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バラモス(DQⅢ)

登録日:2011/08/11 Thu 08:40:02
更新日:2026/07/11 Sat 17:03:10
所要時間約 7 分で読み尽くしてくれるわっ!




遂にここまで来たか。○○○○よ。
この大魔王 バラモス様に 逆らおうなど
身の程を 弁えぬ 者達じゃ。
ここに 来たことを 悔やむがよい。
最早再び生き返らぬよう そなたらの(はらわた)を 喰らい尽くしてくれるわっ!



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   ⊿ V、/ |-ヽ、/ (  / _/  / / /i │ ´ ̄~~i )
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CV:佐藤正治(CDシアター)、土師孝也(ライバルズ以降)


ドラゴンクエストⅢのボス。
何気にドラクエ初の『魔王』の肩書を持ったキャラでもある。
見た目は二足歩行で黄緑色のローブを羽織った、太った老獪なプテラノドンといった風貌。
立ち襟の高いピンク色のマントを付けており、もともと毛があってハゲたのか、後頭部にちょっとだけ毛が生えている。


ドラクエ3


地上を侵略しようと企む魔王で、主人公の父親のオルテガが挑むも、なし得ずに倒されてしまった*1

ネクロゴンド地方の奥地に居城を構えている。
居城は川に囲まれていて、かつその川が海と繋がっていない(岩山で遮られている)ため、空を飛んでいかないと城には辿りつけない。

また、居城のすぐ近くには同じく川に囲まれた、ギアガの大穴が有る。



主な業績は
  • オルテガを返り討ちに(バラモス自身ではない?)
  • テドンの村を滅ぼす
  • ポルトガの若者に呪いをかける

また、ジパングとサマンオサでは、部下の魔物が有力者に化け、圧政で民を苦しめるといったこともしている*2

戦闘前には「もはや再び生き返らぬよう、そなたらのはらわたを喰らい尽くしてくれるわっ!」と叫ぶが、全滅しても普通に復活できる。
まぁ圧倒的な強さと残虐さを見せつけて、再び挑もうとする「心」を殺すという意味だろう。



戦闘においては

FC版ではHP900、攻撃力220、守備力100、素早さ85の常時2回行動
行動はローテーション式で、イオナズン→攻撃→激しい炎→メラゾーマ→バシルーラ→攻撃→イオナズン→メダパニ→…となっている。
表示されないが毎ターンHPが100ずつ回復するため、かなりの強敵。
しかし、ルカニ、マヌーサだけでなく、ラリホーまで効くため、レベル20台半ばでも倒せないこともない(運次第だが)。
マホトーンも効果的でその場合攻撃→激しい炎→攻撃→…のローテーションに変化する。

尚、SFC版だと自動回復100はそのままHPが2500、攻撃力240、守備力200に増えているが、
行動は1〜2回、イオナズン→攻撃→激しい炎→攻撃→メラゾーマ→メダパニ→イオナズン→バシルーラ→…に変化して、
マホトーン後も攻撃→激しい炎→攻撃→バシルーラ(無駄打ち)→…
と、やや難易度低下と言える*3

GBC版もSFC版とほぼ同様、ただし自動回復100が消滅しているので大幅に弱体化した。
マホトーン時は呪文をスキップせずに打撃に変換されており、無駄行動がなくなったがマヌーサが低確率で効くのは変わらないので御しやすくなったというプレイヤーも多い。

炎やイオナズンなどの激しい全体攻撃に隠れがちだが、いずれのバージョンでも最も警戒しなければならないのはバシルーラとメダパニである。
前者は成功率こそ低めなものの実質的に蘇生不可の即死呪文、後者も低確率のパーティアタック以外治療できない極めて悪質な妨害呪文。
特にFC、SFC版は自動回復の存在もあり一発食らうだけで大げさではなく致命傷になりかねない。
ということでまずはこの2つを封じるためのマホトーンが必須に近い。
開幕のマホトーンに手間取るようであればリセットで仕切り直してもいいほど。


総合的にはSFC版(およびデータを流用したスマホ版以降)が一番強い。
というのもやはり自動回復の存在が大きく、2500もあるくせに毎ターン100も回復するのはジリ貧になると一方的にやられてしまう。
現在では上記の攻略法が知れ渡っているが、当時は知らない子供もそれなりにいたのである。

HD-2D版ではHP5400、MP720、攻撃力261、守備力340、素早さ145にパワーアップしたほか、HP減少後の行動にマヌーサとぶきみなひかりが加わった。
特にぶきみなひかりはこれで耐性を低下させた後にバシルーラで退場させるという悪質なコンボを仕掛けてくるようになる。
一方でMPは有限となり、常時2回行動ではなくなり、たまに1回行動するようになった。
しかし呪文や耐性のシステムが変更され自動回復も64〜84と低めではあるものの復活しており、さらに最大で3回行動するようになったため、全体的な難易度は上がっている。
…なのだが、決定的な穴としてラリホーが弱耐性止まりに低下している*4上に、きちんと探索をしていれば山彦の帽子を入手しているので、魔法使いor賢者のラリホー×2で大抵眠ってしまう*5
もちろん本作の仕様で起きるのも早いのだが、これを知ってしまうと眠らせることでハメ殺すことも可能となっている。











以下ネタバレ




実はラスボスではなく、ゾーマに仕える部下の一人であり、地上侵略のための先兵にすぎなかった。
バラモスを倒した後はギアガの大穴を通り抜けた先に有る地下世界『アレフガルド』が冒険の舞台になる。

バラモスがラスボスではないという伏線は、
  • 戦闘BGMが専用ではなく、普通のザコ戦と同じ。
  • りゅうおうのような第二形態や、ハーゴンシドーのような連戦相手がない。
  • 前作、前々作に出てきたような「伝説の武具」がない。
  • 竜の女王からもらった光の玉の使い道がない。

といったところから推察できるが、一方で
  • 前作の最強武器である稲妻の剣が手に入っている。
  • 呪文をだいたい覚えている。
  • ワールドマップをすべて踏破している。
  • 倒した後はエンカウントがなくなり、一般人のセリフが変化する。

など、今までのラスボスに共通する点もあるため、前知識なく挑んだプレイヤーがこれを見抜けたかどうかはかなり微妙なラインである。
魔王の登場自体がドラクエシリーズ初なのに「大魔王」を名乗る点も更にその上を想像させにくく、後年のように設定をわざとこじらせる風潮ではなかった当時は十分効果的な演出だった。
なお、実は専用BGMが作られてはいたのだが、容量の問題で削らざるを得なかったという*6*7

リメイク版では頑張って一人で倒すとアリアハン王からお褒めの言葉と共にバスタードソードがもらえるが、正直今更感が半端ないがっかりなご褒美である。
とはいえ、このご褒美に関しては「ここでしか入手できない一品物」とかにされたらそれはそれで問題と擁護する意見もある。せめて「理論上は量産できるがハードルが高いアイテム」「通常は一点物のアイテムをもう一つ入手できる」くらいであればここまで批判もされなかったのだろうが…むしろ「そんなもの持ってるなら旅立ちの時によこせ」というツッコミの方が多かったり。
特にSFC版およびガラケー(スマホ)版は自動回復100のせいで全然攻撃が追いつかず、公式のソロ撃破の推奨レベルは50。この数字は通常プレイであればゾーマですらとっくに倒し、神龍の討伐ターン短縮を狙っている時期。
なお、実際にはラリホーや草薙の剣(ルカナン効果)を活用すればもっとレベルが低くても討伐は充分可能
最低ラインとしては勇者がベホマを修得するレベル35からか。
ラリホーの効き具合によって左右されるため運の要素は強いが、50はどう考えても上げ過ぎである。公式がエアプ疑惑

GBC版は自動回復がないため大幅に難易度が低い。
HD-2D版でも同様に貰えるが、こちらはこちらで難易度も高い上に褒美のバスタードソードがアレフガルドで2本落ちてるためガッカリ具合はおそらく一番大きい。
ちなみに一人で倒した時用のセリフはゾーマの時にもある(ご褒美アイテムはない)。



そして、2000年にGBC版3が発売されて、9年経った年…



『ナインは バラモスの地図lv1を手に入れた!』

プレイヤー「バラモスの地図?なんだろこれ…行ってみるか
ガッガッガッガッ(←洞窟に入る)

ん…あのカバはまさか…!?」

ピッ

遂にここまで来たか。○○○○よ。
この大魔王バラモス様に逆らおうなど身の程を弁えぬ者達じゃ。
ここに来たことを悔やむがよい。
最早再び生き返らぬようそなたらの(はらわた)を喰らい尽くしてくれるわっ!
ダン ダダダダダンダン♪(BGM:戦いのとき)

プレイヤー「……!?」
ちなみにこの文は項目冒頭のものをそのままコピペしている

ドラクエ9


そう、彼はドラクエ9にて、本シリーズに再び帰ってきたのだ。

そして下のデータをご覧いただこう。

  • エルギオス(9のラスボス)
HP:4800
攻撃:248
防御:278
素早:157

  • バラモス
HP:6500
攻撃:400
防御:400
素早:200


そう、裏ボスとして帰ってきたのだった。
しかもイオナズンに灼熱の炎、果ては400ダメージオーバーの痛恨の一撃もかましてくるため裏ボスとしての強さは充分。
発売直後の全滅報告スレでは初見キラー黒竜丸と並んで2トップだったとか…

しかも今作の彼は、倒すとなんと起き上がり仲間になりたそうに…ではなく、『経験値を欲しそうな目で』こちらを見てくる。
どんな目なんだ…そもそも魔王の威厳はどこへ行った…とツッコむのは誰もが通る道。
そして経験値を上げると、何とレベルアップ。こちらと同じくステータスが上がるのだ。
また一定のレベルに達すると新たに強い特技を覚えたり、ドロップアイテムが変わったり落とす確率が変わったりもする。
上限はこちらと同じ99レベルだが、その頃には何とHPは約13000に。ダークドレアム神様に並ぶ高さである。
更に攻撃力に至ってはなんと803。前作にて最高値を更新した永遠の巨竜をも抜く数値である。
この攻撃力で痛恨の一撃を放ってくるんだからたまったもんじゃない…




が、こんな彼でも裏ボスとしては一番下っ端
バラモスだけ特別扱いなはずはなく、9では歴代大魔王が全て登場するのである…
そう、これだけの強さを誇るバラモスも、所詮は裏ボス大魔王軍団の先兵に過ぎないのだった…残念。

が、クリアして浮かれ気分のプレイヤーに「まだまだ奥は深いぞ」という事を一番教えてくれるのはコイツだろう。
他の大魔王達はあらゆる準備万端の元ぶち殺されるであろう事を考えると、ある意味恵まれたポジションと言えるかもしれない…
とはいえ、称号「伝説の勇者」はLv.99魔王を誰でもいいので倒せば手に入るので、称号コンプを狙うプレイヤーからはよく狩られているとか…*8

ドラクエ10


DQ10にもver1.5より魔法の迷宮で戦えるコインボスとして登場。
当時の戦闘BGMは「戦闘〜生か死か〜」だったが、ver2.0からはBGMが「戦闘のテーマ」に変更。FC版準拠かい!と全国のプレイヤーからツッコミが入りまくったのは言うまでもない。
その後、ver3.5のすごろく内戦闘でのバラモス戦に限って「戦いのとき」が流れるようになり、それから時を経てver6.2からはコインボス版もBGMが「戦いのとき」に変更された。コインボスのBGM変更自体はたまによくあることだが、それが二度も行われたのは現状ではバラモスが唯一。
HPは3万程度。攻撃力も800を超え通常攻撃でも大ダメージを受けることに…。

使用特技は

◇灼熱…前方の敵に炎属性のブレス攻撃。
◇煉獄火炎…前方の敵に炎属性のブレス攻撃。灼熱よりもダメージが大きい。
◇イオグランデ…光属性魔法。自分中心の範囲攻撃。
◇はらわたをえぐる…単体に約1.2倍の威力で2回攻撃。
◇凍てつく波動…前方扇状にいる相手のバフ解除。
◇魅了の舞い…周囲の敵を魅了状態。耐性50%以下の場合は確実に魅了状態となる。
◇奈落の舞い…全属性耐性低下(属性攻撃の被ダメージ2倍)
◇暗黒の舞い…特技封印+凍てつく波動
◇暗黒の霧…幻惑+攻撃魔力低下+攻撃力低下
◇ネクロゴンドの波動…腕を振る動作の後に周囲に1500程度のダメージ+転び。離れつつタイミングを合わせたジャンプで回避可能。


特技の種類が豊富で、特に状態異常の類が目立つ。またネクロゴンドの波動のダメージは致死量が確定しているため、タイミングを合わせたジャンプが必須となる。
封印耐性の装備と、僧侶はキラキラポーンが必須。黄竜セットを装備した前衛は、可能であれば理論値のぐるぐるメガネを装備をすることが望ましい。

慣れれば大したことはないが、ネクロゴンドの波動は1回の腕振りか5回の腕振りの時点で発動するため、1回目の腕振りですぐにジャンプに設定しているボタンを連打しながら離れれば、十分に回避可能となっている。


後にステータスが大幅に低下した「プチバラモス」、バラモスブロス強と同時に戦闘することになる「バラモス強」も登場した。
ドロップアクセサリーは攻撃魔力が25~40アップする魔王のネックレスか、その破片となる。

ドラクエ11


の3DS版では黒幕の暗躍によって強力な魔力を得て復活。*9
本作ではドラゴン系に分類されている。*10
他の冒険の書の世界のクエストボスがその世界の戦闘BGMが使われる中、こいつだけ「戦いのとき」が流れる特別待遇。
Ⅸ時代と同様の痛恨の一撃のほか、メダパニーマや灼熱の炎を使うなど、やはりⅢ時代よりも強い。回避不能のバシルーラも使ってくるが、実はバシルーラ後の行動が痛恨になってメダパニがパワーアップしている以外はFC版と同じ行動パターンだったりする。世界の見た目SFCなのに…
コイツを倒すとポルトガ王からの報酬として黄金の爪を貰うことができ、ロウマルティナが装備可能。装備すると3Dモードでは弱い敵でも近寄ってくる効果、2Dモードではエンカウント率アップの効果が得られるため稼ぎに使えるかも。
純粋に武器としても表ボス討伐前なら十分な基本性能な上に雑魚戦での先制率が最もアップするので役には立つ。
Switch版ではヒノノギ火山にいるヨッチ族から入手可能な合言葉で戦闘可能。2Dと3Dで入手時期のブレが凄まじく、2Dでは一回目の人食い火竜撃破後、3Dでは神の民の里イベント終了後に手に入る。
なお、意外にも火力はDQ6の世界で戦うニセおにいちゃん、手数はDQ2の世界で戦うさまようロトのよろいに負けている。
地味に9→10→11とナンバリングで三作連続でボスとして出演するという初にして唯一の快挙を成し遂げている。
ちなみにドラクエのボスで常連といえばエスタークがいるが、あいつは(そっくりさんはいるものの)10への出演を逃しており、これからのアップデートに期待がかかっている。リメイクを含めれば8〜10の連番で出ることになるぞ!頑張れエスターク!



ドラゴンクエスト 勇者アベル伝説

アニメ作品『勇者アベル伝説』では同名キャラが登場するが、設定や外見は全く違う。
古の都エスタークの民の怨念により生まれ、灰色の顔以外は紫の肌、尖った耳、背中にコウモリ状の翼を持つ頭身の高い悪魔めいた姿をしており、
エスターク人の怨念の集合体そのものであるゾーマと合体して角や尻尾が生え巨大化した超魔王スーパーバラモスとなるが、飲むと永遠の命を授かるといわれるの生き血を飲むことに失敗し、
誰かに似た声で怒り狂う龍に追い詰められ、更に龍がアベルの体内に封印されてしまい、
最終決戦で龍の力により浄化された湖に落ちてゾンビめいて溶け崩れた姿となり、
露出した体組織を触手のように操ってアベル諸共龍の力を吸収しようとするが抵抗に遭い、ゾーマにも逃げられたため、
アベルと刺し違えようと自らの胸から引き抜いた宝石を高速回転させて竜巻を起こし、再び水が汚れた時必ず蘇ると宣言して消滅した。
ちなみに、部下にゲーム版バラモスに似た姿のデスゲイター将軍がいる。出番は二場面しかなく、しかもDVD収録時にというお話だったのサと一緒にドランの国を陥落させてバラモスを称える場面がカットされたためほぼ出番が無くなっている。

亜種

いくつか亜種がおり、2~3回行動の中ボスとして立ちはだかる。
FC版限定で、バラモス・バラモスブロス・バラモスゾンビは格闘場に出場することがある
詳しくはそちらの項目参照。

バラモスブロス
Ⅲでゾーマに挑む前の3連戦の二番手担当。
こちらもイオナズンや激しい炎を使うが、メラゾーマのほかメダパニ、バシルーラといった補助呪文は使わない。
二大事故要因を持たないおかげで、相対的には強敵感が目減りしがち。
その分攻撃が激しい正統派の敵であり、十分レベルを上げ装備耐性も強化して挑む必要がある。

HD版ではセリフが付き(CVはバラモスと共通)、ルビスの塔でも戦うようになった。
デーモンアミゴ2匹を連れており、今回はマヌーサやバシルーラといった搦め手も使ってくる。
さらにマヒ攻撃や痛恨の一撃を繰り出してくる上、バイキルトで強化も図るので打撃も呪文と同等以上に怖い。
倒すと目の前の人間がバラモスを倒した勇者だと気づき、リベンジを誓い去っていく。
そしてオリジナル版同様ゾーマの城でも立ちはだかり、今度こそ息の根を止めるべく襲い掛かる。
お供は連れておらずバイキルトは使わないがザラキを使う。装備で対策しておきたい。
倒すとごく低確率で性格を「まけずぎらい」にする本「まけたあかん」を落とす。バラモスへの対抗心の表れか?

実はバラモス本人との関係は作品によって安定していない。
Ⅹでは弟であり、兄を侮辱されると「はらわたがにえくりかえる」くらいキレほどに敬意を抱いているとのこと。
HD版3では「バラモスと兄弟『のような』絆を結んだ闇の悪魔」らしい。
ゾーマ直前の3連戦の一番手であるキングヒドラは主人公にとって父オルテガの仇だが、
上記の設定を踏まえた場合、バラモスブロスにとっても仇討ちの側面がある戦いだったことになる。
そういった感情を口に出さないのは善悪よりも力を尊ぶ魔族としての矜持なのだろうか。
バラモスがブロスの事をどう見ているかは不明だが、恐らく兄弟の仲は良かったのだろう。だがそういう甘さが両者とも「大魔王の前座」に甘んじている理由なのかもしれない。

HD-2D版ではバラモスを呼び捨てにしていたので、年が近いのかもしれない。

そんなバラモスブロスは討伐モンスターリストにおいては兄を差し置いて(兄は生前・死後問わず10の流用)HD-2D版で新規のまめちしきを書き起こされた。また、バラモスエビルのまめちしきによれば殆どの魔物が兄とエビルを間違える中でブロスだけは見分けがつくらしい。

なお、海外FC版では「バラモスの魂」として扱われている。
スマホ版DQ3以降の英語版でも名前は「Soul of Baramos」と名付けられ、死亡したバラモス本人の魂のように扱われる。

バラモスゾンビ
3連戦のラストを担当する、死の淵から蘇ったバラモス本人。
しかし、グラフィックがドラゴンゾンビやスカルゴンからの流用である。
確かにポーズはよく似ているが角が2本になっている点はユーザーからよくツッコまれる。
一部の外伝作品ではよりバラモスに寄せた専用のグラフィックが与えられている。
HD版3の解説によると既にバラモス自身の意思はなく、ゾーマに操られる人形でしかないようだ。

ゾンビ化して知性を失ったためか呪文は使わず物理攻撃しかしてこないが、その攻撃力が尋常でないほど高い。
状態異常耐性も高く殆どのものが無効、マヌーサやすなけむりは通用するので守備力の低い味方を守るのに使う手もある。
HD版ではごく低確率で闇の衣をドロップするので、盗賊や武闘家をパーティに加えているなら粘るのも手。

漫画『ロトの紋章』にも登場し、そちらでは巨大化している。

ゲームブックでは、ゾーマの城の玉座の間の前(ゲームでは大魔神が6体現れる場所)に出現し、生前の記憶を持ったまま勇者に挑んでくる。
しかしこのイベントの前に、吟遊詩人ガライから妖精の笛にラリホーの効果があるという情報を聞かされていた場合、笛の効果で眠らされて瞬殺されるという出オチで終わってしまう…
ちなみにゲームブック内で、妖精の笛で魔物を眠らせる機会はこのイベントのみであり、玉座の間の隠し階段を下りた先で、囚われていた人々を救出した際に、彼らの脱出の手助けになるようにと譲る事になる。
またバラモスブロスは登場せず、キングヒドラはゾーマの部屋の前でオルテガと刺し違える事になる。

バラモスエビル
SFC版以降の3やHD-2D版2で隠しダンジョンの雑魚敵として登場する。
こちらはバラモスとのつながりがより曖昧で、血族なのか姿を借りた全く別の魔物なのかすら不明らしい。

バラモスの名と姿を持つだけあって雑魚敵の中ではトップクラスの実力。
HPや攻撃力などステータスが高く、イオナズンや凍える吹雪といった高火力の全体攻撃を繰り出す厄介な相手。その割に経験値やゴールドもショボい。
…だが実はSFC版3やHD-2D版2ではバシルーラ、HD-2D版3ではザキ系が効くので厄介さはキングヒドラやはがねのきょぞうの方が上だと言える。
不思議な木の実や賢さの種をドロップするのでドーピング目当てで狩られることも。
HD-2D版3の方でははぐれモンスターとしても登場し全モンスターでもトップクラスに強いが、バトルロードで活躍させるには登場が遅すぎるのが難点。

余談


その独特の見た目から、(主に大阪の)オバちゃんを揶揄するのに使われたりする。

ファンからよく「カバ」扱いされるのはドラクエ4コマ劇場が元ネタ。
勇者たちが、魔王といえばどんな威厳があって恐ろしい姿をしているのかと想像して、ふと祭壇の上の本物を見て「カバ」と即決したインパクトの強さから定着した。
一応モンスターズでの分類から考えるとドラゴンになる。

HD-2D版の発売を記念した「大魔王ゾーマのいてつく配信」ではゾーマ様からなにかと無茶振りされまくる苦労人枠として描かれている。
流石にネタ枠とはいえ、ゾーマとバラモスの関係性を窺える配信。








ぐうっ…おのれ○○○○……
わ…わしは……
諦め…ぬぞ…
ぐふっ!



もはやふたたび ついきするひつようがないよう
この こうもくを へんしゅうしつくしてくれるわっ!

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最終更新:2026年07月11日 17:03

*1 実際にはオルテガはバラモスと直接戦ったことはなく、その配下の魔物との戦いの中で火山の火口に落下した。

*2 これは小説版及び『モンスター物語』『アイテム物語』の設定であり、実はゲーム中では、彼らがバラモスの部下であるという描写は一切為されていない。ただ、道中では散々バラモスの名前を聞くので、プレイヤーはバラモスの差し金だろうと認識してしまいがちになる。サマンオサのボストロールはアレフガルドでは雑魚として出るし、配下と言われても違和感はない。と思いきや、HD-2D版ではボストロールはバラモスの配下であったことが明かされた。

*3 FC版含めてよく見ればわかるが、判断力が最大のため封じられた呪文を飛ばしている。SFC版はバシルーラだけ設定ミスで無駄撃ちしている

*4 リメイク前は全て強耐性なので運が悪いと全然眠らない

*5 HD-2D版はヒュプノスハントのためなのか全体的にボスのラリホー耐性が低下しており、批判点としてもよく挙げられている

*6 すぎやまこういち氏は当時このことに対してかなり残念に思っていたことをコメントしている。氏によるとROMに書き込む段階まで行っていたが、後になって削除されたとのこと

*7 なおリメイクから追加された「戦いのとき」は「ダンジョン」のアレンジ曲であり、FC版当時はアレンジ曲を他のシーンで使うという手法はなかったため、没曲は「戦いのとき」ではなく全くの別物だったという説が有力

*8 ただし歴代主人公コスプレ装備コンプ称号もある為バラモスが特段多く狩られている訳ではない

*9 前日談にあたるクエストで暗躍していたクエストボス「キングプリースト」の魔力を吸い上げたことで本家より強化されている

*10 Ⅹで「竜頭魔王」と呼ばれていたからだと思われる