登録日:2018/07/01 Sun 23:40:56
更新日:2023/07/11 Tue 18:25:58
所要時間:約 19 分で読めます
取りまくって 食べまくって
Don't stop Wake up my way!
『
超回転 寿司ストライカー The Way of Sushido』(
Sushi Striker: The Way of Sushido)とは、任天堂で発売された対戦アクションパズルゲームである。
Nintendo Switch・
ニンテンドー3DSで発売。
●概要
おそらく今後も類を見ないであろう、回転寿司をテーマにした対戦アクションパズルゲーム。
ルールは単純であり、スシを食べて皿を積み上げ、その皿を投げつけて相手にダメージを与えて倒すと勝ちとなる。
何かがおかしいが気にしてはいけない
こんななりだが初お披露目されたのは2017年のE3であり、当時既に発売済だったSwitchではなく3DS向けの作品とされていたが、紆余曲折を経てSwitch版の開発もスタート。
最終的には、2機種での同時発売となった。
とにかくスシを素早く食い、相手よりも早く皿を積み上げてぶつけることが勝敗を決める。
そのためレーンから流れてくる皿の見極めや、食べるルートの構築が重要となっており
核であるスシとレーンを使った攻防が熱い作品となっている。
その他にも同ネタボーナスやスシネタ・スキルが決まるスシガミ構成、まつりシステムを絡めた攻め方など、
立ち回りを突き詰め始めると意外と奥が深く、皿をぶつけ合うという脳筋な見た目に反してパズルゲームらしく頭を使うものとなっている。
また1ゲームの時間が短いため、どんどん遊んでいけるのもキモ。
ゲームはストーリーモードと対戦モードがあり、インターネット対戦も可能、
対戦はある程度ストーリーを進めないと解禁されないため、主となるのはストーリーモードとなっている。
パズルゲームながらストーリーモードはかなりボリュームがあり、ステージは100ステージ以上。
また隠しステージや育成要素も豊富にあり、長く遊べる作りになっている。
ストーリーは、主人公・ムサシが、スシ解放のためにスシ支配をもくろむ帝国に立ち向かうという王道物。
スシを食べる楽しみやスシとの関係を見失った悲しき敵との熱いスシバトルが繰り広げられる。
また熱いスシを巡る笑いあり涙ありの物語を、随所に入るアニメパートが盛り上げており、
声優陣の熱演もあって非常に濃く仕上がっている。
また発売を記念して回転寿司屋『スシロー』とのコラボでスペシャルキャンペーンも行われており、
お店でコラボのいくらトロサーモンを注文すると、ゲーム内でスシローエリアへ道が開く
シリアルコードがネタと一緒に流れてくるようになっている。
ストーリーの序盤ができる
体験版も配信しているので、とりあえず一回触ってみてはいかがだろうか。
- OP「スシ No.1」歌:ムサシ(CV:米内祐希) 作詞/作曲/編曲:Hi-yunk
- ED「レッツ!くるりんワールド」歌:ムサシ(CV:高橋李衣) 作詞/作曲/編曲:渡邉俊彦
●登場寿司ネタ一覧
カッパ巻き |
たまご |
いなりずし |
コーン軍艦 |
カットオレンジ |
アジ |
いか |
サーモン |
えびマヨ軍艦 |
いちご |
えび |
たこ |
ねぎとろ軍艦 |
かつお |
カットパイン |
あぶりサーモン |
ぶり |
カリフォルニアロール |
びんとろ |
えんがわ |
カットメロン |
あぶりえび |
ホタテ |
あまえび |
まぐろ |
えび天ロール |
カットキウイ |
あぶりえんがわ |
あなご |
生しらす軍艦 |
トロサーモン |
レインボーロール |
カットマンゴー |
あぶりホタテ |
いくら軍艦 |
きんめだい |
かに |
うなぎ |
高級メロン |
うに軍艦 |
ぼたんえび |
中トロ |
大トロ |
伝説のトロサーモン |
背景は乗っている皿の色。
グレードは水色→黄色→紫→緑→青→赤→銀→黒→金となっている。
●ストーリー
そこは魚のいない世界…
地上に存在するあらゆる資源の中で もっとも高い価値を持つもの…
それが「スシ」と呼ばれる食べ物である
スシの美味しさを求め 人々の間では、凄惨な争いが絶えなかった
そしてついに世界中のスシを独占しようとした帝国と
人々にスシを分け与えることを望んだ 共和国との間で、大きな激しい戦争が行われた
忌まわしき「世界スシ大戦」である
敗北した共和国では、それ以来 スシについて語ることは固く禁じられ
誰もスシを食べることはできなくなっていた
はずだった
共和国に住む少年or少女ムサシは、「第1次世界スシ大戦」で両親と生き別れ
孤児院で子供たちと一緒に暮らしていた。
両親と生き別れたことでスシを憎んでいたムサシだったが、
ある日、スシの素晴らしさを伝えるために各地を旅する寿司ストライカー・ユキチと出会い、スシの美味しさに目覚める。
しかしユキチは目の前で帝国兵に捕らえられ、攫われてしまう。
自身の無力さを痛感するムサシだったが、その時謎の声に導かれ、祠から現れたサーモンを食べる。
サーモンを食べたムサシは、声の主・ジンライと名乗るスシガミと契約
新たな寿司ストライカーとなり、戦う力を手に入れる。
帝国にさらわれたユキチを救うため、そして世界中の人に美味しいスシを食べさせてあげたいという夢をかなえるため
ムサシはスシライカーとして帝国軍に戦いを挑んでいく。
そしてこれが、後に「第2次スシ大戦」と呼ばれる戦いの始まりだった…。
ストーリーは笑いあり涙ありのコメディチックなものだが、 大筋や要所要所は結構シリアス。
そしてなにより、スシへの感謝と皆で食べる喜びを描き出した王道物語である。
●スシバトル
本作のシステムは、『スシバトル』と呼ばれるパズルゲーム。
スシを食いまくって皿を積み上げ、その皿を相手にぶつけて攻撃するという、
料理の腕を競うコンテストや大食いのフードバトルなどとは一線を画す、アグレッシブなゲームシステムになっている。
自陣と敵陣に三つずつ、さらに中央に共通レーンが設置され、そこから流れてくる同じ皿のスシをいかに連続して食べるかが基本となる。
スシを画面(ボタン)で選ぶと、選択中そこから連続して食べる皿を選ぶことができ、離すと一気に選択したスシを食べることができる。
またスシネタの中にスイーツがあるが。こちらを食べると少量体力が回復する。
なお選ぶ時間には制限時間があり、それを超えると失敗になり食べることはできない。
スシを連続して食べるには同じ色の皿同士を一筆書きの線のようにつなげる必要があり、そのため流れる皿と
配置を見極め、繋げるルートをいかに素早く判断するかがポイント。
積んだ皿は5セットまでテーブルに置くことができ、それ以上は古い積み皿から相手に自動的にシュートされる。
無論、自分の操作で相手にシュートすることも可能。
また皿の攻撃力は20皿以上積み上げで最大になる。
まぁいろいろ書いたが、要約するととにかくレーンから流れてくるスシを食いまくって皿を積み上げ、積んだ皿を相手にシュートして攻撃するのが勝負の基本。
皿が高く積まれれば積まれるほど攻撃力が跳ね上がるようになっており、積み方が低い皿だと雀の涙ほどの火力しか出ないので、
短く皿を繋げるよりも、できるだけ早く長く繋げて皿を高く積み上げて相手にぶつけるかが、勝敗の決め手になっている。
同じネタだけを食べて積み皿を構成すると、攻撃力が通常の1.3倍になる。
これで皿を高く積み上げると、まさに鬼火力。
通常狙うのは難しいが、後述のスシガミ編成で流れてくるネタを厳選するとある程度狙いやすくなる。
同じ色の積み皿を連続して敵にあてるとコンボとなり、その前に当てた積み皿の攻撃力の何割かがボーナスとして追加される。
過去のダメージが蓄積されていくので、コンボを狙う場合は高い皿からぶつけた方がお得。
またコンボは時間経過で切れないので、ひたすらコンボを続ければ相手を超火力で圧殺することもできる。
自動シュートだと意図しない色の皿がシュートしてしまうことがあるので
全部同色皿でない場合は、手動シュートの方がコンボを狙いやすい。
皿をシュートすると、ダメージと同時に投げた皿の攻撃力に応じて、敵テーブルにある積み皿を割って減らすことができる。
コンボを狙わず、防御目的で敵陣にある皿を割るためにシュートするのも選択肢に入る。
スシがのった皿には9段階のグレードがあり、高くなればなるほど攻撃力が上がる。
ただし前述のように高く皿を積み上げることが重要なので、グレードが高い皿よりも場に多い皿を選んだほうが良い。
また7皿以上繋げると、レーンに虹皿が出現する。
虹皿はどの色とも繋げることができ、またコンボでもオールマイティ色として必ず繋げることもできる。
さらに虹皿が入った積み皿はオーラに守られ、敵のシュートで割られることがないなどまさに至れり尽くせり。
スシを食べると祭ゲージが貯まり、MAXになるとスシまつりに突入する。
約12秒間、攻撃力が1.5倍になり、よりグレードが高いスシが出るようになる。
さらにスシまつり中は、同じ種類のスシが必ず2連続以上出てくるようになり、より皿を長く繋げやすくなる。
まさに皿の積み上げ・シュート共に攻撃の要となる祭。
祭ゲージは皿の攻撃力と同じく、高く積み皿を作るほど早く貯まるので
やっぱり皿はできるだけ高く積んでいきたい。
装備したスシガミがもつ固有スキルを発動することができる。
スキルはゲージが溜まると発動可能になり、ゲージが溜まれば勝負中は何度でも発動することができる。
ゲージを溜める条件は、「スシを食べること」。
どれだけ一度に多くのスシを食べたかは関係なく、スシを食べることで一定量溜まるようになっている。
そのため素早くスキル発動を狙うため、とにかく皿の積み上げは度外視して、短く積んだ皿を連続して食べるのも時には有効。
レーンの回転スピードを変えられる装備品。
画面(ボタン)長押しで発動し、レーンスピードを任意で調整することができる。
慣れてないときは遅いギアを装備する有効だが、突き詰めるといかに早くレーンに流すスシの回転数を上げるかが重要になるため、
自分の腕と相談してスピードアップしていきたい。
スシバトルで一定量各スシネタを食べると、バトル後にそのスシのスシパワーが宿る。
得たスシパワーはマイデータで「こうぶつ」に宣言することができ、スシバトルで効果を発揮することができる。
デメリットなしでスシバトル中永続効果を得られるので、欲しいものを選ぼう。
無論そんなもん無視して好きなスシネタを好物に設定するのも十分アリ。
スシガミは一度に3体まで装備することができ、これによってスシバトルでレーンに流れてくる皿やネタ、発動できるスキルが決まる。
- 同じ色の皿が多くして、高く積み上げる難易度が低くする。
- 流すネタをできるだけ被らせて、同ネタボーナスを得やすくする。
- 単に強力なスキルで構成する。
など、目的によって色んな編成パターンがあるので、その時々に必要なものを模索していこう。
なお編成は三つまで記録しておくことが可能。
またスシバトルでは使えないが
経験値を得られる、育成枠という装備枠もある。
スシガミはストーリー中のイベントや、勝負で高評価を取ることで仲間にすることができる。
相手とのスシバトルに勝つと
経験値が入ってレベルが上がり、HPの+補正が高くなったり、流れてくる皿やネタのランクが上がる。
また一定レベルに達すると、
『覚醒』と呼ばれる新たな姿に変化することも。
●用語
この世界で最も旨いとされる食べ物。
余りの旨さのためこれを奪い合う戦争すらも起きている、ある意味罪深い存在だが
「大人たちは戦争を始めちまったが、スシには何の罪もねぇ」とは、とある人物の言葉。
スシを生み出すことができる魔神。
この世界では魚が存在しないため、現在ではスシはスシガミにしか生み出すことができない。
スシを愛し、スシに対する感謝を忘れないで欲しいことを願っている。
人間と契約することで、力を与えることができる。
契約した人間にはスシガミから誓いの契約皿というものが渡され、
これがある限りスシガミとの契約が守られる。
能力の高いスシガミは強大な力を持っており、
帝国や共和国のレジスタンスでは、見つけて契約するために活発に捜索が行われている。
スシガミと契約した人間のこと。通称『スシライカー』。
スシガミによってスシを生み出すことができ、寿司を食べ、食べた皿を投げ合うスシバトルで戦う戦士。
戦力になるため軍に属すことが多いが、それが使命
というわけではなく、あくまでも何をするかは本人の自由。
中にはスシの美味しさを広めるために旅をする者もいる。
スシの美味しさに目がくらんだ人間たちによって引き起こされた戦争。
大規模なスシライカー同士の戦いが繰り広げられ、無数の皿が戦場を飛び交う悲惨なものとなった。
これにより帝国と共和国のパワーバランスが決まったり、スシに対する批判や偏見が高まるなど様々な影響が出ている。
スシ独占を掲げる国家。
皇帝グラードによる、スシの完全支配計画「スシ補完計画」を進めており、
双方と契約すればこの世全てのスシを手に入れると言われるスシガミ・ジンライとゴウライをその手に収めようとしている。
世界スシ大戦では共和国に勝利し、その支配を広げている。
主人公・ムサシの住む国。
かつてはスシを平等に民に分け与えることを掲げ、世界スシ大戦では帝国と戦争をするがこれに敗北。
現在の共和国では帝国のスシ支配によってスシは食べられなくなっており、スシの存在そのものが消えかかっている。
しかし現在でも国内ではレジスタンスが残っており、スシの解放の悲願を成し遂げるために活動中。
世界スシ大戦で敗北したのは、帝国との戦力差もさることながら、共和国のスシに対する裏切りが原因。
人々に自由にスシを与えるという理念そのものは問題なかったのだが
自由に食べられるようになった結果、飽食に溺れた共和国の人間はスシに対する感謝を忘れてしまい
スシを平気で食べ残して捨てるようになってしまった。
これが発端となり、スシガミとの信頼関係が崩れ、スシライカーの力が大幅に低下してしまう。
この低下を補うために軍では非道な戦術(後述)が行われるようになったが、これによりさらにスシガミとの信頼関係が悪化。
加えて、これに反発した一部の優秀なスシライカーの帝国側への寝返りが勃発。
結果、共和国は帝国に敗北することになった
共和国内に存在する、帝国に対するレジスタンス軍。
帝国の選ばれたものにのみスシを供給するというスシ支配に反発し、
スシの解放を掲げ、共和国内各地でレジスタンス活動を行っている。
帝国軍には数では劣るが、それを補うだけのスシライカーの強さがあり
未だ共和国内で抵抗を続けている
●登場人物
正義感にあふれる、ものがたりの主人公。
性別はストーリーに入る前に、どちらか選ぶことが可能。
スシ大戦で両親と生き別れた孤児であり、そのことがきっかけでスシのことを嫌っていたが
スシライカー・ユキチとのひょんな出会いからスシのうまさに目覚め、さらにスシガミ・ジンライと契約。
スシライカーとしての道を踏み出すこととなる。
袴にTシャツ・さらに上着には父親譲りの
スカジャンを着るという和洋折衷スタイル。
孤児院では年下の面倒をよく見ており、貧乏なためお腹を空かせた皆のために木の実を集めるなど空腹が身に染みている。
そのため、みんなでスシをおいしく食べるのが夢。
中の人の好きな寿司ネタは、
男の子(米内祐希)→とびっこ。
女の子(高橋李衣)→ 甘エビ→サーモン3種→まぐろ→いくらのコース。
CV:
杉田智和
伝説のスシガミにして、ムサシのパートナー。
古風な喋り方が特徴で、未熟なムサシをサポートする頼れる相棒。
力を求めていた上にお腹も空かせていたムサシに反応し、パートナーとなる。
ムサシのことは大切にしているが、少々説教くさいのが玉に瑕。
帝国にもその存在は伝えられており、皇帝の命で捜索が行われていた。
彼の力を持つムサシがスシ解放戦線に参加したことにより、皇帝は帝国内の全スシライカーに総攻撃の命を下し
これにより事実上の「第2次世界スシ大戦」が勃発するなど、まさに世界の勢力図に影響を与えるほどの力を持っている。
中の人の好きな寿司ネタは、シコシコ食感活ほっき。
CV:豊永利行
世界中をさすらう放浪のスシライカー。
スシの素晴らしさを伝えるために旅をしており、ムサシにスシと出会いを授けてくれた恩人。
一方で勝手にスシを振舞うその姿勢から、帝国から手配を受けている。
大人にして漢にして
イケメン。
中の人の好きな寿司ネタは、玉子。
CV:河西健吾
ムサシにいつも突っかかってくる少年。
そしてやり返されて、半べそで逃げかえるヘタレ。
スシライカーになったムサシに対抗意識を燃やして、スシガミと契約して帝国軍に入隊。
その後は負けても負けても部隊を転々としながら立ちはだかってくる。
しかし、負けたらやっぱり泣いて逃げ出すヘタレ。
中の人の好きな寿司ネタは、肉ずし。
CV:
三木眞一郎
ムサシの行く先々に現れる謎のスシライカー。
TV局のプロデューサーのような変な男で、言動がとにかくチャラい。
「マーヒーならムーゲーしまショー!」と言って、いつも一風変わったスシバトルを仕掛け、
「あ~しまった!ケツカッチン!」「シータクとばしてギロッポン!」と重要な話の途中でも消えるのがお約束。
世界スシ大戦を経験してたり、ムサシの父親と知り合いだったり、帝国本拠地にも何故か現れたりと
色々と得体のしれない人物。
神出鬼没で素性不明な、彼の正体は…。
不明。
旧知の仲だったムサシの父ことジュウベエの反応からしてスシ大戦の頃から容姿が変わっていないらしく、当時から謎の人物だったのだという。
ジュウベエ「教えてくれよムサシ!こいつは一体誰なんだ?」
もしかすると次回作で明らかになる…のかも知れない?
中の人の好きな寿司ネタは、ピンクのシュワシュワしたやつ。
■スシ解放戦線
CV:
内山昂輝
スシ解放戦線を束ねるリーダー。
物腰柔らかい丁寧な青年だが、中身はかなりの腹黒。
ムサシをおだてて実質囮にしたり、口先で誤魔化して自分の思い通りに動かしたりと、黒さが見え隠れしている。
冷静沈着だが、勝つためには手段を選ばないタイプ。
それでも帝国のスシ支配からスシを解放したいという思いは本物。
かつてはムサシの父親・ジュウベエとも戦友だったらしい。
実は、スシの解放を謳いながら、帝国軍に戦力で劣る解放軍が勝つために
スシのネタだけを食べてシャリの部分は捨てる、いわゆる
邪道食い戦法を軍に行わせており
これによってスシバトルでの皿の積み上げスピードを飛躍的に上げて勝利を積み上げていた。
自身も邪道食いを極めており、
『邪道食いマスター』の異名を持っている。
当然、寿司ストライカーとしてはスシガミたちへのあまりにも非情な裏切り行為であり、
このことが原因でスシを愛するジュウベエと軍の方針をめぐって対立。
結果戦いを挑まれるものの、邪道食いによって得たスピードで勝利し、ジュウベエを軍から追放してしまう。
いわばムサシと家族を引き裂いた元凶であり、共和国の負の面の象徴のような男。
「好きな部分を好きなだけ食べ放題に食べることこそ、豊かなスシ生活」と称して軍に広めており
本人は「勝つためには仕方のないこと」「キレイごとでは戦争には勝てない」として、邪道食いを肯定している。
実際数で劣る解放軍が帝国と渡り合えてきたのは、この邪道食い戦法によるところが大きく
この結果を踏まえて、あらゆる反論を「勝てば正義」としてねじ伏せている。
しかしこの戦法は一時的な勝利には貢献するものの、スシを愛して欲しいと願うスシガミのチカラが弱まり
将来的に戦力の大幅な弱体化を招くものであり、長期的な戦略視点で見れば悪手そのもの。
それでも邪道食い戦法を正義と信じて続けた結果、スシガミの力が弱体化したことで各地で解放戦線が劣勢に追い込まれる原因となっており、
さらにスシ支配という、見方を変えればスシを大切に扱ってくれる帝国との契約を望むスシガミが増えるという状況を招くこととなった。
中の人の好きな寿司ネタは、ひらめ。
CV:山本和臣
スシ解放戦線のメンバー。
主に後方支援を担当しており、活動拠点で色々な仕事をしている。
スシへの情熱は熱く皆で寿司を食べられる憩いの場として、回転スシ施設を作ったりもしている。
中の人の好きな寿司ネタは、いくら。
■帝国
CV:
水瀬いのり
ムサシが森で出会った帝国の刺客の美少女スシライカー。
スシ皿を矢で飛ばすという謎の戦法を習得している。
スシライカーだが兵士としか周囲からは見られておらず、スシは戦うための武器であり早く食べるものとしか教わっていない。
また世界スシ大戦で家族を失っていることもあってスシのことを憎んでおり、再び戦争の火種になろうとしているムサシを倒すために立ちはだかる。
中の人の好きな寿司ネタは、真鯛。
CV:白熊寛嗣
帝国三将軍の一人で、筋肉モリモリマッチョマンの偉丈夫。
部下もみんな筋肉のマッチョ軍団。
ジンライの捜索と反乱分子の粛清の任務に就いている。
かつてはその外見に似合わず、ひとつひとつスシを丁寧に味わって食べる繊細な男だったが
その姿をバカにされた結果、味など無視してあらゆるスシを粗末に食べつくすようになってしまった。
スキルは、皿色に関係なくすべてのスシを一度に食べつくす「バキューム食い」。
中の人の好きな寿司ネタは、鮪。
CV:
小林ゆう
帝国三将軍の一人で、美を求める紅一点。
部下はボーイズ軍団。ちなみに
「おじょうさま」と呼ばせている。
活火山・百鬼火山を支配しており、鉱山や温泉施設などの管理をしている。
また赤いスシが嫌いであり、支配地域では赤いスシを食べることを禁じている。
かつては赤いスシを愛し、同じく赤いスシを愛する恋人がいたのだが、
ある日突然その恋人は自分のもとを去り、その失恋の悲しみが
トラウマとなって、
かつて好きだった赤いスシを拒絶するようになった過去がある。
スキルは、赤いスシが積まれた皿からの攻撃を無効化する
「光の衣」
中の人の好きな寿司ネタは、ガリ。
CV:
茶風林
帝国三将軍の一人で、ファンキーな爺さん。
部下はボイン軍団。
リゾート地域を支配しており、自分もバカンスを楽しんでいる。
「ワサビこそスシ、スシこそワサビ」を掲げる異様な
ワサビ好き。
そのためスシに大量の
ワサビを仕込んで食べており、領内では子供であろうともスシは
ワサビ入りを食べることを義務づけている。
昔は心からスシを愛する男だったが、
ワサビ入りのスシを愛するあまり自分の好みを押し付けるようになったらしい。
スキルは、相手のレーンにワサビ皿を仕込んで行動を妨害する
「ワサビ大サービス」。
中の人の好きな寿司ネタは、うに。
CV:
子安武人
最強のスシライカーと呼ばれる帝国元帥。
ジンライに並ぶと謳われる、最高位のスシガミ・
ゴウライを連れており、
またスシを深く愛する者しか扱えない、
その所作があまりに美しく相手はそれに見とれて動けなくなる
スシライカーの伝説の奥義
「感謝食べ」を行うことができる。
帝国に与しているが、誰よりも深いスシへの愛と感謝を持ち、皇帝や部下からの信頼も厚い。
顔を仮面で隠したその正体は…。
どう見ても父親です。本当にありがとうございました
正体はやっぱりムサシの父親であり、伝説のスシライカーと呼ばれた男・ジュウベエ。
かつては「全てのスシを平等に」との共和国の理想に共感し、スシライカーとしてスシの自由のために戦っていた。
が、共和国の人間のスシに対する感謝を忘れた振舞い・レジスタンスの非道なスシへの行いに絶望し
それでも道を正そうとリョーマに戦いを挑むが敗北。
共和国から追放されることとなった。
この時、対決でジュウベエが死んだと伝えられた妻は絶望し「大スシゲート」に身を投じてしまっており
幼かったムサシとも別れることになった。
その後は平和にスシを食べられる世界を作るという己の理想を実現するため、帝国の軍門に下り、元帥グロムとなって活躍。
帝国の「スシ補完計画」を進めていた。
しかし成長したムサシがスシライカーとなったことで、スシを愛する者同士として戦場で相対することとなる。
中の人の好きな寿司ネタは、とびうお。
CV:
木村良平
帝国の皇帝を務めている少年。
ゴウライの真の契約者であり、世界中のスシを自らのものにしようとしている。
華奢な体だがその欲は底なしに深く、相手の皿であろうと全てを食いつくしてしまう。
このような考えに至ったのは、彼の父親が原因であり、
その昔スシを食べるときに
レーンの上方に居座り、息子にスシをまわさず息子の分のスシまで全て食べつくしてしまったことがきっかけ。
この時の満たされなかった空腹と父からの愛情が
トラウマになっており、やがて相手のスシすらも奪い、食べつくす欲望に取りつかれるようになった。
また父親に愛されなかった過去から無意識に父親からの愛情を欲しており、グロムにその姿を求めている。
スキルは、相手レーンのスシも全て食い尽くす
「お前のスシは俺のスシ」。
中の人の好きな寿司ネタは、めねぎ。
- 寿司を食べに来てるくせに「糖質制限」と称してシャリだけ残す客は実際に居るらしいし、リョーマはある意味そういう奴の風刺なのかなと思った -- 名無しさん (2018-07-01 23:55:21)
- 感謝食べのシーンは子安がわざわざ「あむ」とか「ぱくり」とか口に出しているのが卑怯 -- 名無しさん (2018-07-02 00:00:06)
- ↑2 何年か前に某お昼の情報バラエティ番組でそれやって大炎上したモデル(笑)がいたな。 -- 名無しさん (2018-07-02 07:13:08)
- アホみたいな世界観や絵面なのに、話自体は割とシリアスなのがまた笑える。ムサシちゃん可愛い -- 名無しさん (2018-07-02 07:29:39)
- 忍殺をいろんな意味で子供向けにしたというかマイルドにしたというかそんな匂いを感じる… -- 名無しさん (2018-07-02 08:30:19)
- Way of Susidoって「Way」と「道」がかぶってない? -- 名無しさん (2018-07-02 08:55:40)
- このツッコミ所だらけなゲームにおいてそんな細かい所を気にするとは…さてはオヌシ脳にスシが足りてないな? -- 名無しさん (2018-07-02 12:20:50)
- 好きな寿司ネタでガリは笑う そして安定の杉田シコシコ -- 名無しさん (2018-07-02 13:00:20)
- 三木さんの好きな寿司ネタのピンクのシュワシュワしたものってなんだ? -- 名無しさん (2018-07-02 23:00:35)
- ↑4 Arakawa RiverやSensoji Templeみたいなものなんでしょう。 -- 名無しさん (2018-07-02 23:53:30)
- ↑2何となくとびっこのような気がする -- 名無しさん (2018-07-03 00:03:44)
- 桜でんぶの可能性 -- 名無しさん (2018-07-03 00:20:14)
- コジロウがすごいコジロウなのに三木さんは別の役… -- 名無しさん (2018-07-03 01:44:43)
- こういう真面目におバカなネタは面白いから好きだわ、寿司だけにな! -- 名無しさん (2018-07-03 16:36:06)
- ↑お茶でもどうぞ つ日 -- 名無しさん (2019-01-24 00:21:44)
- 第4の壁の向こうに居るプレイヤーにとっては実に突っ込みどころ満載な世界観と会話なのに、劇中の登場人物たちは皆大真面目。何か理想的な創作のあり方な気がする -- 名無しさん (2019-06-04 22:30:35)
- スシトピアってこんな世界なんだろうか -- 名無しさん (2021-04-04 22:18:43)
- てっきりスシブレード関連の何かだと思ったらそれより前からこんなものが世の中に存在したのか… -- 名無しさん (2021-04-04 22:40:35)
- アニメパートの監督に大地丙太郎持ってきた采配だけでも狂ってると分かる -- 名無しさん (2023-07-11 18:25:58)
最終更新:2023年07月11日 18:25