登録日:2020/01/17 Fri 17:05:17
更新日:2025/04/30 Wed 09:29:20NEW!
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【カード効果】
シンクロ・効果モンスター
星6/
闇属性/
ドラゴン族/攻 500/守2200
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードは、融合モンスターカードにカード名が記された融合素材モンスター1体の代わりにできる。
その際、他の融合素材モンスターは正規のものでなければならない。
(2):このカードがS召喚されている場合、自分メインフェイズに発動できる。
融合モンスターカードによって決められた、
このカードを含む融合素材モンスターを自分フィールドから墓地へ送り、
その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
海外で先行販売されていたカードを多く収録した「EXTRA PACK 2019」にて登場したカード。
ゲル状になったドラゴンのような姿をしている。
実際に運用するにするにあたってのカードの効果は至ってシンプル。
一言で申せば属性縛りのない「融合呪印生物」。
(1)は融合素材のモンスターの代わりにする効果。
所謂融合素材代用効果であり、《沼地の魔神王》を始め、歴史は古い。
(2)はS召喚した場合に限り発動できる、「融合」カードなしに自身を含むフィールドのモンスターを使って融合召喚を行う効果。
「属性の縛りがない」「正規の融合召喚を行う」「素材は墓地に送る必要がある」といった点で、「融合呪印生物」とは異なる。
様々な融合モンスターに対応し、融合召喚した場合にのみ有効な効果を活用できるが、本来の融合と違い、墓地に送れない状況下では使えない。
また、融合呪印生物ではできた「このカードの融合召喚は上記のカードでのみ可能」な融合モンスターは出せない点、地味にターン1回制限が掛かっている点に注意。
しかし、なんといってもこのカードの強みは…
シンクロギミックを「融合」カードや融合素材代用効果に転用できる、サポートに恵まれた攻撃力500の闇属性・ドラゴン族であること。
従来の融合カードと融合代用素材を使うにはメインデッキに入れ、なおかつデッキから引っ張り出さなければならなかったが、
このカードはSモンスターであり、S召喚さえできれば、いつでも呼び出すことができる、つまり必要とあればほぼ任意のタイミングで呼び出せるようになる、
シンクロの強みを融合に文字通り融合させる革新的モンスターである。
レベル以外は素材指定もないので、デッキに合ったチューナーを投入すればよい。
無論、低攻撃力・闇属性・ドラゴン族という恵まれたステータスから多彩なサポートも受けることができる。
【主な融合先】
レベル7レッドアイズと融合して召喚できる。
高い攻撃力とバーン効果、通常モンスター蘇生効果を持つ。
戦士族と融合して召喚できる。
墓地のドラゴン族Sモンスターの効果コピーと効果ダメージ反射効果を持つ。
召喚獣モンスターと融合して召喚できる。
全属性モンスターとして扱う効果と、指定した属性の召喚獣と同じ属性の相手モンスターを全て除外する効果を持つ。
かつての
禁止カードの1つでおそらく最もお世話になっていた相手。
このカードが《
ブラック・マジシャン》としても、「ドラゴン族効果モンスター」としても扱えるので、これらが入るデッキにおいて重要なカードとなる。
効果も強力な耐性と破壊・バーン効果、相手の効果発動無効と手間に見合う強力なフィニッシャー。
【相性のいいカード】
ライフを半分払い、EXデッキのモンスター1体を墓地に送る。主に墓地融合を行う時に使う。
もっとも、これだけなら《沼地の魔神王》+《おろかな埋葬》の方が安上がりだが。
フィールドから離れたり墓地に送られた時に同テーマのモンスターを特殊召喚するシンクロチューナー。
これらから《ドロドロゴン》をS召喚し、呼び出されたモンスターと融合召喚して《波動竜騎士 ドラゴエクィテス》を出す事ができる。
レベル2のモンスターを蘇生することでこのカードをS召喚可能。
特にS素材になった時にチューナーを蘇生できる《ジャンク・コンバーター》との相性が良く、
このカード1枚からS召喚→《超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ》や《竜騎士ブラック・マジシャンガール》の融合召喚と繋げることが可能。
なお、このカード自身を蘇生することも可能だが、元より蘇生時には発動できない(2)だけでなく(1)の融合素材代用効果が無効になるので注意。S素材等に利用しよう。
【関連カード】
融合・効果モンスター
星4/
水属性/
幻竜族/攻 1900/守 1600
同じ属性で種族が異なるモンスター×2
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
相手はこのカード及びこのカードと同じ属性を持つフィールドのモンスターを効果の対象にできない。
(2):1ターンに1度、属性を1つ宣言して発動できる。
このカードはターン終了時まで宣言した属性になる。
この効果は相手ターンでも発動できる。
「プロモーションパック2017」にて《ドロドロゴン》より2年早く登場した融合モンスター。名前と姿こそ似ているが、ステータスも効果も全く異なる。
自身と同じ属性のモンスターに対象耐性を与える効果と、フリーチェーンで自身の属性をターン終了時まで変更する効果を持つ。
《
簡易融合》で出せるため、属性縛りのあるシンクロやエクシーズ、リンクモンスターを出すのに役立つ。
《共命の翼ガルーラ》と共に、相手モンスターを《
超融合》で除去する手段として採用されるケースも多い。
チューナー・効果モンスター
星1/闇属性/ドラゴン族/攻 0/守 200
(1):自分フィールドのこのカードはS素材とする場合、チューナー以外のモンスターとして扱う事ができる。
(2):このカードがS素材として墓地へ送られた場合、
種族または属性を1つ宣言し、自分フィールドのSモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターはターン終了時まで宣言した種族または属性になる。
「WORLD PREMIERE PACK 2022」で来日した、《ドロドロゴン》や《沼地のドロゴン》の幼体らしきドラゴンたち。そのため、効果も2体と少し似ている。
融合素材代用効果は、S素材とする際に非チューナーとしても扱える効果になっている。召喚先に指定がないため、融通が利く。
S素材として墓地へ送られた場合の種族・属性変更効果は名称ターン1制限がないため、使いまわすか複数体用意すれば、意外なルートでの連続シンクロも可能。
【余談】
- EXデッキに入る初の融合素材代用モンスターである。
ただし、(1)の効果はEXデッキでは適用されないため、EXデッキのモンスターを除外して融合素材にできる《多層融合》を使っても素材の代用はできない。
- 上記の通り、《沼地のドロゴン》の派生モンスターと思われるが、名前とデザイン以外は全くの別物。
(1)の融合素材代用効果は、《沼地のドロゴン》のさらに元ネタである、元祖融合代用効果モンスターの1体《沼地の魔獣王》に由来すると思われる。
追記、修正は融合素材の代わりとなってからお願いします。
- 名前だけ見てどんなかわいいモンスターなんだろうかと思いきや沼地の魔神王をドラゴン化したようなのだった -- 名無しさん (2020-01-17 17:15:07)
- 地味に素材制限のない闇ドラゴンの星6シンクロだったりする -- 名無しさん (2020-01-17 17:35:05)
- 一部ではこれを使った特殊性癖があるらしいっすよ -- 名無しさん (2020-01-17 19:32:54)
- デブリについては色々誤解を招きそうな文面だったので修正。融合素材代用効果は無効化できる種別の効果ってのはこいつを使うに当たっては重要なので覚えておくべき。 -- 名無しさん (2020-01-17 20:28:23)
- ごめん、最後の文章意味わかんない。まず「融合素材代価モンスター」が何を示してるのか分からない(ドロゴンは融合素材代用モンスターではなく、直接融合に絡んだ効果は持たない)し、沼地のドロゴンのどこに元祖要素があるのかも分からない(一応効果の関係上L4融合の全属性パターン網羅したって特徴はあるけど)。 -- 名無しさん (2020-01-18 13:08:59)
- ↑一応「融合素材代価」「」みたいな言い回しは、かなり初期の遊戯王Wikiで使用されていたことはあった気がする……多分、誤字だろうけど…… -- 名無しさん (2020-01-18 19:07:53)
- どの道融合素材代用ではないから何が言いたいのかさっぱりわからないんんだよね。元祖素材代用と言えば沼地の魔獣王がその一角だからそっちなら通らなくもない?…とは言ってもデザイン的にはドロゴンの方が派生っぽくはある。 -- 名無しさん (2020-01-18 19:40:38)
- 完全に自分の編集ミスです...許しておくれ...ていうか今は融合代価素材って言わないのか。というわけで表記統一します。 -- 名無しさん (2020-01-18 20:39:01)
- ↑『融合代価素材』って言い方自体初めてみた。融合代用素材なら某wikiで見たことあるけど。 -- 名無しさん (2020-01-19 08:30:39)
- ググってみたらニコニコ大百科のジェムナイトの記事がヒットした。カードwikiでも調べてみたけどかなり初期のバックアップでも「融合素材代用 -- 名無しさん (2020-01-19 11:19:36)
- ↑上記ぐらいしか「融合素材代価」の表現は出てこない。「融合素材代用」の方は2003年時点で個人サイトでの使用を確認できるので、カードwiki成立(2005年)以前から使われていた表現の模様(カードwikiで便宜的に作った造語ではなく、コミュニティで自然発生した表現ということも言える)。それ以前の情報は知らないので、黎明期に姿を消した表現かどうかは分からない。 -- 名無しさん (2020-01-19 11:35:46)
- 一度禁止して素材縛りきつくするゴヨウ式エラッタの上出直して欲しい(例:ドラゴン族チューナー+チューナー以外の闇ドラゴン) -- 名無しさん (2020-01-26 08:21:58)
- 言うてコイツ自体は禁止化・エラッタ対象になる様なスペックじゃないし…ドラグーン以外だと特に出したくなる様なのいないし。 -- 名無しさん (2020-01-26 10:53:46)
- 海外みたいにイヴ禁止が妥当じゃない -- 名無しさん (2020-01-26 21:55:51)
- ドラゴンメイドとならシュトラールもいけるな -- 名無しさん (2020-01-28 15:49:15)
- リプロドクスでリンク先雷族にすれば超雷龍が簡単に立つね…破壊耐性ないとはいえL6S+3体でライオウ立つのはヤバ過ぎる。相性良いモンスターに加えて良いかも -- 名無しさん (2022-07-01 19:22:16)
- 今や融合だけでなく更なるシンクロやリンク召喚の素材に出来るからな…カードプールの増加次第では更なる躍進もあるかもな? -- 名無しさん (2023-01-12 17:03:20)
- 裏サイバー流/サイバー・ダークでお世話になってる。下級サイバーとファランクスで出したりクローの効果で墓地に送ったり…キメラテック・オーバー・ドラゴンやサイバー・ダーク・エンド・ドラゴンの素材代用になるし -- 名無しさん (2023-12-02 15:32:44)
- サイバース・ガジェット+レベル2チューナーと相性が良いと言われているカード。 -- 名無しさん (2023-12-26 15:54:22)
最終更新:2025年04月30日 09:29