真の天眼を持つ者



賽臥隆恭(さいが りゅうすけ)

  • 登場作品:2008,探偵局,AMC1,AMC2,流神A,2008,新生2
  • 種族:人間(能力者)
  • 職業:鳴神学園高校 一年F組
  • 年齢/誕生日:15歳/10月10日
  • 身体:173cm・55kg ♂
  • 能力:万物の正邪を見分ける眼「天眼」
  • 関連人物:神ヶ崎翔,富樫美波,日暮太郎《仲間》,犬丸薙《犬猿の仲》,倉持千夏《妹分》,久多良唯桜《幼馴染》柴田浩次,中雅臣《友人》,椛島由宇作,義李玲人《敵対》
  • 関連用語:オカルト同好会,都市伝説探偵局《所属》,天眼《所有》

概要

 『探偵局』主人公。
 オーソドックスな恐怖からズッコケな笑い話まで幅広く扱う現代の「都市伝説」に挑む作品の主人公なだけあり、本人の性格もシニカルで無気力な現代っ子。
 性格的に今までの作品と一線を画した印象を与えた一方で強烈な宿命も背負うなど、なかなかに王道な主人公といえる。

 中学を卒業し、とりあえずは名門と名高い「鳴神学園」に入学。両親はニューヨークへ海外出張のため日本から離れ、現在は懇意にしている久多良家に居候する身となっている。
 ついでに入学する前から変な男(神ヶ崎翔)が、変な部活「オカルト同好会」に入るよう迫ってきたがとりあえず無視してきた。
 が、彼はこんな特異な状態に置かれても、特に何もする気になれなかった。のんべんだらりと日常を送る――まさに「アパシー」な状態だったのである。

 しかし彼、賽臥は都市伝説関係でなんだかんだあったこともあり、件のオカルト同好会に入部することになる。
 (経緯に対しては数パターンあるが、ここでは割愛する。)

 当初はいい加減な態度にあちらから怒りを露にしてきた現会長富樫美波や、いい加減な性格にこちらから業を煮やしてきた前会長神ヶ崎翔とのわたがまりもすっきりと打ち解け、晴れて同好会の2007年度入部者になるのだった。
 予感はあった。同好会の真の姿である「都市伝説探偵局」を知ってからは尚更である。彼が同好会会員に共通する法則に漏れず、持っていた力は紫の邪気眼右眼「天眼」。詳細は該当の項目で記述するが、簡潔に述べれば「嘘発見器」である。

 彼は幼少の頃からこの能力と折り合いを付け、適当に暮らしていたのだが、その日々は唐突に終わりを告げる。
 きっかけは天眼を持つ予言者「椛島由宇作」に告げられた死の宣告。それを乗り切ったものの、今度は天眼の副作用で椛島が息絶えたことを知り、同時に天眼を持つものの宿命を知る。

 天眼を持つ者は運命すらも捻じ曲げる強大な力を有するが、同時に天はこのような力を世に存在させることを許さない。曰く――、天眼の持ち主は、真の力が解放される18歳になった瞬間、死亡する。
 時は椛島が18歳の享年を終えた二〇〇七年六月七日―― 。天眼を狙う者に追われつつも、彼を守る仲間達に支えられ、運命から逃れるべく彼の本当の学園生活が始まる。さぁ、残り時間は二年四ヶ月。

 と、仰々しく述べたものの、彼は今時どこにでもいる普通の高校生そのもの。口調も皮肉っぽく投げやりで、年上相手でもその態度を崩すことはない。人付き合いもあんまり良くなく、わりと事なかれ主義、誠実とは言い難い性格をしている。
 ただ、そっけない反面で意外とノリ易く、物事にのめりこむ側面も持っている。心を許した相手には途端に態度を軟化させ、年相応の子供っぽい面も見せる。生意気だけどどこか憎めない後輩のような人物と言えるだろう。また、部活の付き合いを除いても、人並みに友達はいる方である。

 その一方で敵と味方の境界分けはしっかりしているようで、敵相手には一気に口が悪くなる。
 意外と熱くなりやすく、挑発に乗りやすいがそんなところも先輩たちには微笑ましいところとみられているようだ。 

 オカルト同好会の仲間からは期待のルーキーとして激励を受けつつ、主に富樫部長から日々パシリに行かされる生活を送っている。[普段突っ張っている分、ヘタレた時のギャップが大きく、その辺は可愛いかもしれない。]
 彼が辛い宿命を感じさせない明るい学園生活を送っていることは確かである。先輩達の遠慮のない態度も彼がこれから辿る運命を感じさせないためかもしれない。

 交友関係では「柴田浩次」&「中雅臣」の迷コンビや「高井戸惣」先生などがいるが、近しい彼らとの会話ですらもっぱらツッコミ役に回っている。
 身の回りでさえこうなのだから奇人変人揃いの鳴神で彼に呆れられる人材は豊富かもしれない。頻出する彼の独白の中でも周囲にまともな人間がいないことを嘆いているシーンは多い。なんだかんだ言って賽臥個人は常識人なのかもしれない。

 敬語はできないようで年上には「センパイ」や「~さん」付け、「~っす」「~すよね」と言った偽敬語こそ使うが、口調はすっごく普通である。が、流神Aでは何気に突っ込みどころのある事を言ってたりもする。

 また、どっかのラノベの主人公のごとく、恋愛フラグを結構頻繁に立てているのも特徴かも知れない。
 一例として、幼馴染の「久多良唯桜」、慕ってくれるご近所さんの倉持千夏、先輩の富樫会長[と、ジンさん]。果てはシンババまで多種多様である。一方で、スルー能力も高いため、結構硬派な主人公ぶりを保っているかもしれない。
 休日は家でゆっくり過ごすことを好むタイプだが、いわゆるオタク文化には興味が薄いようであり、そのような質問に対して珍回答で返す一幕もあった。

 外見的な特徴は茶髪に、右眼が紫の天眼、左眼が茶のオッドアイであること。ただし、普段は右眼にカラーコンタクトをすることによって色を誤魔化しつつ、能力を抑えている。髪も右側にかかった印象である。鬼太郎。
 また、かのシンババに見初められるだけあって容姿では人並み以上と思われる。

探偵局

 全話に登場。
 主人公として全ての事件に関わり、生まれ持った右の眼で見つめていく。


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AMC1

 「オカルト同好会」ルート、「山本さんと飴玉婆さん」ルートに登場。

 本作においては同じ学校に籍を置く大学生ということもあって「財部美穂」と接点を持ち、独自の人脈も豊富な「神ヶ崎翔」らにお鉢が回ることが多く、まだ一年生ということもあって先輩の講釈を聞く聞き役としての立ち回りが多い。

 「オカルト同好会」ルート。


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 「山本さんと飴玉婆さん」ルート。
 本編の時間軸である1995年から十二年の時を跨ぎ、他の先輩部員ともども結末のひとつにゲスト出演である。
 この場合は十二年越しでも半ば健在な「飴玉ばあさん」の噂をしているのだが、一方では経年によって噂は変化するということを一同は話のやり取りから教えてくれる。すなわち「飴玉ばあさん」から変化(代替わり)したという「飴玉おじさん」について他のオカルト同好会の面々と談義するという展開が存在するのだ。
 とはいえ、直前までのやり取りを知っているプレイヤーにとってはこの噂の真偽は問うまでもない問題だろう。

AMC2

 「探偵局編」に登場。
 今回は主役を先輩たちに取られた外伝形式(過去編)のため、彼の視点でゲームが進行するのはオープニングのみである。
 幼馴染にマズイ料理を振舞われつつ、変わらない日常を送っているようだ。
 なお、前作で探偵局メンバーとして関わる事件の全てを経験している。
 今後の作品がそれらを正史として踏まえたものになって進行していく可能性は高い。


流神A

 オープニングおよび「アパシーサイド」に登場。


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2008

 6話「小夜子さん」に登場。
 語り部のひとり「山本繁」が小夜子さんの話について展開させようとする流れを断ち切り、おそらくは七人目の語り部として新聞部部室に現れる。名こそ出ないが、特徴的な右目を眼帯で隠しての衝撃の登場である。
 同じく語り部のひとり「真行寺葵」とはすでに知遇を得てでもいるのか、他人に手厳しい彼女としては珍しいことに笑みによってその場に迎えられ、賽臥もその言葉に笑みだけをもって返すのだった。

 そして、物語はいっそう混迷を深めていくことになるのだろう。今は続巻制作再開の報を期待したい。

新生2

 「赤い靴下」に登場。
 今回の立ち絵は『流神A』のもの。
 時代設定が「現代」とされている『極』の設定を引き継いでいるため今回の主人公と共演できた。

 都市伝説探偵局の一員らしく、医療系都市伝説の闇鍋である「黒百合総合病院」に入院患者として潜入調査していた。そこで病院の裏側を何も知らないまま即日入院させられていた坂上くんを発見、このままでは命はないと判断して当初の予定を変更。
 彼を信頼のおける居候先の久多良家へと連れ帰った。しかし、そこで待ち受ける料理を前に坂上くんを暗澹とさせたところでこの結末は幕引きとなる……。


今後の展望

 彼が主人公を張る『探偵局』シリーズは絵師の交代に伴って2010年度以降に始動することが予告されているため、しばらくはお休みである。
 しかし、探偵局に関する伏線はかなり張られているし、さして嘆くこともないだろう。今まで絵師を担当してきた「尚親」さんの降板が痛いと言う声もあるが、商業作品というのは大きなアドバンテージではないだろうか?
 彼が数々の都市伝説を解決に導き、天眼の謎を解いて運命に打ち勝つのを見るのはすべてが終わった時のこと――そう考えるも一興。



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最終更新:2021年12月19日 17:37