ホログラフ防衛システムズ(星のカービィ)

登録日:2021/11/04 Thu 23:23:00
更新日:2025/01/05 Sun 03:51:35
所要時間:約 5 分で読めます




しんにゅう者から このエリアを 防衛する
戦とう型 セキュリティマシン。
かつて くり広げられてきた 戦いの
データを ぶんせきし、ホログラフの
セキュリティシステムを 次つぎと 生み出す。

ホログラフ防衛システムズとは、『星のカービィ ロボボプラネット』に登場するボスの1体である。

概要


ハルトマンワークスカンパニーが運用する戦闘型セキュリティマシンで、2面「ラスタードロード」のボス。

正八面体のクリスタル4つと、周囲を覆うプレートで構成されており、クリスタルから過去作に登場したボスキャラのホログラフを生み出す。連戦であるため当然だが、ホログラフはオリジナルと比べて体力は低い。しかし、中には攻撃が強化されている場合もあり、注意が必要。
ホログラフを倒すと、そのホログラフを生み出したクリスタルがフレームだけの状態となり、4体のホログラフをすべて倒すと本体が暴走。この状態で攻撃を当てれば撃破となる*1

ボスステージを除くラストステージにあたる、6面「アクシスアークス」のステージ5にも登場。プレイヤーは高火力のロボボアーマーに乗っていることもあり、簡単に倒せる。
道中に複数回にわたって出現し、そのためかクリスタルは各1つで、ホログラフを1体倒せば進める(暴走状態も無し)。


生み出すホログラフ



ホロ・クラッコ

この星の空に 古くから住むという、
雲のモンスターの データを ぶんせきし、
作り出された ホログラフ。
大気の エネルギーを 味方につけ、
電力を 活かした こうげきを とくいとする。

シリーズお馴染みのボスキャラであるクラッコのホログラフ。電撃や雨、ワドルドゥ召喚*2などを行う。
一方で前作で追加された多彩な技の多くは使用してこない。おそらく、天空で覚えた新技のデータは入手していなかったのだろう。

ホロ・ローパーズ

エナジースフィアという 球体が 好物な、
異空間に すくう モンスターの ホログラフ。
もとは、赤色と青色の こたい であった もよう。
このモンスター自体よりも、スフィアの持つ
異しつな テクノロジーの方が ナゾが多い。

星のカービィWii』より、スフィアローパーズのホログラフ。「赤色と青色のこたい(個体)」とあるが、実際は赤色と紫色であるはず。これは単なるミスなのか、深い意味があるのか…

ちなみに、スフィアローパーズのデータはスージーが入手したらしいのだが、なぜスージーがアナザーディメンションに住まうスフィアローパーズのデータを入手していたのか…
ホログラフでありながら、物語の根幹に関わる伏線を持っているキャラクターだったりする。

ホロ・アイスドラゴン

ドラゴンと よばれる、まぼろしの 生き物の
ホログラフ。いく年月もの 時間を生きてきた
古代の生命体。炎を はくタイプも 存在する
ようだが、この青いドラゴンは 体内で氷を
せいせいし、こうげきする タイプのようだ。

星のカービィ2』より、アイスドラゴンのホログラフ。まさかの再登場で、初の3D化*3。『2』時代の攻撃方法が再現されているほか、アニメ版からの逆輸入で氷結晶を手裏剣のように飛ばす技が追加されている。
ちゃっかり派生種についても記述されており、スーパーカービィハンターズではエレキドラゴンという電気を纏ったドラゴンが登場した。炎をはくタイプ「解せぬ」

ホロ・ガラーガ

天空の国に まつられていた、ぐうぞうの
ホログラフ。頭のデータに 弱点を かくにん。
強いエネルギーを そそがれた ことで
動き出した、ヘビの人形に すぎないが、
神として あがめられていた もよう。

星のカービィ トリプルデラックス』より、トグ・ロ・ガラーガのホログラフ。最後のホログラフで、こいつを倒せば、(体力が残りわずかでもない限り)事実上の勝利となる。オリジナル同様、攻撃は頭にしか通用しない。そのためご丁寧にも頭だけ色が変わっている。
多彩な技は健在で、1つもオミットされていない。いきなりガラーガホイールもしてくるので再戦バージョンが近い。
一部の攻撃は床に電撃が残るようなっており、オリジナルより強化されている。オリジナルのトグ・ロ・ガラーガは4面のボスであり、2面のボスで出てくるだけでも場違いなのに、強化までされているとは…*4

コイツを生み出す前に、背景を動かし、前作の背景と同様に5本の柱を出現させてくる。この演出の都合や、当たり判定の大きいロボボアーマーでは攻撃がかわしにくいためか、残念ながら6-5には登場しない。


Re:ホログラフ防衛システムズ


マザーコンピューターにより リニューアル
された この 防衛システムも、他の星に
ねむっていた せっけい図を もとにして 作られた
ものだが、一部 データが かけている ため、
本来の せい能を はっきできずに いるらしい。

メタナイトでゴー リターンズ」及び「真かちぬきボスバトル」に登場する強化版。
カービィシリーズの強化版ボスは色違いになる傾向があるが、こいつの場合はクリスタルの形が変更されており、正八面体から四芒星型になっている。

生み出すホログラフの見た目や行動パターンが強化版準拠*5になっている。
強化版が存在しないRe:ホロ・アイスドラゴンは、新規に強化版のデザインが用意されており、背びれの形が変わっていたり、腹部に模様が追加されている。


余談


各クリスタルの色は、生み出すホログラムのキャラクターの色に対応している。Re:版ではちゃんと4つ目のクリスタルがガラーガDXのカラーに変わっており芸が細かい。

浮遊するクリスタルのボスというのは、『星のカービィ64』に登場するホロビタスターのボス、「ピクス」を彷彿とさせる。攻撃手段が異なるため、他人の空似のように思えるかもしれないが、実はホログラフ防衛システムズのプレートの形は、ピクス戦での床を彷彿とさせる形であり、関連性がある可能性が高い。
Re:版のスペシャルページの説明文に、「他の星にねむっていたせっけい図をもとにして作られた」とあるが、もしかしたら他の星とは、ホロビタスターのことなのかもしれない。

姿こそピクスに似ているが、攻撃パターン的な元ネタは、『星のカービィ3』に登場する「アド」だろう。彼女も過去のボスキャラを召喚*6してけしかけてくるほか、すべて倒すと本人が攻撃してくること、この時はどんな攻撃でも倒せることが一致している。
さらに、召喚するボスのメンツとして、クラッコとアイスドラゴン*7が共通しているうえ、スフィアローパーズとMr.シャイン&Mr.ブライトが、二人組という点が似通っている。トグ・ロ・ガラーガとスイートスタッフには共通点がない。実在する動物繋がりくらいか



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最終更新:2025年01月05日 03:51

*1 通常のボスではダメージを与えられない空気弾や、ダメージを受けこそするがぶつかるだけでも倒せる。

*2 ホログラフのくせに実体のワドルドゥを生み出す点をツッコむのは野暮である

*3 3D作品である『64』にも登場しているが、アドレーヌが描いたイラストであり、2D。

*4 「後年の作品での再登場にあたって登場レベルの数字が下がったが、むしろ強化されたボス」というのはシリーズでは例がない。常連に目を向けてもクラッコがギリギリ当てはまるかどうかといったところ。

*5 Re:ホロ・クラッコのみ、『トリプルデラックス』に登場したクラッコDXではなく、『USDX』に登場したクラッコリベンジに近い見た目になっている。

*6 ホログラフではなく実体化した絵。

*7 アイスドラゴンはアドと同一人物と思われるアドレーヌも実体化させる。気に入っているのだろうか。