タイムマジーン

登録日:2019/08/17 Sat 13:09:13
更新日:2019/08/28 Wed 23:31:14
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\ターイムマジーン!/


タイムマジーンとは、『仮面ライダージオウ』に登場する機動兵器の一種。
ここでは、類似機と思われるダイマジーンについても記述する。



概要

『仮面ライダージオウ』作中に登場する、タイムトラベルの機能を持った高性能マシン。即ちタイムマシンの一種である。
「時空転移システム」という機能を搭載しており、過去・現在・未来のあらゆる時代へのタイムトラベルが可能となる。
後述するように複数の種類のタイムマジーンが存在するが、基本的にはエアバイク型の「ビークルモード」、人型の「ロボモード」という2形態への変形機構を持つ。
ロボモードへの変形時は、機体前方に伸びた姿勢安定化装置「ストリームグラスパー」が腕に、機体後方のパワーブースター搭載推進ユニット「ブーストレッガー」が足となる。ロボモード時は、ライドウォッチを模したフェイスモジュールである頭部ユニット「インジケーションヘッド」が現れる。
ちなみにコクピットのハッチはビークルモード時は機体下部、ロボモード時は胸部に存在する。

機体内には稼働エネルギーを生成する内部ユニット「アドヴァンスドジェネレーター」を内蔵しており、パイロットの前に表示された画面に行きたい時代の年号を入力することで、異なる時代を繋ぐ光の道「ジェネレーションズウェイ」への侵入ゲートを開き、上述した時空転移システムによって亜光速航行を行う。
時空間航行は航行管理装置「TMジェネレーショナー」によって、機体の現在位置と年代を正確に把握しナビゲートしてくれるため、安全な時間移動ができる。
なお、航行する際は主にビークルモードでの移動となる。
ただし、物語中盤では「逢魔降臨暦の未来」と「オーマジオウが打倒された未来」という2つの未来が発生したことで時空が不安定となり、
タイムマジーンでの未来への航行は実質不可能となっている。*1

操縦席のある「シリンドリカルコクピット」は数人が収容可能な広さのスペースがあり、円筒状の空間となっている。
左右から「コントロールグリップ」と呼ばれる2本の操縦レバーが伸びており、操縦方法はこのコントロールグリップを操作するだけのシンプルなもの。

戦闘時はロボモードでの格闘戦が主流だが、機体にはレーザー砲が装備されている他、ビークルモードのままで敵に突撃する戦法も存在。
ジオウ機とゲイツ機は「モードチェンジ」と呼ばれる機能があり、機体内部に乗り込んだ状態でライドウォッチを使用することで、
インジケーションヘッドがそのライダーのウォッチに交換され、更にそのウォッチに由来する能力が付加される。
これにより、戦闘能力を大きく強化することが出来る等、ジオウやゲイツの使うアーマータイムに近い機能となっている。

タイムマジーンの開発された時期や経緯などについては詳しく説明されていないが、第44話で湊ミハル/仮面ライダーアクアが搭乗する初期型が確認されたことから、
少なくとも2050年代の未来には開発され、有人での時空間航行を実現化している模様。
『ジオウ』作中ではソウゴとその仲間だけでなく、敵味方問わず様々な勢力で運用されている。


機体の種類

ジオウ機

全高:7.28m
体重:52.0t
最高速度:722.3km/h(ビークルモード時)
※時間移動中の速度は計測不能。

常磐ソウゴ/仮面ライダージオウ専用のタイムマジーン。
胴体・腕・脚部はシルバー、肩・腿部は黒、肩にはマゼンタのモールドが入っているなど、ジオウに合わせたカラーリングとなっている。
インジケーションヘッドはジオウライドウォッチ、胴体にはカタカナで「ロボ」と描かれている。

第1話でツクヨミが2018年にやって来る際に搭乗しており、元々はレジスタンスの所有物だったが、ソウゴが仮面ライダーとなったことで彼の正式な専用機となる。
最初からカラーリングがジオウに合わせたものだったことについては不明。たぶん大人の都合。

オーズモード

全高:7.28m
体重:53.2t
最高速度:722.3km/h(ビークルモード時)
※時間移動中の速度は計測不能。

仮面ライダーオーズの力を宿す「オーズライドウォッチ」を使用することで、ジオウのタイムマジーンにオーズの能力が付加された形態。
インジケーションヘッドはオーズライドウォッチ、両腕にオーズと同じ「トラクロー」が装備される。
トラクローで敵を切り裂く戦法を用いるなど、格闘戦での破壊力が大幅に向上している。

タジャドルコンボモード

全高:7.28m
体重:53.2t
最高速度:1444.3km/h(ビークルモード時)
※時間移動中の速度は計測不能。

仮面ライダーオーズ タジャドルコンボの力を宿す「オーズタジャドルコンボライドウォッチ」を使用することで、ジオウのタイムマジーンにタジャドルコンボの能力が付加された形態。
インジケーションヘッドはオーズタジャドルコンボライドウォッチ、背中にタジャドルコンボと同じ赤い翼が追加される。
運動性が向上したことで空中戦を得意としており、最高速度は他のタイムマジーンの約2倍という凄まじい数値を叩き出している。
クロー状に変形し、炎を纏ったコンドルレッグで両足蹴りを叩き込む「ギガスキャンタイムブレーク」を必殺技としている。

エグゼイドモード

全高:7.28m
体重:53.2t
最高速度:722.3km/h(ビークルモード時)
※時間移動中の速度は計測不能。

仮面ライダーエグゼイドの力を宿す「エグゼイドライドウォッチ」を使用することで、ジオウのタイムマジーンにエグゼイドの能力が付加された形態。
インジケーションヘッドはエグゼイドライドウォッチ、両腕に「ガシャコンブレイカーブレイカー」が装備される。
ガシャコンブレイカーブレイカーを装備したことにより、格闘戦における打撃力と命中率が大幅に向上している。

ビルドモード

全高:7.28m
体重:53.2t
最高速度:722.3km/h(ビークルモード時)
※時間移動中の速度は計測不能。

仮面ライダービルドの力を宿す「ビルドライドウォッチ」を使用することで、ジオウのタイムマジーンにビルドの能力が付加された形態。
インジケーションヘッドはビルドライドウォッチ、右腕に「ドリルクラッシャークラッシャー」が装備される。
ドリルクラッシャークラッシャーを装備したことにより、格闘戦における突貫力が大幅に向上している。

クウガモード

仮面ライダークウガの力を宿す「クウガライドウォッチ」を使用することで、ジオウのタイムマジーンにクウガの能力が付加された形態。
インジケーションヘッドはクウガライドウォッチとなる。
恐らく格闘能力が強化されていると思われ、『平成ジェネレーションズFOREVER』ではビルドの操縦するゲイツ機(ビルドモード)との連携により、(アナザーウォッチを破壊していないとはいえ)アナザークウガを一度は撃破まで追い詰めた。


ゲイツ機

全高:7.28m
体重:52.0t
最高速度:722.3km/h(ビークルモード時)
※時間移動中の速度は計測不能。

明光院ゲイツ/仮面ライダーゲイツ専用のタイムマジーン。
機体全体が赤色をベースとしており、腰回りや腕のみ黒という、仮面ライダーゲイツに合わせたカラーリングとなっている。
インジケーションヘッドはゲイツライドウォッチ、胴体には平仮名で「ろぼ」と描かれている。

第1話において、過去のオーマジオウであるソウゴを倒そうと考えたゲイツが乗り込み、2018年のソウゴの前に突如として現れた。
逃げるソウゴを散々追い掛け回したが、その途中でソウゴはツクヨミに助けられる。
因みにソウゴを追いかけている際のゲイツ機は、何故かソウゴ以外の人々には全く認知されていないような描写が見られる。
タイムマジーンにステルス機能のような仕組みがあるのかは不明。

ゲンムモード

全高:7.28m
体重:53.2t
最高速度:722.3km/h(ビークルモード時)
※時間移動中の速度は計測不能。

仮面ライダーゲンムの力を宿す「ゲンムライドウォッチ」を使用することで、ゲイツのタイムマジーンにゲンムの能力が付加された形態。
インジケーションヘッドはゲンムライドウォッチとなる。
神出鬼没の「ドカンゲート」を様々な場所に出現させ、それを利用した攪乱攻撃を得意とし、大砲のように自身を撃ち出すことも可能。コンティニューしているわけではない。

クローズモード

全高:7.28m
体重:53.2t
最高速度:722.3km/h(ビークルモード時)
※時間移動中の速度は計測不能。

仮面ライダークローズの力を宿す「クローズライドウォッチ」を使用することで、ゲイツのタイムマジーンにクローズの能力が付加された形態。
インジケーションヘッドはクローズライドウォッチとなる。
恐らくクウガモードと同様、機体の格闘能力が強化されていると思われる。

ビルドモード

全高:7.28m
体重:53.2t
最高速度:722.3km/h(ビークルモード時)
※時間移動中の速度は計測不能。

『平成ジェネレーションズFOREVER』で登場した形態。
上述のジオウ機のものとは異なり、修理した後にビルドが乗り込んだ際、ビルドライドウォッチも使わずにインジケーションヘッドがビルドのものに変化している。
基本的な能力はジオウ機と同じと思われ、ジオウ機(クウガモード)との連携でアナザークウガを一度は撃破まで追い詰めた。


白ウォズ機

全高:7.28m
体重:53.2t
最高速度:722.3km/h(ビークルモード時)
※時間移動中の速度は計測不能。

白ウォズ仮面ライダーウォズ専用のタイムマジーン。
全体のカラーリングは仮面ライダーウォズに合わせたものとなっており、白やシルバーがメイン。
インジケーションヘッドはウォズミライドウォッチだが、頭部の形状自体は通常のライドウォッチと同じ。胴体にはカタカナで「ロボ」と描かれている。

第17話で白ウォズが2019年を訪れた際に搭乗していた。しかし特にそれ以降の目立った出番は無く、白ウォズの消滅と共に消えたのかも不明。


レジスタンス仕様機

「逢魔降臨暦の未来」における2068年で、オーマジオウに反抗するレジスタンスが運用しているタイムマジーン。
頭部はフェイスモジュールの無い単眼で、胴体の文字も無いなど簡素な外見。ザクではない。
量産型の機体のためか大量に製造され、次々とオーマジオウとの戦闘に投入されたが、オーマジオウの圧倒的な強さの前では成す術も無かった。


タイムジャッカー仕様機

タイムジャッカーが運用しているタイムマジーン。
過去の平成ライダーが使用した巨大戦力を模した外見が特徴で、従来のビークルモードに当たる「特殊ユニット形態」からの変形方法も他のタイムマジーンとは異なる。
ロボモード時は、頭部を中心とした上半身が巨大戦力の姿となったような怪獣染みた見た目。
なお、アナザーライダーのようにオリジナルのライダーの力から生み出したわけではなく、あくまでも本物に似せて作られたイミテーションのような物だと思われる。

ウール機

全高:8.25m
体重:67.4t
最高速度:680.6km/h
※時間移動中の速度は計測不能。

ウール専用のタイムマジーン。
特殊ユニット形態は『仮面ライダーゴースト』に登場したキャプテンゴーストそのもので、イグナアゴーストストライカーへの変形機能も再現している。
分離変形したキャプテンゴーストを中心に小型のマシンと合体することでロボモードとなり、その巨体を活かした格闘戦を得意とする。


オーラ機

全高:8.66m
体重:70.8t
最高速度:680.6km/h
※時間移動中の速度は計測不能。

オーラ専用のタイムマジーン。
特殊ユニット形態は『仮面ライダーキバ』に登場したキャッスルドランそのもの*2だが、原典のオリジナルに比べるとサイズは小さく、常に白目を剥いていて生気が感じられない見た目。
分離変形することでロボモードとなり、その巨体を活かした格闘戦を得意とする。

劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer』ではクォーツァーの一員であるジョウゲン/仮面ライダーザモナスも同型のタイムマジーンを保有しているが、恐らく性能はオーラ機とほぼ同じと思われる。


A3型

全高:8.74m
体重:78.0t
最高速度:358.0km/h (ビークルモード時)
※時間移動中の速度は計測不能。

2050年代に生産されたタイムマジーンの初期モデル。
第44話で、湊ミハル/仮面ライダーアクアが2019年にやってくる際に搭乗していた機体で、カラーリングはアクアに合わせたのか水色がベースとなっている。
まだ初期型のためかライドウォッチを用いたモードチェンジは想定されておらず、レジスタンスの機体のように頭部は単眼、胴体の文字も無い。
作中ではロボモードのみ登場しているが、その後は戦闘などで使われることもなく、第46話でミハルがアナザーディケイドに倒され死亡したため、そのまま放置された状態になっていると思われる。


ダイマジーン

身長:38.7m
体重:280.5t

第15話・第16話で、ソウゴ達のいる2018年年末に突如現れた謎の破壊兵器で、タイムマジーンを遥かに上回る巨大な人型兵器
オーマジオウが送り込んだものとされ、ツクヨミによれば「オーマジオウはダイマジーンを使って世界中を破壊し尽くした」という。
作中では計7体が出現し、日本から世界各地に散らばっていった。

四肢があるなど一応人型だが猫背気味の異様な外見で、首・腕・脚部が長く、頭部にはクチバシに見える部位がある。
首や腕、腰などは輪切りにしたかのように1つ1つのパーツが分離した状態で、脚部は某核搭載二足歩行戦車に似た構造となっている。

その巨体そのものが武器で、ソウゴが夢(実際は実体験)として見た「オーマの日」では、街を無惨にも破壊して回る悪夢のような光景を見せつけた。

第15話では本格的に起動する刻を待っていたが、第16話でソウゴがジクウドライバーを破壊した結果、2068年のオーマジオウが一時的に消滅し、世界各地のダイマジーンも全て地中に沈んでいった。
だが同話でソウゴが再びジクウドライバーを手にしたことで、地中に沈んだダイマジーンは再び起動したような様子を見せるも、これ以降は特に目立った行動は見せなかった。

『Over Quartzer』における事件では、「現在の平成」のリセットを目論む組織・クォーツァーの手によって遂に起動。
全個体が地中から出現し、空に「平成生まれの存在」だけを吸い込む巨大なタイムゲートを開き、平成のリセットを開始した。
クォーツァーの手によって動き出したことから、実際はダイマジーンはオーマジオウの所有物ではなく、クォーツァーが製造・運用している兵器である可能性が浮上しているが、詳しい情報は不明(オーマジオウの「オーマジオウの考察」の項も参照)。
最終的にオーマフォームへの変身を遂げたジオウの活躍により全個体が破壊され、クォーツァーの野望は打ち砕かれることになった。


余談

  • 上記のようにタイムマジーンの詳しい開発経緯、及び開発立案者などについては不明だが、一部では「ミハルが初期型のタイムマジーンで現れたことから、元の歴史が消失してしまったにも関わらず彼がハッキリ覚えてるのも合いまって、『仮面ライダーOOO』の鴻上ファウンデーションが関わっているのではないか」という推測が見られる。


追記・修正はタイムトラベルの実現に成功してからお願いします。

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