三角 4
878 三角[sage] 投稿日:2010/10/03(日) 10:03:08.27 ID:DQ7gWueG0
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翌日 ヴェネツィア近海上空
俺「ハルトマンさん‥‥その。」
エーリカ「んー? どうしたの? 」
俺「‥‥いや、なんでもないです‥‥」
エーリカ「そう。」
俺「‥‥。」
エーリカ「‥‥。」
リーネ「? ‥‥あの二人何かあったのかなあ。」
芳佳「さぁ? 私は知らないけど。」
879 三角[sage] 投稿日:2010/10/03(日) 10:06:43.59 ID:DQ7gWueG0
ゲルト「これが大和か。」
シャーリー「でっけぇなー!!」
坂本「みえたぞ。」
ミーナ「ええ。」
ペリーヌ「みえてきましたわ。」
リーネ「芳佳ちゃん。」
芳佳「うん。」
俺「ここが最終決戦の舞台‥‥」
芳佳「あれがネウロイの巣‥‥! 」
ミーナ「そうよ。」
坂本「敵の親玉だ。」
880 三角[sage] 投稿日:2010/10/03(日) 10:09:31.42 ID:DQ7gWueG0
ドォン
乗組員「駆逐艦ニコラス被弾! 」
艦長「総員戦闘配置! 」
ミーナ「始まったわ! 大和がネウロイ化するまでの間、なんとしても護りきるのよ! 」
「「「了解!!」」」
………
……
ミーナ「攻撃が大和に集中しているわ。」
坂本「やつらめ。大和が普通じゃない事に気づいたか。」
882 三角[sage] 投稿日:2010/10/03(日) 10:14:59.60 ID:DQ7gWueG0
エーリカ「ほいほいほい! 」ダダダダ
俺「そらそらぁ!!」ダダダダ
ゲルト「おりゃああああ!!」ダダダダ
エーリカ「ねぇ、全ッ然減らないよぉ! 」
ゲルト「黙って倒せ! 向こうから勲章が飛んでくると思えば良い!!」
エーリカ「そんなんどうでもいいよぉー。」
俺「俺はさっさと片付けてひと眠りしたいぜ! 」
エーリカ「わたしもさっさと寝たいね。」
俺「‥‥奇遇だな! 」
エーリカ「‥‥ヘヘ、そっちこそ! 」
俺「いくぞハルトマンさん!! 遅れるなよ!! 」
エーリカ「そっちこそ!! 」
ゲルト「お前ら黙って戦闘はできないのか! 」
883 三角[sage] 投稿日:2010/10/03(日) 10:19:09.49 ID:DQ7gWueG0
芳佳「くっ‥‥」バシュウ
リーネ「芳佳ちゃん! 」
俺「ちっ‥‥俺は芳佳達の援護に回ってくる! 」
ゲルト「了解した! こっちは任せろ!!」
エーリカ「‥‥ミヤフジ達を頼んだよ! 」
俺「‥‥了解!!」
リーネ「あぁ‥‥! 」
ペリーヌ「囲まれた!!」
芳佳「リーネちゃん! ペリーヌさん! 」
坂本「させるかぁぁぁぁ!!」
俺「任せろおおぉぉぉ!!」ダダダダ
リーネ「俺さん! 」
ペリーヌ「いい援護ですわ! 」
坂本「!! ‥‥剣に魔法力が‥‥」
884 三角[sage] 投稿日:2010/10/03(日) 10:22:36.96 ID:DQ7gWueG0
坂本「‥‥魔法力が‥‥足りない‥‥? 」
ミーナ「少佐‥‥? 」
坂本「だめだ‥‥この魔法力じゃ、真・烈風斬は‥‥」
ミーナ「! 危ない少佐!!」
ピシュン
キィン
坂本「!?」
俺「この‥‥くそがああぁぁぁ」ダダダダ
芳佳「烈風丸が坂本さんを守った? 烈風丸に当たらなかったら直撃だった‥‥。」
俺「はぁはぁ‥‥大丈夫ですか少佐。」
坂本「魔法力が‥‥烈風斬が‥‥」
俺「くっ‥‥足りなかったのか‥‥あれでも‥‥」
885 三角[sage] 投稿日:2010/10/03(日) 10:26:27.18 ID:DQ7gWueG0
ミーナ「魔法力の消耗したものは、各自空母天城に退避して。‥‥! 」
坂本「‥‥もう私は戦えないのか‥‥誰も守れないのか‥‥」
乗組員「大和、ネウロイ化します! 」
艦長「大和、浮上!」
芳佳「大和が‥‥飛んだ!?」
ミーナ「任務完了。全員空母天城に帰還して。‥‥少佐。私たちの任務は成功したのよ。」
坂本「私にとって‥‥生きることは戦いだった。だが‥‥もうシールドを失い、烈風斬も使えない‥‥! 」
俺「坂本さん‥‥」
ミーナ「あなたは十分戦ったのよ。」
886 三角[sage] 投稿日:2010/10/03(日) 10:29:50.92 ID:DQ7gWueG0
芳佳「すごい‥‥あれがネウロイ化した大和の力‥‥」
艦長「つっこめえ! 」
ゴォン!!
ミーナ「きゃあ! 」
坂本「ぐっ! 」
俺「すごい衝撃波だ‥‥! 」
艦長「主砲斉射! 我々の勝ちだ‥‥! 」
887 三角[sage] 投稿日:2010/10/03(日) 10:32:25.40 ID:DQ7gWueG0
ミーナ「どうして撃たないの‥‥? 」
俺「‥‥? 」
坂本「まさか!?」
乗組員「艦長!! 火器管制システムが起動しません! 」
艦長「なんだと!?」
乗組員「魔導ダイナモが停止しています! だめです、主砲撃てません!!」
艦長「くぅぅ‥‥!! なんてザマだ!! 」
乗組員「艦長‥‥! 」
艦長「もはや‥‥これまでか‥‥」
艦長「みんな、よく闘ってくれた。しかし、大和の魔導ダイナモが起動せず、主砲が撃てない。
作戦は、失敗した。」
888 三角[sage] 投稿日:2010/10/03(日) 10:36:19.46 ID:DQ7gWueG0
ペリーヌ「失敗!?」
リーネ「そんな! 負けちゃうの‥‥?」
ゲルト「馬鹿な‥‥!」
シャーリー「まじかよ‥‥!!」
ルッキーニ「ぅぅううわああん!!」
芳佳「坂本さん‥‥!」
艦長「全鑑、十六点回頭! 戦線を離脱する! 」
坂本「まだだ! まだ終わっていない!! 」
ミーナ「!? 」
坂本「まだ終わっていない。この戦いも、そして、私もだ! 」
ミーナ「美緒! 」
坂本「私が大和に乗り込み、魔法力で魔導ダイナモを再起動させる!! 」
ミーナ「ダメよ美緒!! 」
俺「いくら俺が回復させたからって、それは無茶です! 坂本さん!!」
芳佳「坂本さん!! 無理です、坂本さんにはもう魔法力が!」
889 三角[sage] 投稿日:2010/10/03(日) 10:41:09.28 ID:qUjbEFz8O
今回の投下はここまで
まるまる11話でした
890 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/03(日) 10:50:02.38 ID:G0APcKOx0
アニメの話に、俺が自然に混ざってるな
891 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/03(日) 10:51:27.27 ID:0Rx5TcK7O
三角のスペック設定を
892 三角設定
その3[] 投稿日:2010/10/03(日) 11:00:13.08 ID:DQ7gWueG0
俺 年齢 15歳
所属 扶桑皇国海軍預かり 連合軍第501統合戦闘航空団所属
身長 160cm 誕生日 9月11日
階級 少佐 使い魔 柴犬「龍」
通称「風」 パーソナルマーク 黒いスペードのマークと赤眼の龍
ユニット 航空:剣改「翔花」
・特殊機として開発中の「藤花」を全面改修し、戦闘機として実戦投入できるようにしたもの。
・ほぼ試作機なのでオーバースペック気味。長所は「短所がないところ」。
固有魔法「魔法色別」「???」
・ウィッチの魔法力を色で感知できる。
この色は感情と直結しており、その色である程度なら感情を読むことが可能。
・???
撃墜数 201機(公式)+300機(非公式)
・普段から性格に統一性がなく、ストライカーを履いたり興奮することによって強気になる。
・固有魔法により戦闘におけるウィッチとのコンビネーションがうまい。
・基本的に年上に対しては中途半端な敬語を使い、年下や仲の良い者にはタメ口を使う。
・階級制度をイマイチよく理解していない。
・各地の飛行隊を点々としていた。その際、対ネウロイの状況を有利に運んでいる。
・料理が好き。でも食べるほうがもっと好き。煙草の煙が苦手。
・車にだけめっぽう弱く、すぐに気分を害する。
・三角形のペンダントをいつも付けている。小さい頃に親から譲り受けたもの。
・茶っぽい髪色。茶っぽい瞳。
・実は宮藤芳佳の曾孫であり、"俺"の曾祖父とは同一人物。
・いつのまにか過去の扶桑にいた。扶桑海軍将校に見つかり引き取られる。
・現代におけるゲームなどで鍛えた立ち回りで、戦果をあげている。
・"芳佳と結ばれる事"を使命だと思い行動していた。
8 三角 こっから最終話[sage] 投稿日:2010/10/03(日) 17:02:36.38 ID:DQ7gWueG0
前スレ>>888から
坂本「フッ‥‥知っていたか宮藤。そうだ、もはや私には飛ぶだけの魔法力しか無い。」
ミーナ「わかってるならやめなさい! 」
坂本「ミーナ‥‥」
ミーナ「戻りなさい、少佐。」
坂本「私が行かねば、誰が大和を動かせるんだ。」
ミーナ「‥‥。」
俺「俺が‥‥。」
坂本「無理をするな。あの魔法、ただの回復ではないのだろう。」
俺「‥‥。」
10 三角[sage] 投稿日:2010/10/03(日) 17:05:37.80 ID:DQ7gWueG0
坂本「皮肉なものだ。まともに戦えなかった私だけが、ただ一人魔法力を残すことになったのだから。」
ミーナ「少佐‥‥。」
坂本「ミーナ。私は嬉しいんだ。こんな私にもまだできることが残ってる。
501に居ることができる。12人の仲間でいられる。」
ミーナ「美緒‥‥。」
ペリーヌ「少佐‥‥。」
ミーナ「お願い‥‥必ず、必ず帰ってきて! ‥‥これは命令よ。」
坂本「‥‥了解した! 」
11 三角[sage] 投稿日:2010/10/03(日) 17:09:28.33 ID:DQ7gWueG0
ペリーヌ「少佐ぁ! 」
芳佳「坂本さんだめです! ‥‥っ! 」ダッ
リーネ「芳佳ちゃん! どこいくの!? 」
芳佳「‥‥まって! ‥‥あっ! 」ズサァ
リーネ「芳佳ちゃん!! 」
芳佳「リーネちゃん離して!! 」
リーネ「だめだよ!! 芳佳ちゃんだってさっきの戦闘で魔法力を使い切ったでしょ!? 」
芳佳「でも、坂本さんが!! 」
ゲルト「無理だ、諦めろ宮藤。」
シャーリー「どっちにしても‥‥もう、間に合わない。」
芳佳「でも‥‥でもぉ。」
リーネ「芳佳ちゃん‥‥」
坂本「スマンな宮藤。結局、私は戦場でしか生きられない武士(もののふ)なのだ。
それ以外の生き方は、私にはない。」
坂本「紫電改! 大和まででいい! 私を連れてってくれー!!」
14 三角[sage] 投稿日:2010/10/03(日) 17:12:32.92 ID:DQ7gWueG0
………
……
…
ズドォン!!
オオォォォ...
俺「大和の主砲か‥‥。」
サーニャ「ネウロイの反応‥‥消滅。」
芳佳「坂本さんは!? 」
乗組員「あの爆発では‥‥たとえ大和といえど。」
ミーナ「‥‥美緒。」
エーリカ「‥‥あ! 」
乗組員「レーダーに反応あり! 大和です!! 」
芳佳「坂本さん!! 」
15 三角[sage] 投稿日:2010/10/03(日) 17:15:51.53 ID:DQ7gWueG0
ゲルト「やったぞ! 」
エイラ「大和が無事なら少佐も無事だナ。」
ペリーヌ「っ‥‥!!」
シャーリー「やったな、少佐! 」
ルッキーニ「勝ったーーー!! 」
芳佳「よかった‥‥。」
俺「‥‥いや、あれは‥‥」
ミーナ「! ‥‥おかしいわ。ネウロイ化が解けてない。」
芳佳「え!? 」
艦長「なぜだ‥‥ネウロイ化はとっくに解けているはずだぞ! 」
サーニャ「ネウロイの反応が復活! 」
ゲルト「なんだって!? 」
16 三角[sage] 投稿日:2010/10/03(日) 17:20:46.15 ID:DQ7gWueG0
芳佳「なにあれ!? 」
ミーナ「そんな、まさか! 」
艦長「なんという巨大なコアだ! 」
俺「最後のボスがビッグコアとはな‥‥出来すぎじゃねえの? 」
ビシュウン ドォン!
エーリカ「戦艦が一撃だ! 」
ミーナ「なんて破壊力なの‥‥! 」
芳佳「あ! あれは!? 」
坂本「‥‥。」
芳佳「坂本さん!! 」
ペリーヌ「少佐!! 」
17 三角[sage] 投稿日:2010/10/03(日) 17:23:28.89 ID:DQ7gWueG0
艦長「少佐を救えー!」
ドォン キィン
エーリカ「シールドだ! 」
ゲルト「ネウロイが、シールドを張った!! 」
シャーリー「嘘だろ‥‥? 」
ミーナ「あのシールド‥‥」
俺「俺達と同じ‥‥」
芳佳「扶桑のシールド!! 」
ミーナ「間違いないわ! ネウロイは、少佐の魔法力を利用しているのよ!! 」
俺「あれじゃあ戦艦の攻撃どころか、俺達の攻撃も‥‥。」
芳佳「そんな‥‥! ‥‥真・烈風斬‥‥! 」
エイラ「こんなんじゃ全滅しちまうゾ! 」
サーニャ「私たちにできることは‥‥」
ミーナ「何も無いわ。魔法力を使いきって、もう飛べない私たちには。‥‥! 」
18 三角[sage] 投稿日:2010/10/03(日) 17:26:09.10 ID:DQ7gWueG0
俺「‥‥皆聞いてくれ!!」
エーリカ「? 」
俺「今から皆の魔法力を回復させる。坂本少佐をみんなで援護してくれ。」
芳佳「!! それはだめです! 」
ゲルト「なにを‥‥そんなことできるわけないだろ! 」
ミーナ「俺さんの固有魔法よ。それで回復できるわ。」
エイラ「そうなのカ!! でかしたゾ俺! 」
サーニャ「それならまた飛べる‥‥! 」
シャーリー「よっしゃ、早速やってくれ! 」
芳佳「やめてください俺さん! 坂本さん一人の時でもあんなに‥‥! 」
俺「芳佳‥‥でも今はこれしか坂本さんを助ける手段がないんだ。理解してくれ。」
芳佳「‥‥! ‥‥わかりました。」
19 三角[sage] 投稿日:2010/10/03(日) 17:30:16.03 ID:DQ7gWueG0
キィィィィン
リーネ「すごい‥‥さっき限界まで使ったのに‥‥」
ペリーヌ「これなら少佐の援護に向かえますわ! 」
ゲルト「よし、いくぞ! 」
シャーリー「絶対少佐を助けるぞ! 」
ルッキーニ「いっくぞおおおおお!!」
ミーナ「絶対助けましょう! 誰一人、欠けさせません! 私たちは12人でストライクウィッチーズよ!! 」
「「「了解!! 」」」
20 三角[sage] 投稿日:2010/10/03(日) 17:33:52.03 ID:DQ7gWueG0
俺「いったか。ぐっ!! ‥‥はぁはぁ。さすがに‥‥あの人数はきつい‥‥。」
エーリカ「俺‥‥」
俺「ハルトマンさん‥‥まだ行ってなかったか。」
エーリカ「‥‥俺の能力はただ魔法力を回復させるだけじゃないんでしょ? 」
俺「‥‥ああ、そうだ。これが俺の力。"魔法力を分ける"能力だ。」
エーリカ「分けるって‥‥それじゃああんな人数に配った俺の魔法力はもう限界なんじゃ! 」
俺「ハハ‥‥さすがハルトマンさん話が早い。まあまだひとっ飛びするぐらいの魔法力は‥‥あるさ。」
エーリカ「ばかっ‥‥! それじゃあ‥‥誰がミヤフジを守るんだ!!」
俺「‥‥! 」
21 三角[sage] 投稿日:2010/10/03(日) 17:37:23.77 ID:DQ7gWueG0
エーリカ「あんたが守りたっかったのはミヤフジだろ!?」
俺「それは違う! 」
エーリカ「‥‥え? 」
俺「俺が守りたいものはこの世界だ! 未来だ! だけど一番守りたいものは‥‥"ストライクウィッチーズ"なんだ!!」
エーリカ「‥‥! 」
俺「芳佳も、ハルトマンさんも、皆を守りたいんだ! 」
俺「俺はこの部隊にこれて本当によかったと思ってる。飯もうまいし、風呂も広いし、皆かわいいし。
芳佳にも、ハルトマンさんにも会えた。だから、俺はこの部隊でずっと戦っていたかった! 」
エーリカ「‥‥」
俺「でも"その時"はきた。‥‥言ったろ? 俺は未来から来た。つまりこのあとどうなるかも知ってるんだ。」
エーリカ「‥‥! ど、どうなるの? 」
俺「‥‥。それは、」
最終更新:2013年01月28日 13:54