火炎瓶

登録日:2022/03/07 Mon 16:23:00
更新日:2025/02/15 Sat 11:57:52
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注意!

日本において火炎瓶の作製、所持、使用は犯罪です!最大で7年の懲役が科されます!


+ 目次

概要


火炎瓶とは、割れやすい容器ガソリンなど引火しやすい物質を詰め、発火装置を付ける、あるいは発火させて投げこむ焼夷弾の一種である。
別名モロトフ・カクテル。*1
そのお手軽さに反した威力や危険性は日本でも認知されており、かつて爆発物に関する法律での取り締まりが試みられたが、最高裁は昭和31年に「火炎瓶は爆発物に当たらない」とした。
しかし、その後も武力闘争で多用されたことを受け、昭和47年に『火炎びんの使用等の処罰に関する法律』というピンポイントで殺しに来る法律が施行されて遂に取り締まり対象となった。



用途


元々は民兵らの急造対戦車兵器として使われ、二度の大戦でも正規兵が度々使用した。
開口部を狙って投げ込んで乗員を攻撃したり、エンジン冷却気の吸入口付近に投げ込むだけで戦車が動かなくなる可能性もあるため意外と効果的。
戦車には意外と隙間は多いので、そこからガソリンが浸透し、内部で火災を起こすこともできる。
そうやって動きを封じたところでさらに投げつけられれば、乗員も無事では済まない。




と言いたいところだが、現代戦車はそんなにヤワではない。


戦車に対する火炎攻撃はWW1からあり、当然対策も進んでいる。
等々



もちろん使い方次第では脅威になることに変わりはない。特に対軍用車両という観点では。
ディーゼルエンジンが普及しようがエンジンの大枠自体は変わっていないので、冷却装置にクリティカルすればエンストする。
そこに畳みかけられれば、乗員が焼け死んでしまうのは時間の問題である。
近年でも内乱地域において治安部隊の装甲車を無力化した例が見られる。



しかし、投射方式が人力なので射程と命中精度はお察し。
肉薄しなければならないので、見晴らしの良い場所であれば随伴歩兵や機銃に当然蜂の巣にされる。

よって車両1両焼くのに対し人的資源のコストが高すぎる以上、近代軍隊が組織的に対戦車目的で使うことはありえない。
現代では民兵やゲリラが市街戦で使うことがほとんどである。


当然ながら人や建物に対しては効果的。*2
火炎瓶はが付いたガソリンを直接投げつけるので水では消火できない。
もし投げつけられたら消火器を使おう。この知識が活かされることがないことを祈るが

また投げる際に振りかぶって自分の背中に火が付く例も散見される。
慌てず消火器を使おう。まず火炎瓶を使うのをやめよう
ちなみに投げ方としては瓶の"腹"を持つのが正しいようだ。



製造


+ 日本において火炎瓶の作製、所持、使用は犯罪です!最大で7年の懲役が科されます!
基本は酒瓶などの割れやすい容器にガソリンを詰め、結び目で口をふさぐようにして布を入れ、その布に少しガソリンを染み込ませて火をつける。

また、火炎瓶は主に①人力で点火するか、②化学反応によって点火させるかの2種類に分けられる。
②では割れた衝撃や酸素との反応によって点火させる方式や、投げこむ直前に化学物質を投入し反応させる方式がある。
当然こちらの方が使用者にとっては安全。


日本において


日本では前述の『火炎びんの使用等の処罰に関する法律』において禁じられているため、一般人が見る機会はほぼない。なくていい
仮に見る機会があるとすれば、対戦車用途ではなく過激派政治団体によるものだろう。
戦後の安保動乱期では新左翼が多用し、当時の明仁親王(2021年現在の上皇陛下)*3に投げつけられる事件もあった。

ちなみに日本が侵攻され、アニヲタ諸兄が抵抗として対車両目的で使用するのは国際法的には合法である。*4
もっとも国際法と国内法の優先順位は曖昧なので、法解釈次第で引っ張られる可能性もある。*5

日本で火炎瓶が使用された事件

日本において火炎瓶等を使用した放火は重罪です!
殺人罪と同等の死刑、無期懲役、5年以上の有期懲役が科されます!

大阪火炎瓶大量発射事件

1984年9月2日に中核派が起こしたテロ事件。トラックに搭載された鉄パイプを改造したランチャーから火炎瓶24本が発射された。
しかし着火したのは1本のみで、怪我人はなく民家等に多少の被害が起きた程度だった。

宝塚市役所放火事件

2013年7月12日に起きた火炎瓶による放火事件。犯人が投擲時に放った「おれの答えはこれや」という言葉が有名。
2本投擲し同時にポリタンクでガソリンも撒くという悪質さで、天井に炎が達するほどに大きく炎上して複数の怪我人が発生した。中には投擲した瓶が頭に直撃した不幸な職員もいる。
怪我人こそ出たものの死者はなく、迅速な消火活動もあって延焼が防がれたのは僥倖だろう。
なお犯人には、建造物侵入、現住建造物等放火、殺人未遂、公務執行妨害により懲役18年の判決が下されている。


アニメ・ゲーム・映画などでは


ゲームでは特にゾンビ系やFPS・TPSで必ずと言っていいほど見かける。
原始的なのでゾンビによって崩壊した世界観と相性が良く、クラフトによって作られることも多い。
大抵対人・対ゾンビに効果的で、着弾地点で延焼し、継続ダメージを与えながら視界不良デバフが発生する一方、戦車等にはあまり効果がないことが多い。
時限式の手榴弾と違い着弾と同時に破裂する=避けられる猶予が少ないので敵が投げてくると前述のデバフも合わせ手榴弾より厄介なことも。
ゲームには国際法は存在しない

アニメや映画などでは暴動シーンでもよく扱われている。

ゲーム

Grand Theft Autoシリーズ

作中において使用可能な武器の一つ。名称はモロトフ。
対人兵器としては十分な威力で、NPCは問答無用で悶えて丸焦げになって無力化する。
着弾点を中心に広範囲に炎上するため複数人を巻き込めるので、群衆に投げつけて大惨事を引き起こすテロプレイをした経験は誰しもあるハズ。

但し投擲にはそれなりの技術が必要で、障害物などにぶつかるとその場で炎上するため、逆にプレイヤー側が炎上する事もしばしばある。
対車両に対しては銃器に比べて効果が薄いが、唯一戦車に対してのみは継続ダメージを与えられるため破壊可能という特質がある。
近年の作品では車両に対してはエンジンに手早く引火させられるので破壊兵器として一定の効果が見込めるようになっている。…が、やけに入手手段が渋くなっていっている。

デッドライジング2

作中で製作可能なコンボ武器の一種として登場。こちらは「Molotov」表記。
ウィスキーの瓶に新聞紙の束を突っ込むという簡易的なつくりだが、その効果は侮れない。
着弾すると広範囲に炎が広がり、群れに投げ込めば大量のゾンビが燃え上がる地獄のような光景が繰り広げられる。
主人公が使用するだけでなく、モール内の火事場泥棒や「OTR」でのチャックが投げつけてくることもある。

METAL GEAR SOLID 4V:TPP

MGS4ではゲリラ兵から取得可能で、MGS5では開発・生産も可能な投擲武器。
着弾点の周囲が短時間ながら炎上するという点では白燐手榴弾という上位互換があるのだが、爆発しないため余計な敵兵に気付かれにくいという隠密性で優れる。
普通に敵にぶつけても良いが、使い方によっては敢えて何もない所に投げ付け炎上させる事で、
周囲の敵の目を引き付けさせ、正しい意味での『火遁の術』を繰り出すという応用もできる。

The Last of Us

寄生菌による感染者が蔓延し、荒廃した世界を舞台にしたTPS型サバイバルアクションホラーで、ゲーム内で作れる投擲アイテムとして登場。
感染者にはもちろん、無法者にも効果的。ただし、作成のためには、体力を回復させるアイテムと全く同じ素材*6が必要になるので、状況を見極めてから作成する必要がある。
ただし、アイテムや素材の所持数が限られているので、どっちかが十分にある場合にはもう片方を作っておくというスタンスにすると素材が無駄にならない。
続編の「The Last of Us Part II」にも登場。作成のための素材が、回復アイテムと同じなのも一緒。

Left 4 Dead

同様にウイルスにより凶暴化した感染者の群れを撃ち倒しながら、都市からの脱出を試みる4人チームのサバイバルFPS
ゲーム中では投擲武器として登場しており、MAP内の随所に配置されている。
投擲すると着弾地点を中心に広範囲へ炎が燃え広がり、そのまま15秒間ほど燃え続ける。
通常感染者は着火した瞬間にほぼ無力化し、中ボス格の特殊感染者TankやWicthもダメージを受けながら着火後90秒で自動死亡するので非常に強力。
特に無数の感染者が湧き出す「ラッシュ」の際は、家屋の侵入口などに炎のバリケードを形成すればかなり楽に凌ぎ切れる。
ただし、当然自傷ダメージがあるので、誤って進行方向を炎で塞いだり、眼前の感染者にぶつけてしまい自分たちの足下に炎が燃え広がるリスクも存在する。

ファイナルファイトシリーズ

初代ではナイフ使いの雑魚敵であるハリウッドの真っ赤な亜種(通称:火炎瓶ハリウッド)が使用してくる。
地面に着弾すると炎が直線状に伸びるが、着弾前に攻撃を当てると火炎瓶を投げ返す事が出来る。
火炎瓶ハリウッドは体力こそパンチ一発分程度と非常に低く出現後は画面外へ去っていくのだが、
火炎瓶の攻撃力自体は高く、一発喰らうと結構なダメージを受けてしまう。
2では彼を継承した性能の雑魚のジョーが登場。性能などは火炎瓶ハリウッドと同様。

メタルスラッグシリーズ

投擲アイテムの1つとして登場。名前は「フレイムボトル」。
デフォルトの投擲アイテムであるグレネードと違い横に火が広がる。
歩兵や人外の敵の一掃に向いているが、威力が低い上に地面に着弾しないと効果がないという欠点がある。

バイオハザード456アウトブレイクレジスタンス

4,5,6ではプレイヤーが所持する事はできないが、敵のガナードなどが投擲してくる*7
鎌やボウガンに比べると投擲速度や威力に劣るが、命中時の被弾モーションが大きく追加ダメージを食らいやすい。だが火が点いた火炎瓶を持つ敵を狙い撃ちすると火だるまにできるため、そこを狙うのがベター。
アウトブレイクでは主人公たちが即席で作れる武器の一つ。
「アルコールボトル」と「新聞紙」を組み合わせて「新聞紙+ボトル」を作り、そこに「ライター」を足すと火炎瓶が作れる。
工作を得意とするデビットならライターを固有で所持しているのでアイテム欄を逼迫しないメリットがある。
投擲物という特性上エイム力が試され、投げる前後の隙や間合いをしっかり測る必要がある。
レジスタンスではアンブレラ社が実験体として選ばれた民間人に支給するという形で登場。え?ロケットランチャーやミニガンも支給されるし民間人は普通に扱うって?民間人は民間人でもラクーンシティの市民ですよ
イビーを燃やせてカメラを破壊することもできる火炎瓶、耐性関係なくゾンビをダウンさせる手榴弾、ゾンビを長時間足止めする閃光手榴弾と、使い分けが大事になる。
アプデで修正されたが、荒事とは一番無縁なはずの大学院生であるヴァレリーが買い物ボックスとフィールド場から火炎瓶を大量にかき集められることが発覚、実験会場を火の海に沈めたことがある。

グーニーズ2 フラッテリー最後の挑戦

コナミのファミコンACT。プレイヤーの消費武器の一つとして存在する。
投げるとやや手前に飛び、落下地点で数秒発火する。
ちなみに本作自体がほぼ原作と関係ない内容で、原作では火炎瓶なんて全く使われていない。

メタルマックスシリーズ

人間用消費武器として登場。使うと敵1体にダメージを与え、数ターン炎上させる。
中盤からは強化版の「ニトロビール」もある。

CALL OF DUTYシリーズ

第二次世界大戦が舞台の作品を中心に一部シリーズに登場。
だいたいどのシリーズでもライターを出して点火するモーションがあるため投げるまでにラグがあり、直撃させなければ致命傷を与えられず、かといってダメージを与えられる炎の範囲もさほど広くない。正直手榴弾と比べるとかなり扱いにくい。
しかし『Mobile』では一時期猛威をふるっていた。詳細は個別項目を参照。

Bloodborne

古くからある狩り武器の一つとされ、仕掛け武器ではなくアイテムとして登場。
前方に投擲し、炎属性のダメージを与える。炎属性は獣タイプのエネミーに対して特に強力な効果を発揮する。
ヤーナム市街では体力の多さと攻撃力の高さから序盤では手強い罹患者の獣、獣狩りの下男などのエネミーに対し、
一発でそれらの体力を半分ほど削り取る火力を発揮するため、投擲→退避の繰り返しで安全に処理する事ができ、
聖職者の獣、ガスコイン神父第二形態のような最序盤に登場しながらも強力なボスに対しても有効であるため、序盤や初心者にとっては心強い味方となる。
最初から店売りもされているが比較的高価なため序盤では少々貴重品となる。
中盤以降は威力不足になりがちだが、次に与える炎属性ダメージを大幅増大させる油壷というアイテムがあり、これと併用する事で高い火力を出す事ができる。
派生型として紐付き火炎瓶というものがあり、こちらは後ろ向きに投げつけるのだが、自分のすぐ後ろに落とすようにして使う性質上、かなり使い辛い。

火炎瓶は敵が使用して来る事もあり、そのようなステージでは大抵油壷を投げるエネミーも一緒にいるか、自分を油まみれ状態にする油沼が近くにある、
爆発物の詰まった瓶が近くにあるなどこちらのダメージを増大させるトラップが仕込まれているため注意が必要。

Enter the Gungeon

銃の迷宮ガンジョンを舞台とした見下ろし型ローグライトアクションゲーム。
アクティブアイテムとして「モロトフカクテル」が登場しており、使うことでカーソルの地点に投擲して円形の炎上エリアを発生させる。
初期4キャラの一角、プリゾナーの初期装備ということもあって使う機会はそれなりに多い。
強力な分システムの都合から連発出来ないため使いどころは見極める必要がある。
また、なんでも銃になるガンジョンらしくモロトフカクテルを射出する銃の「モロトフランチャー」もある。
炎上性能はアイテムの方とほぼ同じでありながら総弾数80発&リロード3秒なためバンバン射出出来る。何かに当たるまでまっすぐ飛んでいく点からも、もはや火炎瓶というより焼夷弾グレネードランチャーとでも言った方が良い武器。

漫画

学生 島耕作

学生運動が盛んな時期が舞台となっており、作中で東北沢淳の所属する組織が火炎瓶をデモ活動で使用している。
なお、作中で使用された火炎瓶は組織内部で改造されたもので、重装備の機動隊員が直撃を受けた時には皮膚が焼け爛れ大きなダメージを負っている。

BOY-ボーイ-

暴走族集団ミリオン(BOY)のナンバーX(テン)が使用。
晴矢の背中が凶器の四次元ポケットな以外は普通のヤンキー漫画だった本作に突如異常な奴が出てきて読者を驚愕させた。
瓶の口に布を詰めて点火するタイプで、晴矢に金属バットの一閃で瓶を切られて無力化され、後に晴矢も変装用に耐火服ごと奪った火炎瓶を使用している。

ジョジョの奇妙な冒険

作者の荒木飛呂彦が大のホラー作品好きということもあり、火炎瓶その物の多用こそされていないが「火を着けて焼き殺す」というセオリーは全編通して結構な頻度で見ることができる。

特に第2部「戦闘潮流」では呼吸法で生体にエネルギーを発生させる波紋法の応用として、植物油を塗布した物質に波紋を伝達させるために油を入れた専用のボトルをJOJOが携帯しており、シリーズ屈指の戦闘力を誇る究極戦士・ワムウとの決闘においてはこれに火をつけての火炎瓶が最終的な決め手になった。

ちなみに荒木飛呂彦のデビュー作『武装ポーカー』でも火炎瓶は非常に印象的な使われ方をしている。

アニメ

人狼 JIN-ROH

冒頭の学生デモのシーンにおいて、過激派反政府組織「セクト」のメンバーが警視庁の機動隊に対して使用。
燃料にはマグネシウムやナパームジェリーが混合されており、特徴的な燃え方をするらしい。セクトの構成員曰く、特製のモロトフ・カクテルとのこと。
焼夷効果はかなりのものらしく、機動隊員に直撃した際には数mの火柱を上げたほか、着火した隊員は消火器を用いられてもなかなか消火されない様子が描写された。

実写作品

エルム街の悪夢

作中における殺人鬼であるフレディの死因。
元を辿れば自業自得なのだが、ボイラー室に追い込まれ火炎瓶で焼死したのはかなりのトラウマになったのか、彼の唯一の弱点として何度も主要キャラクターを助ける手立てとなっている。

バトル・ロワイアル

小説版では主要人物の三村信史がコーラのビンとガソリンを使って5本作製。肥料倉庫から調達した硝酸アンモニウム*8を混ぜてあるため燃えやすくなっているとのことだが、使われる機会は一度もなかった。
ちなみに同じ中身を一斗缶に詰めて起爆装置を取り付けて作成した爆弾は使用され、建物を吹き飛ばすほどの威力となった。
映画版では爆弾を軽トラックに積み込んでアクセルを固定した無人運転で突っ込ませるという方法で使おうとしたが…。
映画版Ⅱでも島に立て籠もるワイルド・セブンのメンバーが使用。一人の生徒が炎上したが無事だった模様。

プライベート・ライアン(映画)

ノルマンディー上陸作戦とその後の戦いを描いた戦争映画。終盤の市街戦において、建物の上階に潜みながら通りかかった敵軍の車両に不意打ちで投げ落とすという方法によって使用された。

大都会 PARTIII

あの西部警察の原型になった現実の犯罪組織も真っ青な凶悪な連中相手に日夜激しい抗争もとい逮捕劇を繰り広げる城西署の刑事たちを描いたドラマ。
こんな危険物を使うのはどんな凶悪犯か……と思いきやまさかの刑事側が使用。
第一話においてトラックに乗りながらバズーカで市街地を破壊する連中に対し、寺尾聰演じる牧野刑事が作った。この時無茶苦茶いい笑顔で「よーし、できたぞ」などとほざいている
フロントガラスが破壊された車で後ろから接近し、荷台に向けて投げ込んだ。

必殺! THE HISSATSU

必殺シリーズの映画第一作。
非道の仕事人集団・六文銭一味との戦いに備えて西順之助が火炎瓶ならぬ火炎徳利を大量に作成。
順之助本人は中村主水の計らいによって六文銭一味との戦いから外されたため火炎徳利を使用することはなく、殺し技を持たない何でも屋の加代が代わりに使用した。

小説

メインクーン・ダンス

小説家になろう」で連載中の小説。
現代世界の猫からファンタジー世界の人間に転生した主人公が、前世で見た映画の知識を元に壺屋で買った失敗作の瓶とボロ布とその世界にあった燃えやすい油で作成。
相手の顔に火を付けないまま投げ付けて目眩ましにしたり、急降下してきたワイバーンの顔面に投げ付けて地面に叩き落としたりと、要所要所で切り札のような使い方をしている。
火炎瓶を投げる猫って……


最後に


何度も述べるが日本では火炎瓶に関する諸々が犯罪である。
また素人が火やガソリンを扱うことは大変危険。

悪戯目的でも絶対に作製しないように!


追記・修正は瓶を集めてからお願いします。

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最終更新:2025年02月15日 11:57

*1 フィンランド冬戦争の逸話から

*2 民間人、民用建物に使用すると戦争犯罪となるが

*3 全くの余談だが「平成上皇」という呼び方は崩御後の追号の為、間違っている。明仁上皇陛下が正しい

*4 対人目的はグレー。ハーグ陸戦条約で規制される「不必要な苦痛を与える兵器、投射物、その他の物質」に該当する可能性がある

*5 前述以外にも火炎瓶に関する国際法は存在する

*6 アルコールと布

*7 お蔵入りとなった3.5では主人公のレオンが使う事ができる

*8 肥料として使用されるが爆発物の成分としても使用される。2020年ベイルート爆発事故の主原因となった。