仮面ライダー平成ジェネレーションズFINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー

登録日:2018/01/08 Mon 01:44:17
更新日:2024/12/19 Thu 09:16:55
所要時間:約 11 分で読めます







衝撃の平成最終章






凶悪科学者の人類消滅計画に、6人の戦士が立ち上がる。



『仮面ライダー平成ジェネレーションズFINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー』とは、2017年12月9日に公開された劇場版仮面ライダー作品にして、
仮面ライダー平成ジェネレーションズ Dr.パックマン対エグゼイド&ゴーストwithレジェンドライダー』に続く『平成ジェネレーションズ』シリーズ第2弾。



概要

仮面ライダービルド』『仮面ライダーエグゼイド』とメインとした、クロスオーバー映画
2作目にしてなぜ『FINAL』と銘打たれているのかは、夏映画公開時点で天皇陛下の退位が予定され、
本作公開直前の12月初旬に2019年4月30日が平成最期の日となる事が確定、本作品はそれにのっとったためである*1
それに乗じて、東映の白倉伸一郎P「春映画をもう公開しない」という意味で春のリソースを本作品に投入したことを明かしている。
その代わり、2018年春に『仮面ライダーアマゾンズ』の劇場版にして完結編『仮面ライダーアマゾンズ THE MOVIE 最後ノ審判』が公開された。
スーパー戦隊シリーズでも、2018年以降はVSシリーズと帰ってきたシリーズが一本化されてVシネクスト枠での劇場公開となっており、東映特撮の映画制作体制が大きく変化していった。

本作品ではレジェンドライダーとして前作に登場のゴースト、鎧武の2人のみならず、
フォーゼ、オーズと(怪人だが)その相棒、アンクが変身前も含めて本人役で登場することも話題となり、
Twitterのトレンドに上がるのみならず、東映映画史上最高のリツイート数といいね数を記録した模様。
大森敬仁プロデューサー曰く「レジェンドプロデューサーのお力を借りて実現した」とのこと。
そして、『仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム』以来の映画ランキング初登場1位を記録、
ぴあ初日満足度ランキングも1位と、ベストマッチな盛り上がりを見せた。

監督は本作が劇場映画初監督作となる上堀内佳寿也。
『エグゼイド』のテレビシリーズのみならず、『ゴーストRE:BIRTH 仮面ライダースペクター』『仮面戦隊ゴライダー』でファンを唸らせた演出は本作品でも健在。
さらに助監督時代の経験もあり、各レジェンドライダーのドラマも重厚な仕上がりになっている。

脚本は『ビルド』メインライターの武藤将吾と、『仮面ライダー×スーパー戦隊 超スーパーヒーロー大戦』と『ゴライダー』を除いた『エグゼイド』のすべてのエピソードに携わってきた高橋悠也が共同で手掛け、
互いの作品が別世界であるのにもかかわらず、辻褄が合い、尚且つ強力なベストマッチを生み出している。

主題歌は「仮面ライダー平成ジェネレーションズFINAL スペシャル・メドレー」。
その名の通り、ビルドとエグゼイドとレジェンドライダーの主題歌のメドレーで主題歌に合わせて各ライダーの名場面が映し出され*2
こちらもFINAL仕様(中には「ブゥン‼︎」も混ざり吹いてしまった観客もいた模様)。

ちなみに神(自称)と神(ガチ)の共演がキャスト公開時から期待されていたが、
2人が出会った時の化学反応による多大なる被害を考慮した結果、最初から出会わせない方針となったため、2人の直接の共演はなかった。
なお、本作の劇場パンフレットに記載されているキャスト陣のインタビューでも神と神の話題が挙がっている(概ね、檀黎斗神は自称扱いだが)。

時系列は『ビルド』が第14話と第15話の間(ブラッドスタークの正体バレ)、
『エグゼイド』は『劇場版 仮面ライダーエグゼイド トゥルー・エンディング』エピローグ(映画本編終了から1年後)から1週間後となっており、何故ビルドがエグゼイドの成分を奪っていったのかなどの謎が明かされる。

また、本作で明かされた設定が後に『ビルド』本編に深く関わり、説明シーンにおいて本作の映像が使用されるなど、前作と同様に連動性が強く意識されている。
スピンオフ『ハザードレベルを上げる 7つのベストマッチ』では本編の間のストーリーと共に本作の後日談も描かれている。



あらすじ

仮面ライダービルドとして戦う桐生戦兎はある日、身に覚えのないエグゼイドフルボトルを所持していたことに疑問を覚えていた。
そんな彼の疑問をよそに、街にはこの世界に存在しないはずのバグスターウィルスの変異体・ネビュラバグスターが襲来、
戦兎と龍我は迎え撃つが、謎の戦士・カイザーの操る装置エニグマにより龍我が平行世界に飛ばされてしまう。

龍我は平行世界に飛ばされるが、そちらでもネビュラバグスターが蔓延していた。
宝生永夢はビルドに変身能力を奪われてしまった状態で、さらにカイザーと名乗る戦士により仲間のゲーマドライバーが機能停止してしまう。

一方、ビルドの世界でパラドが現れ、エグゼイドの力を取り戻すために戦兎に近づいていた。
詰め寄るパラドと困惑する戦兎の元に、かつて戦兎たちを裏切った石動惣一が現れ、彼から状況が語られた。

思わぬ事態に困惑するそれぞれの世界。そして判明する葛城巧の思惑、2つの地球の危機、人類滅亡のタイムリミットは刻々と迫っていた…‼︎



登場人物

ビルドサイド

『ビルド』本編の主人公。
てぇんさい物理学者で愛と平和(ラブアンドピース)の為に戦う。
本作品の序盤でエグゼイドフルボトルを握り、ビルドがエグゼイドの成分を採取する夢を見ていたが…
今回はエグゼイドの力を取り返すためにやってきたパラドと手を組み、エニグマを捜索する。

ご存知筋肉バカ。
マスターが裏切ったため彼が喫茶店「nascita」の店長代理に。
ネビュラバグスターと戦っている最中にエニグマによりエグゼイド達の世界に飛ばされる。
戦う理由を見出せず、戦兎や永夢、レジェンドライダー達の人のために戦う理由に困惑する…
クローズとしては(話の都合上仕方ないが)出番が控え目な上苦戦が目立ち、少々不遇*3
しかしながら、ある意味本作の真の主人公であり本作品を見た後、第16話の龍我のセリフを聞くと感慨深いものを感じるようになる。
その後も何度か本作について思い出す場面がある。

ヒロインでご存知みーたん。
戦兎の握っていたエグゼイドフルボトルを浄化し、2つのフルボトルに変わったことを疑問に思っていた。

  • 滝川紗羽
ご存知フリージャーナリスト。
今回の事件の元凶の最上魁星の情報を調べあげ、戦兎に情報を伝える。

東都首相代理。
最上魁星の情報を聞きに来た戦兎に最上と葛城の接点を伝える。
実は出番がもっとあったらしいがかなりカットされてしまったらしく、出番は僅か。

「nascita」の元マスターでシリアルキラー・ブラッドスタークの正体
戦兎とパラドの元に現れ、この世界に起きている異変とその首謀者・最上魁星の情報を彼らに伝え、
戦兎に新たなフルボトル2本を託すなど今回もトリックスターっぷりを見せる。

  • 葛城巧
悪魔の科学者。
今回、最上魁星の助手だった過去が語られるが…?


エグゼイドサイド

『エグゼイド』の主人公。
聖都大学付属病院の小児科医で世界中の人々の笑顔を取り戻す為に戦う。
『トゥルー・エンディング』ラストでビルドに成分を奪われ、さらにパラドも行方知れずになり、変身できなくなっていた。
だが、「患者を救う」強固な意志は曲げず、生身でもネビュラバグスターに立ち向かう。
異世界からきた龍我と共にエニグマに向かう。

戦えない永夢の代わりに変身して戦うが、ゲーマドライバーの機能停止により変身できなくなってしまう。
しかし、量産された仮面ライダービルドガシャットにより、一時的とはいえ変身能力が復活し、ネビュラバグスターに立ち向かう。

みんな大好き土管神。
ゲーマドライバーの機能停止に対抗できる仮面ライダービルドガシャットを持ち出し、御成の懇願でビルドガシャットを量産する。
その時の御成とのやりとりは腹筋がゲームオーバーもののシロモノである*4
本作品はVシネマ『アナザー・エンディング』に向けての彼の心境の変化が見られるということだが…?

『エグゼイド』のヒロインズ。
ネビュラバグスターのパンデミックに対処するドクター達のサポートに回る。
その為、2人とも変身はせず。

ココロオドルバグスターで紆余曲折を経て永夢の相棒となったゲーマー。
永夢の力を奪ったビルドを追いかけ、なんと2年間(元の世界では1週間)も『ビルド』の世界を彷徨っていたことが判明。
最初戦兎がビルドであったことから敵対心を覚えていたが、彼が永夢と同じであると感じてからは共にエニグマを捜索し、
ゲームフルボトルの副作用*5に苦しみながらも永夢と交信する。
永夢との再会シーンは必見。
残念ながら、パラドクスの姿は『トゥルー・エンディング』の回想シーンのみで、闘い自体は永夢と一体化しての変身のみ。


レジェンドライダーと関係者

演:渡部秀

OOO』の主人公。
かつて数多くの歪んだ欲望から人々と世界を守った末に、自分の欲望を取り戻した青年で、この手が届く世界を守る為に戦う。
時系列は『MOVIE大戦MEGAMAX』のその後。アンクが復活する「お前がいる明日」を求めて、鴻上ファウンデーションの研究協力員として世界中を旅していたある日、以前弦太朗と共に戦った財団Xの目論みを察知した事で、再び帰国。永夢たちに協力し最上魁星のアジトに乗り込むが、財団Xが複製した鳥系コアメダル3枚から怪人の姿で復活したアンクに襲われる。偽物であっても、彼との思い出から戦うことを躊躇するが、持っていた割れたタカ・コアが身体に入ったことで本物のアンクが復活を遂げ、共に立ち向かう。事件解決後は再びタカメダルに戻るアンクを見届け、今度は「お前と俺がいる明日」での再会を誓った。

演:三浦涼介

映司のかつての相棒で戦いの果てにメダルが砕け消滅。『MOVIE大戦MEGAMAX』では未来からアンクが登場し、復活を匂わせていた。
そして今回、遂にその復活が描かれるというのだが…*6


演:西銘駿

仮面ライダーゴースト』の主人公。なお、今作では髪が黒く染まっている。
かつて英雄達の思いを繋げた大天空寺の息子で、2つの世界を未来に繋ぐ為に戦う。
時系列はVシネ『仮面ライダースペクター』の後日談で、前作で永夢に助けてもらった恩義からネビュラバグスター騒動に御成と共に駆けつけ、ネビュラバグスター相手に攻撃が効かない中、奮闘する*8

  • 山ノ内御成
演:柳喬之

本作ではVシネの設定が引き継がれ、アフロの探偵風に。
不可思議研究所長としてネビュラバグスター騒動を調べ、タケルと共に行動することに。
前述にあるように唯一神とはばかる黎斗を説得するシーンは(ry
ラストは「Vシネマ『仮面ライダースペクター』」の彼を見ていればクスリともホロリともするだろう。


演:佐野岳

仮面ライダー鎧武』の主人公。
かつてヘルヘイム災害から人類を救った本当の神で、誰一人見捨てない為に戦う。時系列は前作のその後で、エグゼイドやゴーストとは既に面識がある状態。
『鎧武』本編終了後も様々な媒体で紘汰の出番はあったが、何気に佐野岳氏の出演も久々。
前作は変身後の姿だったが、今回は(序盤は宇宙の神様の姿だったが)人間の頃の格好でドライブと陸上で競争から平行世界であるビルドの世界に駆けつけ、
相変わらずの神がかった身体能力*9を見せ、戦兎とパラドの窮地を救う。
なお、キャラが人間の頃のものだったのは上堀内監督の意向だが、神の演技に慣れ過ぎていて苦労したそう。
ラストシーンの彼のセリフは感慨深いものを感じる。


演:福士蒼汰

仮面ライダーフォーゼ』の主人公。
かつてゾディアーツとのタイマンで学園のダチを守った高校教師で、世界中のダチを守る為に戦う。
演じた福士蒼汰氏が多忙となった為か、近年のゲームでは代役の声優がフォーゼを演じていたが、今回福士氏による再演が実現。
宇宙飛行士の城島ユウキとサポート役の歌星賢吾を見送るためにロシアに渡るが、エニグマの騒動に以前映司と共に戦った財団Xが絡んでいる事をJKから知り、急遽帰国。
ちなみに時系列は最終回から5年後で、本作品の後日談が『MOVIE大戦アルティメイタム』である。

演:土屋シオン

弦太朗の高校時代のダチで、現在はフリージャーナリスト。
大杉と共に行動する。
今回も弦太朗に事件の情報を提供。

演:田中卓志

ご存知初代宇宙仮面ライダー部顧問。
弦太朗の教師就任による人気に嫉妬するなど頼りなさは健在だが、天高の生徒を助けたりとやる時はやる一面も健在。
一部観客からは「彼の活躍を入れることで、弦太朗が『アルティメイタム』前で教師としては未熟と表現しているのでは?」という意見も。

今作の敵

  • 最上(もがみ)魁星(かいせい)

今回の事件の首謀者。
『ビルド』と『エグゼイド』、2つの並行世界に偏在する「全並行世界の支配」という野望に取り憑かれた狂科学者。
詳しくは個別項目を参照。


本作オリジナル・先行登場フォーム


仮面ライダービルド エグゼイドフォーム
ビルドドライバーにゲームフルボトルとドクターフルボトルを装填して変身するビルドのレジェンドミックス形態。
最新ライダーのフォーマットに過去作のビジュアルを落とし込んでいた例年のレジェンドフォームと違い、外見はエグゼイドまんまであり、ベルトが違うのみ。ある意味カメンライドと同等の性能である。
武器はガシャコンブレイカーとドリルクラッシャーの二刀流。

仮面ライダービルド フェニックスロボフォーム
ビルドドライバーにフェニックスボトルとロボットフルボトルを装填して変身するビルドのベストマッチ形態。
炎の力とロボットアームで戦う。
後に『ビルド』TV本編第18話とスピンオフ『ハザードレベルを上げる 7つのベストマッチ』にて登場した。

仮面ライダービルド ラビットタンクスパークリングフォーム
ビルドドライバーにラビットタンクスパークリングを装填して変身する形態。
最終決戦にてムテキゲーマーと共闘する。
今作では変身の際に出現する「スナップライドビルダー」がビルドのライダーズクレストを模した形になっている他、スパークリングブレードにエネルギーを纏わせた斬撃で攻撃している。
後に『ビルド』テレビシリーズでも第14話以降から登場する。



余談

  • 今回のゴーストはタケルが直後パーカーゴーストを纏って変身する*10、という本編とは異なるアレンジがなされている。
    本編では素体に変身してからパーカーゴーストを纏う、という描写になっている。
    他にもタジャドルコンボのプロミネンスドロップが両足ではなく片足で行われていたりと、原典と一味違うアレンジは必見。

  • 劇中レジェンドライダー達が一人で戦うシーンがあるが、ほとんどのライダーのスーツアクターを原作と同じく高岩成二氏が担当している*11

  • 実はあるシーンで風都タワーがワンカットだけ写っている。
    劇中で登場しないだけでも戦っていたのだろう。


  • 項目冒頭の「6人の戦士が立ち上がる。」は今作のポスターに書かれたキャッチコピーであるが、本ポスタービジュアルは2種類あり、主人公ライダーが写っている方に6人と書かれ、変身前主人公が写っている方は7人と書かれ、映司の隣にアンクも写っているという粋な仕様となっている。


誰一人、見捨てないために!

世界中のダチを守るために!

2つの世界を、未来につなぐために!

この手が届く...世界を守るために...!

人々の笑顔を取り戻すために!この項目を追記・修正する!

愛と平和のために!この項目を追記・修正する!



Wiki篭り

























エンドロール後のネタバレ注意!!





こいつは北都のボトルだから返してもらうぞ。

なぁに、すぐに会えるさ…。「戦場」でな!

CV:武田航平

エンドロール後、クローズと共にスマッシュと戦闘中のビルドに存在を気付かれることなく、フェニックスとロボットのフルボトルを奪っていった黄金のライダー
クレジットでは名前が伏せられていたが、なんと演じるのはかつて『仮面ライダーキバ』で紅音也を演じた武田航平氏。
10年の時を経て再びライダーに変身する事になった。


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最終更新:2024年12月19日 09:16

*1 『ビルド』の次作&平成ライダー20作目の『仮面ライダージオウ』は平成と新年号をまたぐため、純粋な平成ライダーになるかどうかは意見が分かれることも明記しておく。なお、『仮面ライダーBLACK RX』の場合は前作『仮面ライダーBLACK』が昭和ライダーということもあり、ネタ的要素を除けば昭和ライダー扱いとなっている。

*2 本編の回想も含めてオーズの名場面は火野映司役の渡部秀氏が全て選んでいる。

*3 ちなみに本作の撮影は『ビルド』本編で万丈が変身する前に行われていた。

*4 ちなみにこのやりとりの殆どは御成役の柳氏によるアドリブとの事。

*5 このフルボトルはドクターマイティXXガシャットのようにバグスターウイルスに対するワクチンに近いため、ウイルスの彼には劇物同然となる。

*6 当初アンク=三浦氏の出演予定はなく、渡部秀氏の強い要望により三浦氏にオファーが送られ、三浦氏も渡部氏の要望なら、という事でオファーを快諾し出演が決定したという裏話がある。渡部氏がオファーをかけられたのが三浦氏と食事をしている時であったり、映画公開後は2人で劇場に足を運んで観賞するなど本当に仲の良い2人である。

*7 映司もアンクも目に涙を浮かべているがこれは演技ではなく本当に泣いていたとの事。ちなみに演じる2人の他、その場にいた撮影スタッフ全員が泣いていたという。

*8 前回とは黎斗のキャラが違い過ぎ、御成と共にドン引きしているシーンがあるがこれは演じる西銘氏と柳氏双方の素のリアクションとの事。

*9 初期脚本では「神の力でエニグマを発見する」といった演出になる予定だったが、佐野岳たっての希望により狭い橋の上でトランポリンを使用しての生身ライダーキックに変更された。佐野氏曰く「ちょっとズレたら人生クランクアップでしたね!」。

*10 本作と同じく上堀内監督が演出を手掛けた『仮面ライダースペクター』での深海マコトがシンスペクターゴーストを纏うシーンと似ていると言えば分かりやすいだろうか。

*11 曰く「まだそれぞれのライダーの動きを体が覚えていた」との事。なお、エグゼイドとゴーストはスケジュールの関係で演じられなかった。