登録日:2021/05/29 (土) 14:57:04
更新日:2024/12/02 Mon 23:58:46
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デスタムーアが ねんじると ふたつの たまが 〇〇〇〇たちの あいだを かけめぐった! |
【概要】
主に
ラスボス級モンスターが使用する技。
元々は、初登場のⅥのメッセージ(項目冒頭)を由来とし、ネット等でこう呼ばれる、いわゆる造語であった。
が、DQⅦ・Ⅷの
攻略本やDQウォークで正式にこの名称で確定した。
使用者が念じると、物凄い勢いでボールが飛んできてプレイヤーに2回ダメージを与える。
対象は2回ともランダムで、同じキャラに2回飛んでくると
ハッサンやヤンガスでもHPが半分以上持っていかれる。
DQ10を除き(詳細は後述)、ダメージは「通常攻撃の半分+固定ダメージ」というものになっており、固定ダメージはⅥ~Ⅷでは67、Ⅸでは37となっている。
物理攻撃なので守備力を上げれば問題はないものの、固定ダメージ分は防御無視なので、必ずこの分は喰らうことになる。
低レベルプレイはおろか通常プレイでも要警戒技という認識がファンの間では一般的。
下手すれば
マダンテより怖いまである。
【使用者】
初使用者。この頃は上記の通り、「
デスタムーアが念じると二つの球が○○○○達の間を駆け巡った」というメッセージだった。
左右に浮いた球をこちらに飛ばしてくるのが特徴。
なお、戦闘においてこの球は念じボール以外でも多用されている。
本作でも「二つの球が○○○○の間を駆け巡った」のメッセージ。
整合性を取るためか、リメイク版だとアントリアとほうらい大王は杖の先の球と手に持つ宝玉を、
オルゴ・デミーラは水色の球を二つ召喚して飛ばしてくる。
こいつとの戦闘ではNPC戦闘員として一緒に戦ってくれるフォズがどれだけ念じボールを肩代わりしてくれるかが鍵となる。
ダーマ編最後の敵ということもありこの技は非常に脅威で、
PS版では
マリベルのしっぺ返しにも頼りたいところ。
が、こいつ自身(弱耐性だが)ラリホーが効き、マジックバリアを張られる前に眠らせれば大体そのまま永眠する。
もっとも、初見プレイ・攻略情報抜きの場合「
ボスにラリホーが効く」なんて分かるはずもないので、念じボールや
ベギラマに苦しめられたプレイヤーも多いだろう。
というか前作のラスボスが使った技をシナリオボスに配布するなよ…
・ほうらい大王
アントリアの色違いの一般モンスター。
とはいえ、隠し
ダンジョンに出現する強敵ではある。
この頃でも念じボールはやはり脅威。ベギラゴンよりも厄介。
その分、使用者に
弱点も多いのが救いか。
オカマとなった後使用。
行動ローテーション上では必ず
いてつくはどうの前に使用する。このパートは1~
2回行動なので運が良ければ波動ターンで立て直し可能。
ヌルいだの雑魚だのと言われるデブソーン。
だが、「ラプソーンといえば神々の怒りと念じボール」といっても過言ではないくらいには代名詞的技となっており、また数少ない脅威となっている。
とはいえ、メッセージに「念じると」がないので、厳密には『念じボール』ではないのでは…?
基本的には3桁ダメージが平気で飛んでくるので、2回食らえば
ヤンガスでも致命傷になりかねない。
没データによれば、元々はテンション上げも使用する予定だったらしく、もし採用されていたら
トラウマボス筆頭候補になっていただろう。
行動パターン4パートのうち、マダンテを使うパート以外は全てこの技がセットされている。ランダム行動のBパートでなかなか移行してくれない場合は更にポンポン飛んでくる。
他のパートも「球以外→球→球以外→移行」が基本なのでかなりの頻度で見ることとなる。
3DS版では、全体的なラプソーンの強化に加え行動パターン見直しにより最大の脅威にはならなくなったものの、それでも十分に怖い技。
酷い時には1ターンに二度飛ばしてくることもあるが、これでも強化された神々の怒りに比べれば可愛い方なのが恐ろしい。
怒り+球?
ご愁傷様です。「死してなお消えぬ恐怖」とはまさにこのことを言うのだろう。
なお、モーションに対してSEが遅れるという不具合もある。
◆モンスターバトルロード
ラプソーンの使用する「サイコキャノン」は念じボールを再現したもので、SEも同じ。
確かに念力的なもので、大砲のような威力の球を飛ばしていると考えれば納得のネーミングである。
前述の通り、本作から固定ダメージが37に低下した。
・暗黒皇帝ガナサダイ(第一形態)
ビジュアルからして
魔法使い系のモンスターだからか攻撃力はそこまで高くないものの、HPの低いキャラに集中すると厄介。
スクルトは怠らないようにしたいが、判断力が高いので、通常攻撃が効かなくなるとむしろ球やメラゾーマの頻度が上がり、更にいてつくはどうも使うのが辛いところ。
・名をうばわれし王
ガナサダイの父親ということで息子と大体同じ。
・ラプソーン
レベル1から使用する。
DQ8とは打って変わって使用頻度が大幅低下。ローテーション一周につき1回のみとなった。
レベルを上げれば上げるほど他の行動が苛烈になっていくせいで、後半の念じボールはむしろサービス行動。
実質アクションバトルの本作では仕様が変わり、「呪い付与の追加効果がある闇属性の6回攻撃」となっている。
使用者によって威力等が微妙に違うのが特徴。
また、シリーズで初めて「念じボール」の名称が出た作品でもある。
威力は120程度だが、闇の衣を纏っていると300まで跳ね上がる。集まってダメージを分散させても三人は死ぬ。
通常版は密集してダメージの分散、闇の衣版は対象から離れて被害を抑えるのが吉。アンルシアを巻き込まないよう注意。
・魔幻の芸術家
マデサゴーラの亜種。こちらは最初から威力300、そこに最大HPダウンの呪いはなかなかキツイ。
スタンや幻惑で妨害しつつ耐性も上げるとよいだろう。
残りHPが25%を切ると強化版の「邪念じボール」を使用。ダメージが400まで上がり、さらに与えたダメージの50%分回復する。
溜めがとにかく長いので絶対に妨害したい。
・逆乱の竜ナダイア
威力は190程度。無耐性でも呪いの発動率は低め。
・蒼怨の邪骨将マッゼ
ナダイアと同じ仕様。
・謀略の邪竜
ナダイアの強化版。威力350で呪い発動率も高い。
また、範囲が正面扇状ランダムに変更されている。
・闇の根源の幻影
マデサゴーラの黒幕だけあり250程となかなかの威力。
シナリオボスとしては高め。
・背徳の教祖
闇の根源の幻影より低威力ではあるものの、状態異常のエキスパートなので呪いは厄介。
・滅びの手マデサゴーラ
対処法はオリジナルとほぼ同じ。
戦闘後のムービーでは球が12個に増えている。
派生技の「死絶の美学」を使用。
こちらは氷属性版念じボールとでも言うべき効果で、威力は420程度。戦士以外は死ぬ。
HPが減ると「滅びの愉悦」→これ→「魔王の抱擁」のコンボで攻撃してくる。
・ラプソンフープ
3DS版・S版限定ボス。効果はⅨと同様。
マヌーサが効くのでそれでスカせるが、どちらかといえば神々の怒りの方が厄介。
◆DQMSL
・オルゴ・デミーラ/大魔王マデサゴーラ
消費MP35。
初めてプレイヤー側が使える念じボールとなった。
0.6倍の体技ダメージを5回、+3では0.75倍に強化される。
◆ドラクエウォーク
オルゴ・デミーラ装備の一つ「天魔王の杖」のレベル20で使用可能。初めて人間キャラが使えるようになった。
消費MP24。
無属性呪文ダメージを2回与え、確率で呪文耐性をダウンさせる。
無属性なので強化がしにくく、ダメージもバカ高いかというとそれほどでもない…と、これまでに比べると抑え目の性能。
wiki籠りが念じると二つの追記・修正がアニヲタwikiの間を駆け巡った!
- こんなふざけた名前の技なのにめちゃくちゃ怖いってのがドラクエらしいというか -- 名無しさん (2021-05-29 15:40:58)
- いやこれは正式じゃなくファン間の俗称なんですわ それ追記します -- 名無しさん (2021-05-29 18:53:48)
- ウォークでは正式名称だから、単純に俗称ってわけでもないんだがな。 -- 名無しさん (2021-05-29 19:02:13)
- 8のラプソーンに関しては3DS版の攻略本に書かれてるから公式名称ではあるんだけど、ゲーム内では「杖の先の玉を投げつけてきた!」と見たまんまの字幕しか出ない。 -- 名無しさん (2021-05-29 19:36:03)
- 3DS版ドラクエ7にも「念じボール」って記載されてるし公式の名称扱いでいいと思う -- 名無しさん (2021-05-29 20:39:34)
- 失礼、↑は攻略本の話ね -- 名無しさん (2021-05-29 20:40:46)
- ジゴスパークやマダンテも技名がメッセージに出ないしね -- 名無しさん (2021-05-29 20:50:05)
- ザボエラが超魔ゾンビ作る時にやったのもこれなのかなあ -- 名無しさん (2021-09-21 09:50:52)
- ↑2つどころじゃなかったけどね。 -- 名無しさん (2023-11-08 18:36:02)
- DQXの主人公にもよこせ、大魔王なんだから -- 名無しさん (2024-12-02 23:58:46)
最終更新:2024年12月02日 23:58