RANK 》未登録
ハシュラム
AC //デンドロフィリア
「灰は灰のまま、炎の知恵は墓標の底に。人がコーラルを操ろうなど傲慢というものさね」
67歳(肉体年齢32歳)、女性。身長172センチ。
『灰の霊廟』にて技研都市の遺物の知識を管理する祭祀。
「灰(ASH)」の名を冠する、かつての技研の知識の伝承者。
コーラルを制御するパルスを操る術を知り、
コーラルの声を視ることで里の住人を導く、
巫女、あるいはシャーマンのような存在。
性格は極めて穏やかだが、同時に他者との間に
深い溝を作り、決して胸襟を開こうとはしない。
古の語り部のような迂遠な言葉遣いは謎めいて、
その本心を見せることは滅多にない。
かつての技研において最初期に出現した
コーラル移植適合者の一人であり、
強化人間技術の開発のきっかけとなった人物。
いわば第0世代の強化人間というべき存在である。
身体強化や反応速度、情報処理能力など
後発の世代に比べれば基礎スペックは劣るものの
本人のコーラル感応性が施術によって拡張されている。
コーラルの声を導きとして受け取り、読心術、
あるいは未来予知に近い独特の戦術予測により
高精度の射撃、および防御を可能としている。
自分たちがその制御を誤ったことで
アイビスの火を引き起こしてしまったことを
きっかけとしてコーラルの危険性を認識。
技研が産み出したコーラル技術を禁忌の知識として
封じ込めることを目的として、シンダー・カーラと
同様の延命技術を自らに施し、技研の遺失技術と
共に隠棲する墓守としての役割を己に課した。
集積コーラル争奪戦の最終曲面において、技研都市を
掌握したアーキバスにより集落を焼き払われた際に
かつての夫、アシュレイと再会したことを機に
技研都市を去り、その後の消息は不明である。
AC、デンドロフィリアは技研の遺物を中核に、
オールマインドから提供されたパーツ群を
取り入れて構築された重量2脚型AC。
大型の手持ち武装2種を併用するため
挙動は鈍重で燃費も良好とは言い難いが、
厚い装甲とシールドの併用による堅牢性と
大火力武装を駆使した強烈な打撃力を両立している。
牽制に用いられるレーザードローンともども、
チャージ段階で挙動が変化する武装を
組み合わせることで多彩な攻勢を展開可能。
中でも、複合エネルギーライフルのフルチャージで
スタッガーを取ったタイミングで放つ
コーラルライフルのフルチャージは凄まじい威力を発揮。
コーラルの導きを得て予知能力めいた
サイティングを実現するハシュラムの操縦により、
脅威的な命中精度と破壊力を併せ持つ。
関連項目
最終更新:2024年03月06日 23:58