アイク(FE)

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アイク(FE) - (2024/04/25 (木) 13:02:24) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2010/02/11(木) 22:30:28
更新日:2024/04/28 Sun 12:22:05
所要時間:約 28 分で読めます





親父に基礎を叩き込まれた俺の剣技は……極めれば誰にも負けるはずがない。






出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、2017年2月2日配信開始
(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS

『アイク』とは『ファイアーエムブレム 封印の剣』の主人公・ロイの没ネームのこと。
もしくは『ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡』の主人公の名前。ここでは後者の説明をする。
次回作の暁の女神でも登場し、主役級の立ち位置にある。覚醒ifでは異界の人物として登場。
大乱闘スマッシュブラザーズには、Xと3DS/Wii Uに出演。
CV:萩道彦/宮川美保(幼少期)(FEヒーローズ)

【蒼炎の軌跡でのアイク】

出典:ファイアーエムブレムワールド【FIRE EMBLEM WORLD】
https://www.nintendo.co.jp/fe/、2021年1月15日
FE初の平民主人公にして名前に「ラ」行が入ってない主人公。
因みに開発時は「パリス」という名前だった。
年齢は17歳で、終盤には18歳となる。

グレイル傭兵団の団長・グレイルの息子で、妹にはミストを持つ。
登場してすぐには戦場にも出た事がない見習いだったが、任務ではグレイルによりリーダー役を任せられる事が多い。

クリミア王国にデイン王国軍が強襲した事によって偵察しに行った先でエリンシアを助けた事により、彼の運命は大きく変化する。
エリンシアをクリミアとの親交があるガリア王国まで送り届ける事になるものの、道中で漆黒の騎士によりグレイルが殺害される。
最期に「ガリアで平和に暮らせ」と告げられるものの、漆黒の騎士への復讐を強く求める様になった。
父に代わる傭兵団の長となり、祖国再興のためにベグニオン帝国に向かうエリンシアの護衛として再び旅立つ事となる。

説明書には、無愛想だが根本的には熱血という性格で書かれている。
平民のため、年上や王族などが相手でも口調はぶっきらぼう。
ヘクトルエフラムから続く、俗に言う「イケイケ系主人公」である。
そしてかなりの直情型であり、ミストとヨファが誘拐された時には目的地も知らずに突っ走った程。
「困っている人がいたら自分の状況を顧みずに助けに行く」とセフェランに指摘されてもいる。
だが、その性格のために悪い状況に向かった事も多く、ゴルドア王国に船が座礁した時や、ライの素性がバレた時(しかもセフェランに指摘された直後に)、ベグニオン帝国についた時の会話では彼の直情性が現れている。
そのため、傭兵団の姉貴分ティアマトや参謀セネリオをかなり信頼している。
父の事をかなり尊敬している割に、殺害された時には泣けなかったが、漆黒の騎士を打ち倒した時には強い思いも口にしている。

彼の剣技は、神騎将と呼ばれた父親と同じ流派・型を基礎から叩き込まれており、常に鍛錬を怠らず、父亡き後でも将軍として武功を上げ、戦の中心で強敵と剣を合わせ続けたことで、その型や構え方はかつて所属していたデインの古参をもってしても「ガウェインと同じ」と言われる位にそっくりだったと言われている。
ある一騎打ちを期に、その時に印象に残った相手の剣技をさらに組み込むようになっていく。
しかも、その人物も父の弟子であったことから、アイクは意図せずに父の流派を継承していくことになる。


●初期値と成長率、CCボーナス
クラス レンジャー→ロード
Lv1
HP19 (75%) +4
力5 (50%) +3
魔力1 (20%) +2
技6 (50%) +2
速さ7 (55%)+2
幸運6 (35%)
守備5 (40%) +3
魔防0 (40%) +2
移動6 +1
重量9
体格9 +1

CCすると衣装の青みが全体的に強くなる。
支援相手は傭兵団のオスカー、姉貴分のティアマト、参謀セネリオ、ガリアの戦士レテライ、セリノスの王子リュシオン、クリミア王女エリンシア
固定支援として、お互いの必殺率上昇のミストと支援相手の必殺無効のセネリオが存在する。
何も考えずにプレイしていると支援がCだらけになってしまうため、計画性が必要。
オスカーとの支援Aはお互いの回避+30%のため、大幅に難易度が緩くなる。

初期ステータスこそ人並みだが、成長率がかなり優秀。
それでも蒼炎では剣の威力が低く、敵の守備が高め+槍持ちが多い事もあって何かと苦労する。
騎士系特効の専用武器・リガルソードを貰えるが、マニアックモードではそれがあっても厳しい。
そのため、前衛が足りない中盤までは敵の攻撃を引き受ける事が多くなる。

彼が真価を発揮し始めるのはクラスチェンジしてから。
他作品では終盤である事が多いが、彼の場合はまだまだ最終メンバー選考を考えられる中盤に行われる。
ステータス上限は目立った弱点がないバランス型であり、歴代主人公に比べて合計値や速さが高い等高水準でまとまっている。
さらに与えたダメージ分体力を回復する攻撃と相手の守備を半減して大ダメージを与える攻撃を二連続で相手に叩き込むという、「太陽」と「月光」を合体させた専用の奥義スキル「天空」で敵を圧倒する。太陽と月光自体が奥義の中では優秀な部類なのでその強さは言わずもがな。
そして、ストーリー終盤に高火力&射程1~2&耐久力無限&守備+5という優秀な専用武器ラグネルを入手し、近づく敵を片っ端から撃破する。
しかも地属性ということで、回避を大幅に上昇させる支援を組むことができる。
同じ剣歩兵のソードマスターに比べると技と速さの上限値こそ劣るものの力の上限・奥義の発動率及び性能・そして強力な専用武器で間接攻撃可能とあちらにない重要な要素を悉く網羅している。
速さ30と28の差が重要となるような場面も少ないため実質的にアイクはソドマスの上位互換と言ってしまって差し支えない。

天空を習得し、ラグネルを装備し、地属性であるオスカーと支援を組んだアイクはシリーズ屈指の難易度を誇る今作のマニアックですら無双する。
また、天空の代わりに怒り(HP半減時に必殺+50)と勇将(HP半減時に力、技、速さが1.5倍)を習得させることで、難易度にもよるがラスボスをも瞬殺する能力を与えることができる。もはやチート。


【暁の女神でのアイク】

出典:ファイアーエムブレムワールド【FIRE EMBLEM WORLD】
https://www.nintendo.co.jp/fe/、2021年1月15日
第2部終章のムービーで初登場。
その後、第3部では主人公、第4部では部隊長を務める。
本作では21歳であり、グレイルの面影がある逞しい体つきになっているが、その風貌故にファンからはゴリラグズと揶揄されている。
蒼炎からしばらくはクリミア王宮に貴族として仕えていたが、後に爵位を返上している。

初登場となる第2部終章のムービーでは、ユリシーズのルドベックの反乱鎮圧の切り札として登場。
ルキノをとるか国を取るかと言う絶望的なシーンで、他の団員共々成長したシーンを見せつけてくれる。

第3部ではラグズ連合VSベグニオン帝国の戦争に、頼みもあって連合側に参戦。
自軍(主にスクリミルやエリンシア)と敵軍(主にバルテロメ)の無茶苦茶っぷりに振り回されつつも戦っていく。
後に連合軍の総司令に抜擢され、どういう訳か立ち向かってくるデイン軍と対峙する。

第4部では裁きを下した【正の女神】アスタルテを倒すため、【負の女神】ユンヌの協力を得て戦っていく。
終章では蘇った因縁の相手、漆黒の騎士と再び対峙。
最後には、彼の出生の謎が明かされる……

外見こそ大きく変わったが、性格も根本は変わっていない。
普段スクリミルに飽きれているライにも無鉄砲な所を呆れられているし、女神を前にしてもその態度は崩れない。
好物は肉料理で、ガリアの戦士にも劣らぬ食欲がある。

エンディングでは、一人どこかへ旅立っていく。
その時にセネリオかライと支援Aだと二人で旅立つ事になる。

●ステータス
クラス 勇者(ブレイブ)→神将(ヴァンガード)
Lv11
HP44 (65%) +4
力24 (55%) +2
魔力2 (10%) +4
技28 (60%) +2
速さ23 (35%) +2
幸運14 (30%)
守備21 (40%) +2
魔防7 (15%) +4
移動7
重量13 +2
体格12

CCするとごつい翠色の鎧が片腕に着けられる。
絆支援の相手はミスト(10%)、ティアマト(5%)、セネリオ(5%)、ライ(5%)。
前作と比べると最初から上級職のため、初期能力値が高い。
武骨になった容姿に合わせてか、あるいは前作で強すぎた故の調整なのか成長率が低い。
魔防・幸運・速さが大きく下がっており、合計値は傭兵団の中ではワーストで全パラカンストはまず無理。
あっさりとスリープの杖で眠らされてタコ殴りにされたり、必殺エルサンダーで一撃昇天することもあるので気をつけたい。
CCするとグレイルを含む歴代の勇者と同じように斧が使用可能になり武器レベルも最初からAと異例の高さを誇る。
もっともラグネルが強過ぎるので攻略上アイクに斧を使わせるのは殆ど趣味の範囲であり、忘れていても問題はない。
漆黒の騎士との一騎討ちではアイクを育てていないか成長がヘタレてもハンマーを使うと簡単に勝てるので救済措置でもあると思われる*1…アイクがある程度強くなっていると非常に残念な対決になってしまうが。
剣と同時に斧の武器レベルもSSまで上げることができ、これによりグレイルが使っていた斧ウルヴァンも装備することが可能。
基本性能はラグネルはおろか全武器でもトップクラスだがやはり間接攻撃できるラグネルの方が便利なので、通常はハールなり他の育てた斧使いに回すことが多いと思われる。
ただ4部終章は間接攻撃をしてくる敵が多くウルヴァン持ちが的になって反撃のチャンスを潰してしまうことがあるため、対雑魚用のラグネル・ボス用のウルヴァンと使い分ける前提でアイクに持たせておく手もある。
ウルヴァン使用者候補の内アイクの力の上限を超えるのは速さ上限の低さがネックのハールと育成過程に難があるノイスとボーレだけなので、この斧の威力を活かす意味でも悪い選択ではない。

奥義「天空」は前作の反動か大幅に弱体化。月光部分は守備半減から守備無視に強化されたものの発動率が技/2に半減してしまう。
しかも周りの奥義が力3倍だのダメージ3倍だの大幅な強化がされているのに
天空は太陽や月光の力3倍などの効果がないので2回攻撃+守備無視してるのにダメージはせいぜい単体の太陽程度で月光には及ばない。
HP吸収量は力3倍の太陽の方が通常攻撃1発分吸収の天空より上。月光などの大半の奥義は発動率が天空の2倍。
狙撃や暁光、陽光、逆鱗のように間接攻撃で発動することもないため、
ぶっちゃけ 汎用奥義の方が強い 父の剣技(笑)
どうせ発動したら死ぬ物理奥義の中ではHP回復効果があるだけ発動時は美味しいのだが…*2

とまぁ、能力も奥義も前作に比べると明らかに弱体化はしているが
支援の地属性とラグネルが健在なので今作でもベオクの中ではトップクラスの強さなのは間違いない。

覚醒でのアイク】

DLCである追加マップに何度か登場。
「英霊の魔符」の1では第3勢力として、2、3では敵として現れる。
占い爺の持つ秘宝「英霊の魔符」により召喚された英雄の幻影として、様々な英雄(過去作のキャラクター)と共に現れる。
世界最強の英雄と呼ばれ、占い爺をして、「わしの持つ中でも最強の魔符」と言わしめる等、遂に歴代最強の主人公と公式でも認められた。

ところが、クラスは傭兵で武器も鉄の剣や鋼の剣と、ぶっちゃけ序盤の雑魚敵と大差無い。
これはアイクに限った話ではないが…

3ではラグネルを引っ提げ敵将として登場。
ラグネルは命中こそ70と低いが、威力15で間接攻撃可能、防御+5ボーナスと非常に優秀。ただし普通の武器と同様に壊れる。
尚、このラグネルは外伝23章や無限の神器で入手可能。剣レベルAなら誰でも装備可能。アマツ涙目
なお、間接攻撃の際は衝撃波を出さずに、ラグネルをぶん投げる
しかしクラスは傭兵のままで、スキルは後の先(攻撃を仕掛けられた時、命中率、回避率が+10%)のみでこちらでもちょっと強いだけで雑魚と大差ない。 
ぶっちゃけ同マップで聖書ナーガを装備しているユリアの方が脅威である。
「紅対蒼」では上級職の勇者に。封印編では敵として、蒼炎編では第3勢力として登場。決戦編では敵将を勤める他、ラグネルを装備している。
「光対闇」の光編では第3勢力として、闇編では敵として登場。ようやく天空を習得した。勿論ラグネル装備。
決戦編ではついに異界のアイクが登場。
イラストは封印の剣のキャラデザを勤めた金田榮路氏。しかしネットでの評判はあまりよろしくない。
また、DLCでは彼の末裔を名乗る人物が登場する。

ifでのアイク】

スマブラで使えるアイクのamiboを読み込むことでマイキャッスルに現れ、3回読み込むと交戦できるようになる。
兵種は「ヴァンガード」で、「神剣ラグネル」を装備している難敵だが、倒すと魔符ユニットとして仲間になる。
成長率は原典を少し控えめにした感じで、力がよく伸び、魔防がヘタレる。

専用武器ラグネルは白夜暗夜各々の長兄の神器であるジークフリートや雷神刀と同様の間接攻撃と、二者を上回る威力、さらには守備+3の効果まで兼ね備えた破格の性能を誇る。ただし追撃しにくいデメリットがある。
間接攻撃の際はエルウインドっぽい衝撃波を飛ばす。

「ヴァンガード」はDLCアイテムを使うことで他のキャラもなることが可能。
剣と斧が使えて攻撃と守備に優れ、他も平均的だが魔防がやや低めの、まさしくアイクな性能。
速さ-1と引き換えに力+3になる「剛剣」、必殺回避+20の「歴戦の勘」、おなじみ「天空」、敵を倒すたび力が2ずつ加算されていく「力の吸収」と強力なスキルが揃う。

また、仲間にした後もamiboで呼び出すことができ、アクセサリー屋または武器屋に現れて限定装備を売ってくれる。
中でも魅力的なのは武器屋で売ってくれる「アイクの模擬剣」。

見た目はラグネルと同じだが、性能がダウンし間接攻撃もできなくなっている。
が、誰でも装備可能であることと入手可能な数に制限が無いことから、錬成することで破壊力だけなら本物をも上回る凄まじい性能の剣が出来上がる。

エンゲージでのアイク】

「蒼炎の勇者の指輪」に宿る「蒼炎の紋章士」。
指輪はソルム王家の家宝で、12人の紋章士の中でも最高クラスの実力者と呼ばれている。

通称は「蒼炎の紋章士」だが、筋骨隆々な容姿や斧系の武器がメインなことからどちらかというと『暁』要素が強め。
紋章士としての能力はHP・力・守備の増強の他、「怒り」「勇将」らHP減少をトリガーとするスキル、カウンター型のエンゲージ技等の前衛に立って敵からの攻撃を引き受けることを前提とした地雷戦法向きのものが揃っている。
エンゲージ武器は斧系武器の「ハンマー」、グレイルの得物である斧「ウルヴァン」、そして「ラグネル」の三種類。

【スマブラでのアイク】

スマブラXから蒼炎時のレンジャー姿で参戦。だが少しデザインが変わっていたり、原作ではこの時はまだ使えないラグネルを持っていたりする。

大剣を振るうパワー級のファイター。
そのためフットワークは悪いが、一撃の威力とリーチは目を見張るものがある。前後に隙のある技が多い。
特に横スマッシュと上スマッシュは隙がかなりデカいが強力。攻撃前に一瞬溜めがあるのだが、むしろ慣れていないとそれが避けにくい。判定が長く攻撃範囲も優秀なので崖際や対空の迎撃に最適。これを使いこなせば性能がグッとアップする。
ロイ・キャンベル大佐曰く「見た目は華奢だが豪腕の持ち主」。
ちなみに、原作に基づいて衝撃波を出すことが検討されていたが、これではゲームバランスが崩れるだろうと却下された。

亜空の使者では、マルスとメタナイトがエインシャント卿による爆弾の投下を阻止するため進むところに登場。
以来二人と行動を共にし、ガレオムを倒すが、氷山で単独行動をとったメタナイトからはマルス共々置いてけぼりにされる。


必殺技
B:噴火
剣を突き立てて火炎で攻撃する。
長押しで溜めることができ、最大溜めは自分もダメージを受けるが、そこまで溜めることは滅多にないだろう。また、剣を振り下ろす瞬間スーパーアーマーが発動する。
後隙が大きめなのと攻撃範囲の狭さからあまり使用頻度は多くないが、空中からの対地攻撃に役立つ。
SPでは溜め時間によって前方に蒼炎が発生するようになり、溜め時間が長いほど蒼炎のリーチも伸びる。

B→:居合い斬り
モーションの元ネタは蒼炎での必殺。
長押しで溜め、水平方向にダッシュした後、プレイヤーがいると斬りつける。
急接近して攻撃でき、相手が軌道上におらず攻撃できなくても隙がないことから奇襲に便利だが、攻撃した場合の後隙は大きい。
上昇必殺技が垂直にしかいかないので復帰にも用いられるが、他プレイヤーに当たると中断するのと、着地の隙に注意。

B↑:天空
ご存じアイクの代名詞だが、ゲームバランスの都合から、原作とはやや異なる技になっている。
剣を上に投げた後、掴んで回転してから急降下する。
剣を投げてから掴むまではスーパーアーマーがつくが、横移動は殆どないので場所によっては自滅する恐れがある。居合い斬りと使い分けよう。
崖際で連打していると手出ししにくい為か、5回連続までしかできないよう設定されている。

B↓:カウンター
マルスのものと比べて、反射ダメージが高いが発動から有効判定までタイムラグがある。

最後の切りふだ:大天空
初撃のアッパースイングの薙ぎが当たると、ステージ中央上空へ移動して連撃を加えた後、切り下ろして着地と同時に吹っ飛ばす。「大!天!空ーッ!」と叫ぶ、まさに切り札らしい技。
フィニッシュはアイクか相手が接地した時点で炸裂するが、足場が高い位置にあると相手を星にしやすい。
ただし中央に移動する為、ヨースター島など真ん中がポッカリ空いたステージでは一緒に自滅することがある。普通のステージなら足場のある場所へと向かってくれる。
初撃が空振りになるとそれで終わりだが、当たれば相当のダメージを与えるので、蓄積ダメージが少なめでも撃墜できることが多い。


大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS/Wii Uでのアイク】
DXロイは宣伝のため出演したため、Xではリストラされた。
そしてXで出たアイクも、クロムの存在のためにリストラされるかと思われたが、暁の女神の勇者での姿で無事続投。ロイの枠だったスマブラにおける、パワー系剣士の座を守り抜いた。
(そして後に、マルスのコンパチキャラのポジションも覚醒のあるキャラに引き継れた。)

公式ホームページのスクショではマルスとの共演だけでなく、同じくスーパーアーマーやカウンター技を持つ新たなるパワーファイター、リトル・マックとのバトルも描かれている。
また噴火と大天空のエフェクトも本人の二つ名に基づいて蒼炎となった。
ただし原作における蒼炎というのは青白い光であって燃焼はしない、というか炎ではないのだが・・・。

基礎性能は前作と大きく変化していない。
しかし上位陣との相性の悪さや、パワー系の割に吹っ飛ばし力が物足りず、当初は弱キャラだった。
後のアプデにより、全体的に地位が向上したようである。


大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIALでのアイク】
基本デザインはXに登場した蒼炎の奇跡に登場したレンジャー姿に戻ったが、今作では前作での基本デザインだった暁の女神に登場した勇者の姿も選べるようになった。
地味に立ち方も原作のような姿勢に近くなった。
中の人もレンジャーと勇者でそれぞれ僅かに声質が異なっている。


ファイアーエムブレム ヒーローズでのアイク】

出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、2017年2月2日配信開始
(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS

スマホゲーにも参戦。人気キャラゆえか、現時点で5人ものアイクが存在する。
まずは通常版。
イラストはめか氏。神装版は麻谷知世氏。

武器スキルは敵から攻撃された時、距離に関係なく反撃する『ラグネル』
Aスキルは攻撃が敵より1以上高い時、自身の攻撃による奥義発動カウント変動量+1の『剛剣3』
Bスキルは敵の武器種が剣で、自分のHPが50%以上の時、自分は絶対追撃、敵は追撃不可の『剣殺し3』

ヒーローズでもアイクな性能は健在。
やはりラグネル恩恵も大きい。攻めても守っても対応力は幅広い。
守備はお世辞に高いと言えないが近接武器で耐えられる固さは十分にある。
自慢の攻撃で剛剣と天空を駆使するだけでも召喚師からの期待は大。
弱点は高速アタッカーには追撃を許す速さ、魔防も低いため例え緑属性であっても魔法系と戦うときは注意が必要。

2021年5月のアップデートでラグネルが念願の錬成武器対象に。
特殊錬成は奥義が発動しやすい(奥義発動カウント-1)
戦闘開始時に自身のHPが25%以上だと戦闘中、攻撃、速さ、守備、魔防+4
奥義の出しやすさとHP依存でステータスが強化される新たな個性を獲得。
ちなみに仇敵兼兄弟弟子である漆黒の騎士(ゼルギウス)の所持武器で対のエタルドも同じ効果。

2020年3月には神装英雄に抜擢。蒼炎の炎繋がりかムスペル王国をモチーフにした衣装。

この作品でも最強の英雄として恐れられており敵専用スキルにより文字通りダメージをうけない無敵の状態でやってくる。
さらに10章では無限沸きの敵相手に規定ターンまで耐えることを勝利条件とした防衛戦ルールもあり
多くのプレイヤーを苦戦させた。
10章-5節でやっと無敵スキルなしの状態で戦えるようになるがここも規定ターン以内に倒さないと敗北という
時間制限ありの戦いのためきつい戦いとなる。

ちなみに初期服の姿かつラグネルを持ってはいるものの、拠点やレベルアップ時のセリフから蒼炎クリア後ではなく漆黒の騎士との決着をつけていない状態の彼が呼ばれている設定であることが分かる。
また、アルフォンスたちは彼を蒼炎の勇者と呼称するが、本人の称号は傭兵団の青年である。ロード版や暁版実装フラグか?


出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、2017年2月2日配信開始
(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS

総選挙では男性1位に蒼炎の軌跡からアイクが入り、約半年後に特別版が実装。
イラストは北千里氏。神装版は萩谷薫氏。
原作イラストレーターの北千里氏の思わせぶりなツイートで期待が高まる一方、あくまで蒼炎時代のアイク(蒼炎の軌跡ではアイクは斧は扱えない)であるため、
性能面では既にあるものとの差別化が懸念されていたが、その不安を良い意味で裏切り、父の相棒であるウルヴァンを携えて斧歩兵として登場となった。
今回の総選挙実装キャラクターの共通テーマは父親のようで、このアイクも武器はもちろんだが服装もグレイルのそれをアレンジしたもの。
イラスト担当も北千里氏でファン大歓喜であった。

武器スキルは奥義が発動しやすい(奥義発動カウント-1)。連続して攻撃を受けた時、2回目以降ダメージを80%軽減『ウルヴァン』
Aスキルは敵から攻撃された時、戦闘中、守備+4かつ奥義発動カウント変動量+1(同系統効果複数時、最大値適用)の『金剛の呼吸』
Bスキルは敵が騎馬、飛行の時、戦闘中、敵の強化の+を無効にするの『ベオクの加護』

打って変わってこちらは怪力鉄壁型。守備は重装並だが相変わらず魔防は低い。

ウルヴァンの効果により奥義カウントが1減少、新Aスキルの金剛の呼吸により迎撃時守備+4かつお互いの攻撃による自身の奥義カウント減少量+1と、こちらも天空を連発できるようになっている。
だが総選挙版の真の恐ろしさはウルヴァンの2つ目の能力、連続攻撃を受けた際に2撃目以降のダメージを80%減少させる効果にある。
これにより本来一方的な攻撃で反撃をする間もなく倒されるはずの勇者系(2回連続攻撃)や火薙ぎ系(反撃不可)武器に対しても高確率で生き残る超耐久。
先に述べた能力も合わせて、これらの武器で彼に攻撃すると反撃でいきなり天空が飛んでくる状態が出来上がり、大きな抑止力となった。
加えて専用Bスキルのベオクの加護により、騎馬や飛行との戦闘時に相手の鼓舞系バフを無効化する。
緑属性であることも手伝い、最強キャラと名高いラインハルトからの攻撃に対して、低魔防にもかかわらずどのような条件下でも初撃はほぼ確実に生き残ることができる。…というか明らかにそれを想定したメタデザインになっている。
弱点としては途中に反撃を挟むとウルヴァンの効果が発動しないために遠距離反撃との相性が悪いこと。かといってつけないと反撃ができず後続の移動補助で退避を許すことか。守備が異様に高いために相性激化の無い赤剣にはある程度対抗できるが、赤竜や赤魔には為す術は無い。
自分から攻めてしまうとウルヴァンの効果が発動しないため、得策ではない。守りに専念しよう…

が、ここで大革命が起きる事態が発生する

2019年9月のアップデートでウルヴァンが錬成武器対象。
錬成すると戦闘中、最初に受けた攻撃のダメージも40%軽減
耐久力は上昇したが注目すべきは特殊錬成。
その効果は敵から攻撃された時、敵が追撃可能なら、敵の攻撃の直後に敵が追撃を行う
なんの捻りもない敵に攻め立てを要求。一見デメリットでしかない意味不明の効果だが、それぞれのテキストを読み返せば…

敵の追撃が可能なら強制的に攻め立てが発動して「連続した攻撃」の対象として最初と追撃のダメージ軽減が楽に発動

この錬成効果は武器種類関係なしに発動する。無理矢理に見えるかもだが
相性の悪かった遠距離反撃が相性抜群となり、近距離遠距離どちらも対応性が広まった。見切り効果を駆使して超耐久型アイクも作れる。

2021年2月に二度目の神装英雄。最初のニザヴェリル衣装は彼となった。
身体にフィットした衣装なので心なしかスリムに見える。


更に、伝承英雄として暁版のアイクも参戦。こちらのイラストも北千里氏。

伝承属性は地属性。
「蒼炎の勇者」の二つ名などから火属性が連想されがちだが、
原典における支援属性が地属性なので妥当なところ。

こちらは拠点会話より、漆黒の騎士を破った後であることは確実。
暁クリア後である可能性もある。

武器スキルはいつものラグネル。
専用奥義は「蒼の天空」で効果自体は通常の天空と変わらないが、発動カウント数が4と1回分短縮されている。
Aスキルは敵から攻撃された時、戦闘中、魔防+4かつ奥義発動カウント変動量+1(同系統効果複数時、最大値適用)の『明鏡の呼吸』
Bスキルは戦闘後、敵の攻撃、守備-5(敵の次回行動終了時)『攻撃守備封じ2』
Cスキルはターン開始時、周囲2マスの味方の守備+6(1ターン)。ただし、現在部隊内で同じ移動タイプが2体以下の味方のみが対象『守備の指揮3』

通常版アイクと同くステータスもあまり変わらないが受けで効果を発揮するスキルを持つためか、守備魔防は多少強い。

受けに強いタイプで通常版より耐久面が高い。奥義が出しやすく超便利。
聖印に「切り返し3」をつければ、向かってくる敵を返り討ちにしつつ「蒼の天空」で回復までできる為、驚異の戦闘力を持つ。
ただし明鏡の呼吸発動時でも魔防の数値自体はそう高い訳でもないため、過信は禁物。
有利属性の緑魔道士ぐらいならば返り討ちにすることも十分可能だが、調子に乗って青魔道士にぶつけたりなんかしないように。

こちらは何よりも「特定の外伝をクリアすれば1体もらえる」事が最強のアドバンテージとなっており、無課金攻略の希望の星といっても過言ではない。

2021年2月のアップデートでヒーローズ初の上方修正。ヒーローズオリジナルで最初の伝承英雄のフィヨルムと原作で最初の伝承英雄のアイクがトップバッターに。
専用奥義が「蒼の天空・承」へ。効果自体は同じだが1ターン目開始時、奥義発動カウント-2の追加効果。
Cスキルは『魔防の相互大紋章』で味方の強化は消えるが苦手な魔法は少々強くなる。

後から錬成武器にも選ばれる。効果は上記と同じである。

今ではインフレを利用した奥義の螺旋を継承した奥義連発型や個性の実で速さを引き出して切り返し不要の高速型と見かけるようになる。


2019年2月にはバレンタインイベントの超英雄として登場。こちらでは父グレイルとも共演する。
鎧などは付けておらず明らかに歩兵のように見えるが、なんと重装扱い
にもかかわらず速さが36もあり、他の能力もバランス重視の配分となっている。

武器スキルは味方と隣接していると戦闘中自身の全能力を3上昇する『祝祭の剣』。奥義は伝承と同じ『蒼の天空』。
ラグネルでこそないが、Aスキルで『遠距離反撃』を持つことでラグネルを疑似的に再現している。
Bスキルは戦闘開始時自分のHPが50%以上の時、自分の奥義発動カウント変動量+1、敵の奥義発動カウント変動量-1の『奥義隊形3』。
Cスキルは偶数ターン開始時、自分と周囲1マスの味方の速さを6増加する『速さの波・偶数3』。


出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、2017年2月2日配信開始
(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS

更に2020年5月には闇堕ち英雄イベントに登場。イラストは藤坂公彦氏。
この闇堕ちアイクは『サイファ』に登場したメダリオンに触れて暴走したifの姿を輸入したもの。
昔からユーザー間で暁アイクを見た目と性格の合わせ技でリュウに喩える声があったのもあり「殺意の波動に目覚めたアイク」などと呼ばれる事も。

ただ、職業が勇者(ブレイブ)のサイファ版とは異なり、伝承版が着ている神将(ヴァンガード)。
これの何が問題かというと、実は暁の女神本編の展開上、アイクがヴァンガードにクラスチェンジした後の時系列ではメダリオンに触れて暴走することは絶対に有り得ない
その指摘を受けてか公式の説明文が「メダリオンに触れて暴走した」から「負の気に呑まれて暴走した」と異例の変更をされた経緯がある*3
また、他の闇堕ち英雄達が本編で登場した姿であるのと異なり、ほぼ完全なifの姿であるためか、アイクが何故このような事になってしまったのかについては各種テキストやボイスでは触れられていない。
唯一「想いを集めて」でのセネリオのセリフから、「蒼炎の軌跡27章で漆黒の騎士を倒さずに章をクリアした」事が匂わされる位である。
暁の女神は蒼炎27章で漆黒の騎士を倒した事が前提となっているため、そこで漆黒の騎士に勝てなかった事でアイクの心境、ひいては暁の女神のシナリオにどれ程の変化がもたらされるのかはプレイヤーには知る由もなく、アイクの暴走に至る道筋は想像に委ねるしかない。

武器スキルは戦闘中、攻撃、速さ、守備、魔防が自分が受けている攻撃、速さ、守備、魔防の弱化の値の2倍だけ上昇 (例えば、攻撃-7の弱化を受けていれば、-7+14で、攻撃+7となる) 敵から攻撃された時、距離に関係なく反撃する『混沌ラグネル』
Aスキルは敵から攻撃された時、戦闘中、速さ+4かつ奥義発動カウント変動量+1(同系統効果複数時、最大値適用)の『飛燕の呼吸』
Bスキルは速さが敵より高い時、受けた範囲奥義のダメージと戦闘中に攻撃を受けたときのダメージを速さの差×4%軽減(最大40%・巨影の範囲奥義を除く) 自分から攻撃した時、戦闘後、敵を自分と反対方向に1マス移動させる『回避・叩き込み3』
Cスキルはターン開始時、周囲1マスに味方がいれば自分の攻撃、速さ+5(1ターン)の『攻撃速さの信義3』

奥義スキルは『暴の天空』
名義が違うだけで蒼の天空と効果は同じ。

アイクの中でも、ひいては数ある剣装備のキャラの中でも猛烈な強さを誇る。
武器スキルの『混沌ラグネル』が、遠距離反撃の効果と戦闘中、各ステータスで自分が受けているデバフの数値を二倍に上昇する効果を持つ。
弱化から強化への変換であり、パニックや混乱を恐れずそれどころか逆に利用して強くなるキャラになっている。
実はこのゲームの仕様である「強化反転によるデバフと通常のデバフは重複する」という点が功を成し、ステータスの強化バフを受けた状態でデバフとパニックの両方を受けると、通常のバフの上限を突破出来てしまい、ステータス強化が重ねがけされたような状態になる。
「○○の連帯」系スキルを継承した場合はこれと重複させることも可能で、条件によっては+50を容易に超えてしまう場合も。
まさにステータスの暴力ともいえ、相手のかけるデバフ次第で大暴れできる。速さも42とアイク中最も高いので追撃も大いにあり得る。
弱点は他のアイク同様魔防が低いこと。混沌ラグネルの効果に影響されない戦闘前にダメージを与える範囲奥義や絶対追撃などにも弱い。

出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、2017年2月2日配信開始
(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS

2022年4月には幼少超英雄版で妹のミストとペアを組んだ比翼英雄で登場。イラストは神澤葉氏。
超英雄版のアイクは三年ぶりで『蒼炎の軌跡』初の比翼英雄。
小さい体には不釣り合いすぎる鉄剣をアイクは軽々使いこなしている。

武器スキルは『戦神の剛なる鉄剣』
攻撃+3。戦闘開始時、自身のHPが25%以上なら、戦闘中、攻撃、速さ、守備、魔防+5、かつ攻撃時発動の奥義装備時、周囲4マス以内の味方の人数によって異なる効果を発動
1以上なら、自分の最初の攻撃前、自身の奥義発動カウントが、奥義発動カウントの最大値の半分だけ減少(減少値は端数切捨て)
2以上なら、さらに最初に受けた攻撃のダメージを、奥義発動カウントの最大値×10%軽減
3以上なら、さらに敵の絶対追撃を無効、かつ自分の追撃不可を無効)

奥義は伝承版と同じ『蒼の天空』

Aスキルは敵から攻撃された時、距離に関係なく反撃する、かつ戦闘中、速さ+5の『遠反・飛燕の構え』
Bスキルは戦闘中、自分が受けている反撃不可を無効の『見切り・反撃不可3』
Cスキルは周囲2マス以内の味方は、戦闘中、攻撃+4 周囲2マス以内に味方がいる時、戦闘中、自身の攻撃+4『攻撃の相互大紋章』

まさに今までに登場したアイクの良いところを詰め合わせた選り取り見取りな性能
ヒーローズ初の攻撃開始前に奥義カウントが進む新タイプの効果。これは自ら攻撃しても敵に攻撃されても攻撃可能ならいつでも発動。蒼の天空はカウント4だから2へと加速(攻撃を受ける場合は3に進んで攻撃開始と同時に1へと加速)。カウントの重い蒼の天空を軽々と発動。
味方人数分の前提とはいえ、4マス以内と緩い条件下で他はダメージ軽減と見切り・追撃効果のこれでもかと豪華。
ラグネルの意識かAスキルには遠反(+飛燕の構え)も備えてBスキルでは反撃不可のスキルを無効にする。
全部発動で『全ステータスアップ+奥義カウント加速+回避効果(最初のみ)+見切り・追撃効果+遠反(+飛燕の構え)+反撃不可無効+攻撃アップ』アイクの性格を具現化したのような物。

比翼効果は自身を中心とした縦5列と横5列の敵の攻撃、速さ-7、【キャンセル】を付与(敵の次回行動終了まで)。奥義発動カウント+2
ミストのサポートか不利な状態異常もばら撒ける。

ステータスは今までのアイクとお得意の攻撃は補正込みで驚愕の61。近年実装したばかりのガルザスや末裔のパリスを超える数値。しかも苦手な魔防は少々得意になってこちらもアイクの中でトップ。

一見隙が無いようだが狙撃の軽減効果を消すスキルや二回攻撃スキルでダメージを通してしまうのが弱点。
バレンタインクロムや伝承ナンナ。花嫁カチュアの武器スキルは天敵とも言える。
守備と魔防はやはり中途半端には変わりないので油断は出来ない。

出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、2017年2月2日配信開始
(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS

2024年4月にはマルスに続く2番目の紋章士英雄で早くも登場。イラストは大熊ゆうご氏。4枚とも全て構図が異なっている。
お馴染み赤属性の剣・歩行ユニット。エンゲージと違い、ヒーローズではちゃんと出典が暁の女神。
異界のアイクとも手合わせをしたいほど闘志に振るえているそうだ。

武器スキルは『蒼炎の勇者の剣』
奥義が発動しやすい(発動カウント-1)
敵から攻撃された時、距離に関係なく反撃する
戦闘開始時、自身のHPが25%以上なら、戦闘中、自身の攻撃+〇、敵の攻撃-〇。〇は、戦闘開始時の敵の攻撃の25%-2(最大16、最低6)
自身の弱化を無効、自身の反撃不可を無効、自身の奥義発動カウント変動量-を無効

Aスキルは周囲3マス以内に味方がいる時、戦闘中、守備、魔防+7、かつ奥義が発動可能な状態の時、またはこの戦闘(戦闘前、戦闘中)で奥義を発動済みの時、戦闘中、ダメージ+5(範囲奥義除く)かつ自分の攻撃でダメージを与えた時、7回復の『守備魔防の秘奥4』
Bスキルは『不動4』
戦闘中、敵の攻撃-5
自身の奥義発動カウント最大値が3以上の攻撃時に発動する奥義装備時、または敵から攻撃を受ける際に発動する奥義装備時、戦闘中、自分の奥義以外のスキルによる「ダメージを〇〇%軽減」を半分無効(無効にする数値は端数切捨て)(範囲奥義を除く)
自分が受けるダメージ-守備か魔防の高い方の20%(範囲奥義を除く)、敵の最初の攻撃前に自分の奥義発動カウント-2
戦闘中、自身の奥義発動カウント最大値が3以上の攻撃時に発動する奥義発動時、ダメージ+守備か魔防の高い方の20%(範囲奥義を除く)、敵の奥義以外のスキルによる「ダメージを〇〇%軽減」を無効(範囲奥義を除く)
戦闘中、敵から攻撃を受ける際に発動する奥義発動時、自分の次の攻撃はダメージ+守備か魔防の高い方の20%、敵の奥義以外のスキルによる「ダメージを〇〇%軽減」を無効(その戦闘中のみ)
Cスキルは『再移動制限3』
自分の周囲4マス以内で再移動を発動した敵に【再移動制限】を付与
この状態異常を受けている敵の射程が1の時、直後に移動できる距離を最大1に制限
この状態異常を受けている敵の射程が2の時、再移動発動直後、行動を終了する

奥義スキルは『覇克・天空』
攻撃の(40+敵がこの戦闘中に攻撃した回数x10)%を奥義ダメージに加算
自分から攻撃した時、敵は先制攻撃
敵が追撃可能なら、敵の攻撃の直後に敵が追撃を行う
戦闘中、攻撃を受けた時のダメージを(40-現在の奥義発動カウント×10)%軽減、ただし、連続して攻撃を受けた時の2回目以降のダメージは(70-現在の奥義発動カウントx10)%軽減
戦闘で奥義を発動した場合、戦闘後、自身を中心とした縦3列と横3列にいる敵に5ダメージ、奥義発動カウント+1、自分は、HPが回復。回復値は自身を中心とした縦3列と横3列にいる敵の数x5+10(上限:自身の最大HPの50%)

その性能は対策が無いとまず突破出来ない歴代最強の名に相応しい圧倒的な防御力を手にした。
武器スキルでも攻撃の上げ下げに反撃不可、デバフ、キャンセルも一切動じないだけで申し分無しだがなにより大きいのが『覇克・天空』と『不動4』
蒼(暴)の天空同様にカウント4だが普段の月光+太陽ではなく、敵の攻撃回数応じての攻撃%加算と範囲内の人数で回復と劇的に変化。
しかも錬成後のウルヴァン同様に攻め立て要求…だけに足らず自分から攻撃を仕掛けると待ち伏せを要求に先制攻撃を仕向けるよう誘い出す。
おまけに奥義カウントが小さいほどダメージを抑える%が増え、最終的には追撃(2回目)以降は確定で70%軽減。奥義扱いなので狙撃などの無効化を受けないのも追い風。
軽減しても当然ダメージを受けるが、ここで不動が活躍する。守備か魔防どちらかが高い方の20%分を受けるダメージを減少する。つまり軽減して受けるダメージ次第ではチャラに出来る。
奥義カウントも進み、発動時は逆にダメージを上乗せて範囲内にいる敵は固定ダメージと奥義カウントの遅延等々大盤振る舞い。
いくら速さが高かろうともデバフなどの嫌がらせしようとも彼は怯まず、倒し切れないとカウンターで痛い目を見ることになる。

ただ明確な弱点はあり、自分にも固定ダメージを減らされるのは苦手。
戦闘外ダメージは普通に通るので炎撃かその内蔵武器で地道に削るのが先決。
また範囲奥義も通用するのでナバタイグレーヌや伝承リリーナなど火力ある範囲奥義とは相性が良い。
他にはヴェイルや竜眼で奥義を妨害するスキルでは不発で火力不足になる。

エンゲージした時の紋章士効果は、「自分または敵が奥義が発動可能状態の時」、
「この戦闘(戦闘前、戦闘中)で自分または敵が奥義を発動済みの時」の2条件のいずれかを満たした時、かつ、敵が射程2の時、
戦闘中、受けた攻撃のダメージを40%軽減(1戦闘1回のみ)(範囲奥義を除く)
敵の遠距離武器による反撃を耐えきるのに役立つ効果。マルスと違ってデメリットが無く取り回しが良い。


「俺は……項目の追記・修正を欠かしたことはない。
 どんなにわずかな時間だけでも、
 必ず編集をするようにしている。
 こうしてると、項目がしっかりとして
 見てて落ち着くっていうのもあるしな。」

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