登録日:2015/08/06 (木) 16:15:51
更新日:2024/07/15 Mon 13:24:23
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「ゆれるイントゥ・ザ・ブルー」にて殉職した
宗介たちの上司ゲイル・マッカラン大尉の後任として登場した。
厳格な性格で、自らの感情や思想をあまり言葉には出さないが、胸の内は仲間を思う強い気持ちが眠っている人物である。
特徴的な名前は自分たちの先祖に伝わる「悪魔と戦い、黒い鷹に乗って天上へ上った勇者」の名前から由来している。
メリッサ・マオとは旧知の仲であり、彼女からは「ベン」のあだ名で呼ばれている。
宗介と
クルツの士気を出すためにわざとマッカランの死を侮辱し、ASでの模擬戦にて終始彼らを圧倒した。
(その後誤解は解かれたもののクルツからは目の敵にされ、以後仕返しをされることになるがこれは後述にて)
宗介が
ラムダ・ドライバを完全に使いこなせるようになったときは、
(彼の無茶苦茶な行動に「そこまでやれとは言っていない」と呆れつつも)彼の成長を認めた。
ミスリル壊滅後はクルツ達と共にアマルガムの動向を探っており、離ればなれになった宗介の事を心配しつつ、彼の生還を信じて戦い続けた。
クルツの死には(死んでいないが)さすがの彼も動揺しており、「お前の意志は必ずついでやる」と心の中でその死を惜しんでいた。
最終決戦でもファルケを駆り、アマルガムのASをちぎっては投げ、
ちぎっては投げのまさにカナダ無双というすさまじい暴れぶりを見せ、最後まで生き延びた。
その後はアメリカ軍に捕らわれた宗介を助けようとメンバーで乗り込もうとしたが、自力で脱出した彼の姿を見て唖然としつつも再会を喜んだ。
追記・修正は頼んだぞ! サガラ! ウェーバー!
……さて前置きはここでいいだろう。
実は彼にはとんでもない秘密がある。それは……、
大事なことなので(ry
隊員の士気を削ぐという名目でこのことは伏せており、
『
わりとヒマな戦隊長の一日』ではこのことを知った
テッサに口封じをしたりするほど秘密にしている。
テッサに「みんなにばれるのが嫌なら見なければいいじゃないですか」、
と言われた時には「無関係な民間人を虐殺しろ」と命令された様に全身を震わせながら脂汗を流すほど、
アニメ観賞は彼にとってなくてはならないものになっている。
詰まる話、俺らみたいに「
さくらたんはにゃ~ん♡」とか、
「
なのはは俺の嫁!」「バカヤロー! なのはは
フェイトの嫁だろ!」と言ってるくらい、
筋金入りのアニヲタなのである。……いいのかそれで。
上記の件でクルツにビデオの中身を書き換えられた(しかもとてつもなくエゲツないもの)時には凄まじい形相で怒りをあらわにしており、
殺意をむき出しにしてデッキブラシで彼を殺しにかかっていた。……後で
マデューカス中佐にクルツ共々怒られたが。
最終巻では「俺、この戦い終わったら傭兵やめて
秋葉原へ行くんだ……」と心の中で呟いており、
作者自身がその後のクルーゾーを演じた
メタリックガーディアンRPGリプレイ『黒鋼のワンダリング・ジャーニー』では本当に傭兵をやめて東京移住を果たしている。
原作では翻訳家になろうかと思っていたが、現場製作に携わりたいという想いを捨てられず制作進行としてアニメ製作の現場で働いていた。
そんなある日異世界に転移してしまい、同じく転移してきたファルケと共に戦いに巻き込まれることになるが、異世界でもアニヲタぶりは健在であった。
「異世界に飛ばされる」というスパロボならともかくフルメタではありえない現象も「アニメで見たことがある」という理由であっさり受け入れたり、
仲間となった現地のアニヲタ(恐竜人の美少女)と二人で現地のアニメを鑑賞して種族を超えて意気投合したりしつつ、
元の世界に戻って原画を納品するために戦いに身を投じることとなる
が、1巻以降展開が止まっているため、元の世界に帰れたのかは永遠の謎。
なお、フルメタ本編の事を
「あんな話はどうでもいいんだ、思い出したくもない」と言い放ってる。そして前述の通り、
プレイヤーは作者である…。
スパロボシリーズでは「
W」「
第3次Z」「
V」にて登場。
高いバランスの取れたステータスを持っており、フルメタメンバーの中では戦闘に特化している。
ヲタクの部分はここでも浮き彫りになっており、「第3次Z」では
AGから絶版のDVDを貰って狂喜乱舞したり、
旧
日本語のDVDボックスを貰って喜んだりしている。
最終決戦にて
アドヴェントに「私に逆らうなら
秋葉原に移住したほうがよかったと後悔するだろう」と唆されるも、
「ふざけるな! あのアニメの
最終回見てないのに宇宙の終焉を迎えてたまるか!」と切り返していた。
やはり彼のアニヲタ魂は筋金入りである。
「おいウェーバー! 何だこの項目は! 勝手に変なこと追記・修正しやがって!」
「だったらどうするんだ、中尉さんよ?」
「殺す!!!」
「上等!!!」
マデューカス「何をしとるのかね君たちは!」
- アナザーの外伝で秋葉原に立ち寄った達也たちとニアミスするみたいな話があっても面白そうだよな、クララがクルツから昔アニメ好きの上官がいたとか聞いてればなおよし -- 名無しさん (2015-08-06 16:32:58)
- 第三次ZにおけるAGとのやりとりが色々と面白すぎる -- 名無しさん (2015-08-06 18:21:47)
- 原作知らないんだけど、ジブリが好きみたいだけど、この人最近のアニメとかも見るの? もしそうならこの人の好きなアニメのジャンルって何だろう? ノイミタナとかでやっているような質アニメ? -- 名無しさん (2015-08-06 18:50:52)
- 童話みたいな穏やかなテイストのアニメでは? -- 名無しさん (2015-08-06 19:57:16)
- スパロボWで着たがってた場面は原作で語られたボン太くんの設定やクルーゾーのアニメの好み的に原作での彼が見たら最低でも数倍は歓喜しそうなのがなんともw。てかノリノリで着こなした上で上層部に正式採用を上申しそうw -- 名無しさん (2015-08-06 20:21:45)
- TRPGで原作者が演じてたクルーゾーはちょっと古いアニメが好きっぽかったけどな。割と古いアニメネタが出てたしwww -- 名無しさん (2015-08-06 21:17:13)
- ↑4 恐らく戦場とは無縁な癒やしをくれるアニメじゃね? -- 名無しさん (2015-08-07 10:56:19)
- ↑きんモザやのんのんびよりやごちうさみたいな日常アニメか。確かにリアルが厳しい境遇の人程好きそう。がっこうぐらしとか前情報無しに見せてみたい -- 名無しさん (2015-08-07 17:38:40)
- ↑多分キレるかもしれない -- 名無しさん (2015-08-07 18:22:23)
- 第3次Zでは日本の特撮ヒーロー番組も好みのように描かれたけど原作だとどうなんだろう…?アニオタ兼特撮オタは多い方だけど -- 名無しさん (2015-08-07 18:50:49)
- 本編でも(躊躇いがちに)アマルガムをRPGに例えた説明なんかをしてたから、そっち方面にも手を伸ばしている様子。 -- 名無しさん (2015-08-07 19:26:11)
- 生ける狗は、死せる獅子に勝れりという言葉がかっこよくて好きになったわ -- 名無しさん (2015-08-07 22:15:30)
- 最終決戦で大活躍したかのように書かれてるけど、確かファウラーに大破寸前まで追い込まれて、最後は紙一重で相討ち寸前だったような… -- 名無しさん (2015-08-07 22:44:15)
- ↑ただし並みのエキスパートじゃ善戦すらできずに瞬殺されるのは目に見えてるからクルーゾーの凄さがよくわかる。 -- 名無しさん (2015-08-07 22:45:59)
- エリゴールとファルケの戦力差考えたら大金星だったな。根性と技量が半端ない。 -- 名無しさん (2015-08-08 09:59:33)
- アレはファウラーが人外クラスだからな。ラムダドライバをASサイズの日本刀、つまり模造刀でしかないナマクラを本物にする為にだけ使っていた。防御にも使っていない(というかマトモに一撃も入れられなかった)。クルーゾー自身「仮にあのような単分子カッターをこちらも用いたとしても、同じような結果だっただろう」とかいう無茶苦茶な相手。ポン刀で手榴弾やダガーをそっくり投げ返すとか等身大でも無茶な芸当だし… -- 名無しさん (2018-05-02 06:59:55)
- ジブリ系好きってことは宮崎アニメ以外に高畑作品とかも好みなのだろうか -- 名無しさん (2018-05-16 20:36:08)
- ぜひファルケ改をスパロボに出してほしい。作品ごとはさすがに無理っぽいから、なんとかして機体のみでも。 -- 名無しさん (2018-05-16 21:26:02)
- ただ、ファルケ改になるとスパロボ的にはクルーゾーとの相性が悪くなりそうなんだよな。最強武器が格闘から射撃に変わっちゃうし -- 名無しさん (2018-07-21 18:24:33)
- そこはマーシャルアーツの連続攻撃後に大きく投げ飛ばしてから撃ち貫く感じになりそう -- 名無しさん (2018-07-21 19:11:07)
- Vで登場したとき「我々がいるのはファンタジーな異世界の可能性がある」であっさり順応してたのはそういう背景があったからか -- 名無しさん (2021-07-23 08:44:57)
最終更新:2024年07月15日 13:24