登録日:2011/08/09 Tue 01:56:50
更新日:2024/12/29 Sun 20:40:16
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次回予告
ねえねえ!あの白いライオンって何者だムーン?
それはね、それはね…!ヒミツ~♪
超生命体トランスフォーマー ビーストウォーズⅡ!
第2話!
白いライオン、走る!
……を、見なくちゃよ!
必ず見るムーン!
【概要】
身長:3m
体重:2t
スピード
ビーストモード:200km
ロボットモード:52km
飛行速度:マッハ6
ジャンプ力:7m(ビースト・
ロボット共通)
最大パワー:105万馬力
テックスペック
パワー10 知能10 スピード10 耐久力10 階級10 勇気10 火力9 テクニック10 合計79
サイバトロン宇宙警備隊に所属する
トランスフォーマーで、階級は惑星ガイア方面軍司令官。
性格は至って冷静沈着であり、石橋は叩いて渡るタイプ。
物事を完全に把握するまで指令を出さない為、決断力に欠ける面があるが一度決断するとその行動はとても素早い。
兄弟喧嘩の最中の
ガルバトロンと
ギガストームへ
迷わずにライオミサイルとライオタイフーンをお見舞いする辺り、やや鬼畜なのかもしれない。
また、自身の持つエネルゴンマトリクスから生まれた分身的存在である
ライオジュニアへの対応から子供は少し突き放して育てるようだ。
【本編での活躍】
小惑星からのSOSを受け副官の
アパッチと共に小惑星へと向かう途中、爆発に巻き込まれて行方不明になるも、目的地の惑星ガイアには無事に着陸していた。
惑星ガイアの大気は
トランスフォーマー達にとってはかなり危険である為、白いライオンをスキャンし新しい姿とライオコンボイという新しい名前を得る。
絶体絶命の危機に陥っていた部下を救出し合流、惑星ガイアに眠るアンゴルモアエネルギーを巡りデストロンとの戦いを開始する。
後に善のアンゴルモアエネルギーと自身のエネルゴンマトリックスの力によって生まれた
ライオジュニアに父として慕われるが、本人は父と呼ばれる事を断っている(終盤に
ライオジュニアに父さんと呼ばれた時は普通に反応していた)。
ちなみに、初顔合わせの時は『
ママ』と呼ばれた。
終盤、惑星ガイアへと向かってくる人工惑星ネメシスを止める為に、舞台を人工惑星ネメシスへと移し戦いは激化していく。
同じく、平和を望むガルバトロンに和平・和解を持ちかけるも一蹴される。
ネメシスを止める為に
ライオジュニアと共にネメシス中枢にてガルバトロンと最後の戦いをくり広げるのだった……
【容姿と武装】
当初は
G1コンボイに似たような姿だったが、惑星ガイアでスキャニングしてからは容姿がガラリと変わる。
ビーストモード時はスキャンした白いライオンと同じ姿であり、
ロボットモード時は肩にライオンの頭部が移行し、四肢もライオンを模したものとなる。
武装はライオンの頭部から砲射塔を伸ばして放つ
『ライオンミサイル』と
『ライオビーム』
腕のライオンの爪を展開して刃にする
『ライオンクロー』
ライオンの髭を回転させて竜巻を生む
『ライオンタイフーン』や火をつけ放つ
『ファイヤータイフーン』
他にも、口から
ミサイルを撹乱させる
ミサイル撹乱弾が放てる。
ほとんどの武装はどちらの形態でも使用出来る。
【ビーストウォーズネオ】
前作後期で使われたものを部分的にリニューアルした新しい変身バンクと、前作を彷彿とさせるアイキャッチを引っ提げて再登場。
お兄ちゃん大帝との戦いの後、ネメシスの消滅と共に過去世界へと飛ばされたライオコンボイは、かつてのデストロンの拠点であった惑星ダイナソアに飛ばされる。
そして、
マンモス先生こと
ビッグコンボイの訪れを待っていた。
ビッグコンボイにブレントロンの目的と黒幕(
ユニクロン)を教え、彼を通常空間に戻す為に自身はダイナソアに残った。
ユニクロンとの最終決戦の時はビッグコンボイに味方し、終盤不遇な新破壊大帝
マグマトロンの愛刀・マグマブレードを使いこなす。
この場面は
漫画版ではビッグコンボイがマグマトロンの武器を使いユニクロンにトドメを刺したシーンである。
やり方こそ違えども、ガルバトロンとは同じ平和を求める者として認めていた以上、その遺志を踏みにじるユニクロンを許しはしなかったのはわからなくもない。
だが、この出番は見方を変えれば前作主人公が主人公の出番を掻っ攫うという悲しい出来事ともいえる。
最後はちゃんと
ビッグコンボイがマトリクスバスターでトドメを刺したけどね!
ユニクロンとの戦いの後は
グレートコンボイという役職に出世した。
EDでは他の仲間も映っていたので全員無事だったようだ。
ダイナソアから出てこれたのはきっと『
いい考え』を閃いたのだろう。
最終回の視聴者に向けた全員集合メッセージでは「私のことも忘れるな!」と残した。
【漫画版】
漫画版でも基本的な性格は変わらないが、アンゴルモアエネルギーの影響で巨大化して暴走。
ガルバトロンを容赦なくフルボッコするなど、
児童誌漫画の主人公とは思えない行動に出たことも……
ムチャゴリラが来てくれなかったらヤバかった。
その後は、眼力だけでヘルスクリームを脅えさせたり、ギガストームを一撃で
絶命させる等、アニメ版に輪をかけたチートっぷりを発揮。
そしてネメシスの爆発により過去の世界のとある惑星(恐らくダイナソア)に飛ばされ、そこで
ビッグというマンモスに救われる。
しかし、アンゴルモアエネルギーの影響でデストロン化した恐竜たち(後の
マグマトロンの軍勢)の攻撃で負傷し、ビッグにも瀕死の重傷を負わせてしまう。
この時にビッグを救うために自らの命をビッグに捧げて
ビッグコンボイを誕生させ、自身は消滅してしまう。
そのため『ネオ』には登場しないが、
最終回でユニクロンと共に自爆した
ビッグコンボイを光の中に導いて共に消えていった……
なお、
ビッグコンボイは普通のマンモスとして生まれ変わり、立派に成長した教え子たちと再会している。
これは当時、同時期に
コミックボンボンで連載されていた漫画版ビーストウォーズⅡとのコラボによるもの。
ミーくんの合体能力によるものだが"遠赤外線装置"が足りず、ヘビビンガーにフルボッコにされる。
クロ「顔がヘンだからじゃねーの!?」
サイボーグライオンであるダンクにコタツを持って来てもらいダンクごと合体→「復 活!」(キリッ
後にアニメ版にも出ている。
【海外展開】
日本オリジナルの
トランスフォーマーであるが、アメコミにも出演している。
また、独自のセイバートロンモードも登場。
名前はアメリカなので改名されるかと思われたが、そのままライオコンボイとして
ビッグコンボイと一緒に登場した。
『Transformers Universe』における『ギャラクシーフォース』のライガージャックのリデコ等では「Leo Prime(レオプライム)」とアメリカ準拠の名前に変わっている。
【玩具】
放映当時はリーダークラス相当の玩具が発売された。
スタイルに関しては当時の技術の限界かアニメとは若干違う体系になっているものの、プロポーションは良好。
スプリングによる鬣内の武装展開ギミックやライオタイフーンもギミックも小気味よく、それもあってか全体的な完成度は高い。
ブラックライオコンボイやフラッシュライオコンボイといったリカラー商品も発売されている。
じつは司令官玩具の中で初めてマトリクスを再現した商品でもある。
後に『ロボットマスターズ』で発売された際には、サイズは縮んだが顔の造詣がアニメ版準拠に。
スタイルもアニメ版準拠のヒーロー体型になった。
武装展開やライオタイフーンも、手動展開になったりしながらも極力再現されている。
こちらもブラックバージョンや特製カラーが存在する。
ブーム真っ只中のためBWⅡの玩具は大量に生産されており、この商品も一時はワンコインで買えた時もあった。
しかし人気は高かったので売れに売れ、在庫も尽きたのか現在は中古ショップ等で高値で購入するしかない。
海外では前述の『Universe』にてリデコとして発売されたもの等がある。
2012年12月になり、「アームズマイクロンシリーズ」において「マキシマル上級司令官 レオプライム」が発売。
海外における「プライム RID」サンダートロンの色替えの日本オリジナルキャラで、カラーリングの主体が青から赤に変わった。
『
トランスフォーマー プライム』本編には登場しないが、パッケージには
ロボットモードとビーストモードのCGが描かれている。
また、発売前の段階ではチラシに「サンダートロン」と書かれていた。
設定としてはユニクロンの脅威を察知して遠い次元から渡ってきた偉大な長老で、出身世界では「グレートライオコンボイ」という名で知られている。
つまりアニメの
ライオコンボイ本人ということである。
顔には髭を生やしており貫禄がある。
ここまで生きているとは、さすが
異能生存体。
名前に関しては「世界観に合わせて別名を名乗った」という設定である。
海外のエネルゴンクローの変わりに付属するマイクロンのエルピーはビーストウォーズⅡのムーンによく似ている。
エルピー形態からエネルゴンマトリクスの力を引き出す太古の剣「エンシェント・ソード」に変形することができる。
時空の混乱を防ぐため彼自身が本編の戦いに直接干渉することはないが、再びユニクロンが目覚めた時にはエンシェント・ソードでその悪の力に対抗するとされる。
海賊であるサンダートロンの名残として右足の義足ギミックがあり、外した足パーツを武器として腕部に装着できる。
また、ビーストモードの背中に武器を装備した彼らを見て
ゾイドを思い浮かべる人も多いようだ。
タカラトミーという会社的に多少意識したのだろうか。
なお、サンダートロン及びレオプライムの色替え商品として、古の
ソードボット「ゴウプライム」
と未来の
チータス「アルファトライザー」が存在する。
そして、2020年2月にマスターピースで発売された。
2023年3月にはレガシーエヴォリューションにて「レオプライム」名義で発売。
サイズはボイジャークラスでロボットモードの造詣が非常に良く、マスターピース版にも劣らない。
胸部には開閉ギミックがあり、マトリクスが造形されている。
一方、ビーストモードのライオンは顔がリアル寄りとなっており、全体的に面長気味で眼も瞳がなく真っ黄色とアニメとは大きく印象が異なるためそこに難色を示す人も少なくない。
オイル癖の悪い方は追記・修正をお願いします。
- 最近、老後の姿が発売されました -- 名無しさん (2013-08-31 11:26:36)
- ライオンの首が肩に来るのがポイント -- 名無しさん (2013-12-29 00:40:17)
- メタルスの時期に海外でも販売されたんだが、なぜか「オプティマス」でも「プライム」でもなく「ライオコンボイ」名義で出てたのよbyビーストユニバース。 -- 名無しさん (2014-05-23 19:51:51)
- 漫画版では、夜中にオイルを飲んで悪酔いして暴れた事があった -- 名無しさん (2014-06-07 21:57:32)
- 歴代でも穏やかで攻撃性の低い司令官だよね(初戦でハーフシャルひっくり返して集中砲火した以外) -- 名無しさん (2014-06-21 09:52:43)
- そんなに酷かったかな玩具?腰のラインとか割と良くできてたと思うけれど………? -- 名無しさん (2014-07-15 03:56:39)
- 漫画版最終回でライオコンボイがガイアの動物たちから命の光を分け与えられてからのシーンは感動の連続だった。 -- 名無しさん (2014-08-25 23:57:41)
- そういや彼らビッグもイボンコみたいにマスクの下に口あるんだろうか・・・・・・ -- 名無しさん (2015-02-11 21:31:34)
- イボンコ「また新しい姿出るのか…」ビッグ「あなたは当時何回かパワーアップしたり10周年で新しいの出たじゃないですか」 -- 名無しさん (2016-10-07 17:20:19)
- ガルバトロンとの最終決戦で涙を流してたのが印象的でいまでも忘れられない -- 名無しさん (2017-01-07 20:19:56)
- ↑敵同士とはいえ、同じ宇宙の平和を望む者同士。最後まで分かり合える可能性を捨てたくなかったんだろうな -- 名無しさん (2017-08-17 22:23:09)
- 肩は赤く塗らないのか? -- 名無しさん (2021-09-24 21:09:42)
- ロボマス公式HPの漫画だとデストロンに騙されてビクトリーセイバーと戦うんだよね… -- 名無しさん (2022-10-10 18:01:43)
- レガシーでリメイクおめでとう! -- 名無しさん (2022-10-10 20:41:03)
- ワンマンアーミーの通り名は彼の方が相応しいのでは? -- 名無しさん (2024-05-26 19:15:00)
- マグマトロンのマグマブレードはトランスフォーマーレガシーの玩具でも持たせられます -- 名無しさん (2024-07-11 19:59:46)
最終更新:2024年12月29日 20:40