吸収 1

俺「ストライクウィッチーズ!」 >>827-896
作者: ID:prX/ki+FO
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827 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/26(日) 00:54:07.26 ID:prX/ki+FO
ペリーヌ「たまには休日に街で買い物をするのも悪くないですわね」

ペリーヌ「新しい花の種も買えたことですし、帰りますか」

ダダダダダッ

俺「危なああぁい!」

ペリイヌ「っ!!」
ドシャーン

俺「えっと・・・大丈夫か?」

ペリイヌ「大丈夫か、じゃないですわっ!!
いきなり人にぶつかっておいて謝罪もないなんて!」

俺「悪かった悪かった、そんなに怒るなよ(あれは・・・)

じゃあ俺は急ぐからじゃあな」タタッ

ペリイヌ「全く何なんですのあの失礼な方は・・・
はぁ折角の花の種が台無しですわ」

829 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/26(日) 00:57:35.59 ID:prX/ki+FO
‐基地‐

ペリーヌ「・・・って事があったのですわ」

宮藤「それは災難でしたねぇ」

リーネ「ケガは無いですか?」

ペリイヌ「ケガはしてないんですが、新しく買った花の種が無くなってしまいましたわ」

エイラ「ドウセツンツンメガネガヨソミシテタンダロ」

ペリイヌ「そっそんなことありませんわ!あれは確実にあちらの責任です」

ハルトマン「気を付けなよー」

バルクホルン「そうだぞ油断は禁物だ」

831 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/26(日) 01:00:44.18 ID:prX/ki+FO
坂本「何だか盛り上がってるな」

ミーナ「えぇ何かあったのかしら?」

坂本「まぁこの話を聞けばさらに賑やかになるだろうがな」

ミーナ「そうね。みなさん聞いてください」

シャーリー「おっ何だ何だ」

ミーナ「今日からこの501部隊に新しいウィッチが来ます」

宮藤「新しいひとですか」

ルッキーニ「どんな人どんな人」ウキウキ

ミーナ「それは・・・実際に見た方が早いわね、どうぞ中に入って」

832 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/26(日) 01:03:36.06 ID:prX/ki+FO
ガチャ
俺「えぇ本日より501統合戦闘航空団に配属されることになった俺です。階級は・・・」

ペリーヌ「!!!あっ貴方は、さっきの失礼男!」

俺「ん?ああさっきの・・・ケガは無かったか?」

バルクホルン「ほう、こいつがさっき言っていた男か」

リーネ「偶然ってあるものなんですね」
坂本「何だペリーヌ知り合いだったのか」

ペリーヌ「ええ先程街でぶつかって・・・」
坂本「何だそんなことがあったのかハッハッハ」

俺「あっそうだこれこれ」ヒョイ

833 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/26(日) 01:07:17.14 ID:prX/ki+FO
パスッ
ペリイヌ「何ですのこれは」

俺「まぁ中を見てみろって」

ペリイヌ「中?・・・っこれは花の種?」

俺「さっきぶつかったときにぶち撒けちゃっただろ、だから今度会ったら返そうと思って買っておいたんだよ。
まぁこんなに早く会えるとは思ってなかったけどな」

ハルトマン「やるじゃん俺」

エイラ「ウレシソウダナツンツンメガネ」

サーニャ「からかっては駄目よエイラ」
ペリーヌ「///こっ・・・これくらい当然ですわ」カァーッ

シャーリー「素直じゃないな」

ルッキーニ「ペリーヌ照れてるぅ」

ペリイヌ「ふんっこんなことをしてもあの種たちは結局・・・」
俺「あぁそれなら全部集めて花屋と一緒に埋めておいたから大丈夫だぞ」

バルクホルン「完璧だな」

834 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/26(日) 01:10:01.14 ID:mPK16ZPIO
ペリーヌさん名前が安定してないな

835 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/26(日) 01:12:41.19 ID:prX/ki+FO
ミーナ「まあまあ、お喋りはそこまでにして自己紹介を済ませちゃいましょ」

俺「では改めて、今日より501統合戦闘航空団に配属されることになった俺です。
階級は小尉で以前は扶桑で活動していました。
固有魔法は相手の攻撃を吸収してそのまま使う魔法です、これからよろしお願いします。」

ミーナ「じゃあ各自で自己紹介をしておいてくださいね」
―――――
―――

ワイワイガヤガヤ

シャーリー「俺はどんなユニットを使ってるんだ?」
バルクホルン「撃墜数は?」
宮藤「納豆好きですか?」

坂本「俺のやつすっかり打ち解けたな」

ミーナ「そうね、まあ一人だけ輪に入らない人がいるけれど」チラッ

ペリーヌ「男性のウィッチなんて認めませんは」ブツブツ

坂本「やれやれ、あいつは本当に」

ミーナ「さて、みなさんもう遅いので明日の訓練に備えて休んでください。解散」

837 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/26(日) 01:14:21.15 ID:prX/ki+FO
俺「ふぅ・・・やっと解放された、賑やかなのは嫌いじゃないけど流石に疲れたな」ヨロヨロ

俺「風呂にでも入るかな・・・っとあれは」
俺「なにやってんだ、こんなところで」

ペリーヌ「!!!あっあなたには関係ありませんわ。
あとその馴れ馴れしい話し方はなんとかなりませんの」

俺「いやぁ敬語とか使うの苦手でさ」

ペリーヌ「苦手とかそういう問題ではありません、そもそもあなたは・・・」

838 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/26(日) 01:16:21.08 ID:v5hxQW3S0
ニヤニヤしすぎてしにそう

840 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/26(日) 01:17:35.73 ID:prX/ki+FO
ルッキーニ「あっ俺とペリーヌだ」

シャーリー「何だ何だ結局仲良さそうにしてるじゃないか」

ペリーヌ「・・・だからこそ常に礼儀を・・・って聞いてます?」

俺「もちろん(よく喋るなぁ・・・んっ?)暗くて見えなかったけど、ここって花がたくさん咲いてるんだな」

ペリーヌ「私が日々大切に手入れをしていますから当然ですわ」

俺「これ全部を一人でか」

ペリーヌ「当たり前ですわ」

俺「そうださっきの種もここに埋めるんだろ?俺も手伝おうか?」

ペリーヌ「結構ですわ。私一人でやりますから、では」クルッ


俺「あらら行っちゃった俺って嫌われてんのか?」

840 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/26(日) 01:17:35.73 ID:prX/ki+FO
ルッキーニ「あっ俺とペリーヌだ」

シャーリー「何だ何だ結局仲良さそうにしてるじゃないか」

ペリーヌ「・・・だからこそ常に礼儀を・・・って聞いてます?」

俺「もちろん(よく喋るなぁ・・・んっ?)暗くて見えなかったけど、ここって花がたくさん咲いてるんだな」

ペリーヌ「私が日々大切に手入れをしていますから当然ですわ」

俺「これ全部を一人でか」

ペリーヌ「当たり前ですわ」

俺「そうださっきの種もここに埋めるんだろ?俺も手伝おうか?」

ペリーヌ「結構ですわ。私一人でやりますから、では」クルッ


俺「あらら行っちゃった俺って嫌われてんのか?」

841 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/26(日) 01:21:44.13 ID:prX/ki+FO
‐次の日‐
ミーナ「では、これよりペイント弾をつかって二人一組での訓練を行います。まずエイラさんとサーニャさん」

エイラ「サーニャガンバロウナ」

サーニャ「うん」

ミーナ「続いてシャーリーさんとルッキーニさん」


ミーナ「バルクホルンさんとハルトマンさん」

ミーナ「宮藤さんとリーネさん」

ペリーヌ「(ということは私と坂本小佐が)」

ミーナ「そして最後にペリーヌさんと・・・」

ペリーヌ「(ついにこの日が来ましたわ)」

842 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/26(日) 01:23:23.89 ID:prX/ki+FO
ミーナ「俺さん!」

ペリーヌ「はい!・・・ってえっ?今何と言いまして」

坂本「何だペリーヌ聞いてなかったのかお前は俺とだ」

ペリーヌ「で・・・では小佐は?」

坂本「今日は俺の力を見たいからな、私は見学だ」

俺「まあそういう事だよろしくな」

ペリーヌ「はぁ・・・とんだ災難ですわ、まぁせいぜい私の足を引っ張らないようにしてくださいませ」

俺「何だ何だ急にやる気が無くなってないか?」

ミーナ「では訓練を始めます。」

一同「了解」

844 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/26(日) 01:27:30.51 ID:prX/ki+FO
ハルトマン「いっくぞー!それっ」ダダダダダッ

シャーリー「このっ」ドドドド

エイラ「マケテタマルカー」ズズズズ

俺「うわっと危ない危ない!」ヒョイヒョイ

ペリーヌ「ちょっとボーッとしないでくださいまし」ダン

―――――
―――

ギャー
ウワー
ズドーン
ババババン

坂本「どう見るミーナ」

ミーナ「そうね、正直いって凄いわ、特別なユニットでも武器でもないのに全ての能力がかなりのレベルよ」

845 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/26(日) 01:30:28.84 ID:prX/ki+FO
坂本「うむ。これはなかなか良い人材を手に入れたみたいだな」

―――――
―――

俺「はぁはぁっ・・・どうやら残ったのは俺達だけのようだな」

ペリーヌ「えっえぇ(何もしていませんわ)」

ハルトマン「なかなかやるじゃないか新人君」

バルクホルン「これならすぐに最前線で活躍できそうだな」

俺「よしっこのまま勝たせてもらうぞ」シュンッ

バルクホルン「ふん私たちに勝つなどまだまだ早い」ダッ

ハルトマン「よーし負けた方はお昼ご飯無しだよ」ダダダ

俺「面白い!あとで泣いても知らないからな」キーン

ペリーヌ「(完全に取り残されてしまいましたわ、
しかし俺小尉の腕はかなりの物ですわね)」

852 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/26(日) 01:38:04.67 ID:E/8RKRaiO
あれ?ペリーヌかわいくね?

853 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/26(日) 01:41:42.13 ID:prX/ki+FO
宮藤「凄いね俺さん」

リーネ「うん、目で追うのがやっとだよ」

ハルトマン「ほらほらどうしたー」ダダダ

俺「うわっ!・・・今のはやばかったな、くそっこれじゃやられちまう」ブーン

ペリーヌ「あら?どうしまして」

俺「ちょっと耳かせ」ヒソヒソ

ペリーヌ「(かっ顔が近いですわ)」ドキドキ

ハルトマン「どうしたどうした作戦会議か?」

ペリーヌ「なっ・・・そんなこと出来るわけ」ヒソヒソ

俺「まぁ俺を信じなって」

バルクホルン「おーいまだか」

俺「よしあんまり待たせるのも悪いし、行くか」ババッ

855 さるってた[] 投稿日:2010/09/26(日) 01:46:00.26 ID:prX/ki+FO
ハルトマン「何を話していたか知らないけど、私たちには勝てないよ」ダダダ

俺「それはどうかな」ヒュン


ペリーヌ「(・・・・)」
――――

俺「俺はこのあとひたすらハルトマン中尉から逃げ回る」

――――

ハルトマン「ほらほらどうした逃げ回るだけじゃ勝てないよ」

――――

俺「そのときに俺は一度もバルクホルン大尉を視界には入れない」

――――

バルクホルン「(私たちが何処にいても視界の隅には入れていたのに・・・
俺のやつ、今は一度も私を見ていない)」

――――

俺「バルクホルン大尉程の人ならその事にはすぐに気がつくだろう、そして」

――――

857 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/26(日) 01:48:39.39 ID:prX/ki+FO
バルクホルン「(奴を仕留めるチャンスは今しかない)」

――――

俺「俺はさっきまで散々暴れていたんだ、きっと今がチャンスと考える」

――――

バルクホルン「(ハルトマン)」チラッ

ハルトマン「(了解)」コクッ

――――

俺「二人は何らかの合図で俺をはさみうちにするだろうからその時を見計らって、狙い打て」

――――

ハルトマン「捕まえた」

バルクホルン「終わりだ俺小尉」

ペリーヌ「いいえ終わりなのはあなた方の方ですわ
(まさかここまで完璧に予測できるとは、)」ダダダ

858 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/26(日) 01:51:42.20 ID:prX/ki+FO
バルクホルン「しまった・・・くっ」ババン

ハルトマン「トゥルーデ」ダッ

――――

俺「おっと、この時に間違ってもバルクホルン大尉を狙うなよ」

ペリーヌ「何故ですの?今までの話だと私は大尉の後にいるはずですけれど」

俺「あぁだからこそだ、今の話の時点で」


犬→ 姉→ 俺→ ←EMT


俺「こうなっているのは解るな?恐らくこの時バルクホルン大尉は自分が当たるのを覚悟で俺を仕留めにくるだろう、
そしてハルトマン中尉はバルクホルン大尉が俺を仕留めることを信じてお前を狙いに行くはずだ、」

ペリーヌ「はっ!!」

俺「そうだ、つまりそこでお前がハルトマン中尉を狙えば・・・」

859 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/26(日) 01:55:41.42 ID:prX/ki+FO
俺「不意を付かれたんだいくらハルトマン中尉でもかわせない、よくて相討ちだ、
後は俺がバルクホルン大尉の攻撃をかわせば俺と大尉の一対一になる、それなら俺はまず負けない、理解したか?」

ペリーヌ「あの、なぜ貴方はそこでハルトマン中尉を狙いませんの?」

俺「考えてもみろ、確実に後ろから来る攻撃をかわすのと、
ハルトマン中尉を正面から一撃で仕止めるのとどっちが難しい?」

ペリーヌ「なるほど確かに、ですわね」

俺「まぁそういことだ頼むぞ」

――――

ペリーヌ「頂きでしてよ」ダダ

ハルトマン「うわっ!えっ私?」ベチャ

860 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/26(日) 01:57:47.00 ID:6kYy1tdm0
いいぞおもしろい

861 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/26(日) 01:59:35.46 ID:prX/ki+FO
ペリーヌ「(結局、私もハルトマン中尉の攻撃に当たってしまいましたが・・・
俺さんが大尉の攻撃をかわせば作戦完了ですわね)」

俺「(よし、ここで上へ・・・って!あそこは)」ブーン

ペリーヌ「(あらっおかしいですわね?何故よけませんのそのままでわ・・・)」

バルクホルン「貰ったあ!!」

クルッ
俺「残念」
ベチャ

ペリーヌ「あぁ折角の作戦が・・・!!(あっあの位置は・・・)」

ミーナ「そこまで。今回の訓練はハルトマン、バルクホルンチームの勝ちです」

ハルトマン「やったー!」

バルクホルン「当然だ」

862 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/26(日) 02:03:14.91 ID:prX/ki+FO
‐食堂‐

ハルトマン「ねぇねぇお腹空いてる?でもあげないよー」キャハハ

俺「畜生、あと少しだったのになぁ・・・」

バルクホルン「私に対して無防備すぎたな」

宮藤「でも俺さんもかなり強かったですよ」

シャーリー「おう、大したものだったぞ」

坂本「ああ、あそこまで出来れば何も問題はない」

俺「いやいやそれほどでも」

ペリーヌ「俺さん、ちょっと良いですか」グイッ

俺「ん何だ?引っ張るなよ」ズズ

866 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/26(日) 02:07:31.29 ID:prX/ki+FO
ペリーヌ「あなた、何故バルクホルン大尉の攻撃をかわさなかったのですか?」
俺「ちょっと訳があってね」

ペリーヌ「それは花壇のことですの?」

俺「何だ気づいてたのか、あのとき大尉と俺の直線上にちょうど昨日花壇があったんだよ」

ペリーヌ「やはり・・・そんなことで何故?」

俺「お前昨日言ってただろ?大切にしてるって」

ペリーヌ「確かにそう言いましたけど・・・貴方にとってはただの花じゃありませんか」

俺「昨日の話を聞いちまったんだ、もう俺にとってもただ花じゃねーよ」

ペリーヌ「どういう意味ですか?」

俺「つまり、あそこあったのは誰かにとって大切な物だったてことさ、
それを知知りながら守らないなんて俺にはできないし、そんなやつに国が守れるはずないだろ?」

867 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/26(日) 02:07:51.72 ID:ViYiIgeU0
んだ?引っ張るなよグズ にみえた・・・
疲れてるらしい・・・

869 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/26(日) 02:11:58.38 ID:prX/ki+FO
ズキューン
ペリーヌ「(そっそこまでの覚悟ですの・・・)」グッ

俺「まぁそんな訳だ、悪かったな負けちまって」

ペリーヌ「いえそれは別に構いませんけど・・・」

俺「けど?」

ペリーヌ「その・・・昨日の花の種、一緒に植えさせてあげもよろしくてよ」

俺「何だ何だ?昨日は結構ですわ、とか言ってなかったか」
ペリーヌ「///きっ昨日は昨日、今日は今日ですわ」

ペリーヌ「まぁその、無理にとは言いませんが」シュン

俺「いや是非植えさせて貰うよ」

ペリーヌ「それなら、このあと3時頃にあの花壇に来てください。では」クルッ

俺「おう、またあとでな」

871 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/26(日) 02:12:13.94 ID:RmlpxK9r0
ペリーヌ…

872 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/26(日) 02:14:40.93 ID:prX/ki+FO
ペリーヌ「(はなの種~♪俺の種~♪)」ランラン

エイラ「ナンダ?ツンツンメガネノヤツヤケニゴキゲンジャナイカ?」

サーニャ「そうねとても嬉しそう」クス

―――――
―――

‐花壇‐

ペリーヌ「遅いっ!(まったく俺さんは何をやっているのかしら!)」イライラ

873 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/26(日) 02:16:07.92 ID:RmlpxK9r0
文章にできる妄想力がすげぇ

874 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/26(日) 02:16:37.04 ID:prX/ki+FO
俺「悪い悪い待たせちまったか」

ペリーヌ「遅いですわ、約束の30分前にくるのは常識じゃなくて?
私なんてその15分前に来ていたと言うのに」

俺「あっあぁ、それは悪かったな(45分前って別れてから30分後くらいじゃないか?)」

ペリーヌ「まぁわかればよろしいんですのよ、さぁ早速種を植えましょう」ウキウキ

俺「(嬉しそうだしまぁいいか)そうだな」

―――――
―――

876 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/26(日) 02:17:37.10 ID:prX/ki+FO
ペリーヌ「ふぅ・・・・だいたい終りましたね、この種の花なら1週間もすれば芽がでるでしょう」

俺「本当か?なら芽が出るところは一緒に見ような」ニコッ

ペリーヌ「///なっなに言っていますの、芽が出るときだけでは意味がありませんのに」

俺「あっそれもそうか、なら明日からだな」

ペリーヌ「ええそうですわ」

俺「じゃあ改めて約束だな」

ペリーヌ「はいっ」

878 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/26(日) 02:21:52.31 ID:prX/ki+FO
‐数日後‐
俺「なかなか出ないな」

ペリーヌ「そんなにすぐには出ませんわ、
まぁあと2、3日もたてば出ますわよ」

俺「ははっそれは楽しみだな」

シャーリー「見ろよあれ、あの訓練以来ずいぶんと仲良くなったよなあいつら」

ルッキーニ「ラブラブだね」

宮藤「からっかっては駄目ですよ」

リーネ「ペリーヌさん楽しそうですよね」クスッ

880 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/26(日) 02:25:58.00 ID:prX/ki+FO
ペリーヌ「さて、こんなところですわね」

俺「ご苦労様っと、じゃあ戻る・・・」
ウウウウウウウウウン

ペリーヌ「ネウロイ!?」

俺「ちっ行くぞ」タン

―――――
―――

ダダダダ
ボンッボンッ
ズドーン

ルッキーニ「うおぅ!何だぁこいつら」
シャーリー「小型機の方、自爆してないか?」

バルクホルン「しかも、その爆発がかなりの威力だ」ダダダ

ハルトマン「うへぇーやりずらいよ」ズドド

881 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/26(日) 02:29:11.39 ID:prX/ki+FO
ミーナ「みんな、子型機に気を付けながらあっちの大型が自爆するまえにコアを破壊してちょうだい」バンバン

宮藤「坂本さん、あっちの本体の方のコアは見つからないんですか」キンッ

坂本「あぁ、さっきからやっているんだが、爆風のせいでなかなか見つからないんだ」シュン

ズドド

俺「くそっ切りがねぇぞ・・・っておいまさか・・・ちょっとまてよ・・・」

ペリーヌ「どうしました」

俺「あいつら爆発するまえに1秒くらい赤く光るよな?」

ペリーヌ「ええ・・・それがどうしました?」ダダダ

俺「ゴクッ・・・あっちのデカイ奴、光ってないか」

エイラ「ソンナワケナイダ・・ッ!!」

リーネ「そんな・・・」

883 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/26(日) 02:36:38.74 ID:prX/ki+FO
シャーリー「嘘だろ、小型機でもこの威力なんだ」

バルクホルン「あんなのが爆発したらこの街ごと吹き飛ぶぞ」

ミーナ「まずいわね、みんな急いでコアを探して」ダダン

坂本「本体のサイズはおよそ小型機の200倍・・・」シュン

ハルトマン「小型機は光ってからだいたい1秒で爆発するから、
あと3分くらいで倒さないと小型機の200倍の爆発がおこっちゃうよ」ババン

ズダダダダダ
ババン
ズドーン


宮藤「駄目だコアが見つからない・・・」ズダダ

ペリーヌ「くっ、あと60秒」バンバン

俺「・・・・・・・・ふっ、ここまでたな」スッ

バルクホルン「どうした俺、まさか諦めたわけじゃ無いだろうな」ダダダ

俺「このままコアを探しても、らちがあかないよ」

坂本「貴様、街をみすてる気か!!」シュン

884 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/26(日) 02:39:45.16 ID:prX/ki+FO
俺「まさか、ただ俺の固有魔法は以前説明しましたよね」

宮藤「確か、相手の攻撃を吸収してそのまま使えるとか・・・!!!」ハッ

ペリーヌ「まさか、あなた・・・」

俺「ああ、その通り今から奴の攻撃を吸収する!」

俺「その後俺は思いっきり上空に向かう、あと30秒もあるんだかなり高く上がれるだろう」

リーネ「でもそんなことしたら俺さんが・・・」

俺「仕方ないさ、俺にはこれしか思い付かなかったんだ、さぁ時間がなくなっちまう」

ペリーヌ「ちょっと待った、あっあなた約束は覚えていますの?」

俺「約束?ああ覚えてるよ、一緒に花を見ようって、だけど俺は嘘つきなんたぜ」

885 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/26(日) 02:42:37.67 ID:MLcjLbXa0
これでフラグ折れた大したものだ

887 さるった[] 投稿日:2010/09/26(日) 02:56:58.57 ID:prX/ki+FO
ペリーヌ「そんなっ・・・グスッ」

俺「ほら、泣くなよ綺麗な顔がだいなしだ、
俺はお前の笑った顔の方が好きなんだよ」

ペリーヌ「でも・・・グスッ・・・あなたが」

俺「よし、ならまた約束だ俺は絶対生きて帰る」

ペリーヌ「ほ・・・本当ですの・・・絶対ですわよ・・・ずっと待ってますから」グスッ

俺「あぁ、ありがとな、ここでの生活楽しかったよ・・・じゃあ元気でな」ヒュン

888 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/26(日) 02:57:59.24 ID:vgBcATwd0
おれぇぇぇぇぇぇぇぇ!!

890 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/26(日) 03:10:54.06 ID:prX/ki+FO
俺「さあて、どでかい花火を打ち上げようや」
シュウウウウウン

俺「よし、行くか」バヒュン

ヒューーーーン

俺「あと20秒・・・」


ミーナ「あと10秒・・・」グス
坂本「9秒・・・くっ」
バルクホルン「8秒・・・」グッ

俺「うおおおおおおおおっ」

892 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/26(日) 03:17:32.12 ID:prX/ki+FO
ハルトマン「・・・7秒」ウッ

シャーリー「6秒・・・」クッ

ルッキーニ「・・・5」ウワアァン

俺「うおおおおおお」

エイラ「4・・・」スンッ

サーニャ「3・・・」ポロポロ

リーネ「・・・2」ウッ

宮藤「・・・1」ウゥッ

俺「はあああああっ!!」

ペリーヌ「俺さあああああぁん!!!」

ドゥオッカアアアアアンンンンン・・・・‥パラパラッ

894 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/26(日) 03:25:12.24 ID:prX/ki+FO
―――――
―――

その後、無事ネウロイを撃退し501統合戦闘航空団は一人の犠牲者も出すことなく平和な街を守り抜いた。今は唯一の行方不明者の捜索が行われている。

―――――
―――

リーネ「咲いたんですかその花」

ペリーヌ「ええ、皮肉にも一つも枯れることなく」

宮藤「あっ私この花見たことあります」

リーネ「綺麗ですね、何て言うお花何ですか?」

ペリーヌ「この花はクローバー、花言葉は『約束』扶桑でよく見られる花ですわ」

895 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/26(日) 03:31:30.62 ID:vgBcATwd0
うわぁぁぁん

896 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/26(日) 03:32:48.95 ID:prX/ki+FO
ペリーヌ「さて、私はこのあと街に新しい花を買いに行ってきますわ」

宮藤「それならわたしも」

ペリーヌ「ごめんなさい、今日は一人で行きたい気分ですの、では」

‐街‐
街人「おいあんた、そんなに急いでたら誰かにぶつかっちまうぞ、
この間も美人の姉ちゃんが吹っ飛ばされてたんだ」

???「なぁ、おっちゃんそいつはそんなに美人だったのか?」

街人「ああ、あれは綺麗というか何というか、育ちのよさを感じたね」

???「そうか、そんな美人に出会えるのか、ならここを走って見るのも悪くはねえな」ダダッ



~おわり~

897 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/26(日) 03:38:18.45 ID:prX/ki+FO
終わりです
最後の???さんは自由に脳内補完しておいてください

保守変わりくらいにはなったかな?
ではおやすみ

898 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/26(日) 03:48:32.53 ID:6kYy1tdm0

よかったぜ

899 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/26(日) 03:52:14.76 ID:iWKVpVGS0
相手の攻撃を吸収ってのがちょっとよくわからん。
結局ネウロイは爆発したの?
それともその爆発のエネルギーを俺が全部吸収したってこと?

900 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/26(日) 04:08:06.57 ID:6kYy1tdm0
>>899
そいつは野暮な質問ってもんだぜ坊主

901 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/26(日) 04:09:45.02 ID:iWKVpVGS0
>>900
すまんすまん、ちょいと気になってな。
SS自体はすごく面白かったよ。次はぜひエーリカルートでお願いします




  • 泣かすんじゃねえょ(/_;) -- M1A (2010-11-18 21:04:31)
  • 俺かっけえ -- 名無しさん (2011-01-19 13:24:32)
  • 生きて……いたんですわね、みたいなの頼む -- 名無しさん (2011-02-07 21:58:38)
  • シンプルに纏まってて良いな、要点はしっかりあるのにさくさく読める -- 名無しさん (2011-02-07 22:01:20)
  • gj -- 名無しさん (2011-02-08 01:48:30)
  • かわいいなあ。なかなかこうは書けないよ -- 名無しさん (2011-02-09 02:04:02)
  • 短いけど良作だよね -- 名無しさん (2011-02-09 02:40:19)
  • 名作劇場的な…なんだかすごく爽やかだ -- 名無しさん (2011-02-09 03:01:15)
  • 1ページに収まる良作ってあるんだな…… -- 名無しさん (2011-02-10 14:58:49)
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最終更新:2013年01月28日 00:53