登録日:2010/01/20(水) 17:05:07
更新日:2024/08/22 Thu 08:15:46
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神をも冒涜する12番目の理論
それは、
俺たちが手にした偶然の産物
Steins;Gate(シュタインズ・ゲート)は、5pb.×ニトロプラス制作のアドベンチャーゲーム。またそれを原作としたアニメ、漫画。
以下
ゲームについて記述。
◆概要
「想定科学」の名の通り、シナリオはCHAOS;HEADの妄想科学よりは現実的。
その実、SF要素を組み込んだキャラクタードラマとなっている。
ネットスラングや漫画・アニメ・
ゲームネタが散りばめられているが、パロディは多くない。
これらはtipsという形で注釈が入るため、知識が無くとも読み進められる。
Xbox360版(非プラチナコレクション)以外は、キャラクターグラフィック・イベントCG・実績の追加要素を収録。
Xbox360版も「演出強化パック」によって追加要素を適用できる。
スピンオフ等の派生作品が数多く存在する。
また嘘か真か志倉氏の脳内ではTVドラマ化の構想もあるとかないとか。
嘘か真か
頓挫か、10周年記念にハリウッド実写化企画進行中らしい。
ゲーム公式ページは下手に閲覧すると見事に
ネタバレされる素敵仕様。
ゲームOPも
ネタバレ満載だが、すでにプレイ済みでなければ気が付かないとされている。
◆システム
基本的にはオーソドックスなノベル形式ADV
ゲームのスタイルをとる。
周回による解禁などの要素はなく、1周目からTrueエンディングで終わることも可能。
科学ADVではお馴染みの、ADV
ゲームの選択肢に相当する「トリガー」システム。
携帯電話のメールやその返信、電話の発着信によって物語が分岐する。
◆その他特徴等
現実性を出すため、実在する店舗や企業の名前が使われている。
一軒ごとに説明をして許可を取っていたとのこと。
主人公の岡部が
アニメイトやまんだらけ等、
秋葉原にある店を片っ端から羅列する場面があるのが例。
特に昔気質の牛丼店「サンボ」は、アニメ版において店舗とサンボのマダムがかなりの頻度で登場する。
当初は実際の
携帯電話を使ったシステムを検討していたが、技術的問題や個人情報の問題が有るため見送られた。
SoftBankとコラボした
携帯電話端末も発売予定だったが、結局発売は断念されている。
◆ストーリー
秋葉原にある発明サークル「
未来ガジェット研究所」のリーダー
岡部倫太郎は、仲間達と共に実用性皆無な発明をして日々を過ごしていた。
ある日、ラジオ会館で行われるドクター中鉢によるタイムマシン発表会を
幼なじみの
椎名まゆりと見学していると、突如悲鳴が聞こえてくる。
駆け付けた先には「サイエンス」に論文が掲載されたこともある天才少女
牧瀬紅莉栖が血まみれで倒れていた。
急いでその場から逃げ出した岡部は、親友である
橋田至にそのことをメールで報告しようとメールを送信する。
そして、その瞬間岡部の前から人々が消えた…
◆登場人物
◆用語
岡部が作った発明サークル。
岡部が「機関」に対抗して作った。
岡部達が作成した8つの道具。
3号機の感汗式嘘発見器「もしかしてオラオラですかーっ!?」は
Xbox360版の初回限定版特典になった。
キーアイテムその2。
幻のレトロPC。元ネタは『IBM5100』。
分かる人はこれだけで少し作品の内容が読める。
欧州原子核研究機構。
現実ではCERN。
本作品ほぼ全編にわたって使用される重要キーワード。
詳しくは項目参照。
陰謀論で有名な秘密結社。
前作にも登場している。
岡部は度々
厨二病のノリで「機関」について語ることが多いが……。
なお、アニメ版では機関の陰謀で名前と存在に言及されなかった。
◆関連作品
【ゲーム】
◆比翼恋理のだーりん
ファンディスク。ジャンルは『想定厨×2ADV』
本編では起こりえないifの世界が描かれる。
別名『らぼchu☆chu!』
それなんてエロゲ?
◆変移空間のオクテット(8bit)
ifではあるが、本編の後日談。前作「CHAOS;HEAD」とのコラボ作品。ジャンルは『想定コマンド入力式ADV』
その名の通り旧来のグラフィックと
BGMを採用し、コマンド自己入力式となっている。
◆線形拘束のフェノグラム
ファンディスク。ジャンルは『想定多元ADV』
下倉バイオや林直孝を含む複数のライターが参加した、いわば公式アンソロジー。
◆ファントムブレイカー
紅莉栖がゲスト出演する、対戦格闘ゲーム。
◆想定科学パチスロ STEINS;GATE~廻転世界のインダクタンス~
まさかのパチスロ。
本編ストーリーをもとにしており、上乗せ演出ではだーりんの演出もある。
さらに「ENDING BIG BONUS」ではなんとTV・劇場版スタッフによるラボメン7人分の新規映像がある。
……OVAでやってくれよぉ!!
◆Steins;Gate 0
トゥルー√から分岐したβ世界線を描くSTEINS;GATEシリーズ正統続編。(
CHAOS;CHILDとは違い五作目ではなくシュタゲの二作目という位置づけらしい)
後述のドラマCDや小説外伝で描かれたβ世界線の内容も分岐という形でストーリーのなかに組み込まれる。
他のシリーズの
タイトルロゴにはあった世界線表記はこの作品のロゴには存在していない。
◆STEINS;GATE ELITE
無印『Steins;Gate』を再構成した作品。
かつてSCEIが展開したゲームソフトシリーズ『やるドラ』を意識した新たなADVである『フルアニメーションアドベンチャー』となっており、
後述のアニメ版などで蓄積されていた作画を再構成し、ゲーム版のテキスト&ボイスに当てはめた作品。
テレビアニメで使われていた7000カット以上の素材を、一旦バラバラに分解したうえで、
ゲーム用に改めて演出を組み立て、それをプログラムで実行していくという技で
ゲームとして成り立たせている。
またアニメでは先述のパチスロ以外でなかった分岐ルートにも新規作画でアニメーションが存在している。
【アニメ】
全24話+1話(未放送)。
ストーリーは原作準拠で原作の
トゥルーエンドを描く、
科学描写が減っている代わりにキャラクターの描写がメインになる。隔週でWEBラジオを配信。
省かれた描写があるものの概ね評価は高い。また本編
トゥルーエンド後を舞台にした劇場版も存在する。
前述の『STEINS;GATE 0』も
アニメ化が発表されており、
2015年の再放送では23話を0へと続く流れに改変した23話(β)「
境界面上のミッシングリンク」を放送した。
再放送なのに再放送じゃないとはこれいかに
なお、24話は放送せずその枠では声優陣による特番が放送された。
またアニメ版の「STEINS;GATE 0」はゲーム版とは少々内容が違う予定とのことで、物語を一本道に再構成したものとなっている。
他に日本IBMとのまさかのコラボレーションにより、
ショートムービー『STEINS;GATE 聡明叡智のコグニティブ・コンピューティング』がYouTubeで公開されていた。
全四話構成で無駄にクオリティが高い作品で一見の価値あり。
なお世界線はアニメ7話以前(レンジの蓋があるため)の限りなくα世界線に近いが、
「コグニティブ・コンピューティング」が存在する世界線とみることができる。
ちなみにラボにおいてあるのは「IBN5100」ではなく「IBM5100」となっている。
【CD】
◆ドラマCD
α「哀心迷図のバベル」
β「無限遠点のアークライト」
γ「暗黒次元のハイド」
α・βは本編の補完的内容で、それぞれ紅莉栖とまゆりがメイン。
γは
桐生萌郁に特化した内容で、本編との直接的な関係性はない。
◆オーディオシリーズ☆ラボメンナンバー00*☆
各キャラクターのキャラクターソングに加えて、前日談ミニドラマを収録。
全8作。
【書籍】
◆カオスヘッド&シュタインズ・ゲート 科学アドベンチャーシリーズ マニアックス
本作本編のその後を描いたSSと、付随したアイテムを収録。
◆STEINS;GATE(漫画版)
メインルートを描いた漫画作品。
◆その他書籍
資料集とアンソロジーコミックがある。
△
◆主題歌
【PC、360版】
OP「スカイクラッドの観測者」
いとうかなこ
「0が過去で1が未来 今はどこにもない」
ED「Another Heaven」
いとうかなこ
「せつなさを超えて いま呼びあう瞳」
ED「運命のファルファッラ」ファンタズム(FES CV.
榊原ゆい)
「時を見つめる者の まなざしさえすり抜けて」
イメージソング「A.R.」
いとうかなこ
「バタフライ あなたは神のごとく 姿を見せない」
【PS3版】
OP「非線形ジェニアック」
いとうかなこ
「まぶしく輝く閃光 次の瞬間」
【PSP版】
OP「宇宙エンジニア」
いとうかなこ
「宇宙エンジニア 打ち込まれたキー」
ED「プレギエーラの夜に」ファンタズム(FES CV.
榊原ゆい)
「紡いだ日々の悲しき現実 時を刻み記すとき」
【アニメ版】
OP「Hacking to the Gate」
いとうかなこ
「だからいま 1秒ごとに 世界線を超えて」
ED「刻司ル十二ノ盟約」ファンタズム(FES CV.
榊原ゆい)
「囚われし盟約 現れた偽証の輪郭」
「Fake Verthandi」(第22話)
「スカイクラッドの観測者」(第23話) いとうかなこ
「Another Heaven」(第24話)
「オレだ、聞こえているな?これより追記・修正を行う。ラグナロック(
全消し)を回避するためにはこれしかない。これもシュタインズ・ゲート(運命石の扉)の選択である!」
- 実写化の話はどうなったんだろ -- 名無しさん (2014-01-31 23:52:44)
- 今やったら間違い無くまゆしぃ=ゴーリキーだな。これぞホントのまっちょしぃ……! -- 名無しさん (2014-02-01 00:13:32)
- 実写化したらバタフライエフェクトと被るだろ。 -- 名無しさん (2014-03-04 14:53:32)
- 新しい小説が出るみたいだけど、オカリンと助手が遠距離交際とかなってるだけでニヤニヤ出来るがシュタインズゲート世界線の話らしいから複雑ではある。綯関連だしロボノに繋がるかもだが -- 名無しさん (2014-06-28 00:11:44)
- ↑新しい小説発売中止になったぞ、その代わりにシュタインズ・ゲートゼロの様だけど… -- 名無しさん (2015-07-12 18:09:22)
- こんな再放送があるのかwww いやぁ、ちょっと予想外で驚いたわぁ -- 名無しさん (2015-12-03 05:01:10)
- エリート板がでるようだけど新しく話が追加されるとしたら真帆しゃん・ユキさんとかアマデウス関連とかかなで、その前後でゼロアニメ放送のパターンか -- 名無しさん (2017-05-29 01:04:19)
- せっかくELITEなんだし、紅莉栖目線はあってもいいかも?バベルとかあるし、β世界線の面々も出せるし。あえてγとかのルート入れるのもありかもしれないけど、パチスロ版で一部アニメ化してるし。個人的にはDメールやタイムリープをしなければα世界線の未来のオカリンを体験できるとかなったら素直にうれしいけど、さすがにそれはないかなぁw ゼロのアニメ化前くらいには発売されるかな?時期的にもそれが一番ベストだろうし -- 名無しさん (2017-05-29 05:41:38)
- ELITE、チヨスタ安心と信頼の延期かー。何度もやられると慣れてしまったけどオカンゲームが不評だったし、よく売れるシュタゲでなら力入れると思ってたのに、さすがに信頼性に関わるぞ。 -- 名無しさん (2018-02-18 23:56:12)
- 「昨日公園」みたいだな・・・アキバ系はほっとするけど。 -- 名無しさん (2018-06-12 09:33:59)
最終更新:2024年08月22日 08:15