デコイ 3
165 デコイウィッチ[] 投稿日:2010/10/10(日) 12:34:37.66 ID:G16D5eEm0
前スレ>>948から
――――――別の日
ウウゥゥゥゥーー
芳佳「この警報は・・・」
リーネ「ネウロイ!」
――――
ミーナ「みなさん、ネウロイが出現しました!大型機一機に、小型機が多数」
坂本「全機、出撃する!」
『了解!』
166 デコイウィッチ[] 投稿日:2010/10/10(日) 12:37:10.89 ID:G16D5eEm0
――――――
ブウゥゥゥン
キュイイィィィィィィン・・・
ミーナ「ネウロイ発見!」
ペリーヌ「コアは!?」
ゲルト「・・・奴の、上部だ。露出している」
リーネ「え?」
シャーリー「なんかあやしいな・・・」
ルッキ「そういえば中佐、小型が多数って言ってたけど、どこ?」
ミーナ「・・・サーニャさん、反応は?」
エイラ「サーニャ、どうだ?」
サーニャ「・・・!大型機の周囲に反応あり!」
芳佳「え?!」
167 デコイウィッチ[] 投稿日:2010/10/10(日) 12:39:45.31 ID:G16D5eEm0
ゲルト「どういうことだ?」
エーリカ「ますます怪しいなぁ~」
俺「・・・」
ミーナ「・・・リーネさん、大型ネウロイのコアを狙撃してください」
リーネ「了解です!」カチャッ
ズギュゥゥゥン
キュイイィィィィィン・・・ バラッ
ビュシィィィン
リーネ「あれ、弾かれた!?」
芳佳「なに!?あの黒い壁!」
ミーナ「!」
169 デコイウィッチ[] 投稿日:2010/10/10(日) 12:43:47.81 ID:G16D5eEm0
ペリーヌ「周囲の装甲が・・・」
坂本「剥がれた!?」
ゲルト「周囲に小型のネウロイを纏っていたのか!」
エーリカ「リーネの弾が弾かれるって、結構な堅さじゃん・・・」
シャーリー「しかも、あの壁が移動するのか」
ルッキ「うー、やな感じ・・・」
サーニャ「・・・正方形のネウロイが、それぞれのコアを隠すように9体セットになって守っているようです。
小型機の数は、9×20で180体」
エイラ「でも、攻撃してこないゾ・・・」
俺「確かに。・・・守るだけってわけではありませんよね?」
エイラ「そうだったらありがたいけどナー」
170 デコイウィッチ[] 投稿日:2010/10/10(日) 12:48:39.31 ID:G16D5eEm0
キュイィィィィン・・・ ギュイィィィィィン!
坂本「・・・!みんな、気をつけろ!大型ネウロイが攻撃態勢に入った!」
ミーナ「宮藤さん!少佐を守りなさい!」
芳佳「りょうk・・・!?」
キュイイィィィィン・・・
エーリカ「宮藤を取り囲んだ!?」
リーネ「芳佳ちゃん!?えいっ!」
ズキュウゥゥゥゥン ビュシィィィン バラッ
ゲルト「弾けたか!脱出しろ、宮藤!」
芳佳「くっ!また囲みに来てる!?」ガガガガガガガガガ
坂本「来るぞ!宮藤、避けろぉ!」
171 デコイウィッチ[] 投稿日:2010/10/10(日) 12:52:21.15 ID:G16D5eEm0
キュイイィィィィィン・・・ ビュイイィィィィィン!
芳佳「きゃぁっ!」
サーニャ「芳佳ちゃん!」
俺「これは・・・」
エイラ「強烈なビームだナ・・・」
シャーリー「もしあれがまともに当たったら・・・」
ルッキ「うじゅ~、考えたくもない~」
俺「壁で移動を阻みつつ、ビームで攻撃ですか・・・」
ペリーヌ「厄介ですわね」
172 デコイウィッチ[] 投稿日:2010/10/10(日) 12:57:15.42 ID:G16D5eEm0
リーネ「でも、コアは見えているんですよね?だったら、ネウロイの上空へ移動してから一斉掃射すれば・・・」
ミーナ「その作戦が最良かしらね・・・」
坂本「攻撃能力を持っているネウロイは、一機のみだからな」
シャーリー「こいつさえやっちまえば、なんてことはないわけか!」
ミーナ「総員!ネウロイの壁を避けつつ、上空へ移動します!」
『了解』
―――――――――――――
ビュイィィィィン
ガガガガガガガガ ズキュウゥゥゥゥン ガガガガガガガガガガ
ビシュゥゥン ズキュゥゥゥンズキュゥゥゥウン ビシッ
キュイイィィィィィン・・・ ビュイイィィィィィン!!
芳佳「きゃあ!」バシュウゥゥゥゥゥン
エーリカ「宮藤!」
173 デコイウィッチ[] 投稿日:2010/10/10(日) 13:01:49.57 ID:G16D5eEm0
ゲルト「平気か!?」
芳佳「は、はい・・・」
ミーナ「攻撃のペースが早くなってきている・・・」
坂本「射出口からこちらが近い分、狙いを付けやすくなったといったところか!」
リーネ「うう・・・」
ミーナ「リーネさん、あなたのせいではありません。・・・私もこうすべきと思ったわ」
シャーリー「そう対処されるだろうってネウロイに読まれた上でこの構造なんだろうな」
ルッキ「うじゅ~・・・それにしても、堅すぎぃ~」
サーニャ「ルッキーニちゃんのシールドでも、ハルトマン中尉の固有魔法でもコアまで届かないなんて・・・」
エイラ「烈風斬まで、ことごとく壁に邪魔されちまうナ・・・」
174 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/10(日) 13:06:42.57 ID:G16D5eEm0
俺「・・・ミーナ中佐!」
ミーナ「俺さん、どうしたの!?」
俺「自分の能力で、ネウロイのコアまで届かせます!」
坂本「可能なのか?」
俺「はい。魔力を強く込めて打ち出した分身は操作できるので壁を避けつつ攻撃が可能です。
ただ、魔力の消費が激しいのと、ネウロイにダメージを与えるくらいの魔力を練るのには数秒の時間がかかるのと、
発動している間は視点を移すのでシールドも移動もできません。ですが、これなら確実に届きます!」
エーリカ「へぇ~、そんなことまでできるんだ」
ゲルト「デメリットがはっきりしているな」
シャーリー「でも、有効な策がこれくらいしか残ってないな」
ミーナ「了解しました!では、宮藤さんは俺さんを守り、
リーネさんとトゥルーデとエイラさんは俺さんの周りの壁を除去、私とサーニャさんは分身の移動を指示!
他の隊員は、分身の援護をします!」
『了解!』
254 デコイウィッチ[] 投稿日:2010/10/10(日) 19:12:45.82 ID:G16D5eEm0
>>174から
――――――
俺「・・・」フオオォォォォン
キュイィィィィン・・・ ビュイイィィィィン
芳佳「・・・ふんっ!」バシュゥゥゥゥン
俺「・・・ミーナ中佐!準備、完了です!」
ミーナ「了解しました!発射しなさい!」
俺「・・・行け!!」フオン!
キュイィィィィィン・・・
ズキュゥゥゥゥン
リーネ「絶対に、二人には近づけさせません!」
ゲルト「宮藤よ、前は頼んだぞ!」ガガガガガガガ
芳佳「はい!」
エイラ「安心しろヨ、お前ら。私がいれば、絶対に邪魔なんてさせないからナ」
俺「・・・」
255 デコイウィッチ[] 投稿日:2010/10/10(日) 19:19:40.46 ID:G16D5eEm0
サーニャ「俺さん、左前方から壁が2セット近づいています」
ミーナ「上へ回避を!・・・次は左右から近づいています!」
バシュゥゥゥゥゥン
ルッキ「邪魔するなー!」
シャーリー「ナイスだ!ルッキーニ!」ガガガガガガガガ
ルッキ「あてっ」ベシッ
シャーリー(顔面から壁にぶつかった・・・)
256 デコイウィッチ[] 投稿日:2010/10/10(日) 19:28:01.83 ID:G16D5eEm0
サーニャ「次、3セットが前方に連なっています」
俺「・・・」
エーリカ「任せて!シュトゥルム!!」ズギャァァァァン
エーリカ「・・・くっ!かったいねぇ!貫けないよ!」
キュイィィィィィン・・・
エーリカ「よしよし、こっちにおいで~!」
サーニャ「残りの壁は後方から迫っています」
ペリーヌ「行かせませんわ!トネール!!」バヂバヂバヂィッ
257 デコイウィッチ[] 投稿日:2010/10/10(日) 19:33:26.48 ID:G16D5eEm0
ルッキ「いけー!俺ー!」
エーリカ「もう少しだよ~!」
キュイィィィィィン・・・ ギュイィィィィン!
坂本「・・・!まずい、大型ネウロイが攻撃態勢に入ったぞ!」
シャーリー「俺!いっけぇぇぇぇぇ!!」
俺「・・・届け!」
ドシュゥンッ
・・・
258 デコイウィッチ[人いねえなぁ] 投稿日:2010/10/10(日) 19:41:06.92 ID:G16D5eEm0
バキィィィィィィィィン
サーニャ「・・・大型ネウロイの反応、消滅しました」
エイラ「おお!」
ペリーヌ「やりましたわ!」
シャーリー「ぃよっし!」
ルッキ「ぃやったー!!」
俺「・・・ふぅ」
坂本「俺、よくやったな」
芳佳「俺さん・・・!」
259 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/10(日) 19:43:58.53 ID:R/c0lOss0
いるよ、安心しろ
260 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/10(日) 19:45:04.97 ID:KH16bwyK0
しえん
小説が書けるお前らがうらやましい
261 デコイウィッチ[] 投稿日:2010/10/10(日) 19:47:27.83 ID:G16D5eEm0
ゲルト「よし、あとはこいつらを片付けるだけか」
エーリカ「こっちのほうが骨が折れそうな気がするねぇ~・・・」
リーネ「でも、このままにはしておけませんよね」
キュイィィィィィン・・・
ミーナ「?・・・みんな、気を抜かないで!壁役のネウロイの様子がおかしいわ!」
バラッ キュイィィィィィィン・・・ ギョロッ
ミーナ「壁の状態から分解した全機が、コアを俺さんに向けています・・・」
俺「・・・非常に、嫌な予感がします」
262 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/10(日) 19:48:13.20 ID:tGWZThqi0
>>260
まず自分の妄想をそのまま書き下ろしてみようぜ
264 デコイウィッチ[] 投稿日:2010/10/10(日) 19:51:21.23 ID:G16D5eEm0
エイラ「・・・!?マズイ!」ガガガッ
サーニャ「エイラ!?」
ガガガッ ビキッ
ドゴオオォォォォォン!
シャーリー「うおっ!?」
ルッキ「シャーリー!」
ゲルト「これは・・・」
エーリカ「自爆体勢に入ったの!?」
坂本「なんだと!」
ミーナ「宮藤さん!シールドはそのままに!」
芳佳「はいっ!!」
ミーナ「総員、固まって!なんとしても、ネウロイを俺さんに近づけてはいけません!」
『了解!』
265 デコイウィッチ[] 投稿日:2010/10/10(日) 19:56:28.60 ID:G16D5eEm0
――――――
ガガッ ドォォォン ガガガッ ドゴンドゴォォォォォン
ガガガッ ドゴォォォォォン
俺「ぐっ」
芳佳「俺さん!?」
俺「平気ですよ、宮藤軍曹・・・!?」
ドゴォォォン
芳佳「きゃぁっ!」バシュゥゥゥゥゥン
ゲルト「しまった、また打ち漏らしたか!?」
エーリカ「くっそ~、なんでこんなに機敏なの!?」ガガガガガガガガ ドゴォンドゴォン
シャーリー「壁役としてわざと当たることができるんだから、その逆も得意ってことなんだろ!」ガガガガ ドゴォン
ルッキ「うじゅ~、気分わる~い」
266 デコイウィッチ[] 投稿日:2010/10/10(日) 20:02:02.42 ID:G16D5eEm0
サーニャ「残り数、14」
ペリーヌ「随分削りましたけれど・・・」
エイラ「弾も魔力も限界に近づいてるゾ・・・」
ミーナ「くっ・・・」
芳佳「うぅ・・・」(きつい・・・)
俺「・・・」(目標は、あくまでも自分のみ・・・)
芳佳「俺・・・さん?」
俺「宮藤軍曹、離れて!」バッ
芳佳「え、ええっ!?」
リーネ「俺さん!?」
坂本「待て、私たちから離れるな!」
ミーナ「俺さん、何をする気!?」
267 デコイウィッチ[] 投稿日:2010/10/10(日) 20:07:22.65 ID:G16D5eEm0
ブゥゥゥゥゥゥン
俺「来い!ネウロイ共!」フオンフオンフオンフオンフオン
ルッキ「あっ・・・!」
ゲルト「俺が6人・・・?!」
エーリカ「自爆対象を誤認させる気!?」
キュイィィィィン ドゴンドゴン
サーニャ「残り敵数、9!」
ドゴンッ
シャーリー「まだ無事か!?」
268 デコイウィッチ[] 投稿日:2010/10/10(日) 20:15:31.04 ID:G16D5eEm0
ドゴンッドゴンッ
ミーナ「残り、2体!」
ペリーヌ「あれで、5人分に当たりましたわ!」
坂本「まだ無事か!」
リーネ「俺さん!新しく、分身を作ってください!」
俺(あと2体・・・なら!)フオン
芳佳「俺さん!?」
ルッキ「真後ろに出した!」
キュイィィィィン ドゴォンッドゴォンッ
ビシュゥゥンッ
ゲルト「・・・シールド?」
エーリカ「おお!」
シャーリー「なるほどねぇ」
270 デコイウィッチ[] 投稿日:2010/10/10(日) 20:21:30.35 ID:G16D5eEm0
俺「・・・はぁ、はぁ」
ブウゥゥゥン
芳佳「俺さあぁぁぁん!!」ガシッ
俺「うおあっ」
芳佳「触れる・・・ホンモノだ・・・。良かったぁ・・・」
ミーナ「はぁ、全く・・・」(扶桑のウィッチって、無茶なことをする人ばっかりなのねぇ・・・)
―――――――ロマーニャ基地・俺の自室
俺「zzz・・・」
コンコン
芳佳「俺さ~ん?」
271 デコイウィッチ[] 投稿日:2010/10/10(日) 20:26:29.20 ID:G16D5eEm0
俺「zzz・・・」
芳佳「・・・入りますよ~?」
俺「zzz・・・」
ガチャ
芳佳「・・・あっ」(寝てたんだ・・・)
芳佳「・・・」(俺さん・・・みんな、びっくりしてましたよ、あんな大胆なことをするなんて、って。
ミーナ中佐も、「無茶しないように言ってあげて」って、言ってましたよ。
・・・でも、俺さんは、私のシールドが弱まってるのを感じたから、あんなことをしたんですよね?
俺さんって・・・本当、優しい人・・・
・・・心配したんですからね。もし俺さんが自爆に巻き込まれたらって思うと・・・
・・・俺さんに、何かあったらって思うと・・・なんだか、胸が、苦しくなって・・・)
俺「zzz・・・」
芳佳「・・・俺さん、起きてください!」
俺「ん・・・?」パチッ
273 デコイウィッチ[] 投稿日:2010/10/10(日) 20:29:24.98 ID:G16D5eEm0
芳佳「夕食の時間です!」
俺「宮藤軍曹・・・了解しました・・・」
芳佳「はやく来てくださいね!」
俺「了解です・・・」ムニャ
芳佳「・・・」(俺さんって・・・突然現れたんですよね。
あの時、私たちの危機を救うために。
・・・俺さん、消えるときまで突然だったら・・・許しませんからね。
分身みたいに、消えちゃったら・・・嫌ですからね?)バタン
俺「・・・」
いつからだろう、ことあるごとに私が宮藤軍曹のことを目で追うようになったのは。
鬼ごっこのときからだった気がする。あれ以来、彼女が食事当番のときは、私は必ずおかわりをするようになったり、
何か話すたびに、これ以上ないほど嬉しくなったり・・・
・・・宮藤、さん・・
274 デコイウィッチ[] 投稿日:2010/10/10(日) 20:30:22.45 ID:G16D5eEm0
今日はここまで
最終更新:2013年01月28日 14:25