ウツボガメス

登録日:2020/03/24 (火曜日) 20:42:33
更新日:2020/03/29 Sun 02:17:25
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お前たちは俺の殺人スモッグで骸骨になるのだ!それが終わればいよいよ東京全滅作戦を実行する!

『仮面ライダー』の第85話「ヘドロ怪人恐怖の殺人スモッグ」に登場した怪人。


所属組織:ゲルショッカー
モチーフ:ウツボ+ウミガメ
身長:192㎝
体重:99㎏
出身地:インド洋
声:西崎章治


【概要】

静岡県・駿河湾田子の浦の汚染濃度3000PPMのヘドロの中で生まれ育ったウツボと、インド洋のウミガメを組み合わせて誕生した合成改造人間。
口から吐く「殺人スモッグ」を使って東京の人間を皆殺しにする「東京全滅作戦」が使命。

警察から逃走中のギャングの男を改造した怪人。
元々の素体がギャングのためか、ゲルショッカー化学陣に暴力を振るったり大幹部であるブラック将軍にタメ口で接するなど粗暴な性格をしている。

口から吐く「殺人スモッグ」は人間をあっという間に白骨化させる恐るべき武器で、他にも頭を分離させて鋭い牙で噛み付いたり手足を甲羅に収納して空を飛んで体当たりしたりする。
ちなみに、頭は無くなったとしても問題なく行動できる。

カメの甲羅を背負ったウツボの怪人といった姿だが、カメの意匠が強くてパッと見はただのカメの怪人にしか見えない。
甲羅が大きいせいか手足が短く見えて、何となく可愛らしく見えてしまう姿である。

改造されたギャングを演じているのは『仮面ライダーV3』でツバサ大僧正を演じる富士野幸夫氏。
『仮面ライダー』では、他にもキノコモルグに改造された凶悪犯やユニコルノスにされた男など多くの役で出演している。


【概要】

逃走中のギャングの男を拉致したゲルショッカーは、怪人ウツボガメスに改造。
「殺人スモッグ」で東京を壊滅させる「東京全滅作戦」の実験として、実験台の囚人を使って殺人スモッグのテストを行う。
ところが、囚人たちは死ぬどころかピンピンしており実験は失敗。

ウツボガメスはゲルショッカーの科学者を突き飛ばし、ブラック将軍にヘドロを要求。
実は、殺人スモッグを吐くには二年前の田子の浦の最も汚れきったヘドロが必要なのだが、公害資料の不足しているゲルショッカーではそれが作れないのだ。
そこで、専門家である公害研究所の研究員・岡崎を誘拐してヘドロを作らせる事にして、ようやく殺人スモッグが完成する。

殺人スモッグの実験として白百合団地のガス菅に殺人スモッグを流し、団地の住人を全て白骨化させて皆殺しにする。
さらに、岡崎が本郷の友人だった事を利用して頭に命令音波受信機を埋め込んで手駒にし、本郷と滝を呼び出して罠にかけて閉じ込め、殺人スモッグの餌食にしようとするがライダーパンチで壁を壊されて脱出されて失敗。

しかし、二人が岡崎が操られている事を知らない事を利用して再び襲撃し、遂に捕らえて磔にしてしまう。
殺人スモッグで本郷を殺そうとするが、ライダーに変身されてで頭を斬り落とされるもそのまま頭を操って攻撃。
だが、頭を破壊されて最後の攻撃である甲羅に手足を収めての体当たりを繰り出すが「ライダーパンチ」で吹っ飛ばされてとどめに「ライダーキック」を受けて倒された。

第98話で復活してパルパル遊園地で登場した後、滝が尾行するトラックに乗っていたがその後は登場しなかった。

PS2ゲーム仮面ライダー 正義の系譜』にも登場。声は槐柳二。
仮面ライダーBLACKと戦い、殺人スモッグと体当たりを使ってくる。
ウツボガメスを倒しても、ゲーム屈指の難敵ヒルカメレオンとの連戦が待ち受けているため、HPには余裕を持って倒そう。


【その他】

作中で登場する「田子の浦」とは架空の名前ではなく、実際に静岡県に存在する実在の知名である。
しかも、1960~70年代にかけて工場からの汚染水によるヘドロ公害が発生しており社会問題となっていた。
当時は、他にも全国で様々な公害問題が発生しており「公害Gメン」や「公害怪獣」が登場する『スペクトルマン』など公害を扱った作品も多かった。
本作でも、脚本ではウツボガメスを倒した後本郷が「ヘドロ…、公害か……」と呟く台詞があった。

ライダーとウツボガメスが最後に戦った場所は、現在は京王電鉄相模原線稲城駅が立っている。

磔にされていた本郷がどうやって変身したのかは不明。


―――追記・修正を怠る者には死、あるのみ

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