登録日:2023/11/23(木) 16:07:19
更新日:2025/03/20 Thu 09:47:47
所要時間:約 10 分で読めます
「お前、『ELDORADO』について知っているか?」
―それは、過去へと繋がる未来。―
VANISHING LINE
―――― G A R O ――――
【OVERVIEW】-概要-
雨宮慶太原作の『
牙狼-GARO-』シリーズ第9弾にして、特撮ドラマから派生したアニメシリーズ最終章。
2017年10月7日から2018年3月31日にかけて、
テレビ東京系列にて放送。
ニコニコ動画・バンダイチャンネルなどでも順次配信。
また、映画専門チャンネル・スターチャンネルやファミリー劇場でも放送された。
タイトルの『VANISHING LINE』とは、
日本語で言えば『討滅戦線』を意味する。
当初は牙狼シリーズであることを隠されていたが、放送1か月前に牙狼シリーズであることを明かされた。
今作は牙狼シリーズ第3弾『
闇を照らす者』と同じく架空の都市を舞台にしているが、舞台が現代に近い世界観なのはアニメシリーズでは初の試み。
アニメシリーズ第1作『
炎の刻印』と同じく、これまでの牙狼シリーズにも若干見られた『和』の要素を徹底的に排している。
武器やホラーを探知する魔導具も近未来的要素が施されており、登場人物も若干アメコミ的テイストが強い。
また、第10話以降は様々な街を旅するロードムービー的要素が打ち出されている。
2018年1月11日でニコニコ動画の生放送で配信された『VANISHING LINE一挙放送+制作スタッフ談話』の中で、「アニメ牙狼シリーズ(所謂アニガロシリーズ=『炎の刻印』、『
紅蓮ノ月』、『VANISHING LINE』)の世界空間は全て同じものである」と告知された。
第24話では紅蓮ノ月や炎の刻印の登場人物が描かれたビジュアルも挿入されている。
監督は「炎の刻印」第18話「幻炎-SCAR FLAME-」で作画監督・演出を手掛け、劇場版「
DIVINE FLAME」でも演出として参加した朴成昂。朴監督は今作が監督デビュー作であるが、本編の作画も担当。後に
呪術廻戦1期の監督を担当することになる。
キャラクターデザイン原案は『アフロサムライ』『炎の刻印』第23話提供イラストなどの岡崎能士、アニメーションキャラクターデザインは岸友洋が手掛ける。
シリーズ構成は『ラストエグザイル-銀翼のファム-』『
悪魔のリドル』などの吉村清子。吉村氏は『炎の刻印』以来の参加となる。サブ脚本として『炎の刻印』
の全裸回や『
紅蓮ノ月』にも参加した村越繁をはじめ、『
僕だけがいない街』の安永豊や『
ファンタジスタドール』の篠塚智子も参加している。
また、第8話にはアニメスタッフが東北新社にダメモトで相談した結果、
実写牙狼シリーズのアクション監督を務めた横山誠氏がアクション監修にあたり、
アクションスタッフのモーションを基にアニメスタッフが作画・動画に落とし込んでいる。その枚数は劇場アニメを超えるまでに至る。
音楽は、『炎の刻印』『紅蓮ノ月』から引き続きMONACAの高田龍一と広川恵一が担当。アニメ制作は、アニガロシリーズおなじみのMAPPAが務めている。なお、同時期に制作されたアニガロ「
薄墨桜 -GARO-」は、MAPPAがこちらを制作したため、スタジオM2とスタジオVOLNが担当している。
次回予告はアニメ前二作と異なり、ナレーションも一切廃した次回の劇中ハイライトのみを映し出した方式。
【STORY】-あらすじ-
舞台は巨大都市、
ラッセルシティ。
ガロの称号を持つ
魔戒騎士・
ソードは、人間に憑依する魔獣・
ホラーから守る
『守りし者』として、人知れず闘う日々を送っていた。
彼はある夜、
ソフィという少女と出会う。彼女の兄は
『ELDORADO』という言葉を残して失踪していた。
兄の手掛かりを求めて『ELDORADO』を追っていたソフィはソードに命を救われ、
魔戒法師の
ルークと
ジーナと共にその謎を追う。
しかし、暗黒騎士
ナイトが襲撃。彼の目的はソフィにあった。
ソフィを守るためにソードはナイトを退けるも、激戦の余波はラッセルシティに被害を及ぼしてしまう。
戦いの後、ソードはソフィを伴い、エルドラドがあるという西に向かい旅を始める。ルークやジーナもそれぞれの想いを胸に秘め、二人と別にエルドラドを目指すのであった。
【CHARACTER】-登場人物-
黄金騎士ガロの称号を持つ
魔戒騎士で、今作の主人公を務める。
シリーズ最古の黄金騎士たる
ゴウキを思わせる
ゴリマッチョ鋼の肉体を持つタフガイで、鎧召喚前かつ素手でもホラーと渡り合える強さの持ち主。
ファンからの通称は
ゴリラ。『守りし者』としては独自の矜持を持っており、一般人とも交流を深めていく。
「生きてる証」と称して姉ちゃんのおっぱいを
ご参パイご参拝しては共に夜の街をドライブする
おっぱい星人なのが玉に瑕。
腹が減っては今作の番犬所である
大衆食堂『ダイナー』で特大
でほぼ生肉なレアステーキと山盛りフライドポテトにありつく。一応、下宿先である中華料理店でも手伝いついでに飯もとる。
街をも巻き込んだ豪快なホラー討滅にはルークからも
「バカなのか何も考えていないのか」だの
「単なる自己満足としか思えん」と呆れられるほどだが、情に厚く
「守る」と約束した者は必ず守り通す主義。
本名
ヴィルヘルム・ランバルト。
10年前、妹のリジー/エリザベス・ランバルト(CV:
大橋彩香)を爆発事故で失くしている。その際、自暴自棄になり狂戦士のようにホラーを斬る姿が描かれている。実は、その爆発事故こそビショップが指揮したエルドラドの実験であり、リジーは真のエルドラドで生きていた。真のエルドラド内でソードはリジーと再会し共闘することになる。
ナイトと真のキングと決着を付けるも、ソフィの頑張りで真のエルドラドは瓦解。
ソフィからはその影響で戦死したと思われていたが、1年後に何らかの理由で腹を壊してダイナーのトイレから出てくるところをソフィに発見される。
『VANISHING LINE』の物語は、このシーンで幕を閉じるのだった。
本名
ソフィア・ヘネス。
本編のヒロインで、行方不明の兄マーティン(CV:
朴ロ美)を探している赤毛の少女。
紫色の
パーカーに
ミントカラーのヘッドホンがトレードマークで、
兄が
パソコンに残したキーワード『ELDORADO』を手掛かりに割れたスマホ片手にラッセルシティを歩く日々を送る。
そこで『ムーン・ウィザード』の異名を持つ占い師リカルド(声:
梶裕貴)に襲われた縁でソードと知り合うことに……。
普段は修道院で暮らしており、そこのシスター(CV:
田中敦子)から
護身術を学んでいるため、第1話では酔っ払いのオヤジを投げ飛ばしたり、金的で窮地を切り抜けることもある。そのおてんばぶりにはシスターも手を焼いているようで……。
さらにデジタルネイティブで、兄からの影響もあり卓越としたPCスキルを持っている。
兄が『ELDORADO』という言葉を残し失踪してからは、リアルとインターネット両面で兄を探している。ソードと出会ってからは、半ばソードの
ストーカーとなっており、ホラーとよく遭遇している。
暗黒騎士・ナイトの襲撃で、修道院のシスターを目の前でナイトに殺されてしまう。一時期塞ぎこむが、ソードとともに本来の目的であるエルドラドへ向かう。
行く先々でホラー関連の事件に巻き込まれるが、無事エルドラドに到着。
そこで兄がエルドラドのキングであることを知ってしまい、兄妹のけじめとして兄を殺そうとするが、それが兄が真のキングに取り込まれるきっかけになってしまう。
ソードが真のキングと闘う裏でリジーや兄と邂逅し、兄が遺したパスワードで真のエルドラドに終止符を打った。
真のエルドラドに終止符を打った後、ルークの術で守りし者とホラーの戦いの全ての記憶を失った。
1年後、一般人として過ごしていたが、全てを思い出しダイナーへ到達。
ジーナと再会し、魔戒法師となってソードと再会することを誓うが、ダイナーのトイレから出てきたその人は……。
本名
ルカサー・ハーデン。
銀髪と褐色、そして口元を覆うほどの襟のあるコートが特徴の魔戒法師。
常に冷静沈着で無口
、それでいて若干暗く不愛想。『守りし者』の掟に従い隠密に行うべきと考え、普段は面倒事を避けるため人とあまり関わらない。
その徹底した態度は、痴情のもつれあいを目の当たりにしても
ストリートチルドレンの物乞いに対しても無言でスルーするほどで、
ソードからも
「人を知ろうとしねえ奴に人を救えはしねえ。お前のやり方はなんか……心がねえんだよ」とツッコまれている。
リボルバーで
魔導水雨を降らせては記憶を改竄しホラーとの接触を忘れさせ、戦闘時には
二丁拳銃や狙撃用ライフル型の魔導銃を使い分けてホラーを討滅する。
何気にアニガロシリーズ初の魔導火ライター使用者でもある。
食事の際はランチョンマットを敷く主義で、食べる量も人並み。
前者の術の能力が半端ないがため、『雨男』と呼ばれることもある。
高層マンションに住んでおり、幼い頃父と稽古する際に振るっていた演習剣を今でも飾っており、暇を見つけては魔導銃のメンテを行っている。
幼少期は魔戒騎士の父クリストフェルと魔戒法師の母アデレートの元で、騎士の修行を積んでいた。
しかし、父が闇に落ち母を斬る場面を目撃し、母の遺品の銃を取り魔戒法師の道を進む。二丁拳銃も母譲りのもの。
その幼少期の記憶から心に傷を負っており、ホラーに付け込まれることもあった。
中の人である島崎氏はシリーズ初参戦で、これで劇団ガロに入れるかどうかのチャレンジだったという。
演じる時には「冷静沈着な中に秘めている想いみたいなものをちょっと汲みつつ出し過ぎず……」という面に気をつけたとのこと。
普段が口元を隠したコート姿なため作画的にも大変描きやすく、アフレコ時に島崎氏に「若干口を気にしないで演技してほしい」という発注もあったとか。
また、幼少時を演じた富田氏は劇場版『DIVINE FLAME』にも出演、主人公
レオン・ルイスの腹違いの弟であるロベルト・ルイスを演じている。
ナイトと交戦するも敗北し、心神喪失状態に陥るが、ナイトに破壊されたラッセルシティで救助を行う人々を目撃し再起する。
そしてエルドラドを目指し、ソードたちとは別の旅路を進める中、導きの地へ辿り着きそこでの修練の結果、剣術を身に付ける。
エルドラドの戦いの後、魔戒騎士として修行を積んだらしく、1年後に鎧を纏う姿が描かれている。
刀身の変わる魔戒剣を天に掲げ円を描き、白銀の鎧を召喚。
フランス・パリのような市街地で戦いに向かう姿がラストシーンになっている。
本作では、その鎧の名前は明かされることなく、
薄墨桜劇場入場者特典のCDでその名前が初めて明かされることになる。
本名
ジーナ・エヴァンス。
ソードとは
腐れ縁の女性魔戒法師で、旧式の
パソコンに宿ったホラーの力でチンピラからギャングのボスに成り上がったダミアン・スチュワート(CV:木内秀信)が牛耳るビルの最上階に潜入するため協力を申し出る。
普段は白と黒を基調としたライダースーツで任務を遂行するが、もっぱら『ELDORADO』のキーワードをエサにソードに力仕事を押し付けてはわざと罪をなすりつけたり、クラブで高額のツケを請求させたりといった悪女的な面を持っている(ソードが黄金騎士であるがゆえ、そう簡単にホラーに倒されないだろうと見込んだが故の物であるが……)。
その美貌でド派手かつデーモニッシュな装飾が施されたワインレッドのカスタムカーを乗り回すが、ソードと対面する際にひき逃げまがいの追突をぶちかます。
谷間の下に白いムササビにも似た魔戒獣ミア(CV:岬優花)を飼っており、その愛らしさと裏腹にソードのご参拝に噛みつくほど凶暴。
女だてらにめっぽう強く、力で押すタイプ。ハイヒールには仕込み刀、谷間には術を込めた弾丸も入れているため、腐ってもホラーから人を守る『守りし者』の心得は持っているようだ。その割にはギャングを死なない程度にボッコボコにしてるけどな!
ソードやルーク、ソフィとは異なり、エルドラドとの因縁がないため、本作の作中では極めて冷静な態度で事に当たることが多い。
ソフィに対しては保護者や指導者のような態度で接しており、守りし者と関わる彼女の姿勢を試したことも。
ちなみに脱いでもすごいらしく、セクシーなビキニ姿でダミアンのアジトに潜入してそのままアクションしたり、
前期EDでもコートを羽織った黒下着姿でこれ見よがしにオトナの女の色気を見せつける。
どうみても痴女です。本当にありがとうございました
中の人は島崎氏と同じくシリーズ初参戦だが、関氏とは
デビュー作以来の付き合いで、
ジーナ役のオーディションの際には「(物語の)前後かわからなくて、会話相手も誰だか分かんないから、こう全体的に
踏みつける感じで」と演じたら「ここは子どもに喋りかけているんで優しさを…」とフォローされたそうな……。
1年後、ダイナーにてソフィに再会。
再び守りし者に関わろうとしている彼女の意志を確認する。
心の底から魔戒法師になることを望んでいる彼女の意志を認め、彼女の師匠を買って出ることに。
もはや説明不要の黄金騎士の友たる魔導具。
口調は実写版と同じフランクなものだが、過去二作品が古風ぶったもののため新鮮な響きを受ける。
今回はソードの乗り回す魔導二輪のキーにもなっているが、もっぱら彼が夜遊びに姉ちゃんを乗せる際に化粧の匂いがシートにこびりつくのが悩みの種らしい。
とはいえ、なんだかんだでソードとは
腐れ縁で互いに軽口を叩き合う仲でもある。
ソード行きつけのレストラン『ダイナー』のウェイトレスで、ローラースケートで滑りながらメニューを配る金髪の
メガネっ娘姉ちゃん。
ソードが見惚れるほどの
おっぱいの持ち主で、動くたびに
おっぱいが揺れる。
ただしマナーの悪いお客にはとことん冷たく、
おっぱいに見惚れるソードにもかなり辛辣。
そんな彼女はソードらにお勘定代わりとして店長からのメッセージ……と見せかけたホラー討滅の指令を手渡す役割を持つ。
ちなみに中の人も役名と同じで、声優界のセクシー姉さんと言われるだけあってかおっぱいもでかい。
放送直前スペシャルではウェイトレス・チアキを意識した胸元が見えるコスチュームを着ているが、
隣の関氏が目のやり場に困りそうな視線をちらつかせており、うっかりソードよろしく二度もリアルご参拝するほどのものであった。
そんな彼女もナイト戦後の第9話では真剣モードになり、指令を伝えながらソードの道中をスマイル0セントで見送った。
ソードが居候している中華料理店の看板娘アル。
片言言葉が特徴だが、シスターの死に動揺するソフィーをドラ一発で落ち着かせたネ。
こう見えても実は見習い魔戒法師、素体ホラーならお札ひとつで討滅スルヨ!
シティ内のチャイナタウンに住む老人で、住人には長老として慕われている。
実は手練れの魔戒法師で、ソードとは顔なじみでもある。
首から黄金の亀のペンダントをぶら下げており、ホラーを探知した際は手足が激しく揺れ動く。
中の人は第1作では
ラスボスのメンドーサ、第2作では道満の師である導魔法師を演じた。
第1作での存在が大きすぎたのかメンドーサ呼ばわりするファンもチラホラと……。
カーテン越しからのシルエットのみだが、気だるそうな声からして……?
案の定、アニガロ第1作の
性悪ロリBBAこと神官ガルム。
最終話のエンドカードではしっかりとエプロンかけたガルムの一枚絵が映っている。
本名クリストフェル・ハーデン。
ルークの実父にして、力を求めて暗黒騎士に堕ちた男。
薙刀型の魔戒剣を武器に、獲物を追い詰め、邪魔するものはホラーでも手負いの者でも容赦なく仕留める冷血漢。
強者との決闘以外興味なく、そのためには周囲が巻き込まれようが被害が火当画廊がおかまいなしの戦闘狂。ソードのその強さから並大抵の騎士と法師とは比べ物にならない獲物と狙っている。
かつては震鳴騎士ボルグの称号を持つ白銀の魔戒騎士で、ソードを含めた魔戒騎士の憧れの存在でもあった。
しかし、力を求め禁忌の書に手を出し、止めようとした妻を殺害し、闇に堕ちた。ソードと同様に魔導二輪を所持している。
現在はエルドラドキングに仕える『三剣』の一人となっている。
中の人は三作連続アニメ出演。
主人公たる黄金騎士、
ライバルキャラの白蓮騎士ときて、今作でついに暗黒騎士を演じることになる。
ソフィ奪取を狙いラッセルシティを襲撃。
ホラーの介入があったとはいえ、ソフィーの目の前で虫の息の状態だったシスターの息の根を止めたのも彼の手によるもの。
その後、ソードと交戦し負傷するも、ソードの強さに歓喜し一時撤退する。
ソードたちをエルドラドで待ち受け、真のエルドラド内でキングを討滅したソードと最終決戦を行い敗北。その強さを讃え、心ゆく決闘ができたことを喜びながら鎧ごと消滅した。
エルドラドキングの『三剣』の一人にして、堕ちた魔戒法師。エルドラドキングに絶対の忠誠を誓っている。魔界の食虫花を操る能力に長ける。エルドラドに侵入したジーナと交戦し、討滅される。
紫色のポンチョの下にはハイレグスーツを着ている。うん、ぶっちゃけジーナより痴女い。
浪川氏同様、中の人は三作連続アニメ出演かつ女魔戒法師役だが、敵として出るのは今作のみ。
朴氏はマーティン役も演じている。
エルドラドキングの『三剣』の一人だが、他の二人と異なり純粋なホラー。
グラス片手に
ウイスキーをたしなむ捉えどころのないダンディーだが、目的のためなら手段を択ばない冷徹な策略家。
その非情さは徹底しており、ソードたちを様々な計略で待ち受け、エルドラドを襲うホラーたちにも容赦しない。
堀内氏も三作連続アニメ出演。『炎の刻印』では
絶倫騎士エロこと主人公の親父、『紅蓮ノ月』では
藤原道長と重要ポジを演じている。
エルドラド消滅まで生き抜いたため、討滅されることなく夜のラッセルシティを見下ろし、どこかへ去っていった。
続編ないし映画の複線か?と思われたが、「守りし者とホラーの戦いに終わりはない」という暗示の表れともとれる。ちゅーかスタッフさん賢雄さん好きすぎじゃね?
古のホラー。
白いウーパールーパーのような姿を持っている。
指輪を介して力を発揮するホラーで、三剣たちも指輪で操っていた。力よりも知能で勝利する特性を持っており、本作の事件を裏から操っていた。『炎の刻印』の事件や『紅蓮ノ月』の事件を観察しており、平安時代には既に存在していた。
マーティンを操ることで、エルドラド、エルドネット、真のエルドラドを構築し、人間をネット内に引きずり込むことで魂を喰らおうとしていた。
その後、不要になった彼自身をゲートとして復活した。しかし、ソードに討滅され、真のエルドラドもソフィによって破壊された。
【MAKAI-KNIGHT】-魔戒騎士-
魔戒騎士の最高位である、黄金騎士の鎧。
背中から2対の鎌、全身にひび割れた意匠が存在しており、その溝からは時折紫色の発光が見られる。
ほらそこ、フォトンブラッド?って言わないの
ソフィを守るために魔導二輪ごとザルバが爆散してしまい、ソードがザルバの欠片ごとガロの鎧を纏ったことで、パワーアップ。
ザルバ融合バージョンとなった。
全体的にマッシブな体型となり、魔戒剣も牙狼斬馬剣のごとく常時巨大化。さらに紫色の発光が黄金の発光に変化。
魔導二輪も同時にパワーアップしている。
最強の白銀騎士の鎧。
全身に濃い青のラインが発光している。
ルークの過去の回想で一瞬のみ登場するため、細部は不明。薙刀を使用して戦うようだ。
ボルグの鎧が闇に堕ちた、暗黒騎士の鎧。
狼が髑髏を噛んだような顔をしており、全体的な黒の配色に、赤いラインが発光している。
顔はマスクのように閉じることもでき、その場合はボルグの顔を黒く染めたような顔になる。
薙刀を使用して戦うほか、魔導二輪も所持している。
最終回に登場する銀色の鎧。名前は『薄墨桜』劇場入場特典のCDで初めて明かされた。
一瞬しか登場していない上、暗闇での登場のため詳細は不明だが、長剣を両手に持ち戦う二刀流スタイルの模様。
水色のラインが発光しており、
VERSUS ROADのガロっぽさもある。
【KEYWORD】-用語-
前半の舞台となる巨大な都市。陰我を抱えた人々が多く存在する欲望の街。
ソフィが住む修道院や、ソードが居候する
中華料理屋のある中華街、番犬所代わりのダイナーなどが存在している。
モデルはおそらくアメリカ・ニューヨーク。
暗黒騎士・ナイトの襲撃によりビルの倒壊などが起こり、多くの死傷者が発生。
その際の救助隊の活躍は傷ついたルークの心に光を灯すことになった。
マーティンが失踪時に残した言葉。
ソードもそれを追っており、二人が一緒に行動するきっかけとなった。
ラッセルシティの西方の果てに存在するガルエデン社の研究都市で、行けば幸せになるとされていて向かう人が後を絶たない。
『
闇照』のボルシティが如く閉鎖された都市になっており、検問がいくつも存在している。
ホラーたちの隠れ蓑であり、古のホラー・真のエルドラドキングの策略のために構築されている。
この街に住む者はホラーであり、辿り着いた人間は食されることになる。
本作でいう魔導馬的マシン。本編ではソードとナイトが所有している。
魔導火を燃料として動き、魔導輪を鍵として始動する。魔戒剣の収納場所としても活用されている。牙狼の鎧と感応し、追加パーツが装着される。ソードのものは
『ザルバイク』と制作側に呼ばれているようだ。
ちなみに、ソードの魔導二輪はハーレーダビッドソンが巨大化したような車体で、前輪と後輪もかなり大きくソードでないと乗り回せない暴れ馬。
彼が呼べば真っ先に駆けつける便利な使用で、ソードが鎧召喚すると形状が変化。黄金の
バイクにザルバの顔が張り付いたモンスターチックな姿となる。
側面には腕部も施されており、ホラー捕縛もお手の物。
……あれ、もしかして轟天リストラ?
ソフィの兄がガルエデン社にスカウトされ、エルドラドで設計していた電脳空間。
ソフィの兄は理想郷として騙されて作られていたが、真の目的は真のエルドラドキングが世界中の人間の魂を食べるためにつくられたものであり、10年前に実験としてソードの妹であるリジーも引きずり込まれていた。
突入したソードが真のエルドラドキングを倒し、ソフィが消滅のためのパスワードを入力したため完全に消滅。
【THEME SONG】-主題歌-
後期OP。こっちに牙狼という言葉が入っている。
陰我と書いて「ノイズ」と読ませたり、魔戒剣と書いて「つるぎ」と読ませたりする。
映像の処理が原因で、ソードがゴリラっぽく表現されている映像が流れる。
その名前の通り、ソフィの心情を描いた前期ED。
ソフィが使っているアバターが歩くアニメーションや、憂いな表情を浮かべるソフィとジーナの姿が描かれる映像が流れる。
後期ED。
MAKAISENKIの似た名前の曲とは関係ない。
ソフィとソードの旅路を描いた映像が流れる。
店長からのメッセージで~す♪
「項目見たらさっさとと追記・修正しろ!」
毎度、ありがとうございまぁ~っす♪
- ソードクソ強くて生身でもレオン牙狼より強いんじゃね?とか言われてたのは笑った -- 名無しさん (2023-11-23 17:13:56)
- 実はアニガロシリーズのはるか未来の物語 -- 名無しさん (2023-11-23 17:47:26)
- 牙狼史上最も鎧強化が意味無い作品。ただでさえ強いのにこれ以上強くしてどうすんだと思うくらいソードが強い -- 名無しさん (2023-11-23 18:06:23)
- 主人公が強すぎても面白いコンテンツがあることをこれで知った -- 名無しさん (2023-11-23 18:31:55)
- 最強の黄金騎士なんだから、このぐらい強くてええよね -- 名無しさん (2023-11-23 18:55:17)
- 最終回では多少苦戦したけどガチで無敗な主人公だったのは驚いた -- 名無しさん (2023-11-23 19:49:41)
- 黄金騎士GORI -- 名無しさん (2023-11-24 16:23:06)
- ナイトの魔導二輪が前輪一つ、後輪3つ何だけど、あれに近い乗り物って現実にあるのか気になって仕方がない。 -- 名無しさん (2023-11-24 19:37:05)
- 確か魔導二輪を違和感なく出すためにはどうしたらいいか雨宮監督に相談したら「前日譚エピソード作って轟天を破壊したらどうだろう」って原作者とは思えないようなアドバイスが返ってきたんだっけ? -- 名無しさん (2023-11-24 19:45:44)
- 恐らく最大の苦戦がBBAの乳首責めだった黄金騎士 -- 名無しさん (2023-11-25 08:18:08)
- 一介のホラー→黒幕→黄金騎士っていう関氏と、黄金騎士→白蓮騎士→暗黒騎士の浪川氏っていう、アニガロにおいて真逆の流れを辿ってる二者よ… -- 名無しさん (2023-11-25 13:03:50)
- ↑そしてヒロイン→ヒロイン→ヒロインの兄と言う流れの朴ロ美さん -- 名無しさん (2023-11-25 19:45:55)
- ↑ 女幹部(クイーン)役と兼役だね 朴璐美さんは善悪は問わないものの魔戒法師に縁があるな… -- 名無しさん (2023-11-25 21:49:29)
- ↑9 アニメにおいてはこれまでの2作の主人公がガロらしくなさすぎたともいえる。本来はソードくらいの位置づけを毎度どうやって弱体化させようか呻吟しながら続けていくようなコンテンツ -- 名無しさん (2023-11-25 23:22:06)
最終更新:2025年03月20日 09:47