ヘルバトラー

登録日:2015/01/31 Sat 15:15:09
更新日:2024/03/28 Thu 22:35:37
所要時間:約 3 分で読めます




ゲーム『ドラゴンクエスト』シリーズに登場するモンスターの一種。
登場シリーズはDQ4、DQ5、DQ7、DQ9、DQ10など。


【概要】

二~三頭身の体に紫の毛皮、髭、そして頭部に生えた二本の角が特徴の悪魔型モンスター。
公式ガイドブックでは地獄の執事(batler)ではなく「地獄の闘士(Hell battler)」が名前の由来とのこと。


【シリーズ毎の特徴】

DQ4

デスキャッスルの北西にある祠を守る四天王の一人として出現。
二回攻撃設定で、使用する特技はイオナズン、はげしいほのお、こごえるふぶき、おたけびを使用してくる。
他の四天王は策を練れば割と倒しやすいが、こいつは普通に強敵なので打ち勝つしかない。

HPは900だがリメイク版では3300に設定されている。それでも味方に命令できるだけ倒しやすくなっているのかも知れない。

討伐するときせきのつるぎを落とす。


DQ5

エビルマウンテンのボスの間の手前にある宝箱を調べると、扉を突き破って二体出現する。
実質的な中ボスの立ち位置だが、隠しダンジョンでは通常モンスターとしても出現。

隠しダンジョンに出現するだけあって攻撃力は高く、DQ4と同様にイオナズンやはげしいほのおを使用してくる。
HPは450だがリメイク版では480。

ちなみに本作では仲間モンスターとしても登場するが、仲間に出来る確率は1/256。二体目以降は1/1024と非常に低い。
彼を仲間にするために多大な時間を費やしたプレイヤーも多いだろう。しかしステータスの高さはプチタークプオーンに近く、
覚える特技もイオナズンやメラゾーマ、ザオリクにかがやくいきなど、最前線で使えるものが揃っていて最強仲間モンスターの一人に数えられる。
小説版ではマーサに直接仕えているような描写があった。


DQ7

ラストダンジョンのダークパレスに出現。体の色は茶色となった。
例によってイオナズンや激しい炎、高い打撃力などでプレイヤーを苦しめる。

このシリーズでは「ヘルバトラーの心」を所持しているとヘルバトラーの職業に転職できるが、
ヘルバトラーの心は入手困難なアイテムであり、心を所持していない場合はフライングデビルとおどる宝石をマスターしなければ転職できない。


DQ9

絶望と憎悪の魔宮等に出現。体の色は紫に戻った。
イオナズン、テンションアップ等を使用するが、ブレスの類はかえんのいきと弱体化している。
ただしHPが半分以下になると、プレイヤーに対して怒りを向けて集中攻撃をかける。氷が弱点なのでアイスフォース等が有効。


DQ10

Ver.2.1時点でのラスボスとして登場。大魔王の親衛隊らしい。
キメている(味方一人をテンションアップ)、ベホイムや痛恨の一撃を使用する、闇の従者を二体従えている。
登場するタイミングがタイミングなだけに、従来のシリーズより遥かに強化されているモンスターである。

ためるを頻繁に使用するほか、イオグランデ、灼熱の炎、自分中心の範囲攻撃である大地の鼓動。
災厄の王も使用した魔蝕(闇属性の範囲攻撃&HP減少の呪い&幻惑&混乱を同時に与える)を使用してくる。

更に激怒状態(ロストアタック等が効かない怒り状態)にもなるため、打撃力と呪文とブレス、状態異常に気を配りながら戦闘することになる。
対策としては最低でも混乱と呪いガードを完備し、キラキラポーンを覚えている僧侶を連れていることが望ましい。
また、魔蝕にあわせて離れるか、ハンマーを装備しているプレイヤーにキャンセルショットを使用させれば、魔蝕の被害は最小限に留められるだろう。


Ver.2.3後期では強戦士の書から「ヘルバトラー強」と戦闘することが可能となった。
新たに突撃命令(周囲の味方の攻撃力を2段階、テンションを1段階アップ)、しもべ召喚(HP1000のあくま神官を呼ぶ)、魔力爆発(あくま神官一体を自爆。ダメージはあくま神官のHPに依存)を使用する。

あくま神官は通常の同名モンスターより強化されており、メラガイアーやイオグランデ、魔力爆発の爆破要員となるため、非常に厄介である。
あくま神官以外は光属性が弱点な点が、救いといった所か。


ヘルバトラー系統のモンスター

  • アンクルホーン
Ⅳで初登場。体色は上半身は肌色で下半身は薄茶色。
普段は通常攻撃をしたりヒャダルコを唱えるが、体力が1/3以下に減ると体色が赤黒くなり、怯えはじめる。
こうなると防御したり、体当たりをかましてくるが、体当たりを喰らうと体力がごっそり減らされるので注意。

Ⅴでは下記のブルデビルと同じ体色になった。
体力が減っても怯えなくなり、ヒャダルコ・バギクロス・ベギラゴンを唱えてくる。
倒すと高確率で仲間になる。

Ⅶではベホマラーを唱え、火炎の息を吐いたり眩しい光で目眩ましを狙う。

ⅨではⅦの行動のうち、眩しい光を使わなくなった代わりに、いきり立って攻撃(ただの強化攻撃)が追加。

DQ11ではヒャダルコ・バギマ・火炎の息・体当たりを使用し、邪ver.では呪文がマヒャド・バギクロスにパワーアップ。


  • ブルデビル
同じくⅣで初登場。体色は上半身は赤で下半身は茶色。
打撃やマヒャドで攻撃し、ザオリクを唱えて蘇生させる。
その後はほとんど音沙汰が無かったが、モンスターパレードやドラクエウォークで久しぶりに登場。
体色がⅣのアンクルホーンに近いものになった。


  • デスカイザー
Ⅶで初登場し、系統最上位種を務める。
魔界の皇帝として君臨している悪魔。
隠しダンジョンに出現し、イオナズンと凍える吹雪で全体を攻撃、不気味な光を放って耐性を下げてくる。

Ⅸでは灼熱の炎を吐いたり、暗黒の霧を放ってこちらの攻撃力と攻撃魔力を下げ、更に一気にテンションを3段階も上げてくる。
みやぶるで追加される豆知識によると、死期を悟ると頭の黄金の角が落ち、魔界の谷の果てに行ってそこで静かに息を引き取るという。

DQ11ではⅨの行動(テンション上げ除く)に加え、イオナズン・体当たりを使用し、連携してクロスイオナズンを放ってくることもある。




追記・修正はヘルバトラーを三体仲間に出来た方がお願いします。

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最終更新:2024年03月28日 22:35