ギガス(ウルトラ怪獣)

登録日:2020/07/11 Sat 21:18:44
更新日:2020/08/06 Thu 18:04:23
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人間ってずるい生物だ、太古の昔からこうやって我々人間だけが生き残ってきた秘密がわかったよ。


ギガスとは円谷プロのウルトラシリーズに登場する怪獣である。
初登場は『ウルトラマン』第25話「怪彗星ツイフォン」。


【データ】
別名:冷凍怪獣
身長:40m
体重:1万5千t
出身地:日本アルプス


【概要】
雪山に生息する雪男やゴリラに似た怪獣。とぼけた目つきにタラコ唇とユーモラスな外見をしている。
寒さには強いが、高熱や乾燥には弱い。
「冷凍怪獣」なのでもちろん口から冷凍ガスを吐く…と怪獣図鑑にはあるのだが、今の所映像作品でその能力が目撃されたことはなく、
専ら格闘戦を行う他、雪をかけて目潰しをしたりする。


【ウルトラマンでの活躍】
世間を騒がせた怪彗星ツイフォンが通り過ぎた後、不法投棄され怪獣に持ち去られたと思われる行方不明の水爆を探していた科学特捜隊の前に突如出現。
彼らが水爆探知機でギガスを調査すると同時にツイフォンから飛来した怪獣ドラコも現れたため、ハヤタの機転によってけしかけられる。(冒頭の台詞はこの時のイデ隊員のもの)
タックルで吹き飛ばしたり雪かきで怯ませるも素早い動きのドラコに苦戦、そこへ水爆を飲み込んだ真犯人レッドキング(2代目)が乱入してくる。
同じ地球怪獣ということでレッドキングはギガスに味方し、彼に激を飛ばしていたが、やがてギガスの不甲斐なさに自らが戦い、ドラコを叩きのめす。
ギガスはその後流れでレッドキングに挑むが相手にもならず逃走。
最後はウルトラマンがレッドキングと戦っている間に科特隊の新兵器、強力乾燥ミサイルで粉々に粉砕された。

出てきて何もしていないのに人間の手で別の怪獣と戦わされ、最後はダメ押しとばかりに人間に殺されるという非常に不憫な最期を遂げた。
レッドキングに敗走した後は戦意が全くなかったので「別に倒さなくてよかったんじゃないの?」という声もある。
まぁ、逃げた先に人里があったらまずい事になっていたかもしれないが。

楳図かずおの漫画版『ウルトラマン』ではドラコと互角以上に渡り合ったあげく、
冷凍ガスを吐き出し氷漬けにして倒してしまうという、中々の強豪怪獣として描かれた。
続くレッドキングとの戦いでは雪を凍らせて氷柱にして殴り掛かるという知能の高そうな攻撃を繰り出したが、
レッドキングのまさかの火炎放射であっけなく溶かされ、そのまま自身も火達磨となって死んでしまった。

漫画『ウルトラ怪獣擬人化計画feat.POP Comic code』では出現した際に近辺に登山コースがあり、レッドキング2代目とともに登山客に犠牲者を出していたことが語られた。


【ウルトラマンZでの活躍】

第3話「生中継!怪獣輸送大作戦!」に登場。映像作品に登場するのは実に53年ぶりである。
伊豆原高原に出現し、ハルキの操縦する対怪獣ロボットセブンガーと対決。
格闘では互角の戦いを見せたが、セブンガーの新兵器「硬芯鉄拳弾」…要するにロケットパンチが腹部に直撃、
その推進力に逆らえず背後に押し込まれ、建物に激突して爆死した。

あ~ハルキ、近くに観測所あるから気を付けろって言ったよな?

……が、この建物が政府の重要な観測所であり、
この不祥事でセブンガーに続く2号ロボットの開発予算がオシャカになりかけた事を、ギガスは知る由もない。

登場時間は短かったが、セブンガーの新技の初使用相手となるなど中々美味しい役どころとなったといえるだろう。


【余談】
  • 名前の由来はギリシャ神話の邪悪な巨人「ギガース」からだと思われる。
    英語で巨人を表す「GIANT」はギガースの複数形「ギガンテス」に因む。

  • 初代の着ぐるみはヒドラの改造。パッと見わかりにくいが、下半身はほぼ同じである。
    目立つ部分だけ取り替える事で鳥からゴリラに変身させるという見事な改造である。

  • 『Z』での戦いは、なぜか1970年代の低予算特撮番組を意識した演出となっており、パンチ音が『ウルトラファイト』と同じだったり、妙に殺風景な崖の上でセブンガーとギガスが殴り合う『行け!ゴッドマン』のOPのようなカットがあったりする。

  • 実は登場してから53年間、ウルトラ戦士とは一度も戦っていない


追記、修正はウルトラマンと戦う事を夢見てからお願いします。

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最終更新:2020年08月06日 18:04