メガネ 2

俺「ストライクウィッチーズ!」 >>748-815
作者: ID:0PwRywzv0
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748 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 20:46:42.91 ID:0PwRywzv0
saikidousitemiru
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その日の夜、俺はいろいろなことを話し、聞いた。
気づいたらこの世界にいたこと、最近の記憶がないこと。
ネウロイとの戦いのこと、ウィッチのこと、隊員のこと。
それから、クロステルマン中尉が席をはずしているうちに彼女の故郷―ガリアと家族のことを聞いた。


俺「ここが俺の部屋…ベッドしかない」

ボフッ

俺「…貴族のお嬢様が給料と休日を全部故郷の復興のために使ってるのか」

俺「家族はいなくても大事な故郷、か」

俺「明日休暇って言ってたしガリアに行くのかな。クロステルマン中尉」

749 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 21:04:47.68 ID:0PwRywzv0
シャットダウンで直った!お手数おかけしましたありがとうございました

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俺「クロステルマン中尉!」

ペリーヌ「あら、俺さん。おはようございます」

俺「今日は休暇だよね。ご予定は?」

ペリーヌ「…貴方に言う必要はありませんわ」

俺「もしガリアに行くなら、俺も行こうかと思うんだけど」

ペリーヌ「!!…、誰にそんなこと…まあ、復興に協力してくださるならありがたいですけど」

俺「決まりだね」

750 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 21:06:24.94 ID:0PwRywzv0
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男「おーい、あっちの木材持ってきてくれー!」

俺「はい!って重ッ!!」

男2「オイオイそれくらいで音を上げるなよー!」ハッハッハ

俺「ぐ…何とか…持てた…けど」

男・男2「がんばれ眼鏡少年ー!」ハッハッハ

俺「まかせ…ろーい…」

751 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 21:08:58.32 ID:0PwRywzv0
少女「ペリーヌお姉ちゃんのお友達たいへんそうだよ」

ペリーヌ「友達ではありませんのよ(ニコッ) 全く殿方のくせに情けない…」

少年「でもお兄ちゃんあきらめないでがんばってるよ!」

少女「がんばれーおにいちゃーん!!」

少年「お兄ちゃんかっこいい―!!」

少女2「ほら、お姉ちゃんも!応援!」

ペリーヌ「え、わ、私は…」

753 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 21:11:20.45 ID:0PwRywzv0
俺「う…ぐ…」

ペリーヌ「……」

ペリーヌ「ガ、ガンバレー」ボソッ

少年「声が小さい!そんなんじゃ全然伝わらないよ!」

ペリーヌ「お、応援してますわよ~…」

少女「もっとはっきり!愛情込めて!」

ペリーヌ「あ、愛…?」

ペリーヌ「…」

ペリーヌ「……が、が…」

少女2「お前の本気を見せてm ペリーヌ「せ、精々ガリアのために働きなさい!!」

しーん

ペリーヌ「…あ、あれ?」


少女2「」

754 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 21:13:16.24 ID:0PwRywzv0
男(おっとこりゃあ…)

少年(やっちゃったなぁ)

少女(おもてたんとちがうぅ!)

男2(俺も言われてぇ)


少女2「」

755 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 21:15:35.00 ID:0PwRywzv0
俺「…」

ペリーヌ「あ、い、今のは」

俺「頑張るよー!」

ペリーヌ「悪気があったわけでは…え?」

俺「よーしペリーヌが応援してくれたから頑張れるぞー!」

ペリーヌ「…そ、それでいいのです!もっと働きなさい!!」


男(あの兄ちゃんどういう神経してんだ)

少女(あのあんちゃんマゾなん!?)


俺(まぁ彼女なりの応援だよね…多分)

少女2「」

756 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 21:17:31.81 ID:0PwRywzv0
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ペリーヌ「では、今日は後で会議があるのでこれで失礼します」

俺(1日中休暇、ってわけでもないのか)

少年「お姉ちゃん、お兄ちゃん、ありがとう!」

ペリーヌ「当然のことですわ。私はガリアはパ・ド・カレーの貴族の子女、ですから」

男「あんた体力はからっきしだが根性は認めるよ!気が向いたらまた来てくれると助かる」

俺「気が向いたら、ね」ゼーハー

少女2「仲良くしろよ、お二人さん。痴話喧嘩ほど見ててつまらねぇものもねぇ」

俺「…ご忠告痛み入るね」

少女2「ハッ、いいさ」

俺(何この子)

757 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 21:20:00.60 ID:0PwRywzv0

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飛行機 機内

俺「うああぁぁぁ疲れたぁぁ」

ペリーヌ「ま、まああなたなりによくやったほうだと思いますわよ」

俺「…」じー

ペリーヌ「なんですのその目は」

俺「まさか褒められるとは思わなかった」

ペリーヌ「わ、私は人の努力はそれなりに評価するだけです!」

俺「うん、ありがとうね」

ペリーヌ(くぅ~、やりづらい…)

ペリーヌ「…あ、あと私のことはペリーヌとy」

パイロット「クロステルマン中尉!基地から連絡が入りました!」

パイロット「ネウロイ発生です!」

758 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 21:28:40.58 ID:0PwRywzv0
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ドーン

         バシュウッ

坂本「強さは大したことないものの数が多いな…」

エイラ「長引きそうダナ」

ミーナ「2,3人ずつ交代で基地に戻って!少しでも魔法力の回復を!」

シャーリー「ルッキーニ、大丈夫か?」

ルッキーニ「だいじょぶくない~…」

リーネ「わ、私も…一旦もどります」

760 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 21:30:32.02 ID:0PwRywzv0
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ペリーヌ「…」

俺「クロステルマン中尉」

ペリーヌ「…」

俺「中尉!」

ペリーヌ「何ですの!!」

俺「ストライカーは基地にあるんだ。焦っても仕方ない」

ペリーヌ「私はウィッチなんです!ネウロイからみんなを守る…ウィッチなんです!!」

ペリーヌ「なのに…なにもできずに座っているだけなんて…」

俺「中尉、冷静にs」

ペリーヌ「貴方に何がわかりますの!?」ビリビリ

762 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 21:45:37.28 ID:+zhbLBcG0
ビリビリ+ツンデレ= ┐
.┌────────┘
.↓

763 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 21:49:32.01 ID:8oi8ciKp0
御坂みこtゲフンゲフン

764 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/25(土) 21:59:24.86 ID:RZG+uklD0
ペリ犬さんはあんだけ性格悪くないけどな

765 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 22:08:29.70 ID:0PwRywzv0
俺の胸ぐらをつかむペリーヌ

俺(…?)

ペリーヌ「他の世界かなにか知りませんけれど何も知らないで…」

俺(……)

ペリーヌ「……」


ペリーヌ「…私だってわかっています。こんな時こそ冷静でなければいけない」

ペリーヌ「でも、私は…!」

俺「うん…ごめん。俺も無神経だったよ」

ペリーヌ「あなたは無駄に謝りすぎです…」

ペリーヌ「何も悪くないのだから…どうか堂々としていてください」

俺「…うん」

766 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 22:10:55.98 ID:0PwRywzv0
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バルクホルン「くそっ、ペリーヌはまだか!?」

ミーナ「そろそろ着くはずだけど…」

サーニャ「来ました!!ペリーヌさんの乗った飛行機です!」

エーリカ「おそいよー!!」

坂本「休憩を挟んでいるとはいえみんな魔法力も少ないぞ…ペリーヌが来ても油断はできん」

宮藤「ペリーヌさんだけじゃありまっせん!俺さんもいます!!」

シャーリー「そうだけど戦力に数えていいものか…」

宮藤「俺さんは初めてでストライカーを乗りこなしシールドもはれました!」

ミーナ「…そうね、彼にその意思があれば後方支援で協力してもらいましょう。」

エーリカ「勝手なことするとまたお偉いさんと揉めちゃうよー」ニッシッシ

ミーナ「望むところよ」

767 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 22:16:54.66 ID:0PwRywzv0
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ハンガー

ペリーヌ「リーネさん!エイラさん!サーニャさん!」

エイラ「やっとキタカ!!」

ペリーヌ「状況は!?」

リーネ「何人かずつ交代で戦っていますがそれでも敵が多くて…」

サーニャ「…敵の数は少なくなったけど大きいのが1機出てきた」

ペリーヌ「とにかく出撃しますわ!」ゴォォォォォ

サーニャ「それから、俺さん」

俺「何かな」

サーニャ「強制はしませんがあなたにも出てほしい、とのことです」

768 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 22:17:45.32 ID:0PwRywzv0
俺「うん。出るよ」

リーネ「即決!?」

俺「強がりなお嬢様が心配だからね」

サーニャ(実力がわからない分あなたの方が心配なんだけど)

エイラ「じゃあこれモッテケ」

俺「…銃?」

エイラ「手ぶらで行くわけにもいかないダロ。軽くて扱いやすいやつダ。戦闘中に邪魔なら海に捨ててもイイ」

俺「ありがとう。行ってくる!」ゴォォォォォ


リーネ「俺さん大丈夫かなぁ…」

少女2「男と女がそろえば神様とやらが手助けしてくれるさ。愛、ってやつなのかな…」

少女2「いや、忘れてくれ。神だの愛だの…どうやらあいつらの若さってもんに触れちまったらしい」

サーニャ(なんなのこの子…)

770 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 22:29:23.59 ID:0PwRywzv0
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俺「中尉!」

ペリーヌ「な、あなた何故…」

俺「違う世界って言っても、僕たちは同じ人間なんだ。さっきガリアで思ったよ」

俺「まさか止めたりしないよね?」

ペリーヌ「御冗談を!存分に戦ってもらいますわ!」

俺(それはそれでなんだかなぁ)

ペリーヌ「先に行きますわよ!」ゴォォォォ


俺「わー速ーい…」

771 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 22:31:40.52 ID:0PwRywzv0
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エーリカ「だいぶ数が減ってきたね!」

バルクホルン「ペリーヌの分はないかもな」

ダダダダダダ

直後、銃声が響き的確に数機のネウロイを打ち抜く。
露出したコアへの追撃も正確だ。

ペリーヌ「私のいない間に終わらせようとはいただけませんわね」

宮藤「ペリーヌさん!」

シャーリー「遅かったじゃねーか、中尉殿」

ペリーヌ「レディの支度には時間がかかるものなんですわよ」

772 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 22:34:01.58 ID:0PwRywzv0
俺「やっと追い付いた…。」

坂本「俺!?来たのか」

ミーナ「俺さん…。戦えるの?」

俺「じゃなきゃ来ないさ」

ミーナ「…結構」

ペリーヌ「私と彼で前に出ますわ!一気に片を付けます!」

ルッキーニ「ホントに大丈夫~?」

ペリーヌ「大丈夫、ですわよね?」

俺「断れない空気を作るのがうまいね君は」

余裕そうに会話をしながらも攻撃と回避を繰り返す。
が、俺の攻撃は一発も命中しない。

773 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 22:36:23.49 ID:BNy1x5GG0
少女2ww

774 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 22:39:26.19 ID:0PwRywzv0
ペリーヌ「大丈夫、ですわよね…?」

俺「多分ね。その証拠に、」ポン

言葉の区切りとともにペリーヌの肩に手をかける俺。

ペリーヌ「な、何ですのこんな時に!?敵が…」

俺「……!!」バリバリ

ペリーヌ「う、うそ…これって」

俺の体になにかが蓄積されていく。

それの色はペリーヌと同じ、青。

それの性質はペリーヌと同じ、電気。

そしてペリーヌと同じ言葉を叫ぶ。

俺『トネェェール!!』

体から放出された電気あらゆる方向に飛んでいき、
やがて矢のように正確にネウロイ達に突き刺さる。

775 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 22:40:07.66 ID:AfXTs6+zQ
さるよけ

少女2の父親になりたいようでなりたくない
可愛いげがないよぅ

776 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 22:42:28.14 ID:0PwRywzv0
坂本「これは…?」

俺「触った相手の魔法が使える、ってことだと思うよ。」

ペリーヌ「あ、あなた固有魔法が使えるんですの?」

俺「さっき気づいたんだ。飛行機で掴まれたときにね」

俺「あの瞬間、わずかにビリビリした感じとシールドを張るときと似たような感覚を感じた」

俺「君が雷を出すのは昨日見ていたから、そのビリビリでもしやと思った。で、試してみたら」

ペリーヌ「ビンゴ、というわけですか。めちゃくちゃな…」

俺「君のおかげさ。触った相手の魔法力に影響はないみたいだから隙を見て誰かに触って力を借りるよ」

ペリーヌ「…」ボソッ

俺「え?」

ペリーヌ「わ、私と同時にトネールを使えば、小さい雑魚はいっそうできるのではと…」

ペリーヌ「だ、だから、あの、いっ、しょにいきましょう…?」

777 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 22:44:54.52 ID:0PwRywzv0
俺「…うん。行こう」

俺「みんなはなれてて。どのくらいまでが射程圏内かわからないから」

バルクホルン「ぶっつけで大丈夫なのか?」

俺「むしろ君たちは休んでていいくらいさ。ここからは俺とペリーヌの独壇場だ」

ペリーヌ「よくもまぁ恥ずかしいセリフをつらつらと」

俺「君のお誘いも相当恥ずかしかったよ」

ペリーヌ「おしゃべりはここまでです。防御と回避だけでは勝てませんわ」

俺「はいはい」

781 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 23:14:42.77 ID:0PwRywzv0
俺が右手を差し出し、ペリーヌが左手で握る。
かたく繋いだ二人の手を中心として電気が発生。一瞬で今までで一番大きな電気に成長した。

俺「準備はいい?」

ペリーヌ「愚問ですわね」


俺・ペリーヌ『 ト ネ ー ル !!』

782 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 23:18:56.60 ID:0PwRywzv0
エーリカ「うあー、小さいの全部倒しちゃったよ…」

坂本「射程も威力もペリーヌ一人の数倍だな」

ミーナ「本当に独壇場になりそうね…」


俺「驚いたな」

ペリーヌ「いつもと同じ魔法力の消費量であんな…」

俺「単純な足し算じゃないみたいだね。俺たちは」

ペリーヌ(髪もいつも以上にひどいことに…)ボサボサ

ペリーヌ(ああっ坂本少佐あまりこちらを見ないでぇぇぇ)

俺「ペリーヌ?」

ペリーヌ「はあっはい!?あ、後はあの大きいのだけですわね」

ペリーヌ「とりあえず私一人で何とかしてみますわ!!」

俺「え、ちょ、待って!中尉!(あの人髪の毛すげぇ!)」

783 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 23:20:55.74 ID:G1UH4q4E0
俺最強だなwww

784 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 23:25:08.49 ID:0PwRywzv0
>>782下から4行目
俺「中尉?」 だったやっちまった

ペリーヌ「堅い…そのうえ回復も早くてこの武器ではとても…」

俺「クロステルマン中尉。諦めて使っちゃおうよ。どうせこれいじょうボサボサにはならないって」

ペリーヌ「……」

俺「ねえ中 ペリーヌ「わかりましたわ!!やりましょうさあ早く!(もう早く終わらせたい…)」


俺・ペリーヌ『トネール!!』

先ほどと同じ体勢から放たれた電撃はあらゆる方向から形を定めず大型ネウロイに襲いかかる。

俺「やったか!?」

785 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/25(土) 23:26:22.87 ID:uc4hGqsB0
ふらぐ

787 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[猿の間隔わからん] 投稿日:2010/09/25(土) 23:30:16.11 ID:0PwRywzv0
が、ネウロイに傷はない。
その理由は一目瞭然。


宮藤「あれは…」

ルッキーニ「赤いシールド!?なんで!?」

シャーリー「しかも全方位シールド…だと…?」

坂本「サーニャの歌をまねたように…ウィッチの形をまねたように…シールドまで…」

788 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 23:37:24.94 ID:0PwRywzv0
俺「いやいや嘘でしょ…流石にないってこれは」

俺の前にシールドがはられる。が、俺がはったシールドではない。

ペリーヌ「ぼさっとしないで!敵は待ってくれませんわ!」

ネウロイの攻撃を防ぎながらの叱責。その表情に余裕はない。

ペリーヌ「くっ…攻撃も強い…」

ペリーヌ「はやく手伝ってくださらない!?」

俺「あ、ああ」

ペリーヌのシールドに俺のシールドを重ねる。
数秒の後、ようやく敵の攻撃が途切れる。

俺「二人分のシールドでやっとか」

791 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 23:43:59.40 ID:0PwRywzv0
俺「…勝てる、かな」

ペリーヌ「…はい?」

俺「あのシールドを破れる、かな…」

ペリーヌ「な、何を弱気になっていますの!?」

ペリーヌ「破れるに決まっています!勝てるに決まっています!!」

ペリーヌ「ウィッチは…501小隊は…」

ペリーヌ「私たちは、最強なんです!!」

俺(……)

俺「…っふ、ははっ…」

ペリーヌ「…?」

俺「こんなことで弱気になるなんてどうかしてるよね」

ペリーヌ「! そ、そうですわ!!」

俺「俺たちは最強、だもんね」

ペリーヌ「その通りです!!」

795 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 23:49:36.07 ID:0PwRywzv0
ネウロイが再び攻撃を仕掛けるが、同時に張られた2枚のシールドに阻まれる。
攻撃がやむと同時、俺とペリーヌは背中を合わせ敵を見据える。
そしてネウロイ側の手でネウロイに人差し指を突き付け、
反対の手でガッチリとお互いの手を握る。

ペリーヌ「私たちを敵に回したこと、後悔なさい!」

俺「気の毒だけど、俺たちに勝てるとは思わないことだね」

ペリーヌ「私たちが二人揃えば!」

俺「それすなわち、最強ってね」

ペリーヌ「さぁ」


         「        しろ!!
俺・ペリーヌ      覚悟   
                  なさい!!   」

797 保守[] 投稿日:2010/09/25(土) 23:51:46.80 ID:44dEDGS80
ペリ犬ってこんなにヒロイン属性あったっけwwwwwwwwwwwwかっけえwwwwwwwwww

799 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 23:53:33.98 ID:0PwRywzv0
ネウロイに向けた手を開き、真上に高く突き上げる。
二本の手からは今までよりも大きな電気が大きな音を立てて天に昇る。


エイラ「な、何だアレ…」

リーネ「空が曇ってきた…」

サーニャ「夜みたい…」

ミーナ「あなたたち、もう大丈夫なの?」

サーニャ「はい」

坂本「せっかく来てくれたところ悪いが、出番はなさそうだ」


バルクホルン「信じられん…」

エーリカ「すっげーー!なにあれー!!」

ルッキーニ「びりびりー!!」

シャーリー「ルッキーニ、へそ隠しておけよ?」

宮藤「ペリーヌさん…俺さん…」

801 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 23:57:22.89 ID:BNy1x5GG0
やっぱりペリ犬活躍シーンは新鮮だなぁ!

>>793

いや俺が提案したのは>>704なんだ・・・
>>734の下二行は>>733へのレスだと思う

802 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 23:59:33.97 ID:0PwRywzv0
空に上がった電撃は、やがて雲の下に、視認できる高さまでゆっくりと降りてくる。
その形は、

ペリーヌ「レイピア…?」

青く、巨大なレイピア。

俺とペリーヌの頭上から前方のネウロイに剣先を向け、
高速で射出される。

ネウロイは目の前の脅威に赤いシールドを展開させることで対応。
瞬時にネウロイ全体を赤が覆う。


俺「いけえぇぇぇぇぇ!!」


ペリーヌ『 ト ネ ー ル  !』

俺『 ジ ャ ッ ジ メ ン ト !!』

803 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/26(日) 00:04:22.96 ID:0PwRywzv0
膨大な電気の塊である青いレイピアは、気づいた時にはネウロイのシールドにぶつかっていた。
ネウロイのシールドにヒビが入るまで時間はかからなかった。
シールドを破ったレイピアはそのままコアごとネウロイを突き刺す。

立ち込めていた暗雲が消え、太陽の光にさらされるのは
ネウロイが消滅した証である光の粒とわずかに残る青い電気。


シャーリー「スゲェー…」

エイラ「アレがダブルメガネの力カヨ…」

ミーナ「お、俺さん!?」

坂本「どこへ行く!?俺!」


ペリーヌ「大丈夫です!私が付いていきますわ」

坂本「お前もあれだけ魔法力をつかったんだ。無茶はするなよ、ペリーヌ」

ペリーヌ「…はい!もちろんですわ!!」

805 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/26(日) 00:05:32.69 ID:ClBb5q1GP
宮藤「魔力がなくなったときはもう駄目かと思いましたよ」

806 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/26(日) 00:09:15.97 ID:U6AEvtME0
俺「ここか…」

俺「俺のスタート地点…」

ペリーヌ「ここがあなたが寝ていたという崖、ですの?」

俺「中尉…。うん、崖とも言えるし草原、とも言えるね。緑豊かだ」ゴロン

俺「寝心地ちいいなぁ。君もどう?クロステルマン中尉」

ペリーヌ「ペリーヌでけっこうですわ、俺(下の名前)さん」

俺「了解、ペリーヌ」

809 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/26(日) 00:15:36.68 ID:U6AEvtME0
俺「まだここにきて二日目なのか…。信じられないな」

ペリーヌ「私もこの二日間で感情が大きく変化しましたわ」

俺「どんなふうに?」

ペリーヌ「それはまあ、昨日はいけすかなかった俺(下のry)さんのことも今では…」

俺「今では?なに?」

ペリーヌ「…やっぱりいけすかないままですわね」

俺「手厳しいね」

810 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/26(日) 00:20:33.67 ID:U6AEvtME0
ペリーヌ「…俺(下ry)さんはこれからどうするおつもりで?」

俺「うん、昨日は帰る方法を探す方向で考えてたんだけどね」

俺「俺でも誰かを助けることができるみたいだし、しばらくはここにいるよ」

ペリーヌ「ご家族の方は?心配なさってるのでは?」

俺「死んだよ。去年」

俺「俺たちの世界ではよくあることなんだ。交通事故」

俺「今は親の遺産とバイト代で一人暮らしさ」

ペリーヌ「そう…ですの」

俺「そんなわけで、心配はない」

俺「君の言うとおり、しばらくはガリアのためにはたらくよ」

ペリーヌ「あ、アレは…その」

ペリーヌ「…ごめんなさい。あんな言い方をしてしまって…」

俺「気にしてないよ」

814 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/26(日) 00:26:15.39 ID:U6AEvtME0
俺「ペリーヌ」

ペリーヌ「はい?」

俺「これからもよろしくね」

ペリーヌ「なんですの、それ」フフッ

俺「さあ。なんでもないんじゃない?」

ペリーヌ「顔が真っ赤!」フフフフ

ペリーヌ「……」

ペリーヌ「よろしく、お願いしますわ」

ペリーヌ「俺さん」

この場所は俺のスタート地点。
すべての始まりの場所。
これからこの世界での生活がはじまっていく。
でも、不思議なことに不安はないよ。
ペリーヌ、君のおかげでね。

815 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/26(日) 00:31:15.27 ID:U6AEvtME0
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄
少女2「奴が飛行機で感じたというビリビリ…本当に魔法のせいだったのか怪しいもんだな」

サーニャ「ううん、魔法よ」

サーニャ「この世で一番強くて優しい、そんな魔法」

少女2「ハハッ、なるほど。ちげぇねぇ」

エイラ「サーニャ!?ダレダソイツ!?」
                      ~END~
816 保守[] 投稿日:2010/09/26(日) 00:33:12.34 ID:mJm44Jcr0
おつ!

817 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/26(日) 00:33:37.61 ID:+HjHcVqE0
乙。

818 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/26(日) 00:35:23.35 ID:U6AEvtME0
やっと終わった…
猿さん2回くらってビビりながらやってたら日付変わってた
正直ペリーヌの魅力が発揮できたか微妙なので
他の人のペリーヌルートをwktkしながら待ってます。
あと今日は俺の地域最終回だ!

819 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/26(日) 00:36:08.07 ID:prX/ki+FO
乙!

820 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/26(日) 00:37:43.78 ID:xVMwV0sL0

821 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/26(日) 00:41:42.55 ID:rJPypIQn0

822 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/26(日) 00:45:03.94 ID:6kYy1tdm0

824 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/26(日) 00:48:56.39 ID:mPK16ZPIO
少女2とはなんだったのか



  • ダブルメガネ -- 名無しさん (2011-01-19 13:15:32)
  • 少女2が濃すぎてうけるw -- 名無しさん (2011-02-09 10:05:35)
  • 少女2なんだったんだw -- 名無しさん (2011-02-09 15:23:02)
  • いい話だな 。 少女2はどこから出てきたんだよwww -- 名無しさん (2011-02-09 19:34:39)
  • 不動genみたいな少女だなww -- 名無しさん (2012-06-25 21:28:00)
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最終更新:2013年01月28日 13:43