ルビコン3に数多く存在してた入植者の一人。
しかし現地勢力同士の争いに巻き込まれ、企業へ強化人間手術を始めとして様々な技術の実験台として売られてしまった少女。
元は使い捨ての実験体として、容赦ない改造を施されることになる。
少女の姿をしているがほぼすべてが人工物に入れ替えられており、人外れた身体能力を始めとして総合的な戦闘能力は高い。
後に当時最新であった第四世代強化人間としてロールアウトしたが、身体面を始めとして強化しすぎたために精神に異常をきたし、結果高性能ながらも非常に扱いづらい存在となる。
その為長らく冷凍封印されていたが、ルビコン3における様々な情勢の結果、彼女に興味を抱いたある人物によって解放されることになる。
外見そのものは生前の容姿を基本とした白髪赤目の18歳前後の外見年齢を有する。
自分は飼われてる存在であることを自他に示すべく、ボディーハーネスで自分を戒めつつリール付きの首輪をつけているが、飼い主以外に触れられることを極度に嫌がり過剰防衛になることがしばしば。
溢れんばかりの闘争本能、飼い主以外の命令を受け付けない強情さ、そして自分の由来から来る周囲への憎悪と敵意を振りまく様はまさに飼いならされた狂犬のそれである。
ガルムは解放された彼女の為にその特性と相性から判断されて買い与えられたAC。
火炎放射器、ナパームランチャー、そしてガトリング砲に拡散バズーカと実弾系による堅実かつ投射火力・加害範囲の広さを重視した機体である。
パーツを調達する際、
ある武器商人からアルバフレームとその武器一式、さらに技研系ジェネレーターまで纏めて購入した経緯がある。
走破力に優れた軽量タンク型の脚部を中心に整えられた本機は戦場を縦横無尽に駆け抜けて破壊の跡を残していく。
武装の関係上、この機体が戦った戦場は黒煙に包まれ、焦げ臭い。
なお派手な赤と金を主体にした塗装とエンブレムデザインは本人の要望である