カーチェイス(龍が如く)

登録日:2016/06/07 Tue 20:52:27
更新日:2024/03/24 Sun 20:51:08
所要時間:約 4 分で読めます




龍が如くのゲーム内に登場する主に高速道路でのガンシューティング。
この項目ではカーチェイスまたはシューティングに近い要素も取り上げる。
ストーリー上、必須である。避けて通ることはできない。
車から身を乗り出した状態のキャラを操作し、左スティックで照準を合わせて〇ボタンで敵を撃つ。
強制スクロール。移動操作は無し。
同じセガのバーチャコップに近いシステム。

このカーチェイスだが、何故か毎度毎度非常に難易度が高い
プレイヤーにとってのトラウマポイントとして、よく名前が上がる。





『龍が如く1』
第九章
蛇華のアジト・翠蓮楼から脱出した桐生一行。
追っ手が迫る中、カーチェイスが開幕!

△…射撃
×…リロード/退避(車内へ身を潜める)
R1…ズーム
L2…視点左90度変更
R2…視点右90度変更

このカーチェイスを龍が如く1で一番の強敵として挙げる人も多い。
ラスボスより確実に手強い。
他の強敵として挙げられる真島の兄さんや荒瀬よりも更に手強い。
シナリオ上で大物扱いの嶋野とは比較にならない。

何回もやり直した果てに、思わず難易度変更したプレイヤーも多いとか。
とはいえカーチェイスの直前のムービーでセーブ出来るのは救いか。


敵によっては車の前後左右を移動しながら銃撃してくる。
そのため、カメラアングルを切り替えて射撃を行わなければならない。
だが、微妙なところに入り込むことも多く、慣れないうちは手間取る。

カーソル自体も動きが悪く、照準を合わせにくい。
上下操作リバース設定、無し。
カーソルスピードアップ、無し。
そして、ダメージが蓄積していく事になる・・・。

車内に退避で銃弾のリロード。
伊達さんは車内にどれだけの弾丸を用意していたのかは謎。)
だが、体力ゲージの他に車の耐久度ゲージも存在し、
退避中はそちらで肩代わりする形式のため、あまり退避しているわけにもいかない。
敵のターゲットカーソルが赤になる前に撃っていかねば保たない。
ちなみにスタミナンロイヤルなどの回復アイテムもなぜか使用できない


ラストは高速道路対向車線に現われたトレーラー上のボス敵+取り巻きとの戦闘になる。
桐生・車ともボロボロだと思うが、何とか頑張ろう。

クリアする頃には
  • 「単なる拳銃のはずの伊達さんの拳銃の威力」
  • 「伊達さんはどれだけ弾丸を用意してきたのか」
  • 「なぜ普通の拳銃をあそこまで連射できるのか」
  • 「あの激しい銃撃戦で伊達さんや遥は大丈夫なのか」
  • 「他の一般車はどこへ?」
  • 「なぜ高速道路の対向車線にトレーラーが侵入できたのか」
などの数々のツッコミどころも頭から消えているだろう、


ちなみに、
BATTLE REVIEWではこのカーチェイスイベントをノーダメージでクリアするというミッションがある。
車の耐久度0でもアウト。最難関である。
リメイク作「極」でもこのカーチェイスは健在だが……(後述)




『龍が如く2』『龍が如く極2』
第十三章
蒼天堀から神室町に戻る道中、ジングォン派に追いつかれた桐生一行

桐生さん「そのまま突っ走れ!」
プレイヤー「(まさか、またカーチェイスか!?)」

車上バトルでした

多くのプレイヤーが安心し、車上の鉄板でジングォン派をフルボッコにしたという
だがジングォン派のトレーラーの上で喧嘩を行い、終盤には三台のトレーラーがピッタリくっ付いた状態というかなりシュールな光景である

ちなみに第十二章ではカーチェイスではないが大阪の城の4階で固定マシンガンを使用して火縄銃を持った武者の鎧を着たヤクザたちを撃つシューティング要素がある。
わざわざ敵は桐生の為に固定マシンガンを用意してこちらは火縄銃で戦うこのバトル、敵はよほどのドMであろう。







『龍が如く4 伝説を継ぐもの』
第三部谷村正義・四章
今回はカーチェイスではなくボートチェイス。
埠頭からボートで逃げる犯人をこちらもボートで追いかけることになる。
銃で撃つかボートをぶつけることでダメージを与え、敵のゲージを0にすれば勝ち。
□ボタンで急加速を行い体当たりを行えばそこそこゲージが削れ、横っ面から突っ込めば大ダメージを期待できる。
検証によれば、出来る確率こそ低いものの相手ボートの正面から体当たりに成功した場合ゲージが文字通り吹き飛んだとか。

銃の照準は近づけば勝手に表示されるのでこちらがタイミングよくボタンを押せば問題無いが、問題はボートの操作にある。
ボートは操作がなかなか難しく、付近には浮きや船舶などの障害物が多々あり追いかけるのは困難。
急加速を行いぶつけるのは至難の業である。
また犯人との距離が開きすぎてもゲームオーバーとなってしまう。

究極闘技ではこのボートチェイスで谷村の体力がかなり低い状態で勝利する必要があり、動きを覚えて短時間で急加速アタックを何度もぶつけなければ勝機はほぼ無く、今作の究極闘技ではかなりの難易度。








『龍が如く OF THE END』
第四部桐生一馬・四章
今作では女性自衛官浅木が運転する装甲車に乗り基台のマシンガンを撃ちゾンビや化け物の巣窟となった神室町を突破するイベントがある。
運転は完全に浅木に任せ、こちらはマシンガンでゾンビを撃つことに専念する。

ゾンビを轢いたり敵の攻撃を受けると装甲車の耐久力が減っていき、0になるとゲームオーバーとなる。
また、マシンガンは撃ち続けるとオーバーヒートしてしばらく撃てなくなるため、休ませながら撃たなければならない。

途中から巨大実験体「オンラキ」が出現してこちらを攻撃してくる。
バイオハザード5で見た? そもそもこのシューティング自体がバイオハザード5のパクリ? 知らん。
弱点は胸のコアなので、敵が攻撃のモーションをとったら火力をそこに集中しよう。
ただし最初の戦いは1分間攻撃を防ぎ切るミッションの為か、オンラキの体力バーが0になろうと攻撃をやめることはない。
なんという理不尽設定。
また横から火炎瓶ゾンビも攻撃する為、そいつらの処理も大事。

そして終盤、先程のオンラキが突進攻撃を始める。
突進は胸のコアに何発か撃ち込むことで回避出来るが、走ることで上下に動くコアを当てるのはかなり厳しくダメージを受けずに突破するのは至難の業。
しかもダメージも高く、最高難度だとここが最大の難所となる。
「なんてやつだ!」

そして突進を乗り切るとオンラキとの最後の戦い、ライフを0にすれば終わりである。
基本的に最初の戦いと同じで、火炎瓶にも気を付けて胸のコアを狙えば良い。

そしてここを攻略すればようやく桐生の専用武器「対物ライフル」が手に入る。

ちなみに最高難易度「OF THE END」だとかなり厳しいが、事前に防具や装飾品を装備しておけば装甲車の耐久度にも反映される為に少し楽になる。
また、オンラキの突進部分をカット出来る救済措置のようなバグ技がある。
バグだけどスタッフGJ。






『龍が如く1・2HD』
PS3でのHDリマスター。
7年ぶりに1をプレイするプレイヤーの多くは
「昔は難しく感じたものだが、さすがにもう大丈夫だろう」と考えていた。

だが・・・
や っ ぱ り 難 し か っ た
しかも、トロフィー獲得のためには難易度を下げずにクリアする必要があり、遥のおねだりとともにトロファーを悩ませたという。


余談であるが、解像度が向上して綺麗になったグラフィックで淡々と車を走らせ続ける伊達さんはシュール。





『龍が如く0』
第十三章
ま さ か の 復 活
「1・2路線のシナリオは良いが、誰があのカーチェイスまで復活させろと言った・・・」と多くのプレイヤーが頭を抱えた。
相手の動きが遅くなるヒートアイの追加、視点の変更の廃止、車の耐久力上昇で少し難易度が低くなった。
使用するのは尾田が用意していた拳銃だが、どんだけ乱射しようとも弾切れはないし、空薬莢が飛んで来るであろうマコトからブーイングも飛ばない。

今回はHARD以下だといつでも難易度変更できるため、一旦EASYにすると非常に楽。
ただし、途中に高速で通過するアフロ組員を倒すトロフィーがあるため、何度かEASYでやり直すハメになることがある。

カーチェイス最後のボスはヘリコプター。
ガトリングガンやロケットランチャーを持った敵を相手にすることとなる。
ちなみにヘリを倒すとヘリは墜落し爆発する。
俺は誓って殺しはやってません

だが、最高難易度:LEGENDになると地獄へ。
(難易度:LEGENDは難易度変更不可。カーチェイスだけEASYに落として楽をすることはできない。)
ヘリコプターの操縦士までもが猛射撃してくる。
能力強化も反映されない。クリアに3時間かかったという声も。

セーブポイント→複数のムービー→開始のため、リトライの度にムービースキップする必要もあり、面倒。
(難易度:LEGENDはコンテニューできない)
そして、クリア後にセーブ無しで渋澤組組員戦→藤本戦が入る。
ここで負けるとまたしてもカーチェイスから。(電動ノコギリ持ちの中ボスと雑魚数人は難易度:LEGENDだと油断はできない
しかも、LEGENDのエスコートバトルなので護衛対象が3回捕まるとアウト)
ショットガン(びりびりショットなど)を持ち込み乱射する、壊し屋スタイルで手早くドラム缶を掴んで振り回すなどの対策が必要となる。
もはや悪夢である。





『龍が如く極』
0仕様になったが、リメイク前とは別ベクトルで面倒と評判。

最後のトレーラーは対向車線では無くなったが、トレーラーの上のボスはロケットランチャーを発射しサイドの2人はマシンガン持ちになり、更に車やバイクの追手まで現れる為に順序を考えて戦わないと次々に攻撃を受けてしまう。

そしてトレーラーの上の敵を撃破したと思いきや次はトレーラーの運転手が体当たりをかましてくる。
当たればかなりの大ダメージであるにもかかわらず体力はこちらが一度リロードしなければならないほど高く、ここまで来て体当たりの餌食になることも。

これらを乗り越えてようやくクリアとなる。

しかもカーチェイス直前のセーブが無くなった為に再挑戦をしないなら九章の最初からとなる。

アップデートで難易度変更ができるようになった。(再度戻せる)
が、EX-HARDでは再挑戦も難易度変更もできないので失敗すれば問答無用で九章の冒頭からやり直し。
またしてもトロファーにとっての鬼門である。
ゲームオーバー時の再挑戦選択画面で表示される「攻略のヒント」も、はっきり言って役に立たない。
せめて「敵の頭を狙って撃つとすぐに倒しやすく、動きも怯ませやすい」「終盤では後方の雑魚を全て倒してからトラック上の敵を攻撃にかかるのがセオリー」くらいの事は書いてくれても良かったものだ。
他にもコツとしては、ヘタに弾切れを恐れて一発一発確実に命中させようとするより、だいたい狙いを定めたらとにかく連打する方がむしろ確実、といったところだろうか。




龍が如くシリーズにおいて何故か毎度毎度非常に難易度が高いカーチェイス。
「調整して今度こそ良い出来にしてくれ」
もう二度とやりたくない。カーチェイスは勘弁してくれ・・・」という派閥に分かれるとか分かれないとか。
また桐生一馬役の黒田崇矢さんはスタッフと出会う度に「あのカーチェイスは難しい」と愚痴をこぼしているとラジオで告白している。
今後の扱いに注目である。


追記、修正は全てのカーチェイスを最高難易度でクリアしてからお願いします。

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最終更新:2024年03月24日 20:51