エルク(FE)

登録日:2010/06/22(火) 21:42:02
更新日:2025/06/08 Sun 23:39:01
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出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、
2017年2月2日配信開始、(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS

ファイアーエムブレム 烈火の剣のユニット。二つ名は「英知の魔道士」

CV:小林裕介(FEヒーローズ)

  • 初期値と成長率、クラスチェンジ補正
魔道士 Lv1
HP-17(65)+4
魔力-5(40)+1
技-6(40)
速さ-7(50)
幸運-3(30)
守備-2(20)+3
魔防-4(40)+3
体格-5+1
属性-雷
理D

  • 仲間にする方法
リン編 5章でセーラを仲間にする
エリウッドヘクトル編 14章 セーラかプリシラで話す


エトルリア出身の孤児だったが、3年前に魔導軍将パントに拾われ弟子となった礼儀正しい少年。15歳。
身分の違いを気にしないパントとルイーズ夫妻からは家族同然の扱いを受けているが、彼自身は1歩引いた姿勢を維持しようとしている。
努力家だが真面目が行き過ぎて無理をしてしまうこともしばしば。
修行の一環として護衛業を営んでおり、リン編ではセーラ、エリウッド編ではプリシラを護衛している。

よくエリウッドと並んで烈火を代表するヘタレユニットとして使われる。
確かに魔力と魔防の成長率が40%というのは本作の魔法職の中では低いのだが、全体として見れば目立った弱点がなく平均的な育ち方をする。
……だが逆に言えば、前作のウォルトやエリウッドと同じく「下級職レベル1+平均的な育ち方+初期値の低さ」が相まって成長がヘタれやすく、あまり安定はしない。CCする際ボーナスが手に入るのだが、ルゥと違って魔力が1、技と速さが上昇しないとCCボーナスのしょぼさも大きい。一応防御面はエルクが上回っているが。
とはいえ魔法職なので前作のウォルトと違ってダメージを通しやすいことや、
CCが遅くて上級職も微妙で専用武器があるがそのデュランダルが重すぎて微妙なエリウッドといった重大な問題はないため、実際は彼らほど不遇ではない。
速さの成長率が50%と安定して成長するので、後は魔力さえヘタれなければ十分な活躍をするだろう。

しかし烈火は強力なユニットが多く、特に魔法系ユニットはキャラ・能力・支援相手に恵まれたセーラとルセア聖職者コンビ、騎馬ユニットのプリシラ、ルナ使いカナスといったライバルが早い内に集まるので淘汰されやすい。
同じクラスでも中盤には師匠が加入するし、終盤には同職で大人気のニノも待ち受けている……。

ただし、ルセアは強いのは確かだが幸運などが低すぎて多少は攻撃を受けられるエルクよりもむしろ癖があり、セーラとプリシラはクラスチェンジするまでは杖しか使えない。
ニノは成長すればほぼエルクの上位互換だが登場が遅い上に育成に手間がかかり体格も2低いので、早期に加入して成長率も悪くない彼を使うのも別に悪くはない。
更に魔法職を複数人入れることも普通なので、ここらはほぼ好みの問題である。
厳密な意味での関門は貴重な闇使いであるカナスと、中盤参戦とは言え頼りになりすぎる師匠のパントによって追い出されるか否かぐらい。
……そのパントが大問題なのだが。

一応、エルクとパントの総合的なステータスは期待値上ではほぼ同等であり、特に最重要能力とも言われる速さではエルクが勝っている。
しかしエルクの成長はヘタレる可能性が割と高く、経験値や貴重なCCアイテムを消費せずに済むことからもパントを使った方が効率が良いことは否めない。
しかも師匠は最初から魔道書と杖のレベルがAなのも下級職上がりにはない利点で、他の魔法系お助けユニットが終盤の大賢者様リザーブさん程度なのも大きい。
またエルクが勝っている速さにしても、師匠の方が体格が良いので重い魔道書を扱う際には攻速で並ばれることもある。

支援相手はセーラ、プリシラ、ニノ、パント、ルイーズ。
夫婦で既に支援Aなリグレ夫妻以外の三人全員とカップルエンドが迎えられるが、本人曰く女の子は苦手…これなんてギャルゲ(ラノベ)主人公?
「魔道軍将への推薦を辞退して魔道の研究に没頭した」(単独)
「アレ(ナニしたんだか)は何かの間違いだった。と思い込んで忘れようとしたら国に押し掛け女房がやってきた」(セーラエンド)
「王宮付きの魔道指南の役に就いた」(プリシラエンド)
「行方不明になった」(ニノエンド)
とエンディングによって後日談がまるで変わる。
現在ではムックに書かれていた「魔道軍将になりセシリアの師となった」という説がファンの間で正史とされている。
実際ははっきり公式設定とは言えないのだが、二人のネタ的な扱いからもそういう認識が広まっているのが実情。
……だったのだが、ヒーローズに召喚された方のエルクは単独エンドルートのエルクがアスク王国に伝わっている様子。
一応、フォローするとそこではピアニーから未来はどうなるか分からないという形で逃げ道は作られているが、果たして。


  • FEH

出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、
2017年2月2日配信開始、(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS

2021年4月よパントなどと共に参戦。赤属性の歩行型魔法使いユニット。
武器は自分から攻撃するときに戦闘中、敵の攻撃、速さ、守備、魔防を-4する汎用の「ラウアフォックス+」、奥義は守備、魔防を30%ダウンさせた扱いで攻撃する「月虹」。
Aスキルは周囲1マス以内に味方がいない時、戦闘中、速さ、魔防を+6する「速さ魔防の孤軍3」。
Cスキルはターン開始時、1ターンのみ自分を除く最も速さが高い味方の速さを+6する「速さの開放3」。

速さに関係するスキルを持っており、エルク自身も速さが高いため、能力値を下げるラウアフォックスで追撃を狙いやすいユニット。
ただ守備が低く魔防もさほどではないので攻撃されると弱い。HPは45とそれなりだが守備面が弱いので紙耐久。

2025年6月のアップデートで専用武器の追加が行われた。
専用武器の『魔道軍将の器の書』の効果は
ターン開始時、周囲2マス以内に味方がいる時、 自分と周囲2マス以内の味方の攻撃、速さ+6. 【見切り・追撃効果】を付与 (1ターン)、かつ自分と周囲2マス以内の魔法、杖の味方に 【強化ダメージ+】、【再移動(1)】を付与 (1ターン)

自分から攻撃した時、または、周囲2マスに味方がいる時、
戦闘中、攻擊、速さ、守備、魔防+5、 敵の奥義以外のスキルによる 「ダメージを○○%軽減」を半分無効 (無効にする数値は端数切捨て) (範囲奥義を除く)

周囲の味方に見切り追撃のバフ、さらに魔防と杖の味方に強化参照のダメージ追加と再移動のバフを付与だけでなく、敵のダメージ軽減を半減など☆4排出としてはかなり充実した効果を獲得した。

同日に武器錬成を獲得。特殊錬成の内容は
自分から攻撃した時、または、周囲2マスに味方がいる時、 戦闘開始後、敵に7ダメージ (戦闘で攻撃可能な時のみ発動) (戦闘中にダメージを減らす効果の対象外。 ダメージ後のHPは最低1)、
戦闘中、自身の攻撃、速さ、守備、魔防+5、敵の速さ、魔防の強化の+を無効、自分は、与えるダメージ+速さの20%(範囲奥義を除く)、自分が最初に受けた攻撃と2回攻撃のダメージー7

自分から攻撃した時、戦闘後、敵のマスと自分から見た敵のマスの左右それぞれ2マスに 【天脈・炎】を付与(1ターン)

歩行は習得出来ない炎撃効果を獲得し、さらに速さ参照の固定ダメージを獲得、☆4排出としてはかなり高い攻撃力を獲得している。


追記・修正はエルクを一軍入りさせてからお願いします。

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最終更新:2025年06月08日 23:39