以前の彼とは全く違う姿だが、実験記録や遺伝子情報などのパーソナルデータから、彼本人であると確認され、先の戦いでアーキバスは主力の多くを失い立て直しの最中だったこともあり当初の予定通り戦力として迎えられた。
姿は違えど実験として今までにない強化を施されており、AC乗りとしての戦闘能力は極めて高いと言えるが、乗機が強化された反応などを活かせる構成をしていない。
これは、この機体が強化される前から乗っていた愛機であり、これが今では唯一自分の存在を第三者に証明できるものと思っているからである。
現在は配属先が特になかったこともあり、V.Oのエヴァレットの『教育』を受けた二人のお目付け(と言う名の監視)任務をしている。
これはエヴァレット当人の本社への忠心が高くとも、本社ではなく一個人へと忠心を持った二人の強化人間を、本社が危険視したため。
その為本社への忠義を持ったエヴァレットからはその立場(独立傭兵上がりということも含め)を少し嫌われている。
実務は、もっぱらお目付けの二人のどちらかの任務への随伴であるが、エリカが過剰に忠心を誓うエヴァレットを僚機に出撃したがることも多く、ぼんやりとしていて言動が危なっかしい
ウズラマの僚機として出撃することが多い。
女性の姿(年齢は十代後半と推測される)も、皆経緯は気になれどV.V部隊にも
齢12歳のエースパイロットが存在するため、意外と気にされていない。
彼女は正式なヴェスパ―部隊ではないのだが、当初のスカウト時はそこに配属される予定があった時期もあり、「V.N」を識別名に冠している。「N」は0を表す意らしい。