アメリカ合衆国

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アメリカ合衆国 - (2023/10/16 (月) 07:26:13) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2010/02/04 Thu 01:37:24
更新日:2024/03/02 Sat 03:07:22
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United States of America

アメリカ合衆国

【概要】

北アメリカ大陸に本土を置き、50の州を主体に成り立つ民主共和制連邦国家。
州の他にはコロンビア特別区(所謂ワシントンD.C.)をはじめ、サモアやグアム準州、プエルトリコ、北マリアナ諸島(サイパン島はここ)といった海外領土を領有している。
経済、軍事、科学といった分野では世界をリードしており、実質的に世界一の国家である。
(近年は経済分野ではサブプライム問題、リーマンショックといった問題があり決して順調ではないが…)


自由と民主主義、なにより理性を国家の理念と標榜するが、ぶっちゃけかなりノリと勢いな気がしないでもない。

勝つためにルールを破るのではなく、自分が常に勝てるルールを作る主義。


合衆国とはなっているが、国の成り立ちや英語の意味から考えれば連邦国が正しい。
そこで、合‘衆’国は合‘州’国では?と思うかもしれないが、江戸幕府の役人が中国の古文書『周礼』に記されている君主の居ない政治体制「合衆」から引用し、
合衆国とした。
決して翻訳のし間違いではない。


【歴史】

15世紀、インドに行くために航海をしていたコロンブスによって「発見」される。もっとも、それより前にバイキングが到来していたが、先住民との対立が深く本格的な植民化は行わなかった。
モンゴロイド系先住民(ネイティブアメリカン)が暮らしていたが、スペイン・オランダ・フランス・イギリス等の植民地にされた。
ちなみに彼らが長らくインディアンと呼ばれていたのはコロンブスが新大陸をインドだと信じて止まなかった名残。

その後、17世紀頃から徐々にイギリス国内の宗教紛争で世俗化を嫌い英国国教会から弾圧された清教徒(ピューリタン)とそれ以前から入植していた人々を中心として、現在のアメリカ北東部のイギリス植民地で支配を拡大。後の「13植民地」を形成する。

この13植民地がイギリス本国との関係の悪化を受けて独立戦争を起こすと、1776年7月4日に独立を宣言。そこから交渉と武力行使で独立の承認や領土を獲得していき、現在の国土を有するに至っている。

しかしその途上の1860年代。奴隷制度と自由貿易を巡って北部と南部が対立しこれが南北戦争となる。
最終的に北部が勝利してアメリカは再統一され、奴隷制度も廃止された。しかし黒人に対する差別は色濃く残り、日本への進出も英仏に大きく差を付けられてしまった。

その後、豊富な資源とユダヤ人資本、地理的な条件も相俟って先進国の仲間入りを果たし、二度の世界大戦を勝利。戦禍で欧州が壊滅的被害を受けたことなども合わさり、ソ連に比肩する超大国となるまでに発展した。

だがそのソ連とは冷戦状態に突入。
代理戦争を世界中にばらまき、特にベトナム戦争ではアメリカ軍の介入で戦争が長期化、泥沼化し、カンボジアまで戦線が拡大。
また公民権運動の高まりから差別が法的に禁止されていった。

冷戦終結後はそのまま唯一の超大国になる――パクス・アメリカーナが現実化する――と思われたが、
テロや中国を筆頭とする新興国の台頭により岐路に立たされている。



【政治】

政治体制は(アメリカ型)大統領制。他の国では中南米に採用例が多いというかアメリカが輸出した体制である。
一般的な大統領制と違い、行政府の長(≒首相)を大統領が兼任しているのが特徴。
世界で最も三権分立が確立されているとも言われており、また伝統的に大統領の所属政党と副大統領・議会与党が食い違うことが多い。

2023年現在の大統領は第46代のジョセフ・ロビネット・”ジョー”・バイデン。


議会は各州二名ずつの上院と人口比によって議席のある下院からなり、

<共和党>…保守
  • 小さい政府
  • 強いアメリカ、孤立傾向
  • 自主独立、自由主義的
  • マスコットは象
  • 南部が支持層

<民主党>…革新
  • 大きい政府
  • 国際協調傾向
  • 相互協調、社会主義的
  • マスコットはロバ
  • 東部が支持層

という傾向をもつ二大政党が議会の中心(あくまで傾向のため、自由主義的な民主党議員やその逆もありうる)。

政府組織も各省庁の独立性が高く、大統領・議会・市民その他を含めそれぞれが対立・協力を繰り返すため、「アメリカの総意」なるものはしばしば存在しない。


その国体はまさにヒュドラの如し。
どうもこの辺りが「場当たり的」「自分勝手」「節操無し」と呼ばれる由縁に思える。

また、各州の法律・行政・司法が連邦政府から独立しており、連邦法以外の法、各種免許や規制も州毎に異なる。
そのため州を跨いだ犯罪を解決するのは専らFBIの仕事である。




【文化】

建国以来、その下地には銃とキリスト教が強く居座っている。
特に銃は緊急事態? 1911を使おう(Emergency? Use 1911)*1というポスターが銃規制強化の反対を訴える目的で出るほど。
反銃規制団体のNRA(全米ライフル協会)が米国最大のロビイストとなり、同系列第2位の規模のGOA(米国銃所有者協会)もそれなりの影響力を持つ程、国民にとって銃は手放せない存在となっている。
民間販売でも『護身用』の名目でピストルだけでなくポンプ式ショットガンや自動小銃くらいなら売ってるし、なんなら対物ライフルなんかも販売しているリアルGTA状態。

そんな具合に衝動的な銃乱射事件の被害ですら害獣や犯罪組織のそれの前では微々たるものという国柄だが、国外からしばしばその銃社会ぶりは問題視されており、しかしその実状ごと解決するのは無理難題と化している。

歴史に沿って見てみると、1920年代にアメリカの黄金時代(所謂『永遠の繁栄』)が到来し、ミッキーマウスなどのディズニーキャラクターがこの頃に登場。
映画やジャズにコカ・コーラ、ミュージカルなど、今も生きている色々な文化もこの時代に確立されている。

また1919年には国ぐるみのやってみた企画禁酒法が制定されたが、密造と密売が半ば公然と横行しており、アル・カポネなどの代表的なギャングが活躍し、時に血で血を洗う暗殺や抗争が多発した。

そんな時代が俗に狂騒の20年代、狂乱の20年代と呼ばれている。諸兄も聴いたことはあるだろう。

加えてベーブ・ルースの驚異的な記録が作られたのもこの頃。……濃厚な年代である。


大戦後の超大国時代(1960~)も科学の振興、国力の上昇により華やかりし時代。
ハリウッドの映画を始め各国にアメリカ文化が広く取り入れられた。人気TV番組「セサミストリート」が始まったのもこの頃。

自動車・バイクなども「アメ車」「ハーレー」に代表される大柄で大排気量の特徴的なものが多い。
流石に2010年代から折れた車も多いが、未だにフラグシップがV8な車種も多い。
モータースポーツも盛んであり、特に1970年代~80年代には多くの優秀なライダーが誕生し、
欧州ライダー主流の世界GPで圧倒的な力を見せたばかりかアメリカのスタイルを持ちこみ影響を与えた。

一方で、単位系にはメートル条約へ批准していながら未だメートル法(特に国際単位系(SI))ではなくヤード・ポンド法*2*3が常用されており、重さ(ドラム、オンス、トンなど)や長さ(インチ、フィート、マイルなど)、温度(ファーレンハイト温度)の単位に関してはたびたび時代遅れといわれている。
だが、アメリカのプライドがあるとか、メートル法に変えるのが面倒くさいとか、国民があまり覚えたがらないとかで、他の国から「メートル法に変えたらどうだ?」といわれても、「使用の禁止はしてない」、「使う単位系の自由も一定程度はあるべき」などと実質的に拒否している*4
それが原因で航空機の採寸をミスって墜落事故とか起こしてるのだが、学習する素振りは無いようだ。

スポーツは保守的かつマネーゲームをあまり好まない傾向が強く、NFLの「スポーツの魅力とは最高のレベルで戦力の均衡したチームが繰り広げる競争状態である」という理念が全てを物語っている。
4大スポーツと言われる野球、アメフト、バスケ、アイスホッケーの4大リーグ全てで、何かしらの給料制限が存在する。
他にもNASCARやIndycarなど、モータースポーツも車体規格を全メーカーでほぼ一本化するなど「金より腕」の傾向が強い。

一番重要なのは「 客が現地に来て楽しめるか 」であり、そのためなら「現地に来ても試合は見ない」という一見矛盾しているようなスタイルにすら、スタジアムグルメやサブイベントを充実させて対応する。
日本で近いのはグッズに注力したライブやグルメの充実した競馬場の辺りだろうか。

ただこの「お客が楽しめるか」は 試合のルールの改造 にまで及ぶ事すらあり、そのせいで国際ルールの大会において苦戦したりする。
例えばNBAの「ディフェンスが押してもノーファウル」ゾーンに慣れすぎて、うっかり押してしまうとか。
テーブルゲームでも麻雀緑一色七対子を再輸入させた一方、大富豪さながらの配牌後の手牌交換(チャールストン)やジョーカー相当の牌などはアメリカ独自のルールに留まっている。

自由の国を謳う一方で、キリスト教の中でも聖書原理主義的な派閥である清教徒が建国に関わったこともあり、先進国の中では実はかなり宗教色の強い国家でもある。
おかげでかカトリックや正教会、聖公会などの主流諸教派が異端視する所謂『エホバの証人』と『モルモン教』もこの国でキリスト教として興っている。
現在も多くの地域で敬虔なクリスチャン(主にバプテストや長老派、メソジスト)が宗教的に多数派であり、リベラルな人権・福祉を唱える地域とはたびたび議論が起こっている

【軍事】

陸軍、海軍、空軍、海兵隊、沿岸警備隊、宇宙軍の6軍種を保持し、直接指揮権はないものの各州に準軍事組織兼予備兵力の州兵をもつ。
また編成には統合軍形式を常設的に取り込んでおり、サイバー戦など一部機能の独立的編成を除いて大まかには各軍種から抽出した戦力を地域ごとで統合的に配備することで縦割りによる作戦阻害リスクを軽減している。

大陸間弾道ミサイルをはじめとする核戦力、12隻の原子力空母や最新鋭の戦闘機・戦車に代表される通常戦力は、常に実戦を通して錬磨研鑽され、
他国に追随を許さぬ最高の能力、圧倒的規模を誇る。

その軍事費のGDP比率は意外にも第二次大戦までは低い水準だったが、大戦・冷戦を通して拡大されていった。

国連活動の主力もなす。
と言うか米軍抜きに国連活動は語れない。

現在のところ、事実上の「世界の警察」の役割を果たす。

世界、いや、

太陽系最強の軍隊である!


……筈だが、
さすがにゲリラが相手では分が悪く、かつてはベトナム、昨今もイラクやアフガニスタンなどでかなり手こずっている(ゲリラ自体の性質がすこぶる反正規軍的なため、致し方ない面もあるが……)。
それでも戦術的に敗退したことまでは無い。


【超学歴社会アメリカ】

よく「アメリカは実力がものをいう国」と言われることが多いが、実は「学歴も実力のうち」というのが常識であり、韓国ほど極端ではないが日本以上の超学歴社会である。
「アメリカは実力主義だから学歴なんか関係ない」というのは大きな誤解である。

確かにアメリカは日本や韓国ほど学閥が強い国ではないため卒業した大学のブランド名はあまり重要ではないが、大卒資格の価値はとても大きく、最終学歴が大卒の人と高卒の人の平均年収の差がとても大きいのである*5
これには理由があって、アメリカは人権に対する意識が日本より高く人種(白人か黒人か黄色人種か)や性別(男性か女性か)、生まれた家による差別は決して許されないが、学歴による人間の区別は問題ないと判断されているからである。人種や性別、実家は生まれつきの要素であり努力で変えられるものではないが、学歴は個人の努力次第で低学歴にも高学歴にもなれるという側面があるのである。
特にアメリカは日本と違って多民族国家であるため、それぞれの民族の価値観が異なるという問題点がある。だが学歴や資格は人間を評価する物差しとして分かりやすいため重要視されている。移民がアメリカで働くために必要な就労ビザも、基本的には大卒以上であることが取得のための条件となっている*6

またアメリカは日本のような天皇家(他の国でいう王家)が存在しない代わりに学歴によってほぼ身分が決まる階級社会である。もっとも、江戸時代の日本のような士農工商ではなく、その人の努力次第で上にも下にも行けるという健全な階級社会ではあるが。
むしろ学歴によってほぼ身分が決まるということはアメリカが先進国であるという証拠であるとも言える*7

アメリカでは無名の大学(俗にいうFランク大学)であっても卒業できれば「高卒よりは良い」という評価になる。これはアメリカの大学は入学難易度はそれほど高くはないものの、卒業するのはとても難しく、実力が無いと卒業できないという理由があるからなのだ*8。ペーパーテストの成績だけでなく人間性も優れていないと卒業できないのである。
そして繰り返すがアメリカの場合、大学のブランド名はあまり重要では無く、むしろ「大学で何を学んだか」の方が重要視される。だから無名大学出身であってもその人の努力次第では高評価を得られるのである*9
もっともアメリカの場合は学歴と実力が強い相関関係にあるため、超学歴社会だったとしても文句は出にくいという一面もある*10

そしてアメリカでは高度な知識を要する職業に就く場合は学部卒ですら相手にされず、大学院まで行くのが常識となっている。
特に医者は日本のような医学部は存在せず、一度大学を卒業してから大学院で医学教育を受けるという流れになっている。

またアメリカでは上にのし上がるためにも基本的には高い学歴が必要になる。例えば日本の自衛隊の幹部は高卒の人が少なくないが、米軍の幹部は大部分が大卒以上の学歴を持っているのである。

ごく稀にビル・ゲイツやスティーブ・ジョブズ、イチローなどのように大卒資格が無くても社会的地位が高い人もいるが、それは彼らに「学歴に頼らなくても良いほどの特別な才能」があったからであり、これが無い人の場合はなるべく大学に行くべきと言われている。

アメリカは日本とは比較にならないほど奨学金制度が充実しており、貧しい家庭の子供でもやる気さえあれば簡単に給付型(返済不要タイプ)の奨学金を貰うことができる。なので「家が貧しいから」という理由で大学進学を諦める人は少ない*11。実際、アメリカの多くの若者が軍隊を志願する理由として「奨学金を貰って大学に行くため」というのがあげられる。
また日本では新卒かつ若くなければ大卒資格はそれほど強いものではないが、アメリカでは大卒資格がとても強いため、社会人になってから大学で学び直す人も多い*12

アメリカには世界中で名前が知られている超有名大学も多く、「世界大学ランキング」*13ではハーバード大学、マサチューセッツ工科大学、スタンフォード大学、カリフォルニア工科大学、コロンビア大学、ペンシルバニア大学などは日本の東京大学よりも順位が上である*14


【平均寿命】

アメリカ人の平均寿命は我々日本人と比べてだいぶ短く、先進国の中では最も短い*15
2021年には先進国とは言い難い中華人民共和国(中国)にも抜かされてしまっている。

これには以下のような理由があると言われている。
  • 日本や他の先進国のような国民皆保険制度が無いため医療保険に入れない人が多く、結果的に病院に行けない人が多い。
  • (上にも関連するが)経済格差が凄まじいので金持ちも多いが貧しい人も多い。
  • 超学歴社会かつ実力社会の国なので、実力が無い者は就職先が少なくなりがちであり苦労しやすい。
  • 病院に行くのが贅沢であると考えられているため、鎮痛剤を沢山飲む人が多い。鎮痛剤中毒にかかる人も少なくない。
    • 鎮痛剤に限らず、アメリカでは薬物中毒で亡くなってしまう人が少なくない。
  • ハンバーガーフライドポテトなどのファストフードを食べる時が多いので肥満になりやすい。
    • ちなみに貧困層の方が肥満率が高い。逆に富裕層は適度な運動習慣があり野菜を食べる人が多いので肥満になりにくい。
  • 乳幼児や若い人の死亡率が高い。ちなみにこれは平均寿命に大きく影響する項目であり、「老人がいかに長生きするか」よりも重要である*16
  • 日本より遥かに治安が悪く、殺人事件に巻き込まれて亡くなる人が多い。
  • 日本と異なり多くの州では死刑制度を廃止しているものの、死刑廃止州でも警察官が犯人をその場で射殺するケースが少なくない。
  • 度々紛争地帯に出向くので戦死する場合もある。

人種毎の平均寿命の格差も大きく、白人やヒスパニック系*17の人々の平均寿命はヨーロッパの先進国と大差ないが、黒人やインディアンの平均寿命は発展途上国並みに短くなってしまっている。それでも失敗国家よりはマシだが…。
また白人の平均寿命も近年は下降傾向にあると言われている。ちなみに日系アメリカ人の平均寿命は日本人とほぼ同じくらい。


【日本との関係】

日米関係は江戸時代、典型的な砲艦外交であるペリーの来航から始まったといってもいいだろう(アメリカ船来訪自体はその前に複数あり、日本側でも一部通訳が対英米用に英語を学びつつあったが)。
しかし「日米修好通商条約」締結後に先述した南北戦争が勃発。幕末の対日関係で英仏に大きく遅れを取ってしまうが、南北戦争で余った中古武器を戊辰戦争期の日本に輸入してつながりを維持。

そこから日露戦争の終結までは比較的良好な関係だったが、この戦争の後始末でのいざこざや、21ヶ条要求から続く中国問題で関係は徐々に悪化。
関東大震災で最も支援した国であったり、経済的結び付きも非常に強いものだったが、満州事変、日支事変(日中戦争)を決定打に敵対。
第二次世界大戦中にアジア・太平洋戦争として戦火を交え、終戦後は連合軍(大部分がアメリカ軍)が日本を占領していた。
日本が主権を回復してからは日米安全保障条約を結び、日本と同盟。

現在では軍事、経済、政治の面で相互に欠かせない存在となっている。また文化面でもつながりは強い。

そのためか「アメリカが咳き込むと日本が風邪をひく」というジョークもある。


【メディアの中のアメリカ】

なぜか歴代ウルトラマンや怪獣が日本(特に東京)に現れるのと同様に、ハリウッド映画などではアメリカ大活躍(日本とは異なり、場所は多岐にわたる)。
歴代大統領は残らずだし、有能だけど関わると死亡フラグが立つCTU捜査官世界一ついてないNY市警
F〇CKでマリーンな軍曹、はては不死身のコックと超人が勢揃い。
バットマンスーパーマンも外せない。

また現在では創られ過ぎたことによるネタの枯渇やネイティブアメリカンに対する表現の問題(創作におけるポリティカル・コレクトネス)などで減少したが、西部劇もアメリカを代表する娯楽作品と言える。名作『大草原の小さな家』も広義ではこのジャンル。
だが実は西部劇で描かれる主な時代は、日本で言う明治時代…つまり太平洋を渡って戦艦や捕鯨船がハワイや日本を繋いでいる時代でもある。

他国のメディアで表現されるときは、大味な国民性からか、諸悪の元凶、もしくは正義の象徴の両極端な立場に描かれやすい。

ちなみに創作、特に歴史・戦略SLGにおいては現実通りだとそのリアルチート級国力のせいでまるでゲーム(お話)にならないため、 必ず 」弱体化される。

逆にハリウッドを始めとしたアメリカ製映画では異星人が攻めてこようが機械生物が襲来しようがモンスターが闊歩しようが大抵はその軍事力に物を言わせた現代兵器で強引に何とかする。
それ以外ではやられ役としても使われ、その強大さを逆に利用して『アメリカ軍をもってしても倒せない敵』を印象付けるダシにもなる。

【その他】


ちなみに共和党から大統領(ニクソン、レーガン、ブッシュ父子、トランプ)が出ると、
何故か、

アメリカ帝国(米帝)

と呼ばれることがある。

某八百バ化辞典では昭和天皇と並んで、ブッシュ(子)が独裁者扱いに…

しかしその一方で、何の因果か地味に民主党大統領の在任期間の方が戦争が起こる。
第二次世界大戦(ルーズベルト)
朝鮮戦争(トルーマン)
ベトナム戦争(ジョンソン)


追記修正大歓迎




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