コンシェルジュ(漫画)

登録日:2013/09/30(火) 16:54:55
更新日:2018/04/22 Sun 14:45:30
所要時間:約 3 分で読めます




コンシェルジュ(漫画)とはかつてコミックバンチと言う雑誌に連載していた漫画作品。
原作はいしぜきひでゆき、作画は藤栄道彦
続編にコンシェルジュ・プラチナムがある。


【あらすじ】
クインシーホテル・トーキョー、ここに一人の女性が入社する。
彼女の名前は川口涼子。
そんな涼子の配属先は「コンシェルジュ」、平たく言えば門番兼トラブルシューターと言う御用聞きの部門であった。
涼子には耳にしたことのない職業であったが、同じ時期に転入してきた「伝説のコンシェルジュのグレイト・ハイ」こと最上拝の活躍に影響され徐々に一流のコンシェルジュになっていく…。

解決するトラブルは幅広く、鍵の開け閉めの様なささいなものから異文化問題・農薬問題と言ったかなり重い問題まで様々なトラブルが発生する。
それをいかに涼子たちが解決するかと言うストーリーである。


【主なキャラクター】
◆クインシーホテル・トーキョー
●川口涼子
就職氷河期を乗り越えコンシェルジュに就職した女性で実質的な主人公。
基本的には屈託の無い明るい性格で真面目、時に客の要望に挫折しそうになり悩みながらも成長していく芯の強いハートを持つ。
童顔の美少女で本人のあずかり知らぬところで男性に人気があったりする。
序盤こそあぶなかっしかったところも多々あったが、最終章のニューヨーク編ではむしろ周りを引っ張っていくぐらいに成長する。
東京出身で3人兄弟である、おまけ漫画ではちゃっかりしたところも多く見せる。

●最上拝
もう一人の主人公、チーフコンシェルジュになる。
アメリカで「グレイト・ハイ」の異名を持ち、常に誠実な態度であらゆる依頼を解決していく。
まっすぐかつ紳士的な性格で誰に対しても(水無月以外ではあるが)冷静に対応するホテルマンの鏡。
「魔法の手帳」なるサービスを独自に研究した黒手帳を持つ、これはのちに涼子の「涼子ノート」の発想に引き継がれた。
中盤以降は後ろでどっしりと後輩たちをサポートしつつ、最終手段や物語の締めにでてくるプレイングマネージャーみたいなポジションのキャラになった。
9.11のテロで妻子を失ったかに思えたが…?

●鬼塚小姫
「おにづか さき」と読む、元銀行員のコンシェルジュで福島出身。
17ヶ国語を操り料理も本人曰く「フグもさばける」と豪語する腕前で仕事も迅速かつ丁寧と、才色兼備と言う言葉がふさわしい美女で数々の資格をもつ生真面目な性格。
本来は温和で優しいもののまじめすぎる性格や親が資格と成績でしか評価しなかったと言う境遇もあり人付き合いは苦手だったものの、コンシェルジュにおいて仕事していくうち改善されていく。
漫画家の有明光成との交流からほのかに恋愛感情を芽生えさせていくものの、光成のとったある行動にブチ切れヤンデレ化した…続編では尻に敷きながら付き合ってるようだ。

●司馬一道
埼玉出身の怪力で多くの格闘家のライセンス・段位も持つポーター(荷物持ち)、後にベルマンを経てコンシェルジュ部門に移籍する。
「気は優しくて力持ち」を地で良く好漢で涼子のファン。
基本的に義理堅く不器用ながら一生懸命な性格、その圧倒的な戦闘力や怪力が買われる場面も多い。
特撮マニアであり、いろんなグッズを集めていて職場に持ち込んでたりする。

●惣田純菜
バンケット(宴会)部門からコンシェルジュ部門移籍してきた女性。
作中屈指の美食家であり、グルメが話題になると特に力を発揮する(が、主義主張の違いの所為で喧嘩になる事も)。
性格は「冷静な大人の女性」と言ったところ、男性のあしらい方は上手くトラブルも一人だけ回避してる事も結構ある。
特に欠点のないそつのないキャラではあるがお化けが苦手らしい。

●金城麗美
沖縄出身の設営(メンテナンス)部門から本人の意思に関係なく移籍してきた女性。
ある同僚同士の口論から身内をかばった結果、口を滑らしたセリフが松岡の耳に入り移籍することに。
根は気の良い性格でロボやメカに強いが無口で無愛想な性格から当初は難があったものの、徐々に改善されていく。

●及川みさお
コンシェルジュ部門のサブチーフ。
気が強い性格で一行のまとめ役と言うポジション。
アラフォーで独身。

●松岡俊一郎
ホテルのオーナーの男性。
ゴルフと阪神タイガースの好きな中年で合理的かつ利益と実務至上主義者。
当初こそけっこう嫌味な性格だったものの、コンシェルジュを知るうちに好意的になっていく。
根はわりとノリの良い所もあるいい上司。

●笠井信夫
オーナーの部下で背の低い男。
所謂「えらいやつの腰ぎんちゃく」ではあるが、話は結構分かる性格で良い人。
カツラ着用なのがある人物の窮地を救ったりした。

●若宮士郎
今は一介のホテル警備員であるが元々はアクション俳優で特撮ファンのあこがれの的だった。
火災から顔にやけどを負って役者を引退し、家族も離れ荒れた生活を強いられていたが、涼子や最上たちの交流から前向きさを取り戻す。
元ネタは仮面ライダー二号役を演じた佐々木剛氏、ただし出演作品は快傑ズバットやアオレンジャーや仮面ライダーV3の宮内洋氏がモチーフ。

◆その他ホテル関係者。
●水無月慶
アメリカ出身のコンシェルジュで後にグランシェル・トーキョーに移勤した最上の旧友。
裏社会とつながった「イビルホン」からどんな依頼もたちどころに解決する手段を択ばない男で最上とは対になるやり方が信条。
しかし手は選ばないが依頼には真摯で後輩たちにも影響を与えていく。

●朝霧香織
ホテル・グロリアの女性でホテル・グロリア・トーキョーに勤務した帰国子女。
元娼婦と言う異端の経歴を持ちながらも「学ぶことで成長すれば人生を変えることが出来る」と思い立ち、現在にいたる。
「仕事・プロ」に徹底する最上や水無月とは逆に「愛・情念」に徹底する聖母の様な女性。
ただし日常生活では結構間の抜けてる一面も。

●大関みやこ
神戸編で涼子が出張先で一緒に仕事したクインシー神戸のコンシェルジュ。
旅行会社出身で引き抜かれた経歴を持ち、旅先での情報に詳しい。
「自分たち企業側が優先」と考えていたが後に改める。

●スコット・ヘイトバート
ニューヨーク編での涼子の上司。
葉巻好きでいい上司である。

●シンディ・アレン
ニューヨーク編での同僚で気風の良い女子キックボクシング経験者。
根はお人よしで昔は一生懸命だったが、「チップ目当て」と誤解されてサービス業にやる気をなくしていた。
しかし涼子に影響される。

◆主な客
●藤原 貴梨花
涼子の友人で世界をまたにかける女優。
男前かつ一本気な豪放磊落な性格でプライドも高い。
一種のギャグメーカーも引き受けてる面も多いが、女優としての評価も高い。

●有明光成
4本も連載を抱える漫画家。
岸部露伴よろしく殺人的なペースで仕事する「漫画の鬼」であり、猫好きな偏屈な性格。
とはいえ普段は変わり者ではあるが優しい性格でもあり、クインシーホテルでも司馬たちと交流がある。
鬼塚との交流で彼女から淡い好意を受けていたのだが、ある行動がきっかけで(身から出たさびでもあるのだが)かなり束縛される羽目になった。

●満田
金城と漫才している眼鏡のおっさん。

●ドロシー
ニューヨーク編での涼子の寮の管理人。
なぜか鏡に映らない、飛行できる、牙(涼子曰く大きい八重歯)が生えてるなど吸血鬼疑惑のあるメイド服の女性。

●ハロルド
自称詐欺師の胡散臭い男でニューヨーク編でのシンディ・涼子の相棒。
独特な笑い方をしており、かなりちゃっかりしているが人情家でもある。


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