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AC // D-32 タカオ
D-32 TAKAO
ルビコン各地のミールワーム養育場で時折目撃される機体。交戦した独立傭兵の詳細なスキャンにより無人ACであることが判明している。
破壊されて放置されていた個体から抜き取った情報によると本機はDZ-6IIIと呼ばれるシリーズの機体であり、外見は各企業のパーツに酷似しているもののFCSを除いて全て遥か過去に製造されたものであり、写真に載せられているアセンブル一覧はオールマインドの分析によって最も近似したパーツを掲載している。
養育場の中でも特に異常成長したミールワーム(推定体長50m~100m)が生息する地域で特に目撃されている。現状D-32、D-25、I-76、K-21が明確に確認されており、いずれにも地球の地名(多くがかつて『日本』と呼ばれた地域のもの)が名前として与えられている。
全ての個体にAIが搭載されており、誰かの指示ではなく、自律的に動いているようだ。
通信記録:とある独立傭兵による分析
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ある独立傭兵が本機と同型の残骸を調査した際と思われる記録。撃墜されたスパイドローンより入手。
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これは・・・B-87ミョウコウか。なるほど・・・ここを守り続けていたんだな。だが何からだ?パルスプロテクションといい、この大火力といい、ただ盗賊から守ろうとしていたのではあるまい。いや・・・この数の巨大ミールワームの死骸・・・まさか異常成長した個体の処理が目的だったのか?
この戦闘データは・・・おいおいおいマジかよ、こんなデカいミールワームがいたのか!?これをこいつは倒したっていうのか。ぶったまげたなぁ・・・
それにしてもこの頭部・・・アーキバスの噂の最新型ヘッドと似ているが中身はレーダーにペリスコープ・・・なんてローテクなんだ。
っていうか、このコアの空洞は?・・・まさか元々有人だったのか!?
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戦闘ログ:D-31アタゴの戦闘記録
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同型機の残骸より抜き取った記録を復元した戦闘ログ。暗号通信により僚機と連携して戦闘していたようだ。
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哨戒部隊のA-11シンカイより緊急通報。ミールワーム異常個体、識別名『アルファ1』に遭遇、大破損傷の報告。僚機D-32タカオ、D-33アシガラと共に迎撃を実行。
D-31、D-32、D-33現着。A-11は破壊され応答なし。『アルファ1』、推定体長200m。過去データ通りの迎撃パターンでは制圧不可能と判断。
I-76フルタカ、K-21オオヨド、L-5カゲロウに緊急通報。
D-32、D-33が砲撃開始。散開して包囲パターンに移行。
本機、対象に砲撃を開始。体表への明確な効果は認められず。
D-32がミールワームの攻撃により被弾。対象は通常の物理攻撃ではなく高温の液体による散布攻撃を検知。
L-5現着。損傷の著しいD-32と交代。D-33へ援護コマンド送信。同機によるパルスプロテクションの展開を確認。
L-5より提案コマンド受理。対象の表皮と脚部の接合部に脆弱性を確認。本機による陽動及びその他による弱点の集中砲火を提案。全機による受理・承諾を確認。
本機D-31による陽動攻撃実行。対象、追撃を開始。僚機援護のためパルスプロテクション展開及び砲撃を頭部へ集中。
D-33による対象の脚部への砲撃を実施。対象、脚部接合部に著しい損傷。移動速度低下。
本機のジェネレータ損傷。走行不能なれど砲撃可能。
対象の攻撃性が上昇。強力な物理攻撃を検知。L-5損傷拡大。離脱コマンド送信。当機より離脱不可能の回答。
三機での集中砲火を実施。対象、損傷拡大。生命反応停止。
本機、損傷甚大につきターミナルプロトコル発動。
戦闘ログ送信
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最終更新:2023年11月10日 13:06