原始生命態ニビル(遊戯王OCG)

登録日:2019/09/17 Tue 22:21:07
更新日:2025/04/22 Tue 22:35:00
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いいぞ…その調子だ…。どんどん近付け、原始生命態ニビルよ…
ふぅうふっふふwwふあーはぁーはぁーはーっwはあぁーはぁーはぁーはぁーはぁーはっwふぁっはっはっはぁーっww
やめろ!それ以上展開してバロネスとかアルデクとかアポロウーサはやめるんだ!やめろーっ!


《原始生命態ニビル》とは、遊戯王OCGに登場するモンスターである。

原始生命態ニビル
効果モンスター
星11/光属性/岩石族/攻3000/守 600
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手が5体以上のモンスターを召喚・特殊召喚した自分・相手ターンのメインフェイズに発動できる。
自分・相手フィールドの表側表示モンスターを可能な限りリリースし、このカードを手札から特殊召喚する。
その後、相手フィールドに「原始生命態トークン」(岩石族・光・星11・攻/守?)1体を特殊召喚する。
このトークンの攻撃力・守備力は、この効果でリリースしたモンスターの元々の攻撃力・守備力をそれぞれ合計した数値になる。


概要

元々は海外の「2019 Gold Sarcophagus Tin」で追加された新規カードの1枚で、「EXTRA PACK 2019」で来日した。

相手が5体以上のモンスターの召喚・特殊召喚に成功したターンのメインフェイズ限定だが、フィールドの表側表示モンスターを全てリリースし、このカードを手札から特殊召喚できる。
壊獣」や《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》に近いリリース除去を行った上で自身を場に出すという豪快な効果を持つ。

周知の通り、リリースによる除去は大半の耐性を無視することができる。
しかもほぼフリーチェーンであるため、相手が大量に展開してきた後にこのカードの効果を使うことで、盤面を崩壊させたり以降の展開を止めたりすることができる等、
状況とプレイヤー次第では色んな妨害が可能。

5体の召喚・特殊召喚に成功という数字は一見難しく見えるが、1ターン中の合計なので2025年現在の環境では息をするように行われる行為である
シンクロ召喚・エクシーズ召喚・リンク召喚を合計2回以上行ったらほぼ到達する*1という程度の数字でしかない。
そのため、このカードの登場は数多のデッキにとって大きな抑止力となる。
(マナーの範疇で)《原始生命態ニビル》を握っているように振る舞えば、相手はこのカードを警戒してモンスターの展開を4体以内に収めてくるかもしれない。
例えば展開したモンスターの数(召喚・特殊召喚回数)を数えるだけでもブラフにはなる。

ニビル「お前たちがソリティアする意思を見せるならば、俺はこのフィールドを破壊しつくすだけだぁ!」
プレイヤー「いいぞぉ! 今のお前のパワーで相手モンスターをこの世から消し去ってしまえー!」


欠点

……ただし、強い効果を持つカードには同じくらい強い制約が課せられているのが常であり(一部例外があるが)、このカードも例外ではない。


  • 1:このカードのリリース除去は自分のカードも巻き添えにしてしまうこと
相手が先攻で展開してきた場合や劣勢でガラ空きになっているような状態はともかく、2ターン目以降は自分もモンスターを展開していることが多いので、このカードを使う場合は多少なりともディスアドバンテージを負う覚悟をしなくてはならない。
墓地に送られることが有益なモンスターを採用している場合は使いやすい。
逆に、相手のモンスターを墓地に送ったところで墓地で効果を発動してリカバリーされてしまう可能性も無視できない。
2ターン目以降なら他の妨害手段も準備できているはずなので、それらも組み合わせてしっかり押さえていきたい。


「原始生命態トークン」はこのカードを特殊召喚する際にリリースしたモンスターの元々の攻撃力・守備力をそれぞれ合計した数値になる。
このカード自身は攻撃力3000と《青眼の白龍》クラスの攻撃力を持つが、主力やステータス高めの下級をまとめて巻き込む形で出した場合、自分のニビルを余裕で上から殴り飛ばした挙句こっちのライフをごっそり削り取って殺しにくる法外な数値のトークンが現れてしまう可能性が普通にある。

トークン「どこへ行くんだぁ?」
プレイヤー「て…手札誘発で、ダメージをしのぐ準備だぁ!」
トークン「たった一枚の手札でかぁ?」
プレイヤー「のおおぉううっ……自分のトークンに殺されるとは……これもデュエリストの定めか……」

もっとも特殊召喚時の表示形式は指定されないため、実際のところ守備表示で出せばそのターンに殴り倒される心配はまずない。
うっかり返しのターンに処理し損なうとこっちのライフが滅ぼされかねないが、そもそも現環境で相手のモンスター1体すら処理出来ない程度の戦況なら、トークンが居ようが居まいがどのみち負ける。
このカード本体も守備表示で出せるが、守備力600を晒した結果攻撃力3000のモンスターが相手のなけなしの後続に処理されてしまうリスクがあるため、
ライフの安全を取る必要がある場合以外はオススメできない。

そして 一部のデッキではトークン1体からでもケア(再展開)が可能 なことも注意すべきだろう。
トークン自体はレベルが11と高いこともありシンクロにはまず使えないし、トークンなのでエクシーズにはそもそも使えないが、素材としての制限があるわけではない。
つまりリンク召喚、特にトークンは通常モンスター扱いされることから《リンク・スパイダー》を介した再展開が可能なのである。

例えば【ドラゴンリンク】では、
「《ドラコネット》スタートから《ギャラクシーサーペント》か《守護竜ユスティア》で《星杯の神子イヴ》をシンクロ、《星遺物の守護竜》をサーチ。
更に《星遺物の守護竜》で上記チューナーを釣ってから《水晶機巧-ハリファイバー》、《星杯の守護竜》、《ガード・オブ・フレムベル》
と展開しておくことで*2、《原始生命態ニビル》を打たれても
トークンから《リンク・スパイダー》、墓地の《星杯の守護竜》から《ガード・オブ・フレムベル》を蘇生して《守護竜エルピィ》をリンク、《星遺物の守護竜》で《守護竜エルピィ》を動かして展開
とすることができる。
もちろん打たれなかったら《召命の神弓-アポロウーサ》をリンクしてこのカードを含む手札誘発をケアしながら《星杯の守護竜》で展開することができる。
なお項目最上部の展開例の内、一番下はこの【ドラゴンリンク】のメジャーな動きそのまんま。つまり完全にケアされているわけで、このカードの使い手は笑っている場合ではない

「ニビルで先攻制圧に勝てるなどと、その気になっていた俺の姿はお笑いだったぜ!」

……現在は《守護竜エルピィ》《星杯の神子イヴ》が投獄されたので【ドラゴンリンク】における上記の動きこそできなくなっているが、上記の通り墓地効果の発動によるリカバリーも含めて相手フィールドのモンスターだけを除去したからと言って油断ならないのである。


  • 3:「相手がモンスターを5体出したターンのメインフェイズ」にしか使用できないこと
確かに現代遊戯王では5体出す程度ではソリティアにすら満たないほど展開力の水準は高いのだが、
一方で、【メタビート】や【閃刀姫】、【オルターガイスト】のように、1ターンでモンスターを多く出さないデッキも少数派ながら環境レベルで存在する。
他にもバトルフェイズ中に大量展開を行う【天盃龍】などにも効果が薄い。
メインデッキに入れる場合、こういったデッキに対して腐るリスクは覚悟しなければならない。
他にも【デッキ破壊1キル】や【エクゾディア】・【終焉のカウントダウン】などには殆ど出番がないだろう。
特殊召喚モンスターではないので一応通常召喚や他のカードでの特殊召喚は可能だが、所詮は最上級3000バニラなので
冥界軸最上級多用】のように何でもいいのでアドバンス召喚したいデッキだったり、手札から何でも出せる特殊召喚効果があったりしない限りはまず使い道はないだろう。


  • 4:このカードのリリースは「壊獣」などと違って召喚のためのコストではなく効果であること
まず《炎斬機ファイナルシグマ》や《RR-アルティメット・ファルコン》のように「他のカード効果を受けない」モンスターを除去できない。
なお、リリースできないモンスター*3がいても、それ以外のモンスターを全てリリースすることはできる。*4
(リリースできないモンスターしか居ない場合も効果を発動することはできるが、何も起こらずこのカードは手札に留まる)

そして何より、効果を無効にされてしまうとリリースができない
これが厳しく、今日日大量展開となればモンスター効果を止められる制圧要員くらいは普通に立てられる。
そこで手札のモンスター効果を止められるカードを出されてしまえば詰みである。

前者はさすがに数が少なく基本的に超大型のモンスターであり、蘇生はともかく正規の方法で出す場合は展開の途中を潰す選択肢は取りやすいが、
後者は割と汎用モンスターが絡むうえに展開の過程で出てくるケースがあるため、このカードの使い所を難しくされてしまう。
封じられるのを恐れて中途半端なタイミングで使えば、そこから普通に展開を継続されてしまうリスクは大きく高まる。

また、これは「壊獣」などと同様だが、特殊召喚する効果である以上このカードとトークン両方を特殊召喚する行動ができない時も発動ができなくなる。
特にこのカードは2回特殊召喚するため、《エルシャドール・ミドラーシュ》や《センサー万別》を出されている状況下でも禁止されてしまう。
ちなみに、肝心なのは「発動ができなくなる」という部分で、
このカードの効果にチェーンして永続効果で特殊召喚を封じるモンスターを出されても、効果処理は可能な限り行われるので、
そのモンスターもリリースに巻き込まれて特殊召喚が封じられていない状態になってから特殊召喚の処理に入るため、最後まで効果が適用される。

このカードの最大の弱点といっても過言ではなく、このカードを使うにしても使われるにしてもセンスを問われる部分である。


  • 5:リリースをトリガーに効果を発動できるモンスターも存在すること
壊獣同様、最も懸念すべき弱点。
リリースされることで効果を発動できるモンスターを相手が展開してきた場合、迂闊にリリースさせると敵に塩を送るも同然の行為となってしまう。
聖刻】や【六花】を相手取った場合、このカードに頼るのは諦めた方が良いだろう。


総評

総じて汎用性が高く爆発力はあるものの、不安定さがあり使い方を誤れば我が身を破滅させかねない諸刃の剣とも言えるカードであり、プレイヤーのプレイングセンスが問われるカードでもある。

「壊獣」などとの決定的な違いは
  • 発動条件の有無
  • リリースが特殊召喚するためのコストか効果か
  • リリースできる数
  • 相手ターンでも出せるかどうか
  • 特殊召喚されるモンスターの数
である。
手札での腐りにくさや耐性持ちへの対応など、「壊獣」などの方が小回りが利くが、
妨害札としてのアドバンテージ獲得能力は《原始生命態ニビル》の方が優れるといった感じである。
単純な優劣の差は付けにくく、仮想敵や環境によって評価が変わるだろう。


相性の良いカード


悪魔族と岩石族との融合で生み出される融合モンスター。融合素材の攻撃力の合計で攻撃力が決まる効果を持つ。
このカードは高い汎用性と攻撃力を持つ岩石族であるため、気軽に【E-HERO】デッキに投入できる。
フィールドゾーンに《覇王城》がある場合、《超融合》で「原始生命態トークン」を融合素材にすることも可能。

  • 御影志士
レベル4モンスター2体という軽い素材で出せる岩石族のランク4エクシーズ。
エクシーズ素材を取り除いてこのカードをサーチすることが出来る。

このカードと同時に「EXTRA PACK 2019」で登場したエクシーズモンスター。
《クロノダイバー・リダン》はモンスターを素材にしている場合、エンドフェイズまで自身を除外する効果を持っているため、このカードの巻き添えを食わない。更に、その後罠カードをエクシーズ素材にしていたならばトークンを除去できるため相性がいい。
上記の《御影志士》と召喚条件が同じなので、この2枚を同時にエクストラデッキに投入することも可能である。

かつて環境を一世風靡した特殊召喚メタを持つ闇属性の融合テーマ。
《エルシャドール・ミドラーシュ》との相性は最悪だが、「シャドール」モンスターは墓地へ送られるとなんらかの効果を発揮するためこのカードでリリースした自分のモンスターの損失を取り戻すことが出来る。
また、下級モンスターはリバースモンスターで基本裏側守備で出すため、巻き添えも喰らいにくい。
ちなみに光属性なので《エルシャドール・ネフィリム》の素材になれる。

岩石族なのでシナジーが強く、《ジェムナイト・ジルコニア》や《ジェムナイト・セラフィ》の融合素材にできるため手札で腐ることがない。

  • 名推理
効果の性質上手札誘発と致命的に相性が悪いこのカードだが、このカードは素で3000打点な上にまず宣言されないレベル11なので相手の推理をスカさせることも可能。

  • チェーン発動可能で、発動後に召喚制限が発生するカード
例として、発動後にアンデット族しか特殊召喚できなくなるエルドリクシル等。
この場合はニビルの効果にチェーン発動すると、ニビルとトークンが「アンデット族しか特殊召喚できない」という制約がかかり特殊召喚できず、場のモンスターを一掃した時点で処理が終了する
相手の場に高ステータスのトークンは現れずこちらのニビルは手札に残る状況となり、また相手に対抗札が無い場合は次からの特殊召喚ラッシュの牽制にもなる。


関連カード


原始生命態ティア
効果モンスター
星11/闇属性/岩石族/攻3000/守 600
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分・相手のメインフェイズに、レベルの合計が11以上になるように、自分フィールドのモンスターをリリースして発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
その後、自分フィールドに他のモンスターが存在しない場合、フィールドの攻撃力が一番高いモンスター1体を破壊できる。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、その間はお互いに1ターンに4回までしかモンスターを召喚・特殊召喚できない。

ニビルと同じ「原始生命態」の名を冠したモンスター。ニビルと同じく海外の「25th Anniversary Tin:Dueling Mirrors Mega Pack」で追加され、「EXTRA PACK 2024」で来日した。

互いのメインフェイズにレベル合計が11以上になる様に自分の場のモンスターをリリースして特殊召喚が可能で、その時に他に自分のモンスターが居なければ場の攻撃力が1番高いモンスターを破壊できる。
更に自身が場にいる間は互いに1ターンに4回までしか召喚・特殊召喚が出来なくなる。

タイミングを見計らって出せば相手のエースモンスターを潰しつつ相手の追加展開を抑える事ができる…のだが、自分の場のモンスターもリリースしなければならず、余分にリリースしたりレベルを持たないエクシーズやリンクはリリースしたり出来ないのでモンスターを残してしまうと破壊効果が使えないなど単体では使い勝手の悪さが目立つ。

しかし、実はこのカード、ニビルと組み合わせると真価を発揮する。
上でも述べられている様にニビルは「トークンを相手の場に残すのでそれを起点に追加展開される危険性がある」「リリース次第ではトークンの攻撃力が非常に高くなりピンチに陥る事もある」と言った難点があるのだが、ニビルのレベルは11なので1体でこのカードのリリースコストを賄え、ニビルの効果の都合上他に自分のモンスターが居ないのでそのまま相手の場に出した原始生命態トークンを破壊して相手の盤面を完全に更地にできるのである。
ダメ押しに召喚回数制限も適用されるので相手の展開を大きく制限する事ができる。
また、原始生命態トークンのレベルも11なので相手にニビルを使われた際にもそのトークンをリリースして場に出して相手のニビルを粉砕したり、上手くトークンを残したまま展開して展開の最後にこのカードを出したりなど、最低限の妨害を構えつつ相手にターンを渡せる様になる。

ただし、この「ニビル前提の効果」と言うのは裏を返せば「ニビルと一緒に手札に抱えて居なければ使いにくい」「相手にニビルを使われなければ出番がない」と言う事であり、前者に関しては単体で仕事ができる他の手札誘発を差し置いてまで採用する意義があるかと言われると厳しいと言わざるを得ない。
「相手がニビルを使ってくる」と言う場合であっても、著名なデッキはニビル着弾前にニビルの効果を無効に出来るモンスターを出せる展開パターンを持っている事が多いため、わざわざこのカードで更に対策をする理由に乏しいのも現実。
更にもう一つの目玉である召喚回数制限に関しても落とし穴があり、この召喚回数のカウントは《サモンリミッター》の様に発動前の回数もカウントするタイプ…ではなく、自身が場に出てからカウントを開始する《エルシャドール ・ミドラーシュ》と同じタイプであるため、相手に4回の召喚・特殊召喚は許してしまう。デッキによってはその4回の内に盤面を返す事も可能だったりするので、盤石とは言い難いロック性能なのも地味に辛い。

総じてニビルとのコンボに光る物はあるものの、手放しでは褒められない浪漫の塊と言えるだろう。


余談


  • 「ニビル(英語: Nibiru)」は太陽を非常に細長い楕円軌道で公転しているとされる仮説上の天体。
    地球の4-5倍の大きさと20-25倍の質量、約100倍の密度を持ち、地球接近時に人類を滅亡させると言われている。
    モンスターを全滅させる効果はここが由来だろう。
    ニビルはシュメール文明の石版に示された11個の惑星の一つであるという説もあり、レベル11はここから設定したものと思われる。
    なお、遊戯王のイラストには隕石のようなものが描かれているが、天文学仮説上のニビルは惑星である。
    同じ「原始生命態」の名を冠するティアも同名の仮説上の天体「ティア(英語:Theia)」から取られていると思われる。こちらはかつて原始地球に衝突し「ジャイアント・インパクト」を引き起こし、その際の破片が寄り集まって月を形成したとされている。こっちの方がニビルの効果っぽいとか言ってはいけない

  • イラストに描かれている隕石の内側には、何らかの生き物の爪や身体が見え隠れしている。恐らく『原始生命態ニビル』自体は生き物を運ぶキャリアのようなもので、このカードが地面に激突後に中から生き物が飛び出してくるのだろう。ジェノバラヴォスみたいだ。
    後日公式で出された「原始生命態トークン」のイラストも完全に生命体のそれである。
    《原始生命態ティア》が公開されてからは「ニビルの中身がティアなのでは?」と言われていたが、触手の形状などから否定的な意見も少なくはなかった。
    後日登場した《原始生命態ニビル》のイラスト違いにてニビルの中身がイラスト化されたため、「ティア=ニビルの中身」説は否定された…のだが、「じゃあティアって一体なんなんだ」と今度は別の疑問が浮上する事となった。

  • 実は「2019 Gold Sarcophagus Tin」の発売日が2019年8月30日。そして「EXTRA PACK 2019」は同年9月14日発売である。来日まで2週間程度しかかかっておらず、前例がないわけではないが、そのスパンの短さに多くの決闘者の度肝を抜いた。ちなみに同期に《ディメンション・アトラクター》と《冥王結界波》がある。
    どうせなら「炎星」の新規や「Dream mirror」あたりも一緒に……と切望した決闘者も少なくないはず。

  • 遊戯王マスターデュエルではなんと手札誘発として珍しい召喚カットイン付き。と、言っても見た目完全に隕石なので降ってくるだけだが。《灰流うらら》などはチェーンの演出の都合上バレやすいもののこちらは条件が満たされるまでチェーン演出が入らないためバレにくい。また、2024年8月6日のアップデートでニビルを自分の手札に握っていた場合、相手がモンスターを召喚・特殊召喚した際に何体出したかカウントされるようになった。



追記・修正は隕石でフィールドを焦土に変えてからお願いします。


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最終更新:2025年04月22日 22:35

*1 リンク1→それを素材にしたリンク2なら4体で済むが、本格的な展開ならそこで止まることはまずないだろう。

*2 この時点で7体展開しているので《原始生命態ニビル》の条件を満たす。逆に言えば《水晶機巧-ハリファイバー》で5体目なのでそれ以前にこのカードを出すタイミングはない。《星杯の守護竜》は《星杯の神子イヴ》の、《ガード・オブ・フレムベル》は《水晶機巧-ハリファイバー》の誘発で出すので《水晶機巧-ハリファイバー》のリンク召喚を許した時点でこの2体は出てしまう。

*3召喚僧サモンプリースト》のように単純に「リリースできない」ものも当然含む。

*4 当初のテキストは「表側表示のモンスターを『全て』リリースし」だったためこの裁定がわかりにくかったが、『可能な限り』にエラッタされてわかりやすくなった。