アサシン(FE)

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アサシン(FE) - (2016/12/05 (月) 00:06:44) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2011/12/20(火) 23:06:22
更新日:2023/07/09 Sun 10:28:23
所要時間:約 5 分で読めます





アサシンは『ファイアーエムブレム』に登場するクラスの一つ。
(クラスとは勇者戦士の様なキャラクターの職種のこと。)


~どんなクラス?~
影の世界で生きる暗殺者。
上級・最上級クラスで下級クラスは主に盗賊又はシーフ

初登場したのは遅く、『烈火の剣』以降から。
それまで盗賊は基本的に下級専門クラスだった。
(例外は『聖戦の系譜』と『トラキア776』のみで、この頃はシーフファイターが存在した)

上級クラスと言っても、ステータス上限が『技』と『速さ』が増える位で、他のステータス上限はあまり増えない。
力や守備も伸びにくく、ぶっちゃけ火力不足。
GBA時代だと、技と速さの上限がMAXの30になるだけで他の能力値は下級時代と同じ20のまま。

しかも、使用武器は威力の弱い剣や短剣(軽器)のみで、単純な攻撃力は最低クラス。

こう見てみると劣化ソードマスターだが、真骨頂は…


瞬殺


のスキルの存在である。

『瞬殺』のスキルは、発動すればどんな敵も一撃で倒すことが出来る。(一部のボスは除く。)

たとえ命中率が1%でも

HPを削り切れなくても

与えるダメージが0でも*1

発動すれば絶対に倒すことが出来るのである!

し・か・も!
シリーズによっては、『瞬殺』のスキルで相手を倒せば、得られる経験値が二倍になるのである。

暁の女神』以降は、『滅殺』と名を変えかっこよさが増した。(効果は前作と同じ)
しかも武器の短刀には遠近距離攻撃可能なものもあり、より強さに磨きがかかった。
因みに密偵の奥義スキルが瞬殺となったが、相手のHPを1にするというイミフ仕様。
もはやサザが可哀想になるレベル…せめて「初手で発動した際は相手の反撃を封じて戦闘終了」くらいの性能なら…

だが、そんなアサシンにもデメリットがあり、盗賊の固有スキル『盗む』が使えなくなってしまう。(GBAシリーズのみ)
一応、烈火では盗賊が複数登場し、聖魔では盗賊専門上級職にローグが登場するので特に問題なし。


因みに戦闘時の衣装は男女共通でバンダナ付きの大きなマントにヘソだしスタイルでちょっとカワイイ。


~各シリーズのアサシン~

【烈火の剣】
初登場。
クラスチェンジアイテムは闇の誓約書。

  • マシュー
リン編から登場するオスティアの密偵。
軽いノリだが密偵としては優秀で、ヘクトルからも信頼を得ている。また、敵に対しては冷徹。
速さがかなり伸びやすく、力や幸運もそこそこ伸びるが、それ以外は低め。
あまり前線には出さず、密偵らしく遊撃要員としての活用が望ましい。

元・暗殺組織【黒い牙】所属の盗賊。「疾風」の異名を持つ。
その実力は【四牙】に匹敵すると言われているが、実際は彼らと異なり下級職
下級職としては初期値が高く、成長率も高いため、育てれば【四牙】以上の強さを得ることも可能(それでもロイドは怖いが)。
しかし、CCアイテム「闇の誓約書」が入手できるのは終盤であり、また「覇者の証」と並んで資産価値が高いため、評価プレイではお預けに。
アイシャという女性とコンビを組んでいたが、任務中のトラブルでやむなく彼女を始末したことから、【黒い牙】に疑問を抱くようになった。
飄々としているが年齢は30代くらいで、「オジサン」呼ばわりされている。

【黒い牙】の一員で【四牙】の一人「死神」。
幼少の頃からネルガルに殺戮人形として育てられたが、我らが天使ニノと関わって改心、【牙】を裏切る。
低めのHPに目をつぶれば、その初期値は『封印の剣』のカレルに匹敵する作中最強のアサシン。
成長率はイマイチ物足りないが、即戦力として活躍できる。
ニノとの支援A会話は非常にほほえましい。

「黒い牙」幹部の一人「凶鳥」。
快楽殺人者で、「黒い牙最強の暗殺者」を自称する作中屈指のネタキャラ。
敵として唯一登場するアサシンで、作中では二度、それぞれひかりの剣とルーンソードを携えてくる。
が、ひかりの剣やルーンソードといった魔法剣による間接攻撃では発動しない。*2
ひかりの剣は直接攻撃なら発動する可能性はあるが、ルーンソードは直・間接共に間接攻撃扱いなので絶対発動しない。
シャルケさんはこれをやってしまった空前絶後で唯一無二な漢である。
後に『覚醒』のネルガルの配信チームでもネタにされている。

  • レイラ
オスティアの密偵で、マシューの嫁。
実力はオスティア一とヘクトルが太鼓判を押す実力者。
「黒い牙」に潜入して内情を調査していたが、エフィデルに勘付かれてジャファルに殺された挙句、魔の島の樹海に死体を晒された。
単なるゲストキャラであるにも関わらず、彼女専用のグラフィックが書き下ろされ、公式キャラ名鑑にも載るなど何かと優遇されている。
余談だが、ユニットアイコンはアサシンなのだが、ジャファルに殺されるシーンで見られる戦闘アニメのユニットグラは盗賊のもの。

どっちが正しいか長らく不明だったが、公式サイトの情報によると盗賊らしい。
能力はレベル14 HP24 力14 技16 速さ20 幸運8 守備12 魔防15 体格5。
HP・幸運・体格は低いが、力・魔防が異常に高く、優秀なステータスと言える。
惜しい人材を失ったものだ…。

ちなみに彼女にはダミーの死亡フラグを製作者が自作しているのでわかりづらいが
本当の死亡フラグはナムコのsrpg「ポケットキング」で連携技「トライアングル」が使えてしまうことである。
(発動条件:Pナイト×3)そりゃ問題になるわな
え、名前が同じ人間なんてよくいるって?
マシューとラガルトの支援をAまで見ても同じこと言える?
僕はあの名前を見て偶然ではなく必然であることを確信したよ。


聖魔の光石
分岐クラスチェンジにより、盗賊だけでなく剣士からもクラスチェンジ可能になった。

  • コーマ
お調子者の少年盗賊。ネイミーの幼なじみ。
何かと強がる癖があるが、自分が認めた人物の話はきちんと聞く。
戦後は義賊になったりネイミーと結ばれたりと何かと忙しい。
速さと幸運が異常な伸びを見せるが、その他は平均的。

流浪のギャンブラー剣士。
シリーズ恒例のキルソ持ち赤剣士。
しかしその立ち位置と、従来の剣士に比べ力が伸びやすいこともあり、ソードマスターの方がオススメ。
実はジャハナの王子で、またグラド帝国将のケセルダとは腐れ縁の仲。

ジスト傭兵団の寡黙な女剣士。
団長のジストにはなかなか素直になれない恥ずかしがり屋。
ヨシュアに比べると力で劣る分、アサシン向き。


【蒼炎の軌跡&暁の女神】
実質的にフォルカ専用クラス。
使用武器は軽器(蒼炎)、短剣(暁)

最初はシーフだが、後半に改めて契約するかの選択が出現。契約するとクラスチェンジ。
マスクにロングコートのイケメンスタイルにコスチェンして立ち絵も変化。どこぞの緑風は涙目である。
蒼炎では瞬殺は奥義スキルとなっているため、奥義の書を使って習得させる必要がある。
前述の通り、瞬殺は『暁』では滅殺と名を変えている。
暁では最終盤での加入となる。

「盗人(シーフ)」系列とは完全に分離。
「暗殺者(アサシン)」はフォルカ専用の最上級クラスとなっている。
「盗賊(ローグ)」からの最上級クラスの「密偵(エスピオン)」と比較すると「盗む」こそないが、力・守備・必殺補正・奥義とほぼ全ての面で上回る。

【覚醒】
聖魔同様に分岐クラスチェンジ制。
剣に加えて弓も使えるようになる。

剣士or盗賊の素質があればクラスチェンジできるため、上記以外にもサブで持っているキャラが該当。
子世代は全員なれる可能性を秘めている。

女性恐怖症のイケメン剣士。
テラ子安。

超甘党の盗賊。
とりあえずお菓子があれば何でも言うことを聞く。

リズの息子。
中二病の気があり、周囲を振り回すトラブルメーカー。
素に戻ると意外とまともな常識人。

  • ツヴェルフ
十二魔将の一体。
本編の22章とDLCマップ『無限の神器』に登場。
「すり抜け」が厄介だが、アサシンなのに「滅殺」がない点は有情と言える。
なお、ルナ+だとアサシンでなくともランダムで「すり抜け」を使って来る。

if
本作では忍び→上忍という独立したクラスになっており、「暗器(手裏剣)」による間接攻撃が可能。
上忍にクラスチェンジすれば加えて剣(刀)も使用可能になり、滅殺も習得できる。

  • スズカゼ
白夜王国の忍。サイゾウの双子の弟だが全然似てない
他の仲間のような特定の上官を持たず、修行中の身。シナリオ次第ではカムイの部下となるが、支援関係を深めないと・・・。
速さと魔防の伸びがかなり高く、ついたあだ名が「対魔忍スズカゼ」。
シリーズ恒例の「赤緑」の片割れである。

  • サイゾウ
リョウマの部下の忍。スズカゼの双子の兄だが全然似て(ry
「サイゾウ」は襲名であり、彼で五代目。四代目はとある事件で殺されており、自身の眼の傷もそれが絡んでいる。
シリーズ恒例の「赤緑」の片割れである。
ぶっきらぼうだが面倒見は良い。最強兄貴の部下だけあって、能力は高水準。
固有スキルや暗夜ルートで登場する時の所持品から、ついたあだ名が「爆炎忍者」。爆ぜ散れッ!!

  • カゲロウ
リョウマの部下のくノ一。
サイゾウと組んで行動することが多く、一度そういう関係になったこともあるが、後に破局している。
絵を描くことが趣味だが、非常に独創的らしい。オロチとは親友。
力の伸びが異常に高い怪力女。周りからは戦闘の技術面を評価されているらしいが、違うと思う。

  • グレイ
サイゾウの息子。
まだまだ遊びたい盛りの少年で、六代目「サイゾウ」を襲名させようとしている父との仲は微妙。
どっかの誰かさんみたいに甘いものに目がない。

  • セツナ
ヒノカの部下。いつもぼんやりとしており、日常的に罠に引っ掛かっている。
本職は弓使いだが、パラレルプルフで忍になることができる。
支援会話でも気配を消すのが異常に上手く忍者に向いているという話がある。

  • ラズワルド
暗夜軍で初期職はマーシナリー(傭兵)だが、パラレルプルフでクラスチェンジ可能。
誰かさんが王の器で大暴れしていたのが由来と考えられる。


今回はバディプルフ、マリッジプルフの登場によってクラスチェンジの幅が相当広くなっている。
やろうと思えば上記以外にも量産することが可能。


なお、暗夜編17章では複数出現する上忍が特に厄介な敵となる。
下級職スキル「蛇毒」で攻撃時にこちらのHPを20%減らす上、奇数ターンに与えるダメージが+4となるガルーのスキル「奇襲の牙」まで持つ。
暗器のステータスダウン効果もあり、エルフィやブノワ、マークスと言った耐久力に優れた精鋭ですら、あっという間に満身創痍となりかねない。

しかし、その分ゼロで捕獲すると強力な戦力となる。
一体だけシーフのスキル「移動+1」も習得している奴がいるため、そいつを狙いたい。


追記・編集は必殺率の半分を引き当ててからお願いします。

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