ドロシー・ウェスト

登録日:2014/12/07 Sun 23:11:00
更新日:2025/01/29 Wed 11:57:22
所要時間:約 26 分で読めます





テンションマーックス! ドロシー・ウェストだよ! よろしく!




ドロシー・ウェストとはプリパラに登場するキャラクター。
CV:澁谷梓希


プロフィール
学年 中等部1年B組(1期)→2年D組(2期)
血液型 A型
誕生日 2月5日
好きな食べ物 もんじゃ焼き
好きなブランド フォーチュンパーティ
チャーム ポップ
所属チーム DressingPafé
合同チーム SoLaMiDressing、ドレッシングふらわー、コズミックオムライスダ・ヴィンチ、プリパラポリス、ふれんど〜る、ドロマゲドン・ひ(総選挙ドリームチーム)




◆概要
ゲームには11月から参戦しアニメでは11話で初登場。

くせのある青色のショートヘアに片側だけ編み込み、可愛らしい体付きをしたボーイッシュなアイドル。
登場時のランクは「きたいのアイドル」。

とても活発且つ生意気な性格で、自分の魅力に絶大な自信を持っていて特に色気に自信がある(本人曰く「にじみ出る色気」)。
思ったことを遠慮なく口にするタイプのため、自信家な性格も相まってとても高い頻度で強烈な煽りや暴言が飛び出すプリパラ問題児核弾頭。
別に芯から他人を嫌って貶そうとしているわけではなく(多分)、素でやってのけるあたり天性である。
ただしレオナから強く言われたり、本気で怒られたり、喧嘩の最中に感情が昂ると泣く。
後述する名言の数々を見るに、お金に対する執着もかなり強め。
一人称は「ボク」。


そんなドロシーだが双子のレオナ・ウェストのことが大好きでレオナに対してはだだ甘。部屋も一緒ならお風呂も一緒でいつでもレオナの傍にいたがる。
それだけでなくレオナが自分以外の女子と一緒にいようものなら嫉妬して即引き離しに行くなど独占欲も高い。
一応、めが兄ぃに対しては憧れているようで、レオナと一緒に頬を染めてメスの顔を晒していた見とれていた。

弱点はホラーやオカルト系。
お化けの類は大の苦手なようで、ファーストシーズンのハロウィン回ではらぁらのおどかしで気絶して昏倒したほど。
また、根本的に精神年齢がらぁらと同程度な為に言動が実年齢よりも幼く見えることがしばしば見受けられる他、
気分が乗らないと物事へ取りかかる際のエンジンがなかなかかからないことが多い。

カナダ人の父と日本人の母のハーフであり、自宅はお好み焼き屋「忍者もんじゃ」。父は忍者ファンのカナダ人。母親は温厚で恰幅のいい日本人。
ドロシーは父親の影響からか、忍者のような身のこなしや潜入窃盗の技能を持っているその反面カナダハーフ設定が活かされたことはほとんどない
またシオンほどではないが結構武闘派、とはいえ体力や筋力などはシオン・レオナに劣る。また成績の方は数学で38点を取るなどかなり残念。

シオンには「レオナの方が色気がある」という屈辱の評価こそ受けているが、自分の魅力にはかなりの自信を持っているようで、
特技は「至近距離で目を見つめてメロメロにさせる」こと。
転校初日に自分を小馬鹿にしたクラスメイトの田中君を虜にした。
…ただしこの魅了が効果があったのはこの時のみで、以降誰に対しても効果が発揮されることはなかった。
また、「マックス光線」なる謎の光線を笑顔と共に顔から発射する。
泣いている子どもを落ちつける為に自信満々に放ったが、その結果「MAXやだぁぁぁぁ!!」という評価と共に余計に泣かせてしまった。
逆上したドロシーは「コラー! ボクのマックス光線で泣くなー!」と四方に拡散して発射。
その場にいた子ども達を全員泣かせると言うちょっとしたテロに発展した。
スゲー威力だぜ!!

名前の由来は東西南北のうち西を意味する英単語の「west」と、音階の「ド」と思われる。



現在はアイドルチーム「Dressing Pafé」(ドレッシングパフェ)として、レオナと新人アイドル東堂シオンと共にプリパラに励んでいるが、
同じく我の強いシオンとは衝突しがち。
そのワガママっぷりの為にシオンだけでなく他のキャラクターにも確執を作ったり対立を招くことも多く、
事あるごとに「こうなったのは○○のせいだ」と他人に責任転嫁をするのでトラブルメーカー的な側面も持ち合わせている。
いつもこんな感じなので珍しく親切にしてると逆に引かれる。また、日常シーンでは逆に煽り返されたり手酷い扱いを受けることもしばしば。


しかしプリパラを好きであるとの気持ちは非常に強かったり、口ではぶつくさと文句を言いながらも友達の為に身体を張ることをしたりなど、
生意気で毒舌ではあるが悪意に基づいて行動している訳ではない。

多分。


多分…。





◆活躍
らぁらみれぃと組むチームの3人目の候補として登場。
みれぃからは割と好感触だったものの、3人目を募集していたにもかかわらず、その後双子のレオナを一緒に連れてきてしまったことで交渉決裂。
ドロシーは2人一緒じゃなきゃ組めないと頑として譲らず、挙句の果てに「じゃあそっちのうち1人が消えれば良いじゃん!」と暴言を吐いたことから追い出された。


その後チームを組んでもらえなかった事からみれぃに因縁を持ち完全に逆恨みです
同じくみれぃに因縁がある東堂シオン北条そふぃをらぁら達に奪われたウサギと利害関係が一致した事でアイドルチーム「Dressing Pafé」を結成する事になる。
結成からは「いろいろと便利だから」ということでレオナと共にパプリカ学園に転入。
「SoLaMi♡SMILE」のメンバーとプリパラ外で初めて対面し、らぁら、みれぃの正体に驚いた。この時レオナの性別も公表された。



20話にて自宅がお好み焼き屋で父親は忍者であると明かされた。アイエエエ!ニンジャ!?ニンジャナンデ!?
商店街の新参として客を全部持っていくと意気込み街頭で宣伝しらぁらの自宅である「パパのパスタ」も対抗することになる。
忍者もんじゃの開店の前日にレオナはドロシーに「SoLaMi♡SMILE」と接した感想を話すのだが…



「なんであいつらのことそんなに褒めるのさ!レオナは僕とあいつらとどっちが好きなの!?」


「そ…そりゃ…ドロシーのほうが…。ただ、らぁらちゃん達とも友達になれたらって」


「やだやだやだ!レオナが他のやつを褒めるなんて聞きたくない!!」


「ご…ごめん…もちろん私はドロシーのことが一番だけど…」


「だよね!明日はらぁらの店をズタボロに負かしてやるんだ!一緒に頑張ろうね!レオナ」


「うん…ドロシーがそう言うなら…」



ドロシーのブラコンは中々重症のようだ。なお20話は色々カオスな描写の多いプリパラのなかでもトップクラスに頭がおかしいストーリーである。
カブトボーグ特有の斜向かいシリーズから始まり、手裏剣と碁石の対決、校長の味皇化、広島人すぎるウェスト家のママ、
中学生の姉弟が同じ部屋、公然サクラ営業、謎クッキングパパ
案の定ライブパートはカオスすぎる本編に押されてほとんどおまけ扱いであった。
興味を持った方は是非この機会に視聴することを強く勧める。






校長編では中等部がプリパラ禁止になり、プリチケが奪われた際はレオナと校長室に侵入しプリチケを奪還した。
取り戻したプリチケで行ったライブでドロシーのプリパラに対する愛が語られる。自分本位に見えて根はいい子なのだ。
だが校長からは罰として、学校中の草むしり1年間を言い渡されてしまう。その際みれぃとらぁらにも手伝ってもらい、ドロシーとしては珍しく素直に感謝した。


校長が過去の怨恨を語り、校長とらぁらママがお互いに相手の事をずっと待っていたと主張した際は、
「どっちかが嘘を吐いてるって事だ。裏切り者は白状しなよ!!」と実にドロシーな台詞を吐いてくれた。
実際は当人同士が連絡先と身元を知らずすれ違ってただけなので、とんだ失礼である。


プリパラ解禁の為にひたすら奔走する中で絆を強く成長させていったドロシーらDressingPaféは、
互いに「この3人でライブをやりたい」と必要とし合う心情を抱いていたことを吐露。
未だ行っていなかったチーム結成時の「プリパラ誓いの儀式」を行う。
これによりドロシーは遂にシオンともトモチケを交換した。
レオナとしかパキらないと断固として拒否し続けていたあのドロシーが。

儀式でドロシーが担当したのは「リズム、刻んで」
助け合って支え合うSoLaMi♡SMILEとは対照的にDressingPaféはメンバーの個性のぶつかり合いを是とするチームであるが、
それ故に不協和音が生じがちなアンバランスさも孕んでいる。
中でも自己中心的で乱暴なドロシーの刻むリズムはシオンとの衝突を招くばかりではなく、ともすれば弟であるレオナの意思をも殺させることさえある荒々しいものだった。
しかし、ぶつかり合いながらも共に前に進むシオンとの出会い、らぁら達との幾度もの対決を経たドロシーに生まれた「3人で」という気持ちは、
「自分を肯定してくれるレオナさえいれば他はどうでもいい」という排他的でミニマムな世界から一歩を踏み出した、「DressingPaféとしてのリズム」である。
それは当人すら気付かないほんのちょっぴりの小さな変化かもしれない。
だがドロシーにとっては大きな変化に他ならず、これ以降も相変わらずでワガママな振る舞いは健在ながら、
その言動には「自分達3人がチームであること」への拘りが端々に混ざり始める。
ドロシーにとってのDressingPaféは、いつの間にか自分を目立たせる為だけの舞台装置ではなく、共にステージに立つ大切な仲間に変わっていたのである。

クリスマスライブでは「SoLaMi♡SMILE」と「DressingPafé」の複合チーム「SoLaMiDressing」でのライブを行った。
提案を持ちかけてきたらぁらたちに対し、反対するウサギを尻目に真っ先に承諾したのは誰でも無いドロシーだった。それも迷わず二つ返事で。






セカンドシーズン60話はプールが舞台の水着回。
そしてついにドロシー単独のメイキングドラマが登場する…と聞けばドロシー回のはずなのだが、
当たり前のように(当たり前なのだけど)男物の水着にパーカーを羽織ったレオナの胸板の印象が強すぎたり、話の本筋が栃乙女恋ちゃんの恋愛話だったり、
いつも以上に喋って動いていたものの実にドロシーな役回りをこなしていた。


69話では、変態仮面怪盗ジーニアスによるドリームパレードコーデ盗難被害に対し、
プリパラポリス係長である黄木あじみプロデュースの元、らぁら、みかんと共にチーム「プリパラポリス」を結成。

\ポアン!/\ポアン!/\ポアン!/

プリパラポリスの人員を増やして事態にあたる狙いであり、三者三様の理由からあじみによって適性を見出された形となる。

「らぁらちゃんは、怪盗ジーニアスが現れたら大きな声でみんなに知らせることができるダ・ヴィンチ」

「怪盗ジーニアスが出たー! かしこまー!! かしこまぁーっ!!!」

「みかんちゃんは運動神経抜群。怪盗ジーニアスをどこまでも追いかける才能を持っているダ・ヴィンチ」

「まてなのーっ!」

「なるほどね! このボクはあふれ出る色気でジーニアスを虜にしちゃってぇ…」

「ドロシーちゃんは…ズケズケ情け容赦無く尋問する才能があるイメージダ・ヴィンチ


ドロシーはまさかの取り調べ役として抜擢されたのだった。
ユニフォームは緑色の「プリパラポリス ザ・ピースコーデ」のユニフォームを担当。
平和を表しているこのコーデを平和とは程遠いドロシーにあてがう辺り、あじみ係長の本気度が窺える。
プリパラポリスのPRを兼ねてか、訓練後のライブで新曲の「ぱぴぷぺ☆POLICE」も披露している。

「怪盗はギリリ懲らしめなくちゃダメさ ほら いっちょあがり!」

ポップながら疾走感溢れるメロディと、警察をイメージしたダンスでドロシーが歌うこのフレーズは、
2回もドリームパレードコーデを奪われたドロシーの屈辱が滲み出ている怪盗に対する闘志が良く表れていた。
メイキングドラマ「プリパラポリス! 怪盗を追う!の巻」では両手をパトランプに見立てて回し(柳沢慎吾氏の有名なアレ)、
「うぅぅぅぅ~!」と口でサイレン音をやりながらとても悪い顔をするコミカルな姿を見せた。
実戦ではらぁら、みかんと共にジーニアスを追跡するも、
ハンバーガーに気を取られて落下してきたみかんと衝突するアクシデントで、訓練時に痛めていたヒザを負傷する事態に。
プリパラポリスとしてはこれまでにやり込められてばかりだった怪盗をそれなりに追い詰めたものの、残念ながら取り調べに持ち込むことは出来なかったが、
結果としてジーニアス=ひびきの正体に迫る決定打の一つに繋がった。
と言うか、何だかんだでドロシーは結構楽しそうだったよね…。

75話では紫京院のチームへの参加を表明したシオンに対し、これまでに無いほど強い口調で怒る姿が描かれた。
その怒りたるや「ドロシー、リラックス…」と宥めるレオナに対し「リラックスできるかぁー!」と声を荒げるほどだった。
自分達への相談無しに紫京院のチームへ行くことを決めたシオンに対し終始納得の行っていない様子であったが、
最終的には「後で後悔したって知らないよ!」と本気の対決を約束して送り出す形となった。

77話ではみれぃ率いるドリームチーム「ふれんど~る」に所属し「ウィンタードリームアイドルグランプリ」に出場。
紫京院率いる「セレパラ歌劇団」に対決を挑むが、敢え無く大敗を喫してしまう。
ウィンドリでの敗北の結果、紫京院ひびきによるセレパラが施行された後もリベンジを諦めず、
セレパラへ抵抗の意思を剥き出しに「トップランク以下のアイドルはライブを出来ない」という圧政ルールを強いられながらも、
らぁら達と共に「地下パラ」にて活動を開始する。


85話ではレオナから2人のステップアップを目指したライブの為の新曲と共に、紫京院にスカウトされた事実と、それに応じる意思がある旨を聞くことになった。

「なんで? なんで? どうしちゃったのレオナ!? 自分の言ってることわかってる!? ボク全然わかんない!」

その心情を聞いても納得出来ないドロシーは紫京院に文句を言うべく駆け出したが、
その矢先にセレパラ歌劇団の空席となっていた5人目の座を狙って来日していた「セレブリティ4」にレオナと間違われ、捕縛されてしまう。
そんな自分を助けに単身で敵地へ乗り込んできたレオナの姿を目の当たりにしたドロシーは、
レオナが自分に守られてばかりだったかつての弱い弟ではなく、今では自分を守ってくれるほどに強く成長していたことを知るのだった。

「レオナは昔のままじゃなかったんだ。ボクはそれに気づいていなかったんだ…」

無事にセレブリティ4の手から逃れたドロシーは、思わぬ所で成長していたレオナへ感極って泣きついてしまう。

「わかったよ! わかったよぉ! うわあああん! レオナとあの歌唄うよ…!」

「ホント!?」

「ボク、レオナとさよならするよ! レオナはもう一人でやっていけるんだね…! さよならするよぉ! うわぁぁぁぁん!」

「でもドロシー、離れ離れっていってもスプドリの間だけだよ?」

「あっ…」

ドロシーはレオナと共に2人の新曲、「Twin mirror♡compact」をライブで披露。
メイキングドラマでは「全力ダッシュ!とばせバルーン・マックス・リラックス」のスペシャルバージョンを繰り出し、
更には地下パラメンバー内でみれぃに続くゴールドエアリーを発現。
ライブ後にはレオナと共にトップランクである「おおいそがしアイドル」へとランクアップを果たすのだった。

そしてドロシーはレオナとは別チームとなり、尚且つ個人戦の形式で臨むこととなった「スプリングドリームアイドルグランプリ」に挑むこととなる。
らぁら達と共にひびきの野望を止めるために。


サードシーズンでは女神ジュリィが変貌した赤ちゃん、「ジュルル」との交流にスーパーサイリウムコーデ獲得のカギがあると睨み、
最高級のジュースやゲームなどでジュルルの気を引き、一緒に遊んで気に入られる作戦を実行。
が、実際のところはジュルルに対してドロシーが自分1人で遊んでいるだけであり、
不注意からジュルルが一時的に行方不明になるなどの事態を引き起こしてシオンとレオナにも迷惑をかけてしまった。
そして、その後のライブではドロシーのみがスーパーサイリウムコーデを貰えないという結果に至り、大きく落胆するハメになったのだった…。
更に、続く100話記念回では、ひょんなことからジュルルの住処であるパクトの中に入ってしまう事態に。
赤ん坊と同サイズまで縮小されたドロシーは、なおもスーパーサイリウムコーデをあきらめず、絶望的な状況でも行動開始するが…。


アイパラでは準レギュラーに降格。
事情があって武者修行に赴いたシオンを追いかけてレオナとともに移動屋台をしていた。
移動屋台中に助っ人でソフトボール大会に参加していたにの(と強制的に押し付けられたらぁら)の元に現れ、代打として出塁してチームの勝利に貢献。
その後もにのの元に助っ人としてレオナとともに現れるも、肝心のシオンとはすれ違いが続き、ようやくペンダイのプリパラで双方別口で助っ人に呼ばれる形で再会を果たすことになった。

40話ではレオナとパラ宿プルトラクイズに参戦。チーム中ではゆい&らぁらとチーム三賢者(中身はガァルマゲドン)と並んで普段から組んでる同士で相当有利なはずなのだが、ドロシーが平常運転だったため2回も強制失格になった。当然の報いである

◆交友関係

レオナ・ウェスト

ドロシーとは双子。非常に大人しくて慈愛心溢れるアイドル。ドロシーの事を大事に思っており、「ドロシーがそう言うなら」は決まり文句。
ドロシーが目立ち過ぎるためレオナはその後を追う事が多いが、最近は北条そふぃといい感じになってきておりドロシーをやきもきさせている。
一見レオナがドロシーに甘やかされているように見えるが、実のところドロシーがレオナに対してべったりであり、かつては「レオナ以外とはパキらない」とまで言っていた。

85話の回想シーンにてドロシーの幼少期が一部描かれた。
当時、生来の弱気さから頻繁にいじめのターゲットや仲間外れになりがちで泣いてばかりだったレオナをいつも助け、守っていたのがドロシーであり、
その強気で勝気な性格はレオナをいじめる男の子達を悉く返り討ちにしているほどだった。
前述のとおり、レオナに対しては時に強烈な独占欲を露わにすることも有り、自分以外の人物がレオナと仲良くする事態を基本的に好まなかったが、
現在は別々に行動することがあってもゴネるようなことはなくなった。


東堂シオン

アイドルチーム「Dressing Pafé」のリーダー。囲碁の達人で、打倒みれぃの為プリパラに乗り込む。
ドロシーに対しては、「レオナには色気はあるがおまえには無いな」と切り捨て、反論に対しても聞く耳を持たなかった。
その後もレオナ以外になかなか心を開こうとせず減らず口ばかり叩いているドロシーに苦笑することもあったが、
何だかんだでドロシーに対しても一人のチームメイトとして認めている。


南みれぃ

ライバルであるチーム「SoLaMi SMILE」のメンバー。「ぷりっ」が口癖のオンとオフの使い分けが激しい風紀委員長。
彼女が「SoLaMi SMILE」の新メンバー選考からドロシーとレオナを落としたことから両者の因縁が始まった。
ドロシーの恨みの相手であり、アイドルとしてギッタギタのメッタメタに倒すべき相手である。
だが当のみれぃはドロシーに対しては特に何とも思っていない。

「シオンと同じぐらい頭良くても、度胸じゃシオンの足元にも及ばないじゃん」

ドロシーらのデビュー以降は会う度に火花を散らす間柄でこそあったものの、
ドロシーが校長室からプリチケを盗み出して草むしりの厳罰を受けた際には校則違反チケット1000枚を一度に食らわせ、「罪の重さを自覚しなさい」と厳しい言葉をかける一方で、厳罰を覚悟の上でプリパラの素晴らしさを何とか校長に伝えようとしたドロシーの想いは決して否定せず、自ら草むしりを手伝った。


クリスマスライブに披露した「Realize!」の歌い出しはドロシー、次いでみれぃが続く形となっており、2人で手を繋ぎながら歩く振付となっている。

「無口な ハート開いたら――」

「進もう! 声合わせて!」

両チームの中でも特に意地っ張りな二人が手を繋ぐこの部分は、ライブでの披露がプリチケ解禁後ということもあり、
特にチームの垣根を越えた雰囲気を醸し出している。
余談だが、パプリカ学園に転校してきた直後、みれぃのプリパラ外の姿を見た際には「うわ!? 作り込みすっご!!」と白目を向いて驚愕していた。
セレパラの施行後に「みれぃがあんな約束しなければこんなことには…」と悪態をついた所をみれぃ本人に聞かれた時には、
流石に言い過ぎたと思ったのかとても申し訳なさそうに謝っていたこともあり、現在では一定の信頼関係を築いている仲である。


真中らぁら

ライバルであるチーム「SoLaMi SMILE」のメンバー。
実家であるイタリアン食堂「パパのパスタ」とは同じ商店街に店を構える家の長女同士であり、引っ越してきた当初より自分が年上であることから何かと小馬鹿にする発言が目立った。
しかし商店街での料理対決の折、思わぬ形でらぁらの「周りを笑顔にしていくアイドルとしての才能」を目の当たりにして以来は一目を置いているようである。
セカンドシーズンでは何かと行動を共にすることも多く、4度のグランプリで所属したドリームチーム「ドレッシングふらわー」・「コズミックオムライスダ・ヴィンチ」・「ふれんど~る」は全てらぁらと一緒のチームであり、白玉みかんと共に三人でプリパラポリスのチームにも任命されている。
らぁらのデビュー一周年記念ドッキリ企画では、寝坊と企画自体をちゃんと聞いていなかった為に本来のターゲットであるらぁらと行動を共にすることになった。
ある意味で最高の仕掛け人である。
廃墟と化したプリパラを目の当たりしたドロシーはらぁらの前で泣いてしまい、またらぁらも同じ気持ちで涙を流す。

「そんな…やだ! ボクの大好きなプリパラが…やだよ!」

「泣かないで…」

「泣いてないやい! 泣くわけないだろ! 泣いてないって!」

「ドロシーがそう言うなら…」

「レオナのマネすんな!」

「ドロシー、リラックス」

「だからレオナのマネ…」

「私にも言って~!」

「なんだ。自分が怖いんじゃないか…うふふ、らぁら、リラックス」

これをキッカケにらぁらはドロシーへ「泣くほどプリパラが好きなんだって分かって、とっても嬉しかった」と後に伝えており、
ドロシーもまたドッキリ中に「残って仲間を逃がした方がカッコイイ」との理由ながら、らぁらを逃がす為に突如現れた怪物に対して単身立ち向かう姿を見せている。この他にもプリパラポリスの訓練時にらぁらがドロシーを励ましたりと、2チームの間でも特にフランクな間柄に。

らぁらがドロシーの皮肉や暴言を天然ボケで聞き間違えたり真に受けすぎてしまって全く効果がないので当のドロシーがフォローしたり、ドロシーのワガママや暴走をらぁらが諌めたりと、どちらが年上と年下か分からなくなるようなやり取りも多かったりする。ドロシーはらぁら相手にはお姉さんぶった言動が多くなるが、精神年齢はどう考えてもタメであり、二人の会話はサードシーズン頃になると完全に同年代の友人そのものになる。
ある意味ドロシーがシオンとレオナ以外で心を許している数少ない相手と言えるだろう。


余談だが、上記のレオナ物真似をしつつ互いを抱きしめて慰め合う光景は、らぁらのデビュー一周年イベント会場の観客達に完全生中継されていた。
レオナはこっ恥ずかしかったことだろう。


緑風ふわり
パルプスからやってきたナチュラル系アイドル。
学校ではクラスメイトかつ隣同士の席だった。
サマードリームアイドルグランプリにて、紆余曲折を経てドリームチーム「ドレッシングふらわー」を結成する。


黄木あじみ
プリパラポリスの係長として上司にあたるブッとびアート系アイドル。
「コズミックオムライスダ・ヴィンチ」でドリームチームを組む。
パプリカ学園内では教師と生徒の関係に当たる。
理解不能の暴走のようなあじみの言動には流石のドロシーもあまり入れ込まないようにしている模様。


紫京院ひびき

「ボクのコーデ返せ!!」
ドロシーの敵。まほちゃん。
やられたことがことだけに、やたらと煽る。まあ当のひびきからは殆どスルーされるが。
一見子供っぽい者と大人びた者という正反対な印象の2人だが、実のところ自信過剰な部分はかなり似てたり。







◆余談
その性別が明らかになる以前は
  • 一人称が「ボク」
  • 男勝りで好戦的な性格
  • レオナの方が色気があって可愛い

などによって男の娘疑惑があがっていたが、18話目にてレオナのほうがであると明言された。
色気で男に負けるドロシー…まあレオナより色気のあるキャラはそうそういないけどね。

生意気なボクっ子という点と監督繋がりから、ミルキィホームズ譲崎ネロの面影があるという声も。
クズかわいいという非常に危ういバランスの領域を開拓し続ける森脇監督は実にチャレンジャーである。

一部の視聴者の間では、
「ドロシーの喧嘩スタイルは10:0で自分に非が有る状態から相手に責任転嫁しながら煽って、有耶無耶な状態から9:1にすれば勝利となるヤクザ手法だ」
と分析されたとか。

演じる渋谷梓希氏による他キャラの声真似を度々劇中で披露している。
これまでにファルル、レオナ、ひびきの真似をしており、どちらかと言うとあまり似ていないのだが所謂「似てないけど面白い」というもので、
半ば特技のような形でふとしたタイミングで登場する。
ファルルの物真似の際には「トバセバルーン♪」の台詞と共に瞬間的に顔真似も混じるなかなかのクオリティであり、一部視聴者の腹筋を密かに破壊するほど。
ドロシーファンならば一見の価値有り。

上記の名台詞集の通り、数々の歯に衣着せない発言であらゆる登場人物に噛みつきつつも、
根っこの部分では友達思いで照れ屋だったり、アイドルとしての活動には熱い気質を備えている部分もあってファンも多く、
昨今では他に類を見ないそのキャラクター性、身体を張った言動から劇中で美味しいポジションに就くこともしばしば見受けられる。

視聴者間で賛否真っ二つに分かれ、雑多との評価も珍しくないセカンドシーズンでは、
ラスボスながら数々の問題行動を起こしていたひびきに対し、
その真っ向から直球で煽っていくアグレッシブな言動は「結果的に誰よりも一番正論をぶつけている」という奇妙な立ち位置になり、
様々な意味で視聴者の声の代弁者となり、かゆいところに手の届くツッコミ役をこなせるマルチなレギュラーキャラへと変貌した。

メカ姉ぇの映画撮影回ではジュエルチェンジの力によって、一時的に「ラブリー」タイプに変貌。
ラビットコーデに身を包んで乙女チックな口調となったが、同映画の主役であるシオンに与えられたキメ台詞の「シオぽよ」を「ドロぽよ」とパクったり、
同回に出番が無かった新キャラ「かのん」のキメ台詞「かのぺろ」を「ドロぺろ」と拝借するなど、本質は失われていなかった。

赤ちゃんであるジュルルとの絡みでは、ファンより「間違いなくMAX光線で泣かせるだろう」と予想をされていたが、
「いないいないばぁ」でとても地上波に乗せることは出来ない表情を出してモザイク処理された。
なお、顔をモザイク処理されたのは全キャラ中でもドロシーとすっぴんのネコ姐さんだけである。





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最終更新:2025年01月29日 11:57