ステラ・ルーシェ

登録日:2011/05/20(金) 14:33:04
更新日:2020/01/11 Sat 15:39:33
所要時間:約 9 分で読めます






シン……好き………





機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の登場人物。

出展:ニコニコ静画、http://seiga.nicovideo.jp/seiga/im3001900、2016/02/10_11:30


生年月日:不明
星座:不明
血液型:A型
年齢:不明(推定15〜16歳)※シンより年上の可能性も否定出来ない
身長:163cm
体重:43kg
趣味:踊る事、海を眺める事
髪色:金色
瞳:赤紫
出身:不明
搭乗機:ガイアガンダムデストロイガンダム


地球連合軍特殊部隊『ファントムペイン』に所属する、生体兵器『エクステンデッド』の一人。
いつもぼんやりとし、舌足らずな口調で幼子のように喋る浮世離れした美少女。
普段は大人しいが、いざ任務になるとコンバットナイフで相手を容赦なく惨殺する凶悪な姿を覗かせる。

ロドニアに設立された研究施設で、幼少時から非人道的な訓練や薬物投与による身体強化を受け続け、定期的に処置を受けないと死に至る身体になっていた。

しかし、スウェン・カル・バヤンの洞察力が正しければ、ミネルバに囚われた時点でもう寿命は残り少なかった模様。


エクステンデッドやブーステッドマン全般に言える事だが、そもそもは戦争孤児だったのか、誘拐された娘だったのか、捨て子だったのか、出自に纏わる一切合切が不明。

当の本人も家族の事を覚えている様には見えず、心を許せる家族の様な存在はファントムペインだけだった。
実際に同僚のスティング・オークレーアウル・ニーダからは末っ子的な存在として可愛がられ、指揮官であるネオ・ロアノークを父の様に慕い、非常に懐いていた。
家族かというと微妙だが、瓶詰めの熱帯魚をペットとして飼ってもいる。

街へ潜入したら直ぐ気ままに何処かへふらふらと行ってしまう癖があり、度々スティングとアウルの手を焼かせていたらしい。

明らかに後天的な要因で人としての情緒が著しく欠落しており、スティングとアウルに比べてもその差は歴然。
ある意味で壊れ具合は旧連合のブーステッドマンシリーズを凌駕している(シン・アスカには“戦争の影響で精神的な障害を抱えた子”と思われた)。

デストロイの適正レベルがスティングを上回っていた事から、3人の中でも群を抜いて強化され、その弊害だった可能性も考えられる。

それ故、年頃の女の子だが羞恥心も存在せず、男性と同じ更衣室を一緒に使用している他、異性の前でショーツ一枚でも平然としている。
また、劇中の描写から察するにノーブラ。
まともな情操教育が行われていたとも思えない為、『異性の前で裸になる』事が恥ずかしいという認識自体持っていない可能性もある。

恐怖心を抑え、暴走を制御する為に設定されたブロックワードは『』。
そんなシンプルな言葉では、戦場の常套文句「死ね!!」にどう対応するつもりだったんだとは誰もが感じた事。
実際、劇中では頻繁に恐慌状態に陥っている。
尤も、「守る(死なない)」という言葉で中和されていた点を見るに、完全な暗示とは言い難かった様だが。
余談になるが「EXVSFB」以降で「死ねぇ!」と、自分でブロックワードを言っちゃってたりする…。

一応「俺だ! シンだよ!」には流石に反応していなかったので、『死』を意識しなければ大丈夫らしい。


シンとはアーモリーワンでガイアを奪取して以来、幾度となく戦場で激突し、『手強いヤツ』と認識。

互いの所属を知らないままディオキアにて邂逅。 とある切欠で彼に好意を抱く。
1話のラッキースケベについては、本人の性格とエクステンデッドの特性もあり記憶に無い。

後にシンとディオキアで過ごした思い出も消されてしまったが、完全に消去された訳ではなかったのか、
シンと再会し、会話した際に思い出している。

ロドニアのラボ(正確にはアウルの母さん)を“守る”為にほぼ暴走状態で単独出撃し、ガイアを撃墜された。
(この時ステラの脳内で「母さん」「死ぬ」→「守る」となった様である)
その後、シンにミネルバの医務室へ搬送されそのまま捕虜に。

シンの事は記憶を消されていた為に「知らない」と警戒していたが少しして思い出し、彼の前では安らかな表情を浮かべる事もあった。
捕虜となってからはアウルの死を知る事もなくベッドに拘束されていたが、エクステンデッドに必要な処置を受けられず、
徐々に衰弱し瀕死の状態に陥っていく。
プラント本国に移送され解剖を待つだけの身を見かねたシンが連れ出し、ネオに身柄を引き渡された。

しかし、シンの願いも虚しくデストロイのパイロットとして駆り出され、圧倒的な火力によってベルリンを火の海にする。
パイロットがステラだと気付いたシンの決死の説得により一度は記憶を取り戻して彼と分かり合うも、
ネオを撃墜したフリーダムが目に入った為に再び『死』への恐怖を思い出し錯乱、デストロイも再起動。
キラは彼等の事情を知らない事もあったが、何よりも攻撃態勢に入ったデストロイを無視する等出来る訳も無く、
デストロイの特性から武装のみを狙って戦闘不能にする事も出来ない状況だった為、キラによってビーム発射口にサーベルを突き立てられて機体は大破。

シンに大破したコクピットから救出されるも、既に致命傷を負っていた為、シンへ『好き』という気持ちを伝えた後、
彼の腕の中で安らかな顔のまま、息を引き取った。
その後、遺体は最期を看取ったシンの手で、もう誰にも弄ばれない様にという思いから湖の中に水葬され、
まるでシンに手を伸ばしている様な姿で水底に沈んでいった。
(※放送当時に散々突っ込まれた事だが、春になったら浮かんでくるのでは?)

『STARGAZER』では、ベルリンに向かう途中と思われるボナパルト護衛任務に就いたスウェンとシャムスが、
ミューディー戦死後に艦内通路でネオとスティングに付き添われてストレッチャーで移動するステラとすれ違っており、
スウェンに「もう長くないだろう」とすれ違った一瞬で悟られる程に衰弱してしまっていた。

彼女の死はシンの心に癒し難い傷を与え、ラクスカガリのお陰で戦争の本質を知る事が出来たキラアスランに対して、フリーダム・オーブ・戦争への憎悪で歪んでいってしまう。
しかし、最終決戦でアスランに敗れて昏倒したシンのもとにステラの魂が現れ、笑顔で「昨日を貰った事」、「明日がある事の幸せ」を語る。
その後――ルナマリアの膝の上で目覚めたシンから、憎しみ等の暗い感情は消え去っていた。
それは、フレイを目の前で失った事が原因で、前大戦後は生きる気力を失いかけていたキラとは違って、救いのある結末だったと思いたい……。

ステラのシンに対する『好き』が恋だったのかは曖昧で、スパロボでは『兄に甘える妹の様なもの』と評されており、
シンもどちらかというと妹の様に見ている。
しかし小説版では『ネオ達とは違う「好き」』とか、『シンの事を考えるとドキドキする』等、ステラはシンに恋をしていると思わせる描写がされている。 良かったな、シン。


搭乗機を始め、そのポジションから分かる通り、Zのフォウ・ムラサメロザミア・バダムのオマージュ。
特にフォウは、両者が共演した媒体では深く交流し、姉妹同然だった。
因みに、エルピー・プルの要素も含まれている。

尚、企画当初の名前は『ステラ・ルーェ』だったが、ストライクルージュと語感が似ていたので変更された経緯を持つ。

連合でありながらそのベルトはザフトと同じものであり、放送前はその素性に対して色々と推測されたが、特に明かされる事は無かった。

わざわざ同じ声を登用していたので、正体は『実は生きていたフレイ・アルスター』ではないか、という冗談半分の説も放送当時は存在した。
当の桑島法子さんは「この子だけは殺さないで」と監督に懇願したが結局聞き入れては貰えず、ジンクスを不動のものにしてしまう結果に……。
まあ監督として当然の事でおかしくはない。


余談だが、『実は生きていた』を本当に実行したネオ・ロアノークことムウ・ラ・フラガ
そのネオがステラを戦場へ送り出した行動は上からの命令(+つっぱねても衰弱死するだけ)だった為に仕方なしであり、そこは視聴者もよく考慮している。
その後は捕虜になった事や自身の過去の混乱やフラッシュバックや尺の都合等でそれどころじゃない為、本編上で顧みるのはシン程度のものになった。
とは言え、ネオが部下の事を何とも思ってなかったとか忘れたと考えるのは穿ち過ぎた考えだろう。

ゲーム等ではステラの死に責任を感じている描写も多く、シンに「恨まれても仕方ない」と言ったり、
ステラが生き残る展開で彼女を援護する際に「今度こそステラを護る!」と言ったりしている。
小説版でも、ムウの記憶が回復した際にステラ達を兵器としてしか扱ってやれなかった事に苦悩する回想がある。


ステラのイメージソングである「深海の孤独」は、プラントの歌姫として活動していたラクスミーアを除けば唯一、本編で挿入歌として採用されている。
哀しげな曲調と桑島氏の歌声、ステラをイメージした歌詞は挿入されたエピソード(ステラ戦死)も合間って視聴者の涙腺を崩壊させ、知名度もSEEDシリーズの楽曲の中ではかなり高い。

【ゲームでのステラ】

機動戦士ガンダムSEED 連合VS.Z.A.F.T.
PS2家庭用版からパイロットとして使用可能。
シン、スティング、アウル、ネオと組ませるといつものぽわぽわステラな台詞が聞けるが、それ以外だと強気な台詞を喋る。

・スーパーロボット大戦シリーズ
当然、出ると大体生存フラグが用意される(初参戦のSC2のみ無い)。
Z』では少しややこしいが、『L』ではデフォで生存する(参戦はプレイヤー次第)。
他の作品のキャラだと、シンがカミーユと仲が良い様にフォウと仲が良く、姉妹の様な関係に。
シンとの仲はやっぱり生存後も良く、作品によってはネオよりもシンを好きになっているが、精神が幼いので恋人というよりは兄妹の様な関係性になる事が多い。
ルナマリアと仲が良いかは作品による。 『Z』ではルナの嫉妬が爆発するが、『L』では普通に仲良くなっている。

特殊台詞は主にシン、スティング、アウル、ネオ(ムウ)、くらら(声が同じ)に言う。
「ステラがシン、まもる!」にキュンと来たプレイヤーは多い筈。

UXでは原作終了後設定なので、原作通り前大戦(SEED DESTINY本編)で死亡してしまっている。
登場しないのは残念だが、UXのシンのキャラ立ちは、彼女とレイの死を背負っているからこそでもある。
カノンが自爆しようとした時には、彼女の姿をステラと重ねて一騎マリー達と共に説得を試みた。


二次創作では「純粋天然暴走キャラ」扱い。
爆弾発言を連発する他、天然故の羞恥心の無さを武器に、シンに超凶悪攻撃(全裸攻撃、パフパフ)を仕掛けまくる。
また、原作で悲しい離別だった事の反動か、絵ではシンと抱き合って笑う等の微笑ましい作品が多く見られる。



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