★★☆☆

日本で購入できる船。
全船舶の中で一番機動力が高い。最小運航も積載もちょうど安宅船の半分なのでペイロードも同じ……と、かなりの高性能。しかも安い。

「これで国に帰るのは無理」などと言われるが、投資前の長崎で買ったりすると、まともな船首像が装備できずいきなり沈むので注意。暴風雨にさえ遭わなければ普通に帰れる。
性能自体は素晴らしいのだが、わざわざ遠い日本まで出向くなら安宅船、鉄甲船を持ち帰りたい。
乗りこなすのに必要な航海レベルはやや高め。

外伝では、中型以上の船も積載によって操船難度が上がる仕様に変更されているので、相対的に価値が上がった。

中古品は堺、長崎でしか出回らない。

カラベル・ラティーナ(ラティーナ)

サイズ:小型 種別:帆船 耐波:あり
必要工業価値:200 価格:2400 建造エリア:イベリア、地中海、イスラム、オランダ
旋回:90 推進:75 耐久:30 水夫数:10~40 大砲:20 総積載:120

冒険 ★★☆☆☆☆ 海賊 ★☆☆☆☆☆ 交易 ★★☆☆☆☆

多くの主人公の初期船舶。ラテンセイルを備えた旋回力の高いカラベル船。前作ではそのままカラヴェルという名前だった。

「バランスの良い船だね。初心者向きかな」などという造船所の言葉に騙されてはいけない。
確かにスペック上の船速は高めの部類に入るのだが、実は積荷満載時の速度低下が激しく、かなりのレベルまで上げないと本来の速度を発揮することができない。
また、積載量の割に人手がかかるためペイロードの高さも上から数えたほうが早い。水・食糧の積載量を抑えることができず、やはり初期船なだけあって性能は低い。
なにをするにもラティーナのままというのはつらいので、こだわりがない限りすぐ軽ガレーに乗り換えよう。

外伝では全小型船舶の価値が相対的に上がったが、軽ガレーに乗り換えられる運命は変わらない。
中古品の下2つで出回るのに必要な商業価値は160でレドンダよりもやや低い。

カラベル・レドンダ(レドンダ)

サイズ:小型 種別:帆船 耐波:あり
必要工業価値:200 価格:2400 建造エリア:北欧、イギリス、アフリカ
旋回:70 推進:90 耐久:30 水夫数:10~40 大砲:20 総積載:120

冒険 ★★☆☆☆☆ 海賊 ★☆☆☆☆☆ 交易 ★★☆☆☆☆

ラティーナと同じカラベル級の四角帆版。旋回が落ちた代わりに推進にベクトルが傾いている。
が、どうにも存在感が薄く「ああそんなヤツもいたね」と流されてしまうことが多い。船だけに

ある程度航海術が上がってくると、純粋な推進力よりも逆風でも船速が落ちない旋回力の方が重要になってくる。
一応、ラティーナよりも操船難度が低いのだが、そのアドバンテージもある程度レベルが上がるとなくなってしまう。

中古品の下2つで出回るのに必要な商業価値は200でラティーナよりも高い。

ダウ

サイズ:小型 種別:帆船 耐波:あり
必要工業価値:300 価格:1800 建造エリア:アジア
旋回:90 推進:75 耐久:30 水夫数:5~20 大砲:15 総積載:70

冒険 ★☆☆☆☆☆ 海賊 ★☆☆☆☆☆ 交易 ★☆☆☆☆☆

大航海時代2における最弱の船舶群の1つ。
アジアでしか新造できないが、中古はヨーロッパにも出回る。
ラティーナと同等の機動力を持つ。が、やはり総積載が低すぎて使えない。
特に価格が軽ガレーより高いのは完全にぼったくりである。

中古品の下2つで出回るのに必要な商業価値は240。

ジャンク

サイズ:中型 種別:帆船 耐波:あり
必要工業価値:300 価格:16000 建造エリア:中国
旋回:80 推進:70 耐久:80 水夫数:25~100 大砲:40 総積載:500

冒険 ★★★★☆☆ 海賊 ★★★☆☆☆ 交易 ★★★★☆☆

アイヤー、これが中国で唯一作れるタイプね。

お手頃価格で買える簡易版ジーベックといった感じで、戦闘には使えないが耐久力に優れ、商用に限ればまずまずの性能。
必要な工業価値も低く、長安以外ならどこでも最初から取り扱っている。マカオ、ザイトンで6隻は確実に中古を確保できる。
しかし中古であっても中国の港でしか手に入らず、ここまで来てしまえば、すぐそばの日本で安くてもっと便利な船が手に入る。
ただし、日本の船舶と違い対波性があるので船首像に拘る必要がなく、初期段階で鉄甲船目当てに東アジアに長居するための足掛かりとして使えなくもない。

もしヨーロッパに売っていたとしたら、ナオやキャラックの代わりとしてもっと人気があったかもしれない。
外伝のサルヴァドル編ではイベント戦で大量の鹵獲船が手に入る。

ベルガンティン

サイズ:小型 種別:帆船 耐波:あり
必要工業価値:400 価格:10000 建造エリア:イベリア、新大陸
旋回:90 推進:70 耐久:40 水夫数:15~60 大砲:20 総積載:180

冒険 ★★☆☆☆☆ 海賊 ★★☆☆☆☆ 交易 ★★☆☆☆☆

初期船舶より一回り大きく、その高めの値段から性能に期待して買い替えた人は多いのではないだろうか。

積載量を見るとラティーナの1.5倍もあり、一見すると航行性能が良いように思える。
しかし、最小運航人数も1.5倍になってしまっているためペイロードは同じで、航海日数もたいして変わらない。
ラティーナと同じく小型船舶なので積載で減速する点も同じ。
なのに価格はカラベル級4隻分。必ずしも高価な船=高性能とは限らない良い例。高いだけで全く使えない。
前作でも扱いは同じで、これを買うくらいならもう少し頑張ってナオを買うほうが楽だった。

中古品の下2つで出回るのに必要な商業価値は360と、無駄に高い。
ちなみに、謁見の船舶援助でもらえる一番良い船はこれになる。

安宅船

サイズ:中型 種別:橈漕船 耐波:なし
必要工業価値:400 価格:14500 建造エリア:日本
旋回:95 推進:95 耐久:60 水夫数:20~200 大砲:40 総積載:500

冒険 ★★★★★★ 海賊 ★★★★★☆ 交易 ★★★★★☆

「あんたくせん」ではなく「あたけぶね」と読む。

ラ・レアルと同等の足回りと積載を持つ上に、最小運航人数がラ・レアルの3分の2で済むというトンデモ船舶。
操船難度も最易で、航海レベル1から運航人数を減らすことができる。
さらに、金貨1万5千枚でお釣りがくるジャ○ネットもびっくりのお値打ち価格。世界中を駆け回るなら買って損をすることはない。
堺の造船所に行けば9割近い確率で中古品が1隻は並ぶので、入手しやすいのも魅力。

しかし、中古品であっても入手できるのは日本のみで、なおかつ投資せずに買うことができるのは堺のみ。ここまで来る時点で既にかなりの冒険をしているので、実際に活躍できるのは中盤以降。
また、日本近海は暴風雨地帯であるのに耐波性がなく、日本の港町は投資しないとまともな船首像が買えないという欠点があるので注意が必要。
更には終盤まで日本の港を発見できない可哀そうな主人公(ジョアン・エルネスト)がいる。
よりによって本当に必要な主人公がこれを使えないというのも酷な話である。

外伝では、ラ・レアルの方が総積載が上になってしまい、相対的に価値がかなり下がってしまった。
また、ラ・レアルと同じく操船難度が上昇し、さすがに航海レベル1から運航人数を減らせたりはしない。
しかも、積載によって操船難度が上がる仕様に変更されているので、低レベルのうちは注意。

フランダース・ガレー(フランダース)

サイズ:中型 種別:橈漕船 耐波:なし
必要工業価値:400 価格:34000 建造エリア:イベリア、地中海、北欧、イスラム
旋回:75 推進:80 耐久:80 水夫数:40~200(40~150) 大砲:30 総積載:500(650)

冒険 ★★☆☆☆☆ 海賊 ★★★★☆☆ 交易 ★★★☆☆☆
(外伝:冒険 ★★★☆☆☆ 海賊 ★★★☆☆☆ 交易 ★★★★☆☆)

まずは小手調べに商船隊とでも戦うか……というときは、ガレオンよりもこちらをオススメしたい。
最大水夫数はガレオンと同じでも、こちらは橈漕船なので機動力がそこそこある。おまけに価格も安い。さらに運航水夫数も5人少ない。
「砲撃するならガレオンのが上じゃん!」という人はいるだろうが、その砲門数70で出せるダメージなどたかが知れている。斬り込み、または一騎打ちで決着をつけたほうが早い。
入手しやすく、ラ・レアルやジーベックが手に入るまでのつなぎとして優秀。これでジーベック艦隊を襲って乗り換えれば元手がかからない。
弱点は人員に対しての総積載量が低いこと。航海日数を稼ぐために大砲は全部降ろし、積荷のスペースを空けよう。

外伝では色々な点で弱体化し、かなり使い勝手が悪くなってしまった。
サルヴァドルの初期船のための措置か、最大水夫数が150人に減らされ、戦艦としての戦闘力が激減。最小運航人数の関係もあって、実は交易船のキャラックの方が純粋戦闘力が上という不遇。
しかも積荷の量で減速するように変更されたおかげで、総積載が650になったメリットもあまり生かせず、低レベルのうちは足回りも悪くなってしまう。
積荷満載にできないせいで、出港所での自動補給がためらわれてしまう事態に。

「それでもジーベック相手ぐらいなら余裕で勝てるから大丈夫」という意見もあるだろうが、それはガレオンでも同じなため特にアドバンテージとは言えない(勝つだけならバスでも一応ジーベックには勝つことはできる)。
商船隊でも敵旗艦はわりとこちらの旗艦めがけて向かってくるが、逃げに転じられたら追いつけないという点もガレオンやバスと同じ。
積載が増えたおかげで汎用性は一応上がったが、値段的にもわざわざ中古で購入する価値はほぼないと言ってよい。
カタリーナやオットーはガレオンでもなんとかクリアできないことはなかったが、外伝サルヴァドル編はフランダースでは絶対に無理。(100%乗り換えられる運命)
オスマン商船隊を見かけたら襲ってジーベックを拿捕し、さっさと乗り換えるのが吉。

外伝の変更点でのメリットとして、敵としても同様に弱体化しているため、倒しやすくなっている点は利点といえる。
売却価格や経験値は同じなので、相対的に倒す旨味が上がっている。

中古品の下2つで出回るのに必要な商業価値は320。

ナオ

サイズ:中型 種別:帆船 耐波:あり
必要工業価値:500 価格:30000 建造エリア:イベリア、地中海、北欧、イスラム、イギリス、オランダ、新大陸、アフリカ
旋回:65 推進:85 耐久:50 水夫数:25~120 大砲:40 総積載:450

冒険 ★★★☆☆☆ 海賊 ★★★☆☆☆ 交易 ★★★★☆☆

各国の商船隊がよく使う船。建造エリアが広いため大抵の港で取り扱っており、造船所のラインナップに並びやすい船舶の一つ。
説明では冒険航海向けとあるが、そこそこの積載と足回りからどちらかというと交易向き。
帆船としては早めの船速。総積載は450で、操船難度が高くなく低レベルでも扱いやすい。
前作でも登場した由緒ある船で、前作ではベルガンティンを飛ばして真っ先にこれを購入し、更なる交易に励むのが定番だった。
ガレオンと並び大航海時代の主役ともいえる船だが、序盤では軽ガレーに、後半ではラ・レアルやジーベックにその存在を食われてしまう感がある。

中古品の下2つで出回るのに必要な商業価値は400。

ジーベック

サイズ:中型 種別:帆船 耐波:あり
必要工業価値:500 価格:44000 建造エリア:イスラム、アジア
旋回:80 推進:70 耐久:70 水夫数:25~300 大砲:40 総積載:600

冒険 ★★★★★☆ 海賊 ★★★★★★ 交易 ★★★★★☆

冒険・海賊・交易すべてに使える万能船舶。
冒険船舶として見れば機動力の点でラ・レアルや安宅船に劣るが、その分は積載量と航海日数で勝負。
旋回は80と高いため、風向きが悪くても船速が落ちにくい。操船難度もかなり低いので低レベルから扱える。

また、素の状態だと120人のため分かりづらいが、改造すれば300人もの水夫を乗せることができるので、海賊船舶として見たときの戦闘能力はかなり高い。
対ガレアス以外の白兵戦・一騎打ち狙いなら150~200人もいれば十分で、ラ・レアルよりも総積載が多く、水夫150人設定で約15日間の航海が可能。遠征先での海戦に向いている。
また、最小運航人数もラ・レアルより5人少なく、その分甲板に人員をまわせて白兵戦に強い。
水夫300に改造すればガレアス相手でも高確率で一騎打ちが通るので、開幕一騎打ちで倒せる。
もし遠征先でガレアス艦隊が向かってきても戦えるポテンシャルがある。この場合ラ・レアルではほとんど対応できない。
オスマン艦隊がよく使用しているので、わざわざ港を探し回って買わなくても大量に鹵獲できるのも魅力。

ペイロードが良く総積載も高めで、交易船として見ても非常に優秀である。
価格は高めだが十分に元が取れるので、何隻か持っていても損はないだろう。
外伝ではラ・レアルの総積載がこの船と同じになり相対的に価値が下がってしまったが、耐久値・最小運航人数・最大水夫数などで勝るので、こちらの方が戦闘力は上。

新造できる工業価値は500からであるが、中古品の下2つで出回るのに必要な商業価値は600と高く、その人気がうかがえる。

ベネツィアン・ガレアス(ガレアス)

サイズ:大型 種別:橈漕船 耐波:なし
必要工業価値:500 価格:64000 建造エリア:地中海、イスラム
旋回:70 推進:70 耐久:90 水夫数:60~400 大砲:50 総積載:950

冒険 ★★☆☆☆☆ 海賊 ★★★★★★ 交易 ★★★★★☆

海賊船の定番。
手に入れやすくて強い船は?と言われれば真っ先にこれが挙がるが、使い勝手の点でラ・レアル、ジーベックには劣る。

強いことには強いのだが、その能力は敵のときの脅威ほどではなく、敵で出てくると手強いのに自分が使う時はあまり強く感じられないこともしばしば。
水夫数は改造で400まで増やせるが、そんなに増やさなくても攻撃力はカンストするためあまり意味はないし、運航に最低でも60人必要で、その分、甲板人数を減らさざるをえない。
ただし、まだレベルが低い場合やアルやミランダなどの戦闘向きでない主人公で海賊行為をしたい場合は、数の暴力として有用である。

戦闘で自在に回り込むにはある程度のレベルが必要で、商船隊などには逃げられやすいし、位置取りと方向次第では敵旗艦に到達するにも時間がかかる。
しかし、レベルさえ上がれば機動性も良くなり、潰したい艦隊を追うのにもさほど苦労しなくなるだろう。
総じて、強くなればなるほどその強さが実感できる上級者向け船舶である。

ガレアス級相手の白兵戦なら、こちらもガレアス級以上が必要だが、そもそもガレアス級に白兵戦を挑むのは非効率なのでお勧めしない。
ガレアス相手に確実に一騎打ちを成功させたい場合は、水夫400人まで上げられる点ではジーベックより有利。
ただし、上述の通り、回り込みが苦手なので完全に有利とは言えない。

最小運航人数が全船舶中最大で、旋回・推進も高いとはいえず冒険には向かない。
しかし、総積載が950もあるため長期航海自体は可能である。水夫150でも20日以上無寄港で航海できる点が強み。

本業ではないが一応貿易にも使える。特にアテネ⇔イスタンブールの2点間貿易には最適の船と言える。
風が弱い地域なので橈漕船のメリットが生かせるし、鉄甲船などと違って数を揃えるのが簡単で、元手もそんなにかからない。
ペイロードがやや高いが、2点間の距離が近いので全く問題なし。水食糧は3日分も積めば十分。
ただしこいつで外洋交易に出ないほうが身のためだぜ。

外伝では、他の船舶と同じく操船難度が上昇し、積荷によって減速するように変更されたため、初期レベルでは船足が遅すぎてかなり使いづらい。さらに玄人向けになってしまった。
2に比べて敵の砲撃が強くなっていて、その点では耐久値の高いガレアス(鹵獲船なら耐久90)の有用性は上がっている。

中古品の下2つで出回るのに必要な商業価値は440。

ピンネース

サイズ:小型 種別:帆船 耐波:あり
必要工業価値:550 価格:6000 建造エリア:北欧、新大陸
旋回:95 推進:85 耐久:40 水夫数:5~60 大砲:20 総積載:150

冒険 ★★★★☆☆ 海賊 ★★☆☆☆☆ 交易 ★★★☆☆☆

スループの下位互換版。同じ旋回推進力を持つ。
金貨たったの6000枚で購入でき、序盤では屈指のコストパフォーマンスを誇る。

このクラスの船舶は少ないが、ベルガンティンよりもこちらがオススメ。
だが総積載が少なく、運航5+視認15の設定で32日しか航行できず、軽ガレーと7日しか変わらない。
軽ガレーと違って耐波性があるが、それが役に立つ場面は少ない。
帆船なので風が弱いと極端に速度が落ちるのも辛い。凪は防ぐ手段があるが、風が弱いのだけはどうしようもない。
1隻だけで集落を回るには力不足なので、せめて2隻用意して航行日数を伸ばしたいが、それをやるなら軽ガレーでも十分だったりする。
また、小型船舶なので低レベルの主人公では船速が落ちるという、スループと同じ欠点を抱えている。

造船所の「巧く立ち回れば海賊だって怖くない」という説明は誤解しないこと。海賊が来たら船速を生かして逃げろという意味である。間違ってもこれで海戦には挑まないように。
外伝では、中型以上の船も積載によって操船難度が上がる仕様に変更されているので、相対的に価値が上がった。
また、ピエトロの愛用船であることが判明する。イタリアを代表する冒険家のくせに、上位のスループに乗り換えないのはどういうことか。

中古品の下2つで出回るのに必要な商業価値は480。

キャラック

サイズ:中型 種別:帆船 耐波:あり
必要工業価値:600 価格:40000 建造エリア:イベリア、地中海、イスラム、イギリス、オランダ、新大陸、アフリカ
旋回:60 推進:80 耐久:50 水夫数:30~160 大砲:50 総積載:600

冒険 ★★★☆☆☆ 海賊 ★★★☆☆☆ 交易 ★★★★★☆

各国の商船隊がよく使う船その2。前作ではカラックという名前だった。

ナオの上位版で、これもヨーロッパ内なら大抵の港に並び、工業価値が高めであれば新造もできる。操船難度が低いのも同じ。
交易をするにあたってラ・レアルやジーベック艦隊が揃うまでの代用。
その気になれば外洋交易にも行けるが、海賊から逃げるには船速が微妙なので注意。
交戦するにしてもフランダース以上は相手にしないほうが良い。

積載量が多いので、高価な交易品を積んだまま首都に係留しておく(資産隠し)には便利。
外伝ではラ・レアルの積載量がこの船舶と同じに変更されているため、存在意義がほぼなくなってしまった。一応ラ・レアルよりも見つけやすく、耐波性があるが……。

中古品の下2つで出回るのに必要な商業価値は520。

ラ・レアル

サイズ:中型 種別:橈漕船 耐波:あり(なし)
必要工業価値:600 価格:40000 建造エリア:北欧
旋回:95 推進:100 耐久:60 水夫数:30~250 大砲:50 総積載:450(600)

冒険 ★★★★★★ 海賊 ★★★★★☆ 交易 ★★★★★☆
(外伝:冒険 ★★★★★★ 海賊 ★★★★★☆ 交易 ★★★★★★)

ザ・冒険者の友。

カタログ上の積載量・ペイロードで見れば大したことはないのだが、この船の真価はその驚異的な旋回・推進力にある。
小型でもないのに旋回95の推進100という数値は破格で、しかも中型船舶なので積載による減速もない。どこへ行こうがほぼ常時フルスロットル。
さらに操船難度が最易というおまけつきで、実は航海レベル1から運航人数を減らせるため、カタログスペックより燃費がよい。
橈漕船なので風がなくてもお構いなし。「凪?なにそれおいしいの?」といった感じであっというまに極地を横断できる。
しかも橈漕船なのになぜか耐波性がある。

また、造船所の親父が言う通り、ラ・レアルはもともとは戦闘向きの船でもある。
改造すれば最大水夫数を250まで増やせるが、やはり白兵戦や一騎打ちなら150~200人で十分。
回り込み能力の高さから、一騎打ち狙いには非常に優秀で、水夫150人もいればガレオン相手でも一騎打ちが通る。
抜群の機動性から、商船隊に追いつけなくて逃げられることがない。
バスやガレオン級までが相手なら一騎打ちも通るし、白兵戦でも圧倒できる。
だがガレアス級だけは相手にしないこと。最大の250人でも白兵戦はほぼ勝ち目がないし、一騎打ちも敵兵に邪魔される可能性が高い。
ガレアスと戦わないのであれば最良の選択と言える。

また、交易船としても非常に優秀。
総積載は450と多くはないが、他の船が港間を2往復する間に、この船は3往復できるスピードが魅力。遠くの港からヨーロッパに交易品を持って帰るならこれ。
万が一タチの悪い海賊に目をつけられても余裕で逃げ切れる船速がある。

外伝では、耐波性が削除されたが、代わりに総積載が増加し、より使い勝手がよくなった。
ただし、他の船舶と同じく操船難度が上昇し、さすがに航海レベル1から運航人数を減らせたりはしない。
中型だが、積載によって操船難度が上がる仕様に変更されているので、低レベルのうちは注意。

中古品の下2つで出回るのに必要な商業価値は560。

バス

サイズ:中型 種別:帆船 耐波:なし
必要工業価値:700 価格:20000 建造エリア:地中海
旋回:50 推進:60 耐久:70 水夫数:50~200 大砲:40 総積載:500

冒険 ★☆☆☆☆☆ 海賊 ★★★☆☆☆ 交易 ★★☆☆☆☆

「こいつで外洋に出ないほうが身のためだぜ」という忠告は聞いておくべき。耐波性がなく、帆船だからと油断していると暴風雨であっという間に沈む。

ごつい見た目だが積載はキャラック以下で、しかも帆船のくせに最小運航に50人も必要なためペイロードは全船舶中もっとも悪い。さらに旋回推進力も堂々の最下位と三拍子揃った完全な産廃
この船を使って世界地図を完成させることができたら
これをメインで使っているイタリアの皆さんは不憫としか言いようがない。この船舶の遅さのせいで、投資もままならずイタリアの国力は落ちていく。
しかし彼らのバス愛は凄まじく、商船隊は何度沈めてもバスに乗ってくる。

だが戦うとなると、デフォルトで150という結構な人数が乗っており、耐久も70と高め。なので半端な戦力で襲うと意外と手ごわく、戦艦並みの手応えがある。
拿捕しても遅いから港までの回航に時間がかかり、そのわりに売っても安いので、全然うまみがない。なんだコイツ……。

一応戦艦として見た場合、最大200人を乗せられる船舶としては非常に安価。
海賊の斬り込み用旗艦として使えばそれなりに攻撃力があり、フランダースやガレオン相手でもわたりあえる。
が、商船隊は全体的に足が早いのが多いので、商船狩りでは簡単に相手に逃げきられてしまう。そもそも開戦することすら困難。

でかくて頑丈なのが取り柄と言われるが、耐波性がないから暴風雨ですぐ沈むし、他の船でも普通にしてれば砲撃で撃沈される場面などほぼないので耐久の高さは重要ではない。完全に見かけ倒しの木偶の坊。

新造に必要な工業価値は700と衝撃的な値である。
なぜか中古船では工業価値400で上3つに並び、下2つに並ぶのに必要な商業価値はたったの280。
(新造と中古品上3つの工業価値が異なるのはバスのみ。新造の工業価値700というのがおそらく設定ミス)
ここから分かるのは、新造したはいいがあまりの使えなさに売り払う人が多いせいで、中古にバスが溢れかえるという、結果的に妙にリアルな設定になってしまっている。
そのため、造船所で欲しい船舶が並ぶのを邪魔したりする。

ガレオン

サイズ:大型 種別:帆船 耐波:あり
必要工業価値:800 価格:60000 建造エリア:イベリア、北欧、イギリス、オランダ、新大陸
旋回:60 推進:65 耐久:80 水夫数:45~200 大砲:70 総積載:800

冒険 ★☆☆☆☆☆ 海賊 ★★★★☆☆ 交易 ★★★★★☆

前作から登場しており多くのNPCも使っている戦艦。前作では重ガレオンもあったが、今作では統一された。

20年後の今作でも、イスパニアではいまだに最新鋭の船であるが、はっきり言って残念な性能。
カタリーナの初期船。オットーも序盤で手に入る。なんでこれが残念船舶?と思う人は多いだろう。
しかし上記のバスの陰に隠れてはいるが、このガレオン級の使えなさもかなりのもの。
バスと比較すると、積載量・砲門数こそ勝っているもののそれ以外は大差ない。しかも値段はバスの3倍で、必要工業価値が異様に高く、投資なしで新造条件を満たしているのはセビリアのみというおまけつき。

完全に乗りこなすには必要な航海レベルもやや高く、さらに要求レベルに達しても結局、下から数えた方が早いほど遅い。
水夫数は200人乗せられるので白兵戦の攻撃力自体は悪くない。が、回り込み能力がかなり低く、船速も遅いのでバスと同じく商船隊には簡単に逃げられる。もちろんガレアスには逆立ちしても勝てない。
値段だけは高く、これを売るとあとちょっとでラ・レアルが買えちゃうという点も不遇さに拍車をかけている。

最小運航は45人と高めで、旋回も最低クラス。間違っても冒険向きではない。
一応、足回りは悪いが積載量が多いので、ある程度航海能力のある船長を乗せれば、近場の交易には使えなくもないというレベル。
しかし、敵NPCが大量に使用しているので、入手が容易という点はメリットと言える。
その高い耐久から経験値も非常に高く(一隻あたり1600)、売却価格も高額。
大量に拿捕して売ればその値段のおかげでかなりの儲けになる。
水夫が150人もいれば一騎打ちも通るし、ラ・レアルやジーベックにとっては格好のカモ。
嘘みたいだろ、「ガレオン」この船、この時代の「主役」なんだぜ。

おそらく、この船舶は最大水夫数の少なさとそれに対しての砲門数の多さから、砲撃戦のみで立ち回る艦種として設定されたのだろうと思われる。
しかし今作ではどうにも砲撃戦の扱いが悪く、一騎打ちや白兵戦の方がはるかに効率が良い。チマチマ砲撃してるうちに間合いをつめられ、結局白兵戦になる。
機動性・耐久・最大水夫数・総積載。すべてガレアスに完全に負けている。なのに価格はたいしてガレアスと変わらないという不遇っぷり。
一応帆船なので暴風雨には強いが、船足の遅さから上陸が遅れ、中型船舶より被害が大きくなりがち。

中古品の下2つで出回るのに必要な商業価値は640。

スループ

サイズ:小型 種別:帆船 耐波:あり
必要工業価値:850 価格:16000 建造エリア:イギリス
旋回:95 推進:85 耐久:50 水夫数:5~60 大砲:40 総積載:250

冒険 ★★★★★★ 海賊 ★★☆☆☆☆ 交易 ★★★★☆☆

大航海時代2きっての長距離マラソンランナー。最小運航5人からくるペイロードの良さは全船舶中ぶっちぎりの一位。
運航5+視認15の設定で57日間も航海できる。これだけあれば歓待で食糧が減っても尽きる心配はほとんどない。
帆船の中では圧倒的なスピードと、逆風でもほとんど速度が変わらない旋回性能は魅力的。
価格もラ・レアルの半額以下。冒険用途だけならラ・レアルより優秀な場面もある。

ただし、冒険専用の船なので戦闘は無理。ペイロードが抜群に良く、航行性能も高いため一応交易にも使えるが、総積載が少ないせいで交易船としての性能は冒険用途ほどではない。
さらに、小型船舶なので低レベルのうちは積荷満載で速度が低下し、本来の能力が出せない。逆風には強いが、風自体が弱いとどうしても速度が落ちる。

外伝では、中型以上の船も積載によって操船難度が上がる仕様に変更されているので、相対的にかなり価値が上がった。
中古品の下2つで出回るのに必要な商業価値は680。

鉄甲船

サイズ:大型 種別:橈漕船 耐波:あり(なし)
必要工業価値:1000 価格:140000 建造エリア:日本
旋回:80 推進:85 耐久:100 水夫数:45~300 大砲:100 総積載:1100

冒険 ★★★★☆☆ 海賊 ★★★★★★ 交易 ★★★★★★

大型船舶の中では断トツの機動力を持つ超高性能艦。
中古で購入すると本来設定できないはずの360人乗員が可能となる(新造は300人まで)。
なので、水夫数をできるだけ増やしたい場合は中古にしたほうが良い。(ガレアス相手に確実に一騎打ちを通したい場合など。ジーベックに比べて運航人数が多めなので、同じ水夫数300人ならジーベックの方が強い)
地味ながら大砲も100門積める(中古船は80)ため、シップほどではないが砲撃戦もこなせる。

航海日数もあって足回りも悪くないが、遠出するには最小運航人数がやや多いので、冒険用途では微妙。
欠点は安宅船と同じく東の果てジパング製であること。さらに隠し船舶なので入手できるまで非常に時間と資金がかかってしまう。その苦労に見合うほど大活躍できるか、と言われると疑問符が残る。
冒険用途に限っては安宅船で十分である。

また、戦闘艦のイメージが強い鉄甲船であるが、その真価をもっとも発揮する場面は交易時である。
むしろ推進旋回力が高く、総積載量も多く、ペイロードも優秀な鉄甲船はまさに理想の商用船といったところ。
ただし、商用にするには入手の時期がかなり遅く、必要投資も高額になる。アルぐらいしか交易に利用する理由が見当たらない。
逆にアルのラストイベント前での資産隠しには最適の船。アフリカ東海岸の金を満載してヨーロッパに持ち帰ろう。

外伝でも、耐波性が削除された以外は特に弱体化した要素もなく、使い勝手も変わらない。

ちなみにこの船の材質は鉄張りということになっていて、新造時に材質を選べず、中古の1.4倍の価格がかかる。(耐久は100で固定。中古は76)
例外として、PC版では普通の船と同様に材質を選ぶことになる。「銅張りの鉄甲船」という意味不明な船になるのはご愛嬌。

フリゲート

サイズ:中型 種別:帆船 耐波:あり
必要工業価値:1000 価格:224000 建造エリア:イギリス、オランダ
旋回:60 推進:85 耐久:80 水夫数:20~300 大砲:70 総積載:650

冒険 ★★★☆☆☆ 海賊 ★★★★★☆ 交易 ★★★★★☆

最少運航が少なくかなりの燃費を誇り、水夫は300人乗れて一騎打ち戦法にも対応できるため汎用性は高い・・・のだが、明らかに手に入るまでの手間と釣り合っていない。

隠し船舶かつ価格が高いせいで数が揃えにくく、転用するにしても改造費が高すぎる。推進力は悪くないが旋回性が良くない(ガレオン並)。多少推進力が落ちても旋回性能が高いほうが風向きに左右されにくいので使い勝手がいい。実際、航海レベルが十分に高い船長だと、フリゲートとガレオンの機動力はほぼ同じ。白兵戦主体なら総積載が多いガレオンの方が長期航海できる分、使い勝手が良かったりする。

一応、運航人数が20人でジーベックよりも5人多く甲板にまわせるために白兵戦に強いのだが、この程度の違いはほとんど影響しないと言っていいレベルだし、最大水夫数300にできて一騎打ち戦法向きというのもジーベックと変わらない。むしろ旋回が低いマイナスが大きい。
さらにその高すぎる値段のせいで、フリゲートを一隻買うならジーベックが4隻以上買えてしまうという、ベルガンティンとまったく同じ欠点を抱えてしまっている。はっきり言って購入する価値はない。

カタリーナ編ではフリゲート艦隊を率いるジョアンが登場する。
共通の敵を追うためカタリーナ艦隊をものすごいスピードで追尾してくるが、これは彼の高い航海レベルと航海術によるもの。
造船所の説明によると「ガレオン並の積載量とカラベル並の機動を持つ高性能艦」とあるがこれは大嘘。むしろ「ガレオン並の機動でジーベック並の積載量しかない低性能艦」。
もしかしたら設定ミスで、旋回と推進を逆にする予定だったのかもしれない。あくまで憶測であるが、それならばもっと使えただろう。

バーグ

サイズ:大型 種別:帆船 耐波:あり
必要工業価値:1000 価格:300000 建造エリア:イギリス
旋回:50 推進:65 耐久:90 水夫数:40~450 大砲:120 総積載:1000

冒険 ★☆☆☆☆☆ 海賊 ★★★★★★ 交易 ★★★★★☆

隠し船舶のくせに使われることが少ない不遇な船舶。
足回りは悪いものの、総積載1000、最大450人で大砲120門の巨大戦艦であり、その戦闘力は決して低くはない。

にも関わらず使ってもらえない理由は、同じ隠し船舶で完全上位互換のシップが存在するため。
スペックだけ見れば単なるシップの劣化版で、完全にお株を取られてしまっている。
しかも建造エリアがシップを作れるオランダのすぐ隣なので、存在意義は限りなく薄い。
せめて機動性ぐらいはどうにかならなかったものか。旋回があと10くらい高ければまだ活躍の場は増えたはず。

一応隠れた利点として、操船難度がシップより低いことが挙げられる。
航海レベルの高い航海士が揃っていなくても積載満載で速度を出しやすく、戦力を揃えなければならない外伝のサルヴァドル編ではお世話になることもありうる。
また、イギリスはオランダより国が沈みやすいので、造船の過程でカツアゲの被害を受けにくい。
職業柄ストーカーの多い人向け。

シップ

サイズ:大型 種別:帆船 耐波:あり
必要工業価値:1000 価格:320000 建造エリア:オランダ
旋回:50 推進:65 耐久:90 水夫数:45~500 大砲:150 総積載:1200

冒険 ★☆☆☆☆☆ 海賊 ★★★★★★ 交易 ★★★★★☆

ザ・最強砲台。こと砲撃戦においては、これ以上強力な戦艦はない。

最大水夫500人・大砲150門という桁外れのスペックは戦艦というより要塞。基本的にキャロネード砲の搭載が前提となるため、砲撃戦が異常に強い。というかまともに砲撃戦をするならこれ一択。
まさに砲撃戦のために存在するような船で、船長の戦闘レベルと砲術技能にもよるが、一度の砲撃で軽く20~30の耐久を吹っ飛ばし、時にはナオ級やキャラック艦を一撃で沈めることも。敵の旗艦に数発ぶち込めば、海賊ですら慌てて逃げに入る威力の高さは見ていて爽快。
しかし、足回りが絶望的に悪く、相当レベルをあげないと回り込みができないため、白兵戦や一騎打ち戦法には不向きである。

冒険をするような船でないことは一目瞭然。
だが、船速自体は致命的なまでの遅さであるが、その圧倒的な積載量とペイロードの優秀さから交易に使える。
地中海の金銀交易用としての運用が一番だろう。
シップで大船団を組んで銀を買い占め、金を満載して売却する。その利益は計り知れないものとなる。
ただし、ガレアスのように海賊に狙われたときに逃げきれない可能性もあるため、護衛艦をつけるべきである。

外伝のサルヴァドルは最終決戦のために、この船舶があると攻略が楽になる。
欠点は鉄甲船と同じく、入手の時期が遅いことと高額な投資。また、船舶自体の価格も非常に高い。
どうせなら金と時間を惜しまずに銅張りの新造艦を揃えたい。10隻揃った時の艦隊情報画面は圧巻の一言。
しかし準備にかかる労力を考えると、使うかどうかは完全に趣味の世界であるが……。

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