Vault101のアイツ

登録日:2011/02/22 Tue 03:17:05
更新日:2025/03/27 Thu 14:41:43
所要時間:約 6 分で読めます




"That crazy kid from Vault 101"(Vault101のアイツ)は『Fallout3』の主人公。


〜アイツの概要〜

名前は英字入力で任意。

この呼び方は作中に登場するDJのスリードッグによるもの。

公式では「孤独な放浪者」(海外版:Lone Wanderer)と呼ばれる。また、『FO4』では彼或いは彼女がモチーフと思われる強力なPerkが登場。

性別も男か女、どちらかを選択できるが主人公のセリフ(プレイヤーによる選択肢)の口調は例外を除き男口調なので女主人公だと違和感がある。オレっ娘かもしれないけど。

ちなみに性別を女にした場合は『アイツ』ではなく『あの子』と呼ばれる。

所謂無口系主人公でありプレイヤーの分身。

無口であるためかパシらされることが多い。

と、いうより常にパシっている。

何故か恋愛沙汰は一切ない、というか縁がない。


〜アイツのあらすじ〜

世界を壊滅させた核戦争から200年後。

主人公はVault 101という核シェルターで生まれ育ち、退屈だが不自由の無い生活をしていた。

しかしある日突然父親が出てはいけない筈のVault 101から逃走。

その責任を負わされる形で核シェルターの外へと放り出される。

暗い地下核シェルターを出た彼の目の前に広がる世界は200年前の核戦争で荒廃した世界であった……。

さぁ、この荒廃しきった世界では何をするのも自由です!

困っている人々を救う救世主に為るも良し。

困っている人々にプラズマライフルをぶっぱなす悪魔に為るも良し。

全てはアナタ次第です。


〜アイツの能力〜

こうして見るとかなり不幸系の主人公だが何の事はない。

ゲーム開始一時間足らずでアイツは核爆弾の解除(爆破)をしてしまうのだから。

しかも今までVault 101という核シェルターで純粋培養されていたにもかかわらず、外の生活に驚くべき早さで適応するのだ。

例1、習ってもいない水泳をこなしたりもする。

例2、わからないことや合言葉を問われた際、絶妙なセンスでボケようとする。

例3、初見の武器でも普通に扱いリロードする。

だがそんなアイツでも最初は弱い。

いきなりタロン社に囲まれ頭をねじ切られ玩具にされるだろう。

巨大なに恐怖するだろう。

だがちゃんとステップを踏めば大丈夫だ。

何故ならヤツはVault 101のアイツだからだ。

まずアイツは不眠不休絶食状態で活動しても決して倒れない。

正に絶食系男子(女子)だ。

心臓が核エンジンなのではないかという疑いさえある。

殴られたり銃弾を浴びてダメージを受けたらスティムパック。

放射能値が上がればRAD-AWAYを適量服用すればすぐに元気になる。

要は銃とスティムパックがあれば、だいたいなんとかなる。

また、アイツは過酷な環境に適応するためかperksと呼ばれるスキルを会得する。

もちろんそのへんのスキルではない。


ゲームの進行度合いや育成方針にもよるが、Lv17辺りになると人肉貪りつつ光合成したり、サイボーグ吸血鬼になっていたりするので最早人外である。

だがアイツは頭も良い。

巧みな話術で人々を洗脳し、報酬を上げさせたり、物の値段を値切ったり、騙してクエストを完遂させたりもする。

ターミナルへのハッキングももちろんお手のものだ。

鍵がかかっていようがある程度はピッキングで明けられる程手先が器用でもある。

さらにDLCのBOSを導入するとレベルキャップを30まで解放される。

そしてレベルを30まで上げればアイツは自らの身体の中で核爆発を起こせるようになる。

『FO3』では変異したミュータントがわんさか出てくるが、アイツが一番のミュータントと言われる所以である。

だがその強さのせいかアイツには友達が少ない。

アイツが友人として付き合えるのはのドッグミート、スーパーミュータントのフォークス、そしてメガトンの愉快な女性モイラだ。

アイツは人間の友人がよほど嬉しかったのか、彼女の願いを忠実に叶えるのである。

ちょっと重傷負ってきて、とか。

ちょっと重度の放射能あびてきて、とか。

ちょっと地雷を踏んできて、とか。

ちょっとミレルークを殺さずに巣の最深部に入ってきて、等々……。

ちなみにアイツの手足が放射線によって再生するようにしたのはモイラであったりする。

類は友を呼ぶ好例か。

頑張った甲斐があってかアイツを実験台……もとい、実体験を基にした書籍「ウェイストランド・サバイバルガイド」は好評だったらしい。

『FO3』より後の時代にはモハビや連邦(ボストン近郊)でも広まっているようである。


意外にも収納の達人

死んだラッドローチにパワーアーマーヌカランチャーをねじ込めばあら不思議。

さっきまで重くて走れなかったのに軽々と持ち上げるという驚異の能力。

アサルトライフルがたとえ100挺あろうとアイツにかかればロッカーひとつにいくらでも、何でも入る。

貴方の家にアイツが居れば、貴方の自宅の全ての物が、冷蔵庫だろうと死体だろうと入りさえすれば全て収納してくれる。

アイツの収納術は我々の次元を遥かに越えているのだ。

そんなアイツだが実年齢は19歳。

たとえ顔を整形、もしくは自前の老け顔でも小僧扱いされる。

彼(彼女)自身は性的な事には19歳らしく興味津々である。


たとえ有ったとしてもアイツはレイダーの養殖に忙しいだろう。

睡眠もしないだけで丸一日普通に眠れる。

立ったまま寝ることなく丸一日立っていられる。

とても我慢強い子だ。

食事もしないだけで食料はいくらでも胃袋に入る。


放射能で汚染された便所水だろうと、Gの肉だろうと人肉だろうと。

宇宙人の食べる巨大ミミズはどうかって?

もちろん問題無い。

ただ酒にはどうも弱いらしく、ビール2〜3本でアル中になってしまう事も。

お酒は二十歳になってから。

また、敢えて弱点を挙げるなら足が遅い。

走るというより駆け足程度の速度で、数々のクリーチャーから直線で逃げ切ることができない。

やはりこれが唯一の弱点かもしれない。


このように史上最強最悪のミュータントとして扱われているが、アイツは人間である。

彼(彼女)は自分が生まれると同時に母親を失い、父親もとある理由で死に、19歳で天涯孤独。

ありとあらゆる人からパシリにされる。

そして感謝される事があってもそれはほんの一瞬の事。

親友と呼べる友人もいなければ帰る場所さえない。

このような目に遭いながらもキャピタルウェイストランドで逞しく生きている、一人の人間であることを忘れないでほしい。



……DLC、Mothership Zetaでは宇宙人に浚われるものの同じように浚われた人々と協力し、宇宙人を殲滅。

最終決戦では宇宙船に搭載されていたレーザー砲、デス・レイによって地球近辺の他宇宙船を星屑に変えた。

遂に101のアイツは地球の平和を守り、宇宙の生態系の頂点に立つことに成功したのだ。

その後宇宙船に興味を失ったのか、機械大好きの幼女に宇宙船を住処として丸ごとあげた。

ここまで器が大きいのも特徴的だ。

本当に敵などいない。






「スリードッグだぁ、やっほう!」

「Vault 101のアイツは今度はアニヲタWikiの方に現れたらしい」

「どうやらあの記事を追記し、編集し、修正しようとしているらしいんだ、わかるだろ?」

「もしVault 101のジャンプスーツを着たヤツが来たら協力してやってくれ」

「聞いてくれて感謝するぜ!俺はスリードーッグ、イィィッヤッホオォウ!」

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