ファウスト(仮面ライダービルド)

登録日:2018/05/03 Thu 19:21:56
更新日:2022/11/03 Thu 14:03:31
所要時間:約 12 分で読めます




【注意】この項目はTV本編、および劇場映画などの重大なネタバレを含みます。


今日から俺達は「ファウスト」だ!

何も知らぬ者は、俺達の事を悪魔の所業だと罵るかも知れない…。

だが、例えこの手を血に染めても、俺達はこの国のあるべき姿を作るんだ!

俺に力を貸してくれ!


仮面ライダービルド』に登場する秘密結社。
本項目では『スマッシュ』を始め各種兵器についても取り扱う。



概要

東都を拠点に日本の裏で暗躍する秘密結社。
創設者の一人である氷室幻徳の指示の元、北都や西都との戦争に備えるために、
実験体となる人間を拉致してはスカイウォールから湧き出たネビュラガスを注入、人体実験を繰り返して究極の生物兵器「スマッシュ」を次々と生み出していた。
幻徳が東都政府首相補佐官や東都先端物質学研究所所長を務めるなど東都政府の上層部の一員であることもあって、
これら問題行為が一切表沙汰にならないなど、東都に大きな影響力を持っている。

ファウストの前身となる組織は幻徳が首相補佐官に就任する3年前から存在しており、
政府に無断で人体実験を行おうとした研究員・葛城巧を解雇処分にして、スポンサーである難波重工でネビュラガスの研究に就かせる。
そして難波会長の依頼で助っ人として現れた宇宙飛行士の石動惣一を右腕として加え、
巧の提唱した究極の人間を創り出す計画「ファイナル・ヒューマン・プロジェクト」(通称・F計画人造ウルトラマン計画ではないに基づいて、
悪魔メフィストフェレスと契約したファウスト博士の逸話から組織を「ファウスト」と名付けて規模を拡大させた。

ファウスト(厳密には幻徳)の真の目的は、北都と西都の軍備拡張に対抗するため、巧が開発したライダーシステムを完成させて軍事兵器として東都に配備することにあった。
惣一や難波会長の横槍で組織が表向き壊滅する憂き目に遭うものの、幻徳の目論見通り北都と東都間で戦争が勃発し目的を達成できるかに見えた。
しかし以前から幻徳と衝突を繰り返してきた惣一や東都の軍事拡張が一向として進んでいないと判断した難波重工は、幻徳に見切りをつけて北都の協力者となる。
加えて父であり東都政府首相の泰山にこれまでの悪事が露見したことにより、幻徳は失脚し東都から追放される。
このいざこざにより事実上ファウストを乗っ取った惣一と難波会長は裏で通じていた西都の首相・御堂正邦を暗殺し、難波会長が彼に成り代わり東都と北都への侵略を開始した。
だが結局は難波重工も惣一ことエボルトにとっては目的を達成するための踏み台に過ぎず、完全体となった後は反旗を翻し難波を殺害。
内海を仲間に引き入れて人類支配を目論むようになった。


主な構成員

  • 氷室幻徳(ひむろげんとく)ナイトローグ仮面ライダーローグ
演:水上剣星
東都政府の上層部の一人にしてファウストのリーダーだった男。
本作の3年前北都と西都に対抗するため軍備増強を進言するが、学生時代からの友人で内閣補佐官の布袋幸司に断られる。
そんな時葛城巧が政府に無断で人体実験を行おうとしたことを知った幻徳は、自らが率いる組織に迎えるために表向き解雇処分にして難波重工に所属させる。
その後布袋が惣一に殺されたのを機に組織を「ファウスト」と名付けて、軍備増強のために暗躍を始めた。
しかし結局は惣一や難波会長に利用されていたに過ぎず、内部抗争に敗れたことや泰山に悪事が露見したことで、
首相補佐官や東都先端物質学研究所所長、並びにファウストのリーダーの座から失脚してしまう。
その後西都に渡った幻徳は戦闘兵器・ローグとなり戦いに身を投じていくが…
趣味はカラオケと苺パフェ


  • 葛城(かつらぎ)(たくみ)
演:木山廉彬
悪魔とも称された稀代の天才科学者。
自らの不祥事により東都先端物質学研究所をリストラされたが、当時の上司だった幻徳に誘われる形で難波重工に所属する。
ファウストの一員となった巧はかつて共に研究を行った最上魁星のカイザーシステムを基に、
「プロジェクトビルド」を立ち上げフルボトル及びトランスチームガンやビルドドライバーを開発した。
しかし次第に組織の方針に危機感を覚えるようになった*1巧は離反することを決意しファウストの実態を世間に公表しようしていたが、既にそれを察知していた惣一によって顔を佐藤太郎の物に変えられ記憶喪失に陥る。
……とされていたが、実際のところは、惣一の正体=エボルトに気付き、彼およびその遺伝子を持つ万丈を始末しようとしたためであった。
そうして誕生したのが本作の主人公・桐生戦兎であり、自ら開発したビルドドライバーを使ってビルドに変身し戦いに身を投じていく。

  • 石動惣一(いするぎそういち)ブラッドスターク仮面ライダーエボル【演:前川泰之】
元宇宙飛行士にして「スカイウォールの惨劇」を引き起こした張本人。
難波会長の依頼で助っ人として幻徳の前に現れ、パンドラボックスを3国共有の財産にしようと考えていた布袋を殺害した。
その後はカフェ「nascita(ナシタ)」のマスターとして戦兎(巧)を利用してフルボトルの回収を行う傍ら、ブラッドスタークに変身して幻徳の右腕を務めた。
しかし実際は目的のために幻徳を利用していたに過ぎず、結果的にファウストを乗っ取り掌握した。
その正体は火星で惣一に憑依した邪悪な地球外生命体・エボルト
作中における一連の行動は全て完全体としての姿を取り戻すためのものであり、目的達成後は難波を殺害して主導権を我が物とした。
幻徳曰くライダーシステムの適合手術は、ネビュラガスの投与に加えてエボルトによる遺伝子操作が必要だとのこと。
裏を返せば、エボルトに選ばれた人間だけが仮面ライダーになれることを意味する。


難波重工

重工業メーカーの国内最王手であり、日本の経済を裏から牛耳る大企業。
3人の首相やファウストとも繋がりを持ち、機械兵士ガーディアンやライダーベルト等の兵器を開発・提供している。
身寄りのない子供を難波の手先として働く科学者やスパイとして訓練させており、彼らは「難波チルドレン」と呼ばれている。
ファウストのスポンサーとして暗躍した結果、惣一の手引きによりファウストを事実上吸収合併した。

  • 難波(なんば)重三郎(じゅうざぶろう)
難波重工が本気の戦争を教えてやる!

演:浜田晃
難波重工の会長。その影響力は東都のみならず日本全土に及ぶと言われる。
氷室親子とは旧知の仲で、幻徳とはファウストの出資者としても裏で繋がっていた。
更に施設の子供を洗脳、及び各種教育を施してスパイに仕立て上げた難波チルドレンを各地に送り出している。
戦争を利用して利益を生み出そうとしている他、パンドラボックスの持つ核をも超えるエネルギーにも着目しており、パンドラボックスを開けて難波帝国を築こうと画策する*2
戦争においては西都を支援していたが、東都との代表戦の後はスタークに自身の顔を御堂のものに変えさせ西都政府首相として行動を開始した。
惣一とは協力関係にあるが、心の底から信用しているわけではない。
完全体となったエボルトから「首相はあんたのままでいい。ただし今後は、俺の操り人形として生きてもらう」と言われて激怒し、
討伐隊を差し向けるも返り討ちにされワープして来たエボルトに侵入される。


金なら、金ならやる!難波重工の財産は全部やる!だから…命だけは助けてくれ!

命乞いか?人間ってのはどこまでも醜いな…

最高だよ。俺はお前のような人間が大好きだ!


惨めに命乞いをして安堵しかけるも、エボルトに毒を注入され跡形もなく消滅するという「浅ましく、みっともなく、金と権力にとりつかれた人間」の最期を遂げた。
42年前はブラックサタンの大幹部だった。


  • 滝川(たきがわ)紗羽(さわ)
まぁ……仮面ライダーの取材させてくれたら最高だけど

演:滝裕可里
フリーのジャーナリストの女性。…は表向きでその正体は難波重工のスパイで難波チルドレンの一人。
3年前に難波重工と東都政府によるパンドラパネル紛失に伴う隠蔽工作で死亡した父の無念を晴らすという名目で行動していた。
偶然を装いビルドと出会いnascitaの地下アジトに辿り着いた。
情報収集や危険な西都への乗り込み、そして戦いの実況などを行い難波会長にビルドの情報をリークしていた。
だが美空に盗聴器を発見されたことでそれが露見し口封じとしてスマッシュ化させられるが戦兎と龍我によって救われた。
その後も鍋島の家族を人質に取られたことで難波でのスパイ活動を余儀なくされるが、
戦兎達の活躍で鍋島の家族が救われ難波と決別した後改めて戦兎達の仲間になった。
6年ほど前にスリの前科あり。

  • 鷲尾兄弟
難波チルドレンの兄弟の戦士。
かつて最上が開発した「カイザーシステム」を、内海が改良して造られたネビュラスチームガンとギアリモコン/ギアエンジンを用いて「潤動」する。
兄弟故の息の合ったコンビネーションが持ち味。
しかし成長を続けるライダー達に次第に苦戦し始め、エボルト討伐前に限界までガスを注入しパワーアップを図るが、完全体となったエボルには敵わず敗北・戦死した。

鷲尾風(わしおふう)
1人で私達に勝てるとでも?勘違いも甚だしい。

演:足立理
青いチェックのストールを巻いた鷲尾兄弟の兄。リモコンブロス、ヘルブロスに変身する。
無口かつ慇懃無礼な口調の持ち主。

鷲尾雷(わしおらい)
何勝手な事してんだよ。

演:奈須田雄大
白いチェックのストールを巻いた鷲尾兄弟の弟。エンジンブロスに変身する。
荒っぽく挑発的な口調の持ち主。

  • 内海成彰(うつみなりあき)仮面ライダーマッドローグ
全ては難波重工のために!

演:越智友己
難波チルドレンの一人で科学者。
当初は幻徳の秘書として働いていたが、ファウスト壊滅を掲げた東都政府により、ナイトローグの正体として幻徳の捨て駒にされてしまう。
だがスターク=エボルトによって密かに助け出されており、その後は難波重工に舞い戻る。


スマッシュ

ネビュラガスを用いた生物兵器。プレシャスじゃないよ。
人間にネビュラガスを注入することで細胞分裂作用を起こし異形の姿となる。
こうなると基本的に一切の意思疎通が不可能になり、無差別に人間を襲い、辺りを破壊し尽くす。
一度スマッシュにされた人間に再びネビュラガスを注入するとより強力な力を発揮する。
ガスの注入には特殊な装置を要するが、デビルスチームやスマッシュボトルを使うことでもスマッシュ化が可能である。
ネビュラガスを注入されるとその前後の範囲の記憶が消される。

ハザードレベルという数値によって実力に差異がある。
成分を抽出することで人間に戻すことができるが、ハザードレベルの低い人間はスマッシュになった時点で死に至り、救い出すことはできない。
スチームブレードによってデビルスチームを撃ち込まれることで巨大化もする。

物語が進むに連れて様々な強化タイプが登場するようになった。

スマッシュハザード
黒を基調とした強化タイプで、各特殊能力が強化されている。

ハードスマッシュ/ハザードスマッシュ
人体に直接フルボトルを突き刺してネビュラガスを投与することで変身するタイプ。
自我を持ちながらもビルドとクローズを圧倒するほどの強さを見せつける。
ハザードトリガーを使うことで黒い上半身の「ハザードスマッシュ」となるが、倒されて変身解除されると消滅するというリスクを抱えてしまう。

クローンスマッシュ
難波重工のクローン技術によって生み出されたスマッシュ。
痛覚が存在しないため相手が死ぬまで闘い続けることが可能で、スマッシュハザード4体分の戦闘能力を持つ。

ロストスマッシュ
高濃度のネビュラガスを素体となる人間に注入。そして素体がロストフルボトルを体のどこかに差し込み変身するスマッシュの最終形態。
外見はハザードスマッシュ同様漆黒の肉体を持ち戦闘力はハザードスマッシュを凌駕。
ついでに思考力も保ったまま活動できる。
ただし敗北したら消滅するというリスクは据え置き。


スマッシュ一覧

ハードスマッシュについては説明は割愛する。

  • ニードルスマッシュ
トゲを纏ったスマッシュ。
鋭い嘴での刺突攻撃や、腕部の刃で切断攻撃を繰り出す。
敵の身体に指先を突き刺して、神経毒を流し込むことも可能。

  • ストロングスマッシュ
分厚い装甲を纏ったスマッシュ。
岩を掴んだ握り拳のような見た目が特徴。
分厚い装甲を使った格闘戦を得意とする。

  • バーンスマッシュ
熱を操るスマッシュ。
右腕の「スマッシュバーナー」から炎を放出する。
変異者は万丈龍我の恋人である小倉香澄。
成分を抜き取られた彼女はハザードレベルが低かったために、龍我の目の前で消滅。
この一件が龍我が戦いに身を投じていくきっかけの一つとなった。

  • フライングスマッシュ
飛行能力を持ったスマッシュ。
両腕の翼で周囲の気流をコントロールして飛行し、上空から急降下して翼端の爪「エアスラッシュクロー」で攻撃を仕掛ける。

  • ミラージュスマッシュ
幻覚能力を持ったスマッシュ。
「ミラージュサモナー」という器官で分身体を生み出し、専用剣「スライスマッシャー」で敵に斬りかかる。

  • スクエアスマッシュ
四角い容姿のスマッシュ。
右腕の「エリアカットペン」は空間にゲートを作る能力を持ち、死角からの攻撃や空間断絶による切断なども可能。
戦兎が初めてビルドに変身した時はこのスマッシュに似た「ファングスマッシュ」と戦っていた。

  • プレススマッシュ
前身の各部分にプレス機構を備えたスマッシュ。
両腕で相手を挟み込んで徐々に圧縮して破壊する戦法を得意とする。

  • アイススマッシュ
冷凍能力を持ったスマッシュ。
「アイシクルチルアロー」と呼ばれる大量の氷柱を発射して周囲を凍結させる。
超バトルDVDに登場した個体は、なぜか冷凍装置を使っていた。

  • ストレッチスマッシュ
伸縮能力を持ったスマッシュ。
体に巻きつけた硬化ゴムを使って鞭のように攻撃したり、肩のパーツで防御することも可能。


カイザーシステム

初出は『平成ジェネレーションズFINAL』。最上魁星が開発した戦闘システムで、拳銃型デバイス「ネビュラスチームガン」ギアリモコンギアエンジンを装填して変身する。
ビルドの世界の最上がネビュラガスとスカイウォール付近で発見された未知のウイルスを融合させて作り出した。

最上の助手だった巧はこれをベースにトランスチームシステムの開発を行った他、内海は難波重工に残されていた最上のデータを基に、
カイザーシステムを復元・改良・調整を行い、エンジンブロスとリモコンブロスを生み出した。
2人の最上はそれぞれがネビュラスチームガンを所有しているのに対して、鷲尾兄弟は2人で1丁のネビュラスチームガンを共有している。
本項目では内海が開発した改良型について説明する。


ネビュラスチームガン

最上が開発し、更に難波重工の下で内海によって改良されて西都陣営に提供された拳銃型デバイス。
銃口の下の「ギアボトルスロット」にギアを装填し、「潤動」の掛け声と共に「ファンキートリガー」を引くことで変身する。
スチーム生成ユニット「ミスティックチャージャー」が搭載されており、スーツやアーマーの材料となるボトル内部の物質を加熱し、
銃口から噴射される特殊蒸気「トランジェルスチーム」に変化させる。
スロット装填時に物質が特殊パルスで活性化されて取り込まれ、トランジェルスチームを特殊パルスで武装に変化させて装着する。
銃口からは蒸気を纏った高熱硬化弾「スチームビュレット」が発射される。また、内部タンクにはネビュラガスがチャージされている。
フルボトルの識別機能も備え、ボトルを装填することで「ファンキーアタック」を発動し、ボトルの各能力に応じた銃弾を発射するか能力が発動される。
トランスチームガンのようにスチームブレードを接続し、「ネビュラスチームライフル」として扱うことも可能。

リモコンブロスエンジンブロスヘルブロスについては個別項目を参照。


ガーディアン/メカソルジャー

本作における戦闘員
難波重工が開発した機械兵士。銃剣付きのセーフガードライフルが武器で、キャピタルローダーというバイクに搭乗する。
スーツタイプやアーマータイプなど、外装にはバリエーションがある。
本来は犯罪抑止のための処刑マシンとして開発されたもので、東都を始め各国で使われている物はファウスト仕様を偽造した物である。
その為信号を送れば一瞬でファウストの制御下に置くことが出来る。
複数の機体が合体すれば巨大兵器になり、多数のライフルで複数のターゲットを狙い撃つ。
また、抹殺対象に張り付いて自爆する特攻兵器としても使える。

後にハードガーディアンという新型が登場。
シールドクローやガトリングガン、ミサイルポッドなど重武装化がなされており、全身に重装甲も施されている。
通常型同様、複数の機体が合体することで巨大兵器になることも可能。

総じて男のロマンが溢れる代物となっている。





かつてこの項目はwiki籠もりの耐えやまぬ探求心によって常に追記・修正されてきた。

もう昔の項目ではない…

編集…!


この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • 仮面ライダービルド
  • 仮面ライダー
  • 平成ライダー
  • 怪人
  • ライダー系悪の組織リンク
  • 秘密結社
  • 烏合の衆
  • 内ゲバ
  • 人体実験
  • トランスチームシステム
  • カイザーシステム
  • ガーディアン
  • フルボトル
  • スマッシュ
  • 東都
  • 北都
  • 西都
  • ファウスト
  • 難波重工
  • 難波チルドレン
  • ネビュラガス
  • 氷室幻徳
  • 葛城巧
  • 石動惣一
  • 内海成彰
  • エボルト
  • ファイナル・ヒューマン・プロジェクト
  • F計画
  • FausTube
  • ネタバレ項目
  • 壊滅組織項目
  • チームワーク皆無
  • エボルト被害者の会
  • 実は手駒
  • だいたいこいつらのせい

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2022年11月03日 14:03

*1 本項目冒頭の幻徳の演説に対して、他の研究員が歓声を上げる中ただ一人顔をこわばらせていた。

*2 この点はパンドラボックスを抑止力に使おうと考えていた幻徳とは対照的である。