リチャード・マデューカス

登録日:2013/11/1(金) 21:31:47
更新日:2023/12/03 Sun 08:42:18
所要時間:約 2 分で読めます






んんんっ? これが君の言う清潔か?



リチャード・マデューカスはライトノベルフルメタル・パニック!』の登場人物。
アニメでの声優は西村知道。




フルネームはリチャード・ヘンリー・マデューカス。
ミスリル東太平洋戦隊の副司令官であり、強襲揚陸潜水艦<トゥアハー・デ・ダナン>の副長。階級は中佐。
出身は英国海軍。かつての乗艦<タービュラント>の刺繍が入った野球帽がトレードマーク。

いかにも陰気でクソまじめな雰囲気のイギリス人であり、若干杓子定規すぎる面がある。
部隊内で大人気のテッサの小姑役を務めており、隊員達からテッサの隠し撮り写真を没収したりしている。
テッサがご執心の宗介には特に辛口。


そらみろ!あんな若造に彼女を預けた事自体が間違いなのだ!相良軍曹は彼女の思い人には相応しくない。そう思わんかね?


天才的なテッサの指揮能力に隠れて陸戦隊のクルーゾーはおろか、<ダナン>のブリッジクルーにまで口うるさい技術屋と見られて実力を疑われているが、その実態は英国時代に数々の武勲を挙げ、『公爵―デューク―』とまで呼ばれた筋金入りのサブマリナー。
戦況をチェスに見立てて相手の動きを先読みする戦術を好む。ちなみに本気を出す際には無意識に帽子を前後逆に回す癖がある。本人は部下に示しがつかないので直したいらしい。

クリスマスのテッサ不在時に遂にその実力を発揮、アマルガムの水中戦闘機リヴァイアサンを翻弄し容易く全滅させる。

最終決戦ではサブマシンガン片手に大暴れ。投げ込まれた手榴弾を銃床で打ち返すという神業を見せた。
インドア派かと思ったら戦闘もこなせる根暗だったでござる。



【過去】
本編から10年以上前の英国海軍時代にイギリス目掛けてを撃ち込もうとするソ連軍原潜と交戦、近くにいたアメリカ軍原潜<ダラス>と共に撃破している。
この時の<ダラス>の艦長がテッサの父親、カール・テスタロッサであった(ちなみにその直前までマデューカスが追跡していた別のソ連軍潜水艦にカリーニンと宗介が乗っていた可能性がある。


その後、カールの家に招待された際に彼の妻のマリアと幼少時のテッサに会っている。
この時カールから後にウィスパードと呼ばれる存在についてと、彼の子供たちにもその疑いがある事を語られる。
また、帰りに以前のお礼と癖についてのジョークを込めてアメリカ海軍風の野球帽にアレンジされたタービュラントの制帽を受け取っている。

数年後、英国海軍をお払い箱になった頃にカールとマリアが殺されたことを知り、ボーダ提督からテッサたちを狙った集団の仕業であることを聞かされる。

それから半年後にボーダやマロリーJrにミスリルへと招かれメリダ島でTDD-1開発に参加し、テッサと再会する。



女神の来日
テッサに溜まった休暇の消化にどこかへ旅行することを勧めるが、彼女は旅行先を東京に決定してしまった。
士官と下士官が必要以上に仲良くなる事をよく思わない彼は一足先に宗介のもとを訪れる。
ドラマの姑のごとくいびりまくった上、


君が艦長になんらかの破廉恥な行為に及んだとしたら。私は君を魚雷発射管に詰めて、300㌔の爆薬と共に射出する!

神と女王陛下に誓って君を八つ裂きにするつもりだ!

と散々に脅してメリダ島へと帰って行った。


余談

ちなみに原作のこのシーンのセリフは1969年から1974年までイギリスのテレビ局 BBC が製作・放送した大人気コメディ番組「空飛ぶモンティ・パイソン」のパロディー。
さすがイギリス人。

ちなみにマデューカス自身は日本語は一切わからない。
読者にわかりやすいように日本語で表現しているだけで実際は英語を喋っているという設定。


追記・修正は緻密な戦略の下にお願いします。

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最終更新:2023年12月03日 08:42