大魔界村

登録日:2010/09/11 Sat 00:14:02
更新日:2025/03/05 Wed 15:53:56
所要時間:約 8 分で読めます





あれから3年の月日が流れた。
あの闘いは悪魔たちにとって序章にすぎなかった。再び悪魔たちはこの地上に姿を現したのだ。
そして、悪魔はプリンセス姫の城に襲いかかったのだ。
旅に出ていたアーサーが、駆けつけた時、プリンセスは、怪光線で体を射ち抜かれたのだった。
アーサーは、ヤリを手に再び魔界へと向かっていった。

(販促用紙よりストーリー抜粋)



救世主、現る。
PCエンジン版「大魔界村」宣伝コピーより


大魔界村は、カプコンが1988年に販売した横画面アクションゲームであり、魔界村の続編である。
システム基板はCPS1。後にメガドライブやPCエンジンなどに移植された。


尚、メガドラ版の説明書のキャラクター・デザインおよびモンスター・デザインはミスティックアークソーサリアンの米田仁士。
本編では比較的コミカルな魔界村の面々が異常なまでにスタイリッシュに描かれているので必見。


【概要】


魔界村の正統な続編。
CPS1の高いグラフィック能力によりグラフィックはより強化され、美麗に進化して帰ってきた。
西洋ファンタジー風の世界観がより一層深められ、墓場、村、塔と、ステージごとに明確なテーマが打ち出されている。
BGMも担当者を新たにしつつ前作のメインテーマがひきつがれ、更にステージごとにBGMが異なるという豪華仕様になった。

また余談だが、丘などの丸みを帯びた地形をアーサーが滑らかに走る様は、家庭用ゲーム機のグラフィック能力の向上の触発になったという。

ゲーム面ではガチガチのパターンゲーであった初代に対し、今作はアドリブが要求される箇所がいくつもある。
やり込みを重ねて場面の対処を覚えなければ先がつらい場所も詐欺パターンが存在する場所もあるため、注意深くプレイする必要がある。

現在も人気があって基板価格は高いが、本作が置いてあるゲーセンは多い。また家庭用移植も数多く出ているため、遊ぶこと自体は容易。
特にアーケード版に近いクオリティのPCエンジン版は評価が高い。

本作の大ヒットにより、次作『超魔界村』へと受け継がれていく。

◆ストーリー



魔王アスタロトとの戦いから3年の月日が流れた。あの闘いは悪魔たちにとって序章にすぎなかったのか…

ある満月の夜、悪魔たちは再びこの地上に姿を現し、プリンセスの城に襲いかかったのだ。

旅から戻った騎士アーサーが駆けつけた時、プリンセス姫はアーサーの目の前で怪光線に体を射ち抜かれ

その魂をルシファーに奪われたのだった。

プリンセスの魂を救い世界に平和を取り戻すために、アーサーは再び槍を手に魔界へと向かっていった。


◆システム

全5ステージ2周エンド
(2周目のみ6面)

4方向レバーで主人公「ナイト・アーサー」の移動の操作を行う。
下を入れるとしゃがむ。ジャンプボタンでジャンプする。
レバー左右の組み合わせで入力方向へ飛ぶが、空中での軌道修正は一切不可能。よって必ず一定の距離を飛ぶことになる。
ただしジャンプ中の左右の振り向きに限って自由である。
またジャンプ中(若しくは空中にいる最中)に限り、レバー下+アタックで武器を下方向に放つ。

アタックボタンで攻撃。
装備している武器でアーサーが向いている左右方向に攻撃する。
上を入れながらアタックを押すと武器を上方向に向かって放つ。
黄金の鎧を装備しているときにアタックを溜め撃ちすると魔法が使える。
ただしゲージが満タンになるまでチャージが必要。


○武器

武器は全七種類で一定の敵が持つツボから出現する他、後述の宝箱からも出現する。
尚、武器名は発売当初と現在では名前が違うものがある。
以下、現在の名称 / 発売時の名称(メガドライブ版など初期の移植を含む)。

/ ヤリ

アーサーの初期装備で水平に飛ぶランス。最大で2連射が可能。
癖がなく扱いやすいが、飛行速度が物足りない場面もある。

発動魔法は雷(サンダー)
落雷をアーサーが受け止め、そこから画面端まで左右に電撃が走る。
単純な軌道ゆえに扱いやすく、当て方によっては複数ヒットを狙える。
威力も高くボスの瞬殺を狙うこともできる。

・短剣 / ナイフ

水平に飛ぶナイフ。最大で3連射が可能。
撃つ度に座標がズレるため、少し高い(低い)位置の敵にも当たる。
単発の威力は低いが非常に扱いやすく、使い勝手は本作一。

発動魔法は分身(シャドウ)
背後に分身を作り出し、タイムラグをおいてアーサーの動きをしばらくコピーする。
ナイフを二倍投げられる利点があり、速攻をかけたときの攻撃力は目を見張るものがある。

・大鎌 /

斜め30゚に飛ぶ大鎌。連射不可(単発)だがまれにバグで2連射できる。
その分攻撃判定が広く貫通能力があるが、敵に当てづらく飛行速度が遅い上、連射の効かない点から非常に扱いづらい。
どう見ても斧であり実際発売当初はオノだったのだが、何故か大鎌に名称変更された。
でも説明書のイラストでもどこをどう見ても斧である

発動魔法は爆裂(ボンバー)
アーサーのまわりで2度巨大な爆発が起こり、触れた敵にダメージを与え、敵の通常弾を消すことができる。
上手く当てられれば攻撃力はなかなかのものだが、効果範囲が狭く扱いづらい。

・たいまつ / ナパーム

青白い炎がついた松明を投げつける。最大2連射。
地形に当たると一定範囲に火柱(プロミネンス)が発生してダメージを与える。
リーチが短く弾切れしやすいため扱いづらいが、弾が確実に下方向に投下されるため、低い位置にいる敵に対して無類の威力を発揮する。
ただし2発分の火柱が上がっている最中は新たに投げることができない。
特に4面ボスのオームに使いやすい。

魔法は火球(ファイア)
2つの青い火の玉が、大きく回転しながら左右斜め上方向にそれぞれ飛んで行く。
攻撃範囲が非常に広いが威力に劣る。

・イカルスの盾 / 円盤

立ち状態で水平飛行、しゃがみ状態で地形に沿って飛ぶ円盤を射出する。最大2連射。
地形のうねった場所などで効果を発揮し、安全に敵を処理できることも。
上撃ち時のみ当たり判定が大きく、3面などで役に立つ。

魔法は鏡(シールド)
敵弾に3発耐えられる鏡を置くが、時間経過で壊れてしまうため長持ちしない。
また地面に足がついていないと判定が発生しないなど難が多い。

・ソード /

手にした大剣で敵を切りつける、シリーズでも珍しい近接手持ち武器。
ショット武器ではないため敵に近づかなければ使えないが、威力は他の武器の2倍。
通常の横振りでもアーサーの頭上までカバーしてくれる攻撃範囲が魅力的。
だがショット武器でないと詰んでしまう場面がある本作では地雷扱い。
槍も大鎌も投げれるんだから投げろよと数多のアーサーが眉をひそめた。
ただし、あるボスには有効(?)である。

魔法は雷龍(サンダードラゴン)
左右に円を描く龍を放ち、最後に龍が戻ってくる。その間アーサーが動けないため発生中の隙が大きい。

・サイコキャノン

2周目専用の武器。最大2連射。これを持っていないとラスボスと会う事ができない。
魔法は使えず射程に限りがあるが、大剣並みの攻撃範囲と当たり判定を備えた万能武器。
敵に当たるまでの飛距離で威力が変わり、近距離で敵に当てれば大剣と同じ威力を発揮する。
さらに敵弾を消すことも出来るので、本作は1周目より2周目のほうが簡単になる。
無論、ミスして鎧を失わなければの話であるが。黄金鎧を着ると射程が伸びる。
また黄金鎧で武器を出そうとすると必ずこれが排出される。


○鎧

宝箱からしか出現しない。

・鋼の鎧

アーサーの初期装備。
敵の攻撃を一発だけ防いでくれる。出現するのは裸状態のときのみ。
初代と同様、裸の状態でBOSSを倒せば鍵を取ると鋼の鎧が自動的に支給される。

・黄金の鎧

鋼の鎧を装備しているときに宝箱を開けると出現する。
装備すると武器に対応した魔法が使えるようになり、魔法が使えないサイコキャノンのみ射程距離が伸びる。
ちなみに一周目ラストでプリンセス姫がこの鎧も必要なように言うが、別に無くても最終面には行ける。

○銅像

数種類の銅像がありアーサーの像は1UPアイテムだが、滅多に出現しない。
いずれもツボからしか出現しない得点ボーナス。



☆宝箱

本作で新しく加わった要素
ステージの特定位置に隠されており
「ある場所を通りすぎる」
「ある場所でジャンプする」
などといった行動により出現する

宝箱は攻撃によって開き、中には
  1. マジシャン
  2. 武器
のどれかが入っている。
マジシャンはいわゆるトラップで、魔法をかけて妨害してくるが倒すことも可能。



☆ステージ


・1面 処刑場~怪根の丘

死臭の漂う大魔界の入り口でハゲワシが待ち構える。
地面から死神が湧きでてくる、迫り来る序章。
BGMは初代1・2面のリメイク。ところどころにギロチンが設置してあり、回避していかなければならない。
後半は風が吹く人食い丘。カマイタチを避けながら進み、地形から生える怪根やブタ男、食人花が行く手を阻む。

BOSS:シールダー
メガドライブ版のパッケージにも描かれている一つ目の巨人……
と思ったら自らの首を右手にはめて口から火球を打ち出してくる。
キャラが定まってない。
大剣以外なら後ろに下がって連射で簡単に倒せる。
弱点の頭以外は鎧で覆われており攻撃を受け付けない。
メガドラ版の説明書では「邪神像」と紹介されている*1

・2面 腐食した村~炎の村

朽ち果てた険しい地形の風車の村を進む。
止まったままの風車が不気味に横たわり、その先には恐ろしいアリ地獄が…
耐久力の高い岩亀が迫る中、跳ね回る岩亀も同時に出現するため、アドリブが要求される。
その先には朽ちた橋と巨大蟻地獄が構える場所があり、唐突に橋が壊れるという落とし穴が待っている。
ここでレッドアリーマーキングが初登場。
後半はファイヤーバットが飛び交う炎の村で、速攻を求められる。

BOSS:ケルベロス
炎に包まれるわんわんお。
空中からの粉を撒き散らす他、アリーマーと同じく理不尽な突進を仕掛けてくる。
だが微妙に浮いているのでしゃがんで避けれる。炎は攻撃で相殺可能。
実は大剣があればリスクはあるが楽に倒せる。こちらに近付いて来る際に連打すれば・・・


・3面 ランクル男爵の塔~人喰い丘

前半は縦スクロール面。天井が迫り、襲い来る魔物達、生き残る為に逃げる。
上昇するエレベーターに乗りながら小悪魔フライングゴブリン、剣を持つ鎧泥男と戦う。
上撃ちを常に要求されるため、丁寧なレバーさばきが必要。地形に潰されると装備にかかわらず強制的にミス。
後半は悪魔の巨像から伸びる舌やスライダーを伝って空中を進む。少しでも気を抜くと巨像に食べられる。
その中をカゲロウが飛び交うので、落とされないようにうまく攻撃を当てなければならない。

BOSS:ガスト
邪悪なクラ○コ
弱点は煙の中央の目玉。時折全身に雷を纏い無敵状態となって突進してくる。
やたらグルグル周るのは超魔界村三面のボスに受け継がれた。


・4面 エメラルドの森~腐海

鉱山を進む。
死神の出方が1面よりいやらしくなっており、タワーモンスターやヌプヌプからの複合攻撃をどう処理するかがポイント
後半は腐海。水で滑る斜面から落下傘をつたってオームの背中に乗り、そのまま戦う。

BOSS:オーム
腐海に浮かぶどっかで見たような巨大芋虫。あかんやつ。
本体はその場で動かず弱点である5つの心臓が剥き出しだが、一定間隔で引っ込んでしまう。
その上、体内から絶え間なく現れる大量の幼虫、撃破不能の二匹の巨大な胃虫も現れるため、心臓を射る暇を与えない。
ここで大剣を持っていると、心臓まで剣が届かないので詰む。
もっとも剣自体はこのステージでは一切出現せず、直前のステージのボスが大剣で倒すのが難しいので、
剣だけで突破が可能な上級者でもない限りは起こりえないが。


・5面 大魔王の城

魔物の巣窟。
前半はレッドアリーマーキングとの4連戦をくぐり抜け、スカルドラゴンやブタ男のラッシュをかわして先へ進む。
壁から飛び出る鉄球地帯を超えると、後半は初代のラスボス『アスタロト』が待ち構えるボスラッシュ区間。
1面ボスとして登場したシールダーが首だけで登場したり、3面ボスのガストが小型化して三体出るなど猛攻を仕掛けてくる。
終いには大魔王のバーゲンセール、アスタロトが二体同時に出現して挟み撃ち。前作ラスボスの風格もあったもんじゃない*2
弱点も違うし魔界村初登場時はゴンディアスという名前だったんだから、「アスタロト」という種族の別個体にしてやれば良かったのに…。
1周目はクリアしても突然なんか神っぽい存在*3が現れ、「戦いの女神から魔力を授かれ」と恒例の1面からの2周目に突入。
2周目でもサイコキャノンを持っていないと5面の冒頭に戻される。

BOSS:ベルゼバブ
キモカッコイイ蝿の王。
ケツの穴から虫を撃ち出す他、無数の蠅に分裂して襲ってくる。
分裂時は無敵だが攻撃を当て続けると軌道が逸れる。一周目ならナイフ推奨。
ぶっちゃけルシファーより強いと評判

・6面 玉座

2周目のみ行ける最終ステージ。
アーサーの何倍もの大きさを誇る魔王ルシファーとの一騎討ち。
5面のクリア時点でサイコキャノンを入手していないと戦うことはできない。
ここから先で死んだ場合も玉座から再スタートとなる。

BOSS:魔王ルシファー
全裸で全身ピンクの巨大なラスボス。
消滅した魔界を復活させ、魔界最強の名を欲しいままにしていた。
横着に玉座に座ったまま両手の指先からレーザーを放ってくる。
レーザーは比較的遅いが、床を破壊して穴を開け足場がどんどん減らされる。落ちれば当然アウト。
口からも破壊光線を出し、更に鎧を着てても即死の踏みつけ攻撃を仕掛けてきたりと息もつかせない。
…が、耐久力はあまり高くない。弱点は顔。
倒すとこれまで奪われていた人々の魂が一気に解放され、エンディング。

★モンスター名鑑

説明書に記載されている、魔王の復活により蘇ったモンスター達。
国を救うため命懸けで戦った先人たちの僅かな記録をかき集めまとめたものらしい。
死神
大魔界から地獄への水先案内人(?)。魂を運ぶだけではなく、自ら人間を殺したりもする。抜き取った魂は魔王に献上される。
ステージ1、4に登場。特徴自体は前作のゾンビとほぼ同じだが、動作がややトリッキーで不意打ちもしてくる。
カマイタチ:
翼の代わりに高速でカマを振り回しながら飛んでくる。
カマの速い動きが空気中に真空状態を作り出し、それが竜巻状の盾となり自分自身を守っている。
ステージ1エリア後半でのみ登場し、嵐の中竜巻を纏って突っ込んでくる。停止しないと完全無敵。
毒花:
人間界の食虫植物が、処刑場の人間の血を吸って突然変異を起こしたもの。
地下茎を足として、花からは猛毒の消化液に包まれたドクロを吐き出す。
ステージ1のみ登場するドクロを3方向に吐き出してくる食人花。前半は位置固定だが、後半では左右に動き回る。
豚男:
アーサーが大魔王を倒した時、一緒に倒した巨人族の遠縁にあたる。
死神、フライングゴブリンなどの監視役として、目を光らせている。
前作の大男に相当するキャラで、多分今でいうオーク*1。ステージ1、5に登場し、三つ又の槍で攻撃する。
レッドアリ―マーキング:
3年前、やはりアーサーに倒されたレッドアリーマーの頭目格。
動きも残虐性もレッドアリーマーとは格段の差!口から出すブルーキラーの動きに気を取られると危険だ!
ステージ2、5に登場する上位個体。鎧と角と尻尾が増え、小悪魔ブルーキラー3体を召喚する攻撃が追加された。
岩亀:
腐食の村が魔物達に襲われた時に、逃げ遅れて殺された村人の怨念が岩に乗り移り、生き物となったもの。命あるものを見ると集団で襲ってくる。
ステージ2のみ登場する甲羅が人面岩でできている亀。亀の癖に軽やかにバウンドし、頭と手足が出てない時は無敵。
鎧泥男:
塔の漆喰に使われていた泥が、魔王によって生命を吹き込まれ鎧を操っている。
一度破壊すればまた元の泥に戻る。死を恐れないので、しつこく追い掛けてくる。
ステージ3のみ登場する壁や天井に張り付いてる巨大な動く鎧。剣で攻撃し、這いずって近づいてくる個体もいる。
バイホルダー:
鋭い牙を持っているが自分から襲ってくることはない。
だが塔の上部に溜まっていた毒性のガスを吸っている為、体全体が猛毒性の粘膜で包まれている。
元の名は「ビホルダー」だったが権利関係で改名させられた、球状の魚の頭骨みたいな魔物。漂う障害物。
鬼カゲロウ:
元々は普通のカゲロウが、魔王の復活による魔界の影響によって巨大化したもの。
巨大アリジゴクの成虫。大きな両手のハサミと、尾についている針が武器。
ステージ2、3、5に登場する浮遊する虫の怪物。こいつも単なる空飛ぶ障害物。たまにアイテムを抱えている。
ファイアーバット:
魔界の炎は生命を持っている。火炎の町はその火が集まってできたものだ。
そのためいつまでも火が途絶える事がない。ファイアーバットは火柱から生まれてくる。
ステージ2のみ登場する炎のコウモリ。画面外や炎柱と共に出現し、体当たりしてくる。
フライングゴブリン:
塔に住んでいた妖精が、魔王に呪いをかけられた姿。
あまりに強力な呪いの為、姿形だけでなく、性格まで魔王に操られてしまっている。
ステージ3、5に登場する小悪魔。飛び回って石をぶつけてくる。

★エンディング

大魔王ルシファーがサイコキャノンにより頭を吹っ飛ばされると、そこから無数の魂が放出される。
今まで魔界に取り込まれ囚われていた人々の魂が吹き出し、そしてプリンセスの魂も解放された。

どこからともなく白い鳥がプリンセスの死体を(鷲掴みで)運んで、アーサーの目の前に置いていく。
そこへ解放されたプリンセスの魂が重なり宿り、ついに目を覚ました。
起き上がるや否やアーサーに向かって一目散に駆け寄り、二人は抱き合う。

CONGRATULATION

ちなみに魔界復活の予感をアーサーは3年前、大魔王を倒した時からすでに感じていたという。
それなら3年前の時点で王国か、せめて姫様にだけでも教えておいてやれよ
そして大魔界の強敵に備えて武器の改良、そしてそれらの武器に一つずつ魔力を与えたのである…。
これらの魔力を持っていなかったら、例えアーサーといえどルシファーと戦う前に死んでいたに違いない。

そして大天使ミカエルから、対ルシファー武器サイコキャノンを手に入れたアーサーは苦闘の末、ついにルシファーを倒したのだ。
戦いの女神から魔力を授かれって言われたのに……


ナイト・アーサーの手により、地上界は再び平和を取り戻したのだ。
…しかし、いつまた、何者かの手によって魔界が復活しても不思議ではない。
果たしてアーサーの戦いは、本当に終わったのだろうか…? THE END...?

追記・修正は大きくなった魔界の村を二回駆け巡った後でお願いします。

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最終更新:2025年03月05日 15:53

*1 その昔、魔城へ通じる道に魔除けとして置いた邪神像が、何者かによって生命を吹き込まれ、魔城に向かおうとする者を襲い第一の門を守っている……とされる。なんで魔除けに邪神像なんか置くのか。

*2 ちなみに新たなる魔界の主(ルシファー)によって甦らされたかつての大魔王とのこと。弱点が腹から頭になった。

*3 エンディングの一文を考えると、たぶん大天使ミカエル