ライオジュニア

登録日:2020/06/01 (月曜日) 23:05:30
更新日:2023/07/08 Sat 17:57:10
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はい、パパ! いや司令官!

もちろん僕は、サイバトロンの戦士だ!


「ライオジュニア」とは、アニメ『超生命体トランスフォーマー ビーストウォーズⅡ』の登場人物。
第26話で初登場し、ストーリー後半を引っ張ったもうひとりの主人公的存在でもある。
肩書きは「野生闘士」




【概要】


惑星ガイアにて、善のアンゴルモアエネルギーと、ライオコンボイの持つエネルゴンマトリクスから誕生したトランスフォーマー。
言うなれば、ライオコンボイ「息子」とも言える存在。
ビーストモードは小さなライオンだが、たてがみがあるので一応大人の雄ライオンである模様。

なぜ生まれたのかは不明だが、コンボイクラスのみが持つエネルゴンマトリクスの未知の力で分裂したと思われる。
誕生してしばらくの間は、ライオコンボイがスキャンした白ライオンと暮らしていたが、彼が本当の親でないことを知り、旅に出る。
その後、ライオコンボイ率いるサイバトロン部隊と出会い、タスマニアキッドから「ライオジュニア」と命名される。

自らの産みの親であるライオコンボイと対面した際には彼をパパと呼んで、(誕生の経緯から最初はママと呼んでいた)
慕っていたが、彼からは(いきなり息子だと言われ戸惑っていたのもあるだろうが)厳しく突き放されてしまう。
だがそれは彼なりの優しさであることを知り、改めてサイバトロンの戦士として戦う事を誓うのだった。

性格は少年のように純粋で、キッドを兄貴分として慕っている。
ライオコンボイの呼び方は、当初は前述の通り「パパ」だったが拒絶され、「父上」「父ちゃん」も同様に却下された後、彼の気持ちを知ってからは「司令官」と呼んでいたが、後に「ライオコンボイ」と呼ぶようになり、最終的には「父さん」に落ち着いた。

その素質がゆえ、ガル兄ちゃんことデストロン破壊大帝ガルバトロンから脅威として見なされ、後にその力を利用せんと一度は洗脳されたりもした。
だが、最終的にはライオコンボイと共に戦う事を選び、人工惑星ネメシスでの最終決戦にて2人でガルバトロンを討伐した。

続編の「ネオ」でどうなったかは不明だが、最終回EDにてセイバートロン星に仲間共々辿り着いたと思われる。

武器はビーストモードの尻尾を変形させた「ライオビュート」とエネルギー光弾「アンゴルモアボール」
また、背中の「ライオウイング」でロボットモードでのみ短時間飛行できる。
悪のアンゴルモアエネルギーを探知する能力も持っている。

惑星ガイアで生まれたため、ガイアの監視者「ムーン」の姿を見ることができる。


【お供】


特命隊員としてガイアに派遣されたサイバトロン戦士2人組。
ライオコンボイの持つエネルゴンマトリクスの強い分裂反応を探知し、その分身ともいえるライオジュニアを『若』と呼び、彼の世話役となる。


音速教官スカイワープ



俺たちは、この星に生まれた新しい命を求めてやって来たんだ!

若、あんたこそ新しい希望!


CV:岩尾万太郎

ワシに変身する戦士。
ジェットロン1人と同名だが特に関係はない。
冷静な性格の知性派で、人工惑星ネメシスの脅威をライオコンボイらに伝えている。
武器は翼から放つミサイル「スカイミサイル」と羽の一部をとする「ウインギャリバー」
サントンを運んで飛べるほど飛翔能力は高い。


医学博士サントン



しかし、若にはまだ経験が必要だゾウ。

我々が助っ人するゾウ!


CV:原川浩明/岩崎征実(映画『ライオコンボイ危機一髪!』)

ゾウに変身する戦士。
温和な性格で、語尾「~だゾウ」と付けて話す。
武器はゾウの耳から放つ「気弾砲」。ゾウゆえにかなりの怪力を誇る。
重鈍に見えるが、OPでは他のメンバーと同速で走れるくらいの脚力はある。
ちなみに3トンという体重はアフリカゾウとしてはかなり小柄だったりする。



【合体戦士マグナボス】



知恵と勇気と仲間への愛!


三つ揃って!


合体戦士! マグナボス!!


ライオジュニア・スカイワープ・サントンが合体した巨大ロボ。
普通3体合体と言えば、同僚のジョイントロンのように上半身・両腕・下半身と別れるのが定番だが、
マグナボスはライオジュニアが頭部、スカイワープが背中と胴体の一部、サントンがそれ以外(両腕と下半身)という、
サントンの占める割合が多いという特殊な合体をする。ファンからは「7割ゾウ」と呼ばれることも。

主人格はライオジュニアだが、他2人の意識も残っており、彼らの意思で強制合体・分離も可能。

主な武器は3人の武器を合わせた大剣「マグナブレード」
フルパワーで振りかざす際、強力な衝撃波が迸る。
胸部から発射する「スカイミサイル」と角から放つ「アンゴルモアボール」も強力。

ただし、合体戦士の宿命か機動力が低くなるのが弱点で、サイボーグビーストとなったスタースクリーム&BB改めヘルスクリームマックスビーの攻撃に翻弄されることもあった。

ちなみに合体時の台詞は上記の他に複数存在する。


【余談】


  • 玩具版は海外版マグナボスのリペイント品。バラ売りとセット品両方販売された。
    合体機構も再現されているが、構造上首が回せないのが難点。

  • ちなみに海外の英語名はライオジュニアは「プロール」、スカイワープは「シルバーボルト」、サントンは「アイアンハイド」とサイバトロン(オートボット)陣営キャラの踏襲となっており、日本オリジナル展開であるセカンドでの名前はライオジュニアとサントンは完全なオリジナルだがスカイワープのみデストロン(ディセプティコン)側キャラの流用となっている。

  • コミックボンボン漫画版ではマグナボス形態のみ登場。
    セイバートロン星からの増援として派遣されたが、その前に偶然ガイアに来たカンガルー戦士「スターアッパー(読者投稿のオリジナル戦士)」が大活躍して帰っていったため、仲間だと信じてもらえないという、TV版とは真逆のあんまりな扱いを受けた。


  • 実はライオコンボイは、「タクヤ」や「ユウタ」といった名前を考えていたらしい。…何だかんだで親バカである。


  • 続編の「ネオ」にてアンゴルモアエネルギーはあの破壊神「ユニクロン」のエネルギーを封印したものだと明かされた。
    つまりライオジュニアはユニクロンの分身体であり、マイクロンと同義ともいえる存在になるわけだが、その辺は言及されなかった。マトリクスの力で悪の心を浄化されていたからかもしれない。



追記と修正と項目への愛!


三つ揃って!


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最終更新:2023年07月08日 17:57