111パパ(Fallout4)

登録日:2016/08/11 Thu 21:12:12
更新日:2025/04/08 Tue 10:55:05
所要時間:約 5 分で読めます





人は…過ちを繰り返す…





Falloutシリーズの『Fallout4』の男主人公を指し、女主人公の場合は「111ママ」と呼ばれる。
プレイヤーの性別はゲーム冒頭のキャラメイクの際に選択が可能で選ばなかった方は妻(or夫)となる。
因みにこの愛称の由来はVault111のナンバーと今作の主人公が一児の親であることが由来となっている。
また、そのほかの愛称として「唯一の生存者(Sole Survivor)」や「ブルー」、「創造神111」などがあるが一番メジャーなのはこの呼ばれ方である。
今作の主人公には声があてられており男主人公(妻で進めた場合の名前は「ネイト」)は寸石和弘氏が、女主人公(夫で進めた場合は「ノーラ」)は有賀由樹子氏が担当しており、氏達の熱演によって感情豊かな主人公となっている。


~概要~

今作の主人公はシリーズでは稀有な戦前の生き残りであり、核戦争勃発前の2077年のボストン郊外にあるサンクチュアリヒルズにて一軒家を持ち、妻(女主人公)or夫(男主人公)と一人息子のショーンそしてお手伝いロボットのコズワースの四人で暮らしていた。

しかしハロウィンを目前に控えたある日、テレビのニュースでニューヨークとペンシルバニアが核攻撃を受けたというニュースが飛び込んでくる。幸い夫が核シェルターVaultの優先入居権を持っていたため、一家はサンクチュアリ近郊にあるVault111へ避難することになる。

無事に避難できた主人公一家であったが、そこは外道&畜生の塊であるVault-Tec社。このVault111も例外ではなく、このValutでは入居者全員をポッドに閉じ込めて凍結し、その後の体調などを観察するという実験が執り行われており、主人公一家もそれに巻き込まれてしまう。

実験開始から永い年月が経ったある時、突然ポッドの凍結が中断される。そして目の前で繰り広げられたのは、妻(or夫)が見知らぬ男に射殺され、息子が攫われる光景だった。主人公は必死でポッドを開けようとするも、再び凍結が開始され気を失ってしまう。

さらに月日は経ち、再びポッドの凍結が中断。今度こそ主人公はポッドから抜け出す。
変わり果てた妻(or夫)を前に必ず息子を取り戻すことを誓い、死体とラッドローチだらけのVault111から脱出。実に210年ぶりに外の世界へと降り立つ。
愛すべき伴侶を殺し、息子を手を出した者たちへの復讐を果たすため、主人公は荒廃した地へと踏み出していく。


~作中での活躍~

  • 妻(or夫)の目の前で骨格レベルの変貌を遂げる
  • 目覚めてすぐの時点でPip-boyを持っていないにもかかわらずV.A.T.Sを用いてローチを倒す
  • 放電を起こしているVaultの発電機(?)の電気を浴びてもうめき声を上げるだけ
  • コンコードにてミニッツメンの隊員と入植者達をピストル一つで救出。ついでとばかりにパワーアーマーとミニガンでレイダーデスクロ―先生を蹴散らした
  • ↑の活躍やその後の行いからミニッツメンのパシリ将軍に任命される
  • パシリ将軍として各地の入植者の依頼をこなし協力を取り付け、本拠地を奪還し潰れかかっていたミニッツメンを連邦の一大勢力にまで復権させた
  • 特定の範囲内の家屋や車、その他を一瞬で解体し資材に変える。崩れた瓦礫や放射能物質が入ったドラム缶もお手の物
  • 鉛筆やたばこ、アルミ缶などの小物から小屋、家具類、発電機などを作成するという錬金術レベルの技術を披露する
  • 材料さえあれば高性能のミサイルタレットや大型の浄水器すらも作成する
  • とある経緯でBOSのパラディンと同行し見事戦果を挙げナイトとして入隊する
  • ショーン探しの過程で秘密組織のレールロードと接触しエージェントとして働く
  • 数多くの女性を口説き落としその全員と肉体関係を持った
  • 女性だけでは飽き足らず何人かの男性をも口説き彼らとも肉体関係♂を持った
  • 長年放置されていた空飛ぶ船を見事復旧させ再び空へと舞い上がらせたそのあと事故るけどな!
  • 銃撃した相手が爆裂したと思ったら隣のやつも同様に爆裂していた
  • パパの放った弾丸がなぜか壁をすり抜けて隠れていたレイダーの頭を打ちぬいていた
  • 輝きの海(※放射能汚染が特にひどい場所)でこれといった装備も身に着けずに悠々と歩き回っていた
  • 味方だったはずのロボットたちがいつの間にかパパにハッキングされ持ち主を攻撃していた
  • あの凶悪なデスクロー先生やラッドスコルピオンをなだめてペットのように扱っていた
  • どれだけ薬を盛ってもどれだけ酒を飲んでも決して中毒にならない頑丈な体を持っている
  • 人間なのに光合成を起こし自己修復をしただけでなく体内の放射能すら除染していた
  • 日曜大工の要領でヌカランチャーを改造してMIRV(多弾頭ミサイル)を作成していた
  • とあるキャラバンの救援に向かった翌日パパが大量のロボットを引き連れていた
  • Mr.ハンディであるはずのコズワースを戦闘ロボットに改造し、その他のロボを各地に配備し始めた
  • ある日突然洗脳装置を開発できるようになり、なだめずとも先生を従えられるようになった
  • 気に入らない入植者やレイダーを自作の闘技場に招待し先生と勝負させていた
  • 最近はVaultの建造もできるようになった
  • 約20種ものヌカ・コーラレシピを解読しガバガバ飲んでいた
  • とうとうレイダーを率いて連邦を襲撃し始めた
etc…

といった具合に、Vault101のアイツNVの運び屋などの先達に負けず劣らずの超人っぷりを発揮している。
というか「目が覚めたら世紀末だった」という浦島太郎状態だったのに、そこから数時間足らずでレイダーを薙ぎ倒して拠点を作るあたり、サバイバル能力は歴代随一かもしれない(パパの場合は元軍人のエンジニアなのでわからなくもないが、ママの場合は法律関係からのこれである)。
中でも凄まじいのは、アイツや運び屋も持ち合わせなかった物作り能力。その能力を駆使して、町を復興したり、豪邸や要塞を建築したり、バベルの塔よろしくあり得ない高さまで小屋を積んだりとやりたい放題である。

しかし、彼(彼女)もまた運命に翻弄された一人であることに違いはない。訳も分からぬうちに伴侶を殺され、やっと見つけた息子すらも遅かれ早かれ永遠の別れを告げることになってしまう。
全てが終わった後に残るのは、戦前から変わらず付き添ってくれるコズワースのみ。復讐と冒険の果てに、彼は一人遺されてしまうのである……。
そう考えると、別の愛称である唯一の生存者は、ある意味での皮肉を込めているのかもしれない。
まあ、プレイボーイなパパだったらそこらへんは関係ないだろうけど



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最終更新:2025年04月08日 10:55