登録日:2021/06/29 Tue 05:24:50
更新日:2025/05/10 Sat 22:38:24
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\モモ・ウラ・キン・リュウ/
\CLIMAX FORM/
ギャァァァァァァ!!? 皮が剥けたー!?
スペック
■身長:190cm
■体重:119kg
■パンチ力:8t
■キック力:10t
■ジャンプ力:一跳び42m
■走力:100mを4秒
概要
ケータロスのボタンを〈
モモ、
ウラ、
キン、
リュウ〉の順に押し、ベルトに装着して変身する仮面ライダー電王の強化形態の1つ。
野上良太郎にタロス達全員が
憑依する事で変身する。僕達は五人で一人の仮面ライダーだ!
恐らくモチーフは、当時は然程普及していなかった「お財布ケータイ」。
本編終了後の映画作品では、良太郎が不在の場合でも実体化した
モモタロスが変身した電王を軸にイマジン4人で変身は可能。
その場合、モモタロスに残り3人が憑依する形となるが、もし変身していない時にやったらどうなるのか少し気になる…
ちなみに、
桜井侑斗が一時期消滅した際の
デネブとだるまさんが転んだをやった時に、
イマジン態の4人がクライマックスフォームごっこをやった事もある。「完成、クライマックスフォーム」
変身の際はイマジン4人が心を一つにする必要があるのだが、同じ思いになりさえすれば内容は何でも良い。
あるエピソードではタロスズが揃いも揃って自分が変身して戦うと言い争いになり、最終的に
「お前ら、邪魔!」
↓
\CLIMAXFORM/
というプロセスで変身したことがある。
アーマーは全身にレールが走った物に変わり、右肩に
ロッドの電仮面、左肩に
アックスの電仮面、胸部に
ガンの電仮面が装着される
頭部の
ソードの電仮面は
桃の“皮が剥ける”という奇抜なデザインであり(展開後にスライドして下のオレンジのレンズ部分が露出する)、良太郎以外からは敵味方総じて不評。
また、基本はモモタロスでありつつ肉体の主導権をイマジン4人がローテーション出来るのだが、一つに肉体にイマジンたちがすし詰め状態になっているため、他フォームに比べ入り心地が悪いらしい。
というよりは単純に他の連中と一緒になっているのが心理的に気持ち悪い模様。
リュウタロスなどは相応に回数を重ねた本編後ですら「やっぱり気持ち悪い」と愚痴っていた。
全員が憑依する事から劇中での呼称は
「てんこ盛り」。
デンガッシャーはソードモードを使用するが、第44話にてガンモードを使用した事もあるので、恐らく全モードを使用すること自体は可能。
ただしソードモードを使うのはメインがモモであり、そもそも前述の例はガンフォームからの地続きで変形しておらず緊急的に発砲しただけである。
各イマジンに得手不得手があり戦闘スタイルが違うため、それぞれのモードを使いたいならむしろ各フォームに変身したほうがよくなる場合もある。
必然的にデンガッシャーの使い方の効率性や応用力はネガ電王以下。
DX玩具版のデンオウベルトではケータロス用のボタンが早くから発見されており、その曲調から「荘厳フォーム」と呼ばれていた。実際は
必殺技用の音声だったのだが。
変身時にケータロスが手元から離れている場合、レールが伸びて自分でベルトまで移動して来る。
初変身時は、デンライナーが炎に包まれ黄金の「クライマックスモード」になる演出があったが特にその後使われることもなかった。
余談だがこのフォーム、他の最強フォームと異なり強敵への対抗策や特訓・強化の成果ではなく、
「戦闘用ですらないアイテムを手に入れ、気合で戦っていたら偶然変身出来た」という何とも『
仮面ライダー電王』らしい経緯で登場している。
なお初変身の際、直前に吹っ飛ばされたブラッドサッカーイマジンは
引きの画面からフェードアウトしようと必死に転がっていた。
必殺技
ライダーパスをベルトにセタッチして〈CHARGE AND UP〉の音声で発動する。
ロッドフォームを先端に、右足に電仮面を集めて放つキック。
ポイスターズスラッシュに次いで使用する機会が多いがTV本編以降は残念ながら、CGの都合があってか、電仮面が動かない仕様となる。
アックスフォームを先端に、左腕に電仮面を集めて放つパンチ。
そこ、
ライダースティングとか言わない。劇中では1回しか使用していない影響か
ゲーム等への採用率は低目。
胸部のガンフォームの電仮面が展開し、中から多数の誘導
ミサイルを発射する。こちらも劇中では1回しか使用していない影響かゲーム等への採用率は低目。
「エクストリームスラッシュ」の強化バージョンで、通称「俺(達)の必殺技・クライマックスバージョン」。
発動時はデンガッシャーの剣先が虹色に光り輝く。
超クライマックスフォーム
スペック
■身長:190cm
■体重:125kg
■パンチ力:8t
■キック力:10t
■ジャンプ力:一跳び50m
■走力:100mを3.8秒
概要
映画『
劇場版 超・仮面ライダー電王&ディケイド NEOジェネレーションズ 鬼ヶ島の戦艦』に登場した新たな最強形態で、所謂「超・電王」。
ウイングフォームの状態からクライマックスフォームに変身した際、
ジークが憑依したままだったことで偶然この形態に変身した。
見た目は電仮面の額にウイングのマーク、背中にウイングの電仮面(翼)が追加され、飛行が可能になった。
攻撃面のスペックは通常のクライマックスフォームと大差ないが、走力とジャンプ力は上昇している。
「アァ?何ィ?何だこのビラビラ!?手羽野郎お前かァ!!」
「美しいであろう?ありがたく思え。」
ちなみにこの台詞は『カブトの世界』編にて、宣伝の為かこっそり聞こえる。
必殺技
背中の翼を展開、飛翔して放つ跳び蹴り。電仮面の移動はない。
発動音声は「CHARGE AND UP」ではなく「FULL CHARGE」となっている。
ボイスターズスラッシュの強化バージョン。
『ディケイド完結編』にて使用し、突進しながらの斬り抜けでドラスにダメージを与えた。
余談
- スペック面ではスピード以外は全てライナーフォームを上回っており、劇中の描写もライナーフォームよりも強いように描写されているシーンが多々見られる。
そのため、ファンからはクライマックスフォームが「最強フォーム」、ライナーフォームが「最終フォーム」といった具合に捉えられている。
……というよりは「“最強”と“最終”は違う」という認識が出来上がったのは、恐らくこれらの形態の影響によるものと思われる。
なお、厳密にはクライマックスフォームは「電王としての最強の姿」であり、ライナーフォームは「良太郎としての最強の姿」とも見られる。とは言え、公式からは基本的に電王の最強フォームはライナーフォームで統一されている事が多い。
因みに最強フォームの中でも固有の武器を持たない珍しい形態でもある。
- 「『各電仮面が個別の意思を持って動く』というアクションはスーツアクターの高岩成二氏のアドリブによるもの」というのは氏の伝説を語る上では絶対に外せない語り草となっている。
その結果、後の『仮面ライダーW』については「2人で1人の仮面ライダー」という設定上、企画側から「高岩氏の参加は必須」という絶対条件が出されたとの事。バイクシーン?勘弁してください…
追記・修正は1度に4体のイマジンに憑依されたことのある人がお願いします。
- 「家臣共、苦しゅうない」→「苦しいんだよ!」の流れはワロタ -- 名無しさん (2021-07-05 04:43:50)
- ノリの良い方が勝つんだよ!の台詞通り、イマジンたちの心がひとつになって最高にノリの良い状態で変身する最強の電王。良太郎の想いによって生まれた良太郎が最もお気に入りのフォームで、タロスズの想いが生んだライナーとは対をなしている -- 名無しさん (2022-03-11 21:56:42)
- たぶんジークは背中を広々と占有してるんだろうな -- 名無しさん (2022-03-11 23:16:53)
- 全身に仮面貼り付けたデザインといい変な動きといい何かインディアンの儀式的なイメージを感じる -- 名無しさん (2022-12-24 14:12:10)
- キングオージャー履修中なんだが5人揃った回、ほぼクライマックスフォームと同じ流れでワロタ -- 名無しさん (2024-08-18 21:51:55)
最終更新:2025年05月10日 22:38