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ティヌス・ザ・バスタード
AC // レイニーデイ

Tynus"The Bastard" // RAINY DAY

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ティヌス・ザ・バスタード
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この“ろくでなし(バスタード)”の嫌いなモノは3つある
「雨音」「ヤブ医者」「コーラル」だ

所属   独立傭兵 
強化世代   第4世代 

エンブレム
アセンブル共有ID(Steam) GGBZKEGYCXN1
エンブレム共有ID(Steam) H9014DJ9NZDC

性別   男 
推定年齢   18~22歳 

 ドーザーである母親の影響により 幼少期から「雨音」の幻聴に悩まされてきた彼は
 ある組織から勧誘を受け コーラルの影響を取り除ける 最新型の強化手術を志願した
 しかし「不慮の事故」により 旧世代型強化手術の実験体にされ 幻聴は悪化の一方を辿っている 

 “ティヌスとかいうろくでなし(ティヌス・ザ・バスタード)。ドーザーを母親に持ち、生まれつきコーラル慢性中毒にかかっている。
 症状は激しい幻聴、睡眠障害。および、それによる精神不安定。
 症状を取り除くため、ドーザーを通じてある組織からの勧誘を受け最新世代の強化手術を志願した。
 ……が、組織の陰謀により、彼が施術されたのは旧世代型である第4世代の強化手術。「不慮の事故」として契約を反故にされた挙句、ルビコンの僻地へ放逐されるという苦難に遭う。
 当然、中毒症状は治るどころか悪化している。

 戦場に響く銃声と爆音が幻聴を紛らわす最善の手段であり、独立傭兵として積極的に戦場に身を投じる。
 周囲からは「働き者」と称されるが、実際のところは解決しようのない問題に対する八つ当たりに近い。
 自身をこんな精神状態にした幻聴「雨音」、治療の契約を破った組織「ヤブ医者」、そして全ての元凶である「コーラル」に対して強い憎悪を持っている。
 過去の経験から裏切り行為に対しては強い忌避感を持ち、“ろくでなし(バスタード)”の二つ名とは裏腹に仕事はキッチリこなすタイプ。
 ただし、払うべき報酬は決して踏み倒さないこと。もし約束を破ってしまえば「不慮の事故」によって命を落とすことになるだろう。

 血中コーラル濃度は既に致死量に達しているはずだが、生まれ持った驚異的な生命力とコーラルが(もたら)す莫大なエネルギーによって意識を保っている。
 それどころか、皮肉にもコーラルが生み出すエネルギーが彼のパイロットとしての腕前を確かなものにしており、一切の休息を取らずに活動し続けられる超人的な体力もコーラルによるものである。
 しかし、それはいつでも「破綻」し得るリスクを抱えているということであり、素性を知られれば多くの者から危険視されるだろう。
 このコーラルは今も彼の細胞や血液の中で増殖し続けている。

 「視える」「聴こえる」側の立場ではあるが、コーラルとの交信は残念ながらできない。
 波長が合わず、ノイズにしかなっていないようだ……。


AC「レイニーデイ」

+ ...

 地上と空中どちらにおいても高い機動性を誇る、中量タイプの逆関節AC。

 両手両肩全てをミサイルで固めた武装構成はこれといった決め手に欠けるが、相手との位置関係に左右されにくいという堅実性の裏返しでもある。
 対処を誤れば誘導弾の雨に打たれてずぶ濡れになってしまうだろう。

 高性能悪燃費のブースタをコア性能で補完しており、脚部の高い跳躍性能とクイックブーストを交えた機動力が持ち味。
 その代償として姿勢安定性能は相応に低く、装甲の心許なさも相まって被弾に伴うリスクは高い。
 ターミナルアーマーできっちり保険をかけるあたり、ある種の慎重さも持ち合わせているようだ。

 「交戦によって発生する銃声や爆音」を求めるため、物陰に潜む隠密型は広範囲スキャンで徹底的に炙り出す。隠れんぼは嫌いらしい。
 オールマインド製と技研製のパーツを装備しているのは、多大な戦闘ログ提供によるオールマインドからの報酬によるもの。装備しているパーツはいずれも「やけに身体に馴染む」そうだ。
 コーラルを嫌っていながらコーラルを動力とする技研製ジェネレータを使用しているのは、『散々迷惑被ってるんだ、少しは役に立て』という怒りの感情から来るものである。

台詞サンプル

+ ...
  • 『さて、楽しい労働の時間だ。派手に行こう』
  • 『隠れてないで、出て来なよ!』
  • 『「不慮の事故」 ……………………便利な言葉だ』
  • 『モノは壊れ、ヒトは死ぬ。戦いってのは総じて虚しいが…… それ無しにオレの人生は成り立たない』
  • 『アンタの説教なんざ聞きたくないんだよ……!』
  • 『美味い話には……必ず裏がある』
  • 『「コーラルよ、ヒトの内に在る(なか)れ」 ……それがオレの答えだ』
  • 『よく来たね、ビジター。オレを始末しに来たんだろ? 今迎えに行く』
  • 『みんな他人を犠牲にして生きてるんだ、綺麗事に付き合うほどオレは優しくない』

情報ログ

+ 外見メモ/後に画像作成予定
  • 若干中性寄りの青年。赤い瞳を持つ目は鋭く、まつ毛が長い
  • 肌はやや黒く、至るところに切り傷のようなコーラル染色が見られる
  • 黒い髪は無造作に伸び、ところどころコーラルで赤く染まっている
  • 強化手術により「拡張脊髄」を増設されている。背部には金属質の脊髄カバーが施され、腰から先は尻尾のように伸びている
  • 頭にはドーザー技術者と取引して造らせた「拡張聴覚」を付けている。形は獣の耳に似ており、垂直に長い
  • 首と腕から複数のコードが伸びている。ACに接続するための端子である

音声データ:プロジェクト・メサイア

+ α
音声データ:プロジェクト・メサイア/α

 ある実験施設で何者かが盗聴した録音データ
 強化人間の製造について言及されている
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 ドーザーの子供は 生まれる前からコーラルを浴び続けた いわば全身コーラル人間だ
 旧世代型を制御する 脳深部コーラル管理デバイス
 こいつを使えば 24時間稼働できる強化人間を造ることも不可能ではない
 我々の計画の布石にはうってつけだ

 問題は実験体をどうやって調達するかだが……
 コーラルを餌にすれば 土着のドーザーどもも簡単に食いつくだろう
 奴らはコーラルに目がないからな……

+ β
音声データ:プロジェクト・メサイア/β

 ある実験施設で何者かが盗聴した録音データ
 ドーザーを母親に持つ少年について言及されている
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 実験体が一人見つかった ドーザーを母親に持つ少年のようだ
 尤も その母親も消息を絶ち 身寄りもないようだが
 彼の言う「雨音」は おそらくコーラルの影響による幻聴だろう

 しかし やはりドーザーは単純で助かる……
 コーラルさえチラつかせておけば こうも簡単に連れてくるのだからな

 まぁ 今はそんなことよりあの少年だ
 彼の希望は最新型の強化手術らしいが はじめからそのつもりはない
 だまして悪いが 仕事なんでな 尊い犠牲になってもらおう

+ γ
音声データ:プロジェクト・メサイア/γ

 ある実験施設で何者かが盗聴した録音データ
 “救世主(メサイア)”について言及されている
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 手術は成功した あとは野放しにしておけばいい

 記憶処理は必要ない 旧世代型の不安定な人格を利用するまでだ
 「不慮の事故で手違いが発生した」と残しておけば
 怒りに任せて暴れ回ってくれるだろう

 だが我々を嗅ぎ付けるまでは 少々時間をかけさせたい
 一度ルビコンⅢから撤退し アレの悪名が広がったところで“救世主(メサイア)”を投入する
 その前に死ぬのなら その程度の素材だったということだろう
 だが そのときは他の奴らを片付ければいい

 どちらにせよ 計画の成就には時間が必要だ
 その間に“救世主(メサイア)”の最終調整といこう

備考・余談

  • 二つ名「(ザ・)バスタード」は、「ろくでなし」「私生児」「雑種」といった意味を持つ。
    • 罵倒や侮蔑の言葉としても使われ、差別的な表現とされることもある。
    • この「名前の後に修飾詞が来る」二つ名は「(指の部位)+○○」といった解放戦線や「(修飾詞)+○○」といったドーザーのどちらにも当てはまらない規則を持ち、彼の孤立を暗示している。
  • 機体名「レイニーデイ」は直訳すると「雨の日」。
    • 俗語として「もしもの時」「非常事態」という意味も持っている。これは……面倒なことに……なった……

  • “ティヌス”は作者の創作内で共通して使われる名前(≒スターシステム)。
    • 作者名を投影したというよりは、作者名にスターシステムを投影したといったほうが近い。


関連項目



  • アルカード とある依頼にて交戦した傭兵。攻撃性、戦闘能力、音……全て一級品。再戦した暁には殺し合いになるだろう。
  • ハシュラム&ハロゥ 「雨音」を紛らわすために「ラジオ・ヘル・13」を聴いている。誰がどこで放送しているのかは知らないが、それ自体は問題ではない


登場作品


投稿者 ティヌス
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最終更新:2025年03月11日 23:16