登録日:2015/11/03 Tue 22:31:57
更新日:2025/03/06 Thu 15:38:06
所要時間:約 6 分で読めます
種族:地球人(ナチュラル/エクステンデッド)
年齢:不明(推定17~18歳)
誕生日:不明
身長:172cm
体重:59kg
所属:地球連合軍特殊部隊ファントムペイン
乗機:
カオスガンダム、
デストロイガンダム
地球連合軍特殊部隊『ファントムペイン』に所属する、生体兵器『
エクステンデッド』の一人。
バックの緑髪とつり目が特徴の落ち着いた性格の青年だが、いざ任務になるとマシンガンを相手に容赦無くぶっ放す等好戦的な一面を見せる。
アウル・ニーダと
ステラ・ルーシェ同様、ロドニアのラボで過酷な身体強化と訓練を受けた過去を持つ。
その為、彼等の事を大事にしており、まるで「きょうだい」の様に接している。
特にアウルとは仲が良く、本編やドラマCDでは
バスケ対決を興じる様子が描かれた。
ステラに対しては、インド洋の戦闘で留守番する事になって拗ねた彼女を宥めたり、
行方不明になった時にはアウルと共に迎えに行ったりと、何かと面倒見が良い。
しかし、ロドニアのラボを守ろうと出撃したステラがザフトに捕らわれ、更にアウルが戦死した事で、余分な感傷を削ぐ為にスティングから彼等の記憶が消される事になる。
後に
シン・アスカによりステラが返還された時にも、嘗て大事にしていた筈の彼女を冷たく見つめていた。
当初はアーモリーワンで強奪したカオスガンダムを駆って戦いに身を投じ、セイバーと空中で競り合ったり介入してきたフリーダムにバラされたりと中堅格として活躍していたが、ベルリン戦でステラのデストロイを護衛中、フリーダムの介入で混戦してきた最中にムラサメ隊に急襲され、胴体を切断され機体が遂に大破…したが何とか生きていた。
ヘブンズベース戦ではデストロイガンダムに乗り込むも、この時点で記憶の消去と度重なる強化により既に精神が崩壊しており、先代のオルガ以上に好戦的となり、衝動のままに全てを破壊し尽くさんとザフトを迎え撃った。
通称『テオクレ兄さん』
序盤はその圧倒的な火力で暴れ回るが、ロゴスに対してキレ散らかしてSEEDを発現したシンの駆る
デスティニーガンダムに機体の各部を破壊され、トドメにコクピットごと腹部をアロンダイトで串刺しにされ、そのまま切り上げられて爆発、その数奇な生涯に幕を閉じた。
調整の影響で最期まで『へへ…俺の…』とデストロイに執着していたままだった。
因みに小説版では、死の間際にどこか頼りなさげな少年と少女――――アウルとステラに導かれ、
彼等を「何故か守ってあげないといけない」と想いながら、共に天へと昇っていく描写がある。
それこそが、全てを失くした男への最後の救いだったのかもしれない……。
尚、三人の中で唯一スティングだけがブロックワードが不明のままだった。
書籍『機動戦士ガンダムSEED DESTINY PERFECT PHASE FAN BOOK』に掲載された
Q&Aによると、
使う前に戦死した為、
封印されてしまったらしい。
しかし後に福田監督のtwitterでブロックワードが
『夢』である事が判明した。
何かと自由奔放な二人に振り回される苦労性な兄貴キャラである為、ファンからは「オクレ兄さん」の愛称で親しまれている。
キャラクターソング「Eden of necessity」はどこか切ない曲調で、
「明日」を望み、失われた「記憶」を手繰り寄せようとするスティングの想いが歌い上げられている。
初参戦作品。
デストロイに乗ってくる時期はレクイエム攻略戦とやや遅め。
一度だけ、スティングを操作出来る場面がある。
二人を何かと気遣ったり、ステラの面倒を見てくれた
フォウにお礼を言ったり、兄貴分度が強調されている。
余談だが、スティングの声を担当した諏訪部順一は後に
Zシリーズ最終作で
アドヴェントを演じる事になる。
ベルリン戦からの登場で、いきなりデストロイに乗ってくる。
その時はまだまともだったが、ダイダロス戦からは強化され過ぎて狂った状態になって再登場する。
残念ながらカオスはアイコンのみの登場。ベルリン戦からデストロイに乗り込み、ヘブンズベース、ダイダロスで戦う事になる。
ステラが仲間になっている場合、死の間際に彼女の呼び掛けにより自我を取り戻す。
そしてブロックワードを克服し、「普通の少女」に戻れた妹分の幸せを祈りながら散って逝った。
追記・修正でもしながら良い子で待ってな。好きなんだろ?
- カオスなんて大仰な名前なのに何あの扱い・・・という印象だった 考えてみればムラサメにやられた戦いの時点で記憶改竄されまくってるからもうブーステッドマンみたいになってたのかな -- 名無しさん (2015-11-03 22:44:51)
- 素でラリってるような連中の多いガンダムシリーズの敵役かつ強化人間なのにかなりまともな人物 ある意味とても貴重 -- 名無しさん (2015-11-04 03:12:37)
- 大破したのクレタじゃなくてベルリン市街 -- 名無しさん (2015-11-04 14:58:44)
- ↑サンクス。修正しといた -- 名無しさん (2015-11-04 15:04:56)
- 前作のヤク漬けボーイズは手遅れかもしれんが、こいつらは戦争の駒として人生を歪められたからサイコなガキンチョに見えるだけで、矯正は充分間に合うと思うんだよなー・・・ということでスパロボで救済処置プリーズ。ステラ「だけ」じゃ満足できん。 -- 名無しさん (2015-11-04 15:35:12)
- ↑救済フラグを立てるならアウルはアビスが大破する際に破損にしてMSごと回収、オクレ兄さんはベルリンで捕まって連行という感じがいいかな?デストロイに乗った後では手遅れっぽいし -- 名無しさん (2015-11-04 17:40:29)
- ↑その感じかな。パイロットにならんくてもいいのよ。生きてさえいてくれれば(っていうか自軍で強化人間系使う展開は個人的に欺瞞っぽくて嫌い。結局戦わせてんじゃんって感じで)。 -- 名無しさん (2015-11-04 17:45:27)
- 劇的な展開もなく、悲劇的な別れや出会いもなく、ただ使い倒され…ある意味では前作三馬鹿よりも「生体CPU」として描写されていたな -- 名無しさん (2015-11-06 16:29:00)
- ↑4ただ記憶消されないから負けたことを根に持ってたり、「殺さなきゃ殺されるんだから殺す」って決めてるだけあって、旧三馬鹿の方が人間臭いとは思う -- 名無しさん (2015-11-06 16:48:28)
- 真ガンダム無双の一つのストーリーではステラ、アウルともども生きて捕まるやつがあった -- 名無しさん (2015-11-21 21:03:50)
- 人間臭さが少なくなればなる程に安定性の上がった生体CPUとして完成度が高まる。……安定性という意味ではDP実施後の人々も人間臭さが抜けるのだろうか?(例外的な挙動の減った人類同士の収斂) -- 名無しさん (2018-11-08 21:22:01)
- 前作の三馬鹿に比べて、エクステンデッドは扱いやすいけど、その分、成果は上げていない感じだな。 -- 名無しさん (2019-08-18 22:27:54)
- ↑8↑7直接の救済描写ではないがGジェネDSのライバルルートではきれいに覚醒した先輩三馬鹿共々生き残ってる。あのルートのエンディングでは強化人間がこれ以上生み出されないよう資料はブステ三人組ややゼロの指導のもと破棄され悲劇を止める描写がある。 -- 名無しさん (2020-08-25 07:52:36)
- 映画の為に改めて見返して思ったんだけど、あのムラサメ隊ってタケミカヅチ搭載機の識別コードなんだよな。オクレ兄さん目線なら不意打ちもいいところで、そりゃ後手に回るわ -- 名無しさん (2024-07-05 19:21:07)
最終更新:2025年03月06日 15:38