東堂シオン

登録日:2015/02/02 Mon 12:00:00
更新日:2025/03/23 Sun 16:42:15
所要時間:約 45 分で読めます






東堂シオンだ。イゴ、よろしく!





東堂シオンとは、プリパラに登場するキャラクター。CV山北早紀

プロフィール
学年 パプリカ学園中等部1年C組→2年C組
血液型 B型
誕生日 1月5日
足のサイズ:24.5cm
好きな食べ物 大福
好きなブランド ベイビーモンスター
チャーム クール
所属チーム Dressing Pafé
合同チーム SoLaMiDressing、ドレッシングふらわー、あろまそレーシ・み、セレパラ歌劇団






◆概要~新進気鋭の囲碁アイドル~

黒みがかった紫髪のサイドテールに金の瞳、中性的なハスキーボイスで古風な喋り方が特徴の囲碁棋士。


シオンは世界囲碁選手権の学生チャンピオンであり5年連続防衛記録を持つ最強の棋士である。
だが5回目の防衛を成し遂げた時に「囲碁で私を倒せる者は、イゴ10年先まで現れない。だから、引退して新しい道に挑戦する!」と宣言し引退した。

街に出て偶然プリパラTVで見たSoLaMi♡SMILEのライブに触発され、次なる目標をプリパラで頂点を極めることと決定した。



一見冷静沈着だが根は熱く好戦的な性格で、何事も勝負で白黒決着を付けたがる。
また正々堂々とした勝負を好み、卑怯なやり方や弱い者いじめを嫌う武人肌。
反面我が強くとても頑固な性格で、意見の違いから他人と衝突することもしばしば。
上昇志向が強く己を高めることに余念がない。

囲碁で頂点を極めた経験から相手の考えや場の流れの先を読むことに長けていて、囲碁の論理を応用することで大体何でもこなせる天才。
囲碁だけでなく、柔術、剣道、弓道も嗜んでおり自宅での練習風景も見られる。
体力、武力、知力、メンタルの総合力はプリパラ屈指であり、ある意味でかなり異色のアイドルキャラ。
一方で愛用の竹刀を指して「妖刀」と呼ぶなど、若干ズレたセンスの持ち主。
(囲碁の戦術で「妖刀」と呼ばれる方式が存在しており、そちらとのダブルミーニングではないか、との説もある)

四字熟語と「イゴッ」が口ぐせ。意味が難しい四字熟語は言った後で解説してくれる親切なお方(ほぼ独り言だけど)。稀に自己解釈することも。
「GO」を「イゴー」に変えることも多い(レッツイゴー!など)

らぁらやみれぃ達とは異なり、プリパラチェンジの前後で髪型や身長などの外見が全く変わらない。
強いて言えば右耳にピアス然としたアクセサリーが追加される程度。

名前の由来は東西南北の「東」と、音階の「シ」から来ていると思われる。
そのため、名前のローマ字表記は「Shion」ではなく「 Sion 」となっている。

実はメイン六人の中で未だに家族関係が不明なキャラクター。自宅は道場付きの大きな和風邸宅だが家族、使用人の姿は無く、シオンからも語られたことがない。一人暮らしとは考えにくいのだが…。
(二期ラストにて、ウェスト家にスーツ姿で鎧兜を被った男性が来訪しているワンシーンが描かれ、彼が東堂家の父では?と噂された。後にアニメージュ2016年6月号でハッキリと肯定されてる)
“詳細不明”!詳しくは分からないということさ!!






◆活躍~進取果敢のアイドル活動~

※ネタバレ注意※











◆交友関係~和気藹々の仲間達~


ドロシー・ウェスト

レオナの双子の姉。非常に活発で自信家のアイドル。レオナの事を溺愛しており、二人で一心同体といって憚らない。
彼女が目立ち過ぎるためレオナはその後を追う事が多い。時にはレオナをシオンから庇うこともある。

「レオナの方は色気が有るが、お前自身はそうでも無いな」

「はぁ!?」

「はい投了」

「ちょっと待ちなよ!」


当初はシオンと衝突ばかりだったが、現在ではリーダーとしてのシオンを信頼するようになってきている。
62話にて初のソロライブに挑戦する意向をシオンが示した際には、チームとしてのライブではないことに

「何が不満なんだ!」
「ボクと同じチームで幸せだと思わないの!?」

と、言葉こそいつもの調子ながら明らかに悲痛な口調で尋ねるなど、チームメイトとしての信頼感はレオナに匹敵する大きさに至っている様子。
ドリームチーム「コズミックオムライスダ・ヴィンチ」にドロシーが選ばれた際には普段のチームを離れることに戸惑う彼女に対し、シオンはアロマゲドンの二人を指して「小学生がやる気を出してるけど中学生のお前はどうするのか(要約)」と焚き付けて激励するなど、段々と扱いが上手くなって来ている。

Dressing Pafé完全解散の危機に瀕した際にはお互いに一歩も譲らず、

「だいたいシオンはいつも偉そうなんだよ! 頑固で人の意見とか聞かないし!」

「ドロシーこそ毒舌を改めたらどうだ! 言葉にいちいちトゲがある!」

と、遂には侍と忍者の姿で一騎打ちをするほど。
紫京院のチームにシオンが加入する希望を述べた時にはこれまでに無いほど焦りを見せ、「裏切り者!」とまで言う納得の行かない様子だったが、最後には腹積もりを決めたのかシオンに「真っ向から勝負を挑む形で送り出す」というどこか不思議な、しかしこれまでには見られなかったような形でシオンの意思を酌んだ。
完全解散の危機を経て以降、ドロシーはすっかりシオンに甘えるような描写も散見されていたので、彼女にとってのシオンは姉のように頼れる存在になっていたのかもしれない。



レオナ・ウェスト

ドロシーとは双子。
非常に大人しくて慈愛心溢れるアイドル。「ドロシーがそう言うなら」は決まり文句。
一見レオナが甘やかされているように見えるが、実はドロシーのほうがべったりであり「レオナ以外とはトモチケをパキらない」とまで言う。
当初、
「お前、自分の意見は無いのか? いつも人の言うことばかり聞いている人間は感心しない」
「いつもドロシーの陰に隠れている人間に、アイドルとしての輝きはあるのか?」

とシオンに叱咤されたものの、めげずにメイキングドラマを自作したことから自立心が少しずつ芽生えてきており、シオンもまたレオナの原動力が「誰かの為に何かをしてあげたい」という心情から来ていることを解し、決してドロシーの陰に隠れるだけの存在では無いとチームメイトとして強い絆を結んで行く。
(なお、レオナの性別が露見した際には「読めなかったぁぁ!」と流石のシオンも狼狽していた)
シオンとドロシーが頻繁に衝突するので、レオナの存在はチーム内の潤滑油であると言える。

シオンとレオナで言えば校長室に盗みに入った主犯のドロシーを同時に庇ったり、ドロシーの説得時にシオンの言葉へすかさず「ドロシーは大丈夫だよね?」とワンクッション入れたり、まるで父と母のようにドロシーを見守るような立ち位置になることも…ん?どっちが父でどっちが母だ…?
44話では敗戦の責任を巡るシオンとドロシーの口論と、それを利用したアロマゲドンのブラフに2人がハマりDressing Pafé完全解散の危機に陥ったが、「ファンの為に」と足を怪我しながら一人でもライブに出ようとするレオナの姿に、シオンは自身の頑固さを反省。同じく反省したドロシーと共に謝罪し晴れて再結成に至った。
レオナ自身はシオンの頑固で強気な部分を「自分には無いもの」として尊敬し信頼を寄せているようで、ソロライブの際にはむくれるドロシーとは対照的に「シオンのソロを見てみたい!」と率先して後押ししている。
男性である点には一応の一線を引いており、レオナが風邪のらぁらに「身体を拭いてあげるね」と言いだした時にはみれぃと共に顔を真っ赤にして制止していた。
99話ではジュルルのお世話を巡り、完全に赤ちゃんに不慣れな父と優しい母の様相を呈していた。勿論逆で。



ウサギ

Dressing Pafeを担当するマネージャーのスカウトマスコット。
プリパラに来た初日にらぁら達へ敵対宣言をしたシオンを見つけ、「使える」と判断しスカウトした張本人。
元々は北条そふぃのマネージャーであり、らぁらとみれぃにヘッドハンティングされる形で担当アイドルを失った為に彼もまたシオン同様に打倒SoLaMi♡SMILEに燃えていた一人であった。

が、操り人形同然に扱えたそふぃと違い、我の強いシオン(とドロシー)の居るDressing Pafeでは振り回されることが多かったのか現在は割と毒気が抜け、スケジュール調整の為に各所で頭を下げたり、メンバーのコンディションを気遣ったりと以前よりもマネージャー職に精を出している。
ネコの呪い話に騙されていた時には呆れ返っていたものの、49話にてクマの策略にハマったウサギが最愛の妹のウサチャに痴態カッコ悪い姿を晒して幻滅されかけた際、シオンがウサチャに「私達のライブを見て行かないか」と提案。
ライブを通じてウサギが支えているチームの姿と彼自身の頑張りをウサチャへ伝え、兄妹仲を修復する手助けをした。

ウサギはシオンのソロライブ後も「一人一人のレベルが上がってこそのトップアイドルウサ!」と活動を応援し、またシオンもメイキングドラマで「どんな姿でも頑張っている者は格好いいんだ!」とウサギを評しており、ドロシーとレオナと合わせ何だかんだでSoLaMi♡SMILEに負けない団結力を発揮している。
紫京院のチームに加入する意向をシオンが示した際には、「こうなる気がしていた」と語り、

「シオン、君の力を伸ばすのがマネージャーとしてのボクの仕事ウサ」
「そして僕は、アイドルが自由になった時、輝く姿を見たことがあるウサ。反対なんかしないウサ」

とその背中を押した。



南みれぃ

ライバルチーム「SoLaMi♡SMILE」所属。普段は頭脳明晰、成績優秀な風紀委員長兼生徒会長だが、
プリパラ内では外見・キャラ共に大きく変わるポップ系アイドル。
シオンとはライバル関係にあり、囲碁棋士時代に廊下で詰碁をしていたところを注意され違反チケットを貼られたことから因縁が始まった。
因縁の始まりは逆恨みの様なものだったが、本人の性格もあり何だかんだで良好なライバル関係を築いている。
と言うか、新年早々にシオンがみれぃに「初碁」をしようと訪ねる程度には仲良くなっていたようだ。
また、基本的にボケ側に回ることの少ないシオンだが、みれぃが居る場ではツッコミを受ける側になることがままある。

みれぃがファルルへの大敗から「~ぷり」のキャラクター付けを自ら捨てようとした際には、「ありのままの自分で全身全霊勝負したい」と望む姿に「全身全霊…良い言葉だ」とやや複雑そうな表情を浮かべつつ、あくまでもライバルの決意を尊重する姿勢であった。
紆余曲折を経て、みれぃが「ぷりのままの自分で全身全霊勝負する」と決意した後のライブを見た際には「敵ながらあっぱれだ!」と嬉しそうに微笑んでいた。

その後はファルル編での共闘もあり、互いの計算力と先読みの力を合わせた怪盗ジーニアスの正体探りを行うなど、積極的に力を合わせる機会も増えている。
その推理力は確かなもので、メンバー中の誰よりも怪盗の正体へと迫る鋭さであった。
セカンドシーズン序盤でみれぃがあろまの罠にハマってソロライブを諸事情から抜け出してしまった際には、突然の事態に戸惑う観客達の前へドロシーとレオナを連れて飛び出し、「みれぃはきっとすぐ帰ってくる! それまでに私達が楽しませてあげよう!」と番傘芸を披露。
みれいの事情を一切把握していないにもかかわらず、絶対に戻ってくると信じて自ら場繋ぎ役を買って出る心意気を見せた。

余談だが、劇中で描かれたシオン初のトモチケ交換相手は彼女である。
シオンはその以前に「パキらぬ」とみれぃ達とのトモチケ交換を断っていたが、みれぃとの勝負の末に引き分けを喫したのを機に好敵手と認めたのか、自分から提案した。当のみれぃは「お、お断りよぉ!」と拒否の意思を示したものの、シオンから半ば強引に奪われるような形でトモチケ交換をされている。


真中らぁら

ライバルチーム「SoLaMi♡SMILE」所属。「かしこまっ!」が決め台詞のご存知主人公。
前述のとおり、プリパラに初来訪したシオンが案内を依頼したのがらぁらであり、彼女の案内でシオンはPrism Stone内に足を踏み入れている。

「はいはーい! シオンさんには、カッコいいコーデが似合うと思いまーす!」

「そ、そうか…?」

と、シオンには珍しい照れ顔を早々に引き出している辺り、流石は天然タラシの友達の長所を見抜くことが得意ならぁらである。
以降、本編内で両者が直接絡む機会は少なく、前述した徳田ねねによるらぁらの正体探りの際もシオンが助力したとは言え、あくまで間接的な形である。
しかしながら二人はDressing PaféとSoLaMi♡SMILE双方のセンターを務めているという共通点がある為、同じカラーの衣装を着る、歌詞の担当パートが近いなど、どちらかと言えばライブシーンで同じ画面に映る機会が多い。
合同ユニット「SoLaMiDressing」にて「Realize!」を歌った際には、ツインセンターで見事にライブを成功させている。

勝ちか負けだなんて
関係ないじゃない!

ライバルの垣根を乗り越えた2チームのセンターが歌うこの詞は、初公開のタイミングが共闘してプリパラ禁止を乗り越えた後だったこともあり非常に感慨深い。
39話にてめが兄ぃからドリームチームのコンセプトを説明された時には、「もしかしたら」のチーム例としてらぁらとシオンのデュオが登場。
「イゴこまっ!」なる決め台詞が発された。ドロシーとみれぃの「ぷりマックスー!」やレオナとそふぃの「リラッぷしゅ~」に比べると意味不明っぷりが強い(感じ方には個人差があります)。
二期ではサマードリームアイドルグランプリにて、ドリームチーム「ドレッシングふらわー」の共通メンバーとなっている他、プリパラアイドル総出演の24.5時間テレビではアロマゲドンの二人と揃ってカレーうどんの汁まみれになっていた。


劇場版第1作でSoLaMiDressingが挑んだプリズムショーでは、各メンバーが二人一組で各シリーズを象徴するパフォーマンスを披露する中、この2人は「プリズムジャンプ」で先陣を切った。

プリズムショーは心の煌めき!
プリズムジャンプは心の飛躍!
オーロラの輝きはみんなの夢!!


更にシリーズの先輩である春音あいらと共に、メイキングドラマ「Let's Go プリパラ!」の「ダンスと!」を担当している。
続く劇場版第2作では二人のミニコーナー「らぁらとシオンのかしこま四字熟語」を担当。らぁらから終始繰り出される凄まじいボケに翻弄されるシオンは、終盤でツッコミを放棄するほどであった。
もしかしてこの二人ってバラドル向けなんじゃ…



香川いろは
CV:みあ
28話に登場した囲碁チャンピオンだった頃の元カノライバル。通称「囲碁界のレディーカガワ」。
他のアイドルとは違い現実世界で非常にイタい姿をしているが、プリパラではおしとやかな着物コーデをしている。
Dressing Paféを組んでからシオンは弱くなったと言って囲碁勝負を仕掛けるが、その実の目的はファルルとの勝負に敗れ、迷いを見せるようになったシオンを元ライバルとして叱咤激励するためだった。

「甘い…けど、素晴らしいライブでした」

「さすがは私のライバルでございます、東堂シオン殿」

「いかなる場所でもあなたには勝利が似合います」

その後はDressing Paféのメンバーと共に同じテーブルで話し合いをしている場面が描かれたり、SoLaMiDressingの6人を励ますコスモのライブを手伝ったりなど、支援者の一人として陰日向に活躍。
ドリームチームのメンバーとしてシオンからいろはをスカウトしたこともあったが、当のいろはは囲碁棋士時代から一度も勝てていないことから「シオンに勝つまでは同じチームメイトになるつもりは無い」と断っている。
いろははあくまでもライバルとして関係を重視した友情を築いていると同時に、現在では武人肌なシオンの良き理解者のポジションにあり、シオンもまた「いつでも受けて立つ…もちろん、勝つのは私だがな」と一定の信頼のもと、好敵手の一人として認識している。


北条そふぃ

ライバルチーム「SoLaMi♡SMILE」所属。ファーストシーズンからのレギュラーメンバー同士であり、何度か合同チームとしてライブを行っているが、本格的に関わるのはセカンドシーズンから。
共に紫京院ひびきに才覚を認められた天才同士として、天才チームこと「セレパラ歌劇団」へ勧誘されチームメイトとなった。
天然気味なそふぃの言動はシオンにもなかなか理解出来ない部分が多い様子。
一方のそふぃは第一印象が「体力ありそう」(もっとも、これはシオンだけでなくチームを指しての感想だが)で、具体的にシオンへどのようなイメージを持っているかはあまり描写されなかったが、二人で行動を共にする機会が増えることとなった。
結果的に細かな経緯こそ違うものの、元の所属チームを離れてゴールドエアリーの発現に邁進した者同士である二人は、後にみれぃが自力でゴールドエアリーに辿り着いたことを受けて「本当にその判断は正しかったのか」と互いに悔やむことになってしまった。

「そふぃ、みれぃのゴールドエアリーを見てどう思った?」

「恵まれた環境にいた私たちと違い、みれぃはあの不利な地下パラで独力でゴールドエアリーに辿り着いた…私は敗北した気分だ…」

それ以降は特に描写無し…あんまりだよ…こんなのってないよ…
後日に開催されたスプドリのライブでは、共にニューヨープステージでのパートを担当している。
ちなみに忘れられがちだがシオンの方が年下。一学年下の後輩にあたる。
漫画版では「どちらが多くバレンタインチョコを貰うことが出来るか勝負だ!」とシオンから挑戦状を叩きつけたこともある。


黒須あろま

二期から登場のチーム、「アロマゲドン」の片割れである悪魔アイドル。
当初あろまはDressing PaféとSoLaMi♡SMILEの2チームの解散に際し、自分達二人に加えらぁら、ドロシー、シオンの三人をメンバーに加えた「ドリームアロマゲドン」なるチームを結成しようと画策しており、この内シオンは「白と黒=天使と悪魔の両方の要素を兼ね備えた中立枠」という若干ふわふわした理由から狙われていた。

あろまが空腹のみかんの為にお好み焼き作りへ挑んだ際、シオンらDressing Paféは彼女をサポート。あらぬ方向に飛び行くお好み焼きを全てキャッチし、食材を無駄にしないように全て平らげる活躍で協力した。
サイリウムチャームが一時的に光り、ドリームチーム結成寸前まで行ったものの最終的に「そらマゲドン・み」が誕生したことでシオンはあろまとライブすることは出来なかったが、後に「あろまそレーシ・み」でチームを結成している。
ちなみにふわり登場後にアロマゲドンのライブを観覧した際、シオンは「敵ながらあっぱれ」と評していた。


白玉みかん

「アロマゲドン」の天使担当な食いしん坊アイドル。。
紫京院ひびきのドリームチーム、「セレパラ歌劇団」のメンバー同士。
あろまの指示でDressing Paféのシオン側に亀裂を生じさせ、完全解散の危機に突き落とした実行犯だが、その後みかんもシオンも特に確執は無く、普通に過ごしている。
セレパラ歌劇団としての活動中、偶然出会った敵チームのあろまにみかんがまっしぐらした際、唯一体力面で御せる為に一時の世話係のような形となっていた。


緑風ふわり

二期で登場したヨーロッパラはパルプス出身のプリパラアイドル。
紫京院ひびきの誘いを受けてパプリカ学園に転入してきた「プリンセス特待生」だったが、自身のイメージと紫京院に求められる「プリンセス」像の違いに思い悩んでいたところ、互いにサマードリームアイドルグランプリのチームメンバーに加えようとしていたDressing Pafé、らぁらと交流。
「悩みを吹き飛ばすくらいに遊ぶ」とのらぁらの提案に、「サマドリも近いのに遊んでなどいる場合では」と渋るシオンだったが、

「だるまさんが転んだ!」
「らぁらさんが転んだ!」
「みれぃさんが転んだ!」

と、ノリノリで外遊びに興じていた。
後日、ふわりのチームメンバー候補として紫京院の刺客、「セレブリティ4」が襲来。
上記の遊びをキッカケに紫京院の望むプリンセスにはならないと決めたふわりは、シオンらDressing Paféとらぁらへチーム結成を要請。
迫りくるセレブリティ4からの逃避行の末に5人のサイリウムチャームが光り、ドリームチーム「ドレッシングふらわー」を結成し、そのままサマードリームアイドルグランプリに出場して新曲の「トンでもSUMMER ADVENTURE」で優勝。
四季のパレードコーデの一つ、「サマードリームパレードコーデ」を手に入れている。

直接の絡みこそ少ないものの、セレブリティ4のブリトニーがふわりの手を掴んで強引に連れて行こうとした際には即座に手刀で救い出したり、その後にらぁら達とパプリカ学園を去ろうとするふわりを引き止めるなど、大切な友人の一人として認識している。
ドリームチーム結成時の騒動も「驚天動地、あの時はちょっとした冒険だったな」と後に述懐しており、すっかり良い思い出になっている様子。


紫京院ひびき

二期から登場した現役ムービースターのプリパラアイドル。
登場当初は男性と思われていたが、前述の通り実は男装の麗人。
シオンにとっては同じ学園の先輩兼学園長代理であり、更にはドリームチーム「セレパラ歌劇団」のリーダーとメンバーの関係で、ライブではバキュンしたハート弾をマトリックス回避する間柄。
ひびきの定義する「天才」に該当してスカウトを受けたことを機に、ゴールドエアリーへの一番の近道であるひびきチームへの加入を決めたシオンは単独でゴールドエアリーの発現を成功させるなど、結果的にレベルアップを果たしている。
しかし当初の目的は達成した一方、仲間達と半ば溝を作るような状況を作る原因になった張本人であるとも言える。
描写こそ少ないがシオン自身はひびきのことを他のアイドル同様に「ライバルの一人」と捉えており、その傲慢さや過剰な好き嫌いとも取れる実力主義、選民思想的な言動から来る悪評の事実を認めて糾弾しながらも、一方でひびき自身が大切に思う者への気遣いや対応に余念が無い部分を

「アレで妙に公明正大なところがある」

と評しており、一度コーデを無理矢理奪われている立場でありながら、決して悪い所ばかりでは無いと一定の理解を示す一幕も有った。
また、ひびきの言動が過去のトラウマから来ていることも「簡単に治るものでは無い」としている。
しかし、一方でひびき側からは本心でシオンに接している描写が非常に少なく、シーズン2のクライマックス時点では聊か一方通行の状況が否めないが、シオンはひびきの一端に理解を示していた数少ない人物の一人である。
余談だが、語尾を持たないシオンはひびきのトラウマを刺激するようなことこそ無いが、「レッツイゴー!」を「その口癖はやめた方がいい」と言われている。
無論、シオンは「断る!」と即答したが…「イゴッ」もスレスレなのだろうか。
彼女が悪戯心で送り込んだメカ姉ぇは、結果的にシオンへ一生の不覚を背負わせるハメに…。
サードシーズンで再会した際にはシオンアルファ碁最強レベルの囲碁ソフトを貰っており、修行で使用している様子が見られる。


虹色にの

シオンに憧れる体育会系少女。
かるた大会では圧倒し、ソフトボールでは窮地に陥ったにのを助けつつ、自ら切り開ける盤面を作り上げると「疾風勁草」の言葉を残して去っていった。
この2つの出来事はにのに強烈なインパクトを与え、そのまま自然と師弟関係になっていった。
性格も似ているが、にのの方がどっちかと言えば常識人。一方でシオンは圧倒的に逆境に強い。


◆余談~博覧強記の豆知識群~


かなり男らしい低音ボイスであり、当初は不安視するファンもいたが、実際は上記のように熱さと実直さを兼ね備えたキャラクター性、ハスキーボイスを最大限に活かす山北氏の好演と歌唱力によって他のどのキャラとも違う「カッコいいアイドル」の個性を確立させる結果となり、現在ではこの声質こそシオンの代名詞と言える。「さすがチームi☆Risのリーダーだ!」

声のイメージに合う凛とした表情が多い印象のシオンだが、OPやEDで見せる笑顔や劇中にて喜怒哀楽をハッキリ顔に出すこともあり、実際は「カッコいい」「かわいい」「美人」の三要素がバランス良く揃っているのも特徴。
同じクールタイプであるそふぃがこれに近いが、彼女の場合は「クールモードとファンシーモードでバランスが劇的に変化する」と魅力の出し方で方向性が大きく異なり、差別化が図られている。
セカンドシーズンでは外観で何を表わしているのか良く分からない「もんじゃ焼きコーデ」なる衣装をドロシーに着させられ、「なんだこれは…」としょんぼりした表情を見せたことも。

3rdOP「Realize!」はSoLaMiDressing版とi☆Ris版の二種類が存在しているが、その中でもシオンが歌っている部分と中の人が歌っている部分はかなり印象が異なったものに。

漫画版では男装も披露しており、バレンタインに女子からチョコを貰いまくるなどアニメよりも更にマニッシュさが強調されている。レオナの胸元を肌蹴させてしまうというラッキースケベ的なアクシデントシーンも描かれており…ん?どっちがラッキーなんだコレ。

メインメンバー6人の中で唯一幼少期からプリパラに親しんでいた様子がないためか、作中に登場している伝説のユニット「セインツ」に憧れを抱いている様子が見られなかった。後に誰かから教えてもらったのか、中盤からは目標として意識するようになっている。
ひびきのエアリーの輝きに強い興味を示したのはこれまで自己研鑽に重きを置いていたシオン故に、間近で見たアイドルの輝きに対する初めての憧れだったのかもしれない。


好物が大福だが、いろはによればプリパラでアイドル活動を始めるまでは白と黒のものしか食べなかったらしい。緑黄色野菜とかは食べなかったのだろうか…。
実際、劇中では24.5時間テレビの際にカレーうどんを初めて食べるかのようなニュアンスの感想を述べている他、「汁が飛び散ると酷いことになる」との先の事象を読めなかったのも、初めて食べるものだった為に先見の才が働かなかったのかもしれない。

劇中では一線を退いたことになっているものの、今でも事あるごとにイゴイゴ言っており、思考回路も囲碁中心。碁石を持ち歩いていると思しき描写も散見され、忍者を自称するウェスト家の父にヘラを投げつけられた際には、咄嗟に碁石を鎖で繋いだ自作武器(何でそんなの持ってんだ)を投擲し応戦していた。
「ゴイシ・スリケン・ジツ! イヤーッ!!」

遂には実在の雑誌「週刊碁」に実在の人物と同等の扱いで紹介された。(28話の対局解説も)
これはヒカルの碁以来の快挙である。
ちなみに、劇中で描かれていた囲碁の局面は、中国と韓国のトップ棋士の実際の対局から引用されている。
囲碁演出があるアニメやマンガ作品でもヒカルの碁以外では局面はいい加減なことが多いのだが、ちゃんと実在する棋譜を再現する辺りにスタッフの無駄なこだわりが感じられる。

102話で披露された「からふるシオンちゃん」の演技は、i☆Risファンの間では「あっちの方が中の人に近い」とのこともある他、山北氏自身がライブでも披露するなど本人もお気に入りの様子。
前シリーズの先輩のように劇中劇のキャラとして再登場する可能性もあるが、はたして。








「一致団結! 加筆修正! 1000手の追記・修正で、皆で目指すぞ! 神項目を!」


この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • プリパラ
  • Dressing Pafé
  • アイドル
  • 黒髪
  • サイドテール
  • 囲碁
  • 四字熟語
  • イケメン
  • 漢女
  • 東堂シオン
  • 山北早紀
  • イゴってる
  • 天才
  • 棋士
  • 武闘派
  • ベイビーモンスター
  • 絶対生命 final show女
  • プリパラキャラクター項目
  • 囲碁ロッカー
  • 所要時間30分以上の項目
  • からふるシオンちゃん
  • 白黒囲碁侍
  • 中学生
最終更新:2025年03月23日 16:42