ハルトマンワークスカンパニー

登録日:2016/05/14 Sat 19:14:58
更新日:2025/06/18 Wed 18:29:39
所要時間:約 14 分で読めます





会社情報

商号

ハルトマンワークスカンパニー

住所

本社 巨大侵略母艦アクシス アークス(一定期間で惑星間を移動する)
支社 ポップスター 等その他

代表者・役員

代表取締役社長 プレジデント・ハルトマン
社長秘書 スージー

社員数

約860,000人(現地採用含む)

主要業務

惑星侵略改造
機動兵器開発
自然資源活用
経済発展支援
未開地域開拓
遊戯施設運営

事業内容

惑星のキカイ化侵略、および経済の発展
資源の採取(無くなっちゃうまで♥)とその有効活用

企業理念

キカイ化による永遠の繁栄を目指して

資本金

100兆ハルトマニ―

主な資源元

銀河の彼方の文明
ポップスター
その他







…という冗談はさておき。

「ハルトマンワークスカンパニー」とは、ゲーム『星のカービィ ロボボプラネット』に登場する架空の企業。




概要

本作最大の敵対組織。
ポップスターを突然侵略して資源を吸い上げ、謎の技術によって機械の星に変貌させた元凶である。
社章はハルトマンの頭文字である「H」を図案化したもの。


数多のマシン兵器を所有する巨大企業であり、球体の船体に5本足が生えた超大型宇宙船「アクシス アークス」を拠点とする。
主に目をつけた惑星を乗っ取り、機械化と経済発展を行うかたわらで自然資源を略奪するのが仕事。
外面はあくまで「企業」だが、実際にやっていることは完全に侵略行為。
高度文明成長に迎合する住民はともかく、逆らう敵は容赦なく「駆除」し、使えそうな生物を機械化させてすらいる。
「カービィで星を侵略する会社」というと真っ先に浮かぶのはテレビアニメ版ホーリーナイトメア社であるが、
一部のプレイヤー達からはそれらの所業が『MOTHER3』のブタマスク軍団を思い起こさせる、とも。

企業としては、規律正しく管理された環境である様子。
だが、スージーの歌う社歌の内容や、社長の振る舞いを見る限りは相当ブラックな会社でもあるようだ。
そのくせ本社ステージの一部で流れるBGMのタイトルは「ホワイトオフィス行進曲」。何の皮肉ですか?
ついでに言えばこの企業、ゲーム中に登場する者に限定すれば機械ではない社員は社長と秘書のみである。
メインキャラ以外で生身の社員は、各惑星やポップスターでの現地採用という形で存在するようだが、幹部は基本的にロボットばかりとされている。


歴代カービィシリーズに登場した敵(勢力)の中では、何から何まで規模が違う。
まず、社員数だけ見ても約86万人という桁違いの数字に圧倒される。ちなみにハルトワーカーズなど研究所風のステージの雑魚が該当する。
そしてとにかく圧倒的な軍事力を誇り、メタナイト達の抵抗も意に介さず簡単に惑星全土を制圧してみせる程。
科学技術のレベルも極めて高水準で、資源エネルギーの吸収と同時に機械化を行うなどといった高等な装置まで生み出している。
前作の敵勢力も高度な科学技術と軍事力を保有していたが、こちらは侵略部隊の兵士一人ひとりに汎用の戦闘マシンが与えられている時点で規模が全く違う。
総合的に見て、かなりの「ガチ」な悪の組織であることが強くうかがえるものになっている。

ついでにRe:クローンデデデ&D3砲の説明文などから「ハルトマニー」なる独自の通貨を発行している事もうかがえる。
おそらく社内やポップスター以前に占領下に置いた植民星で使われているのだろう。
プレジデント・ハルトマン戦ではハルトマニーの紙幣らしきものを確認することも可能。
デザインは10万ハルトマニー札がプレジデント・ハルトマン当人の肖像、5万ハルトマニー札は秘書スージーの肖像。
いずれも中央に肖像を置き、左右にICキューブのような図柄とハルトマン社の社章を置いたデザインとなっている。


これまでにも各地の惑星を機械化させてきたが、今回狙いをつけたポップスターは
他の惑星と比べて遥かに豊かな自然を有しており、この上ない好条件の莫大な資源に恵まれていた。
が、そこで星のカービィが立ち上がったのが運の尽き。
元の星に戻さんと立ち上がるカービィとの激しい対立が繰り広げられる事となる。


余談だが、社歌について所々気になる点が多かった事だろう。
これはとある作品でカービィが…(つまり、SDXプレイヤー自身が実行している)。
他にも過去にもいろんな星を侵略してきたという前歴や侵略途中のポップスターからも
いろいろなデータを回収してたりするためか、彼らが繰り出してくる敵たちはどこが見覚えのある面子が多い。


以降、多少のネタバレを含むのでご注意









社員

ハルトワーカーズ

ハルトマンワークスカンパニーの従業員であり、戦線に赴く下っ端の機械兵士。
見た目は『Wii』のハルカンドルディに白い宇宙服を着せたらこうなるのかな?という感じの未来人っぽいデザインをしている。
電気球を出す銃を所有しているためか、スパークをコピーできる。
主に前述のインベードアーマーを駆り、未侵略の地に出張する。


ラボトリィ

主に各エリアの「ラボ」に配属されている研究員で、他の星で雇われた異星人たち。
見た目は潜水服のヘルメットを被ったような1頭身のキャラクターで、チェーン付き鉄球を装備している。
主に兵器開発が仕事で、毎日社歌を歌い勤勉に働く。


秘書スージー


ここまで ごそくろう いただき、たいへん おそれ入りますが…

すみやかに… くじょ されて くださいませ!


宇宙企業「ハルトマンワークスカンパニー」
社長秘書。秘書でありながらも、今回の
しんりゃくプロジェクトの しきを とるエリート。
幹部せん用インベードアーマー、
「リレインバー」を あやつり、戦う。


ハルトマンワークスカンパニーの秘書。
その役職の割には今回立案された「キカイ化侵略プロジェクト」の指揮者を一任されるなど、組織内ではかなりの重役幹部である。
カービィらを邪魔なゲンジュウ民にしか思っておらず、たてついてくるカービィをあの手この手で駆除しようと考えている。
作中で彼女が歌う社歌は、なんとカラオケJOYSOUNDで実際に歌うことができる


プレジデント・ハルトマン


なーんたる 品のない ゲンジュウ民めっ!

ヤバン!ヤバン!ヤバン!ヤッバーン!

ヤバァーンでぇ、あーるぅぅ!!


ハルトマンワークスカンパニーの創始者である社長。本作の諸悪の根源。
スージー同様にポップスター住民をゲンジュウ民と見下す。
元は発明好きの情熱的な野心家であったが、ある時からカンパニー繁栄のためなら手段を選ばない冷酷な男と化した…とされる。
そのせいか基本的に他人を信用せず、例え重役のスージーに対しても真の目的を語ろうとはしない。


本編未出演社員

いずれもゲーム本編に登場しないキャラ。
ケイン所長は小説版、それ以外の社員は公式HPのコーナー「スージーのしんりゃくレポート」でその存在が明かされた。
ケイン所長以外はゲーム本編の制作スタッフが元ネタ。

ケイン所長


もちろんですともォ!キカイ化侵略プロジェクトはカンペキです。

失敗など、ありえませんぞォーー!


ハルトマンワークスカンパニー所属の科学者。
とにかく口数が多く非常にテンションが高いものの、
所属する研究所の総力を挙げてインベードアーマーの開発に貢献している。
他にもハルトマンの過去をよく知っているようだが…?


スレンダー・エツコ

ハルトマンワークスカンパニー専属のデザイナー。
カービィのコピー能力「エスパー」「ドクター」「ポイズン」のスケッチを数点所有している。
名前の元ネタは今作のデザインに携わった佐藤悦子氏。

スケルトン・カンノ

キカイ化侵略プロジェクトの案を出した社員の一人。
ラボの建物や資源吸い上げ装置等のデザインを担当した他、
ロボボアーマーの未知なる姿を描いたスケッチとしてジェット機、ギア、多脚砲台、スパナ、ドライバーの5タイプを保有している。
名前の元ネタは今作のリードモチーフデザインを担当した菅野晃宏氏。

マスタッシュ・オオタ

キカイ化侵略プロジェクトの案を出し、本社の細部デザインを担当した社員の一人。
ミキサー型の資源吸い上げ装置を考案し、実際に砂漠のエリア「ギガント グラウンド」で採用された。
また、キカイ化の内容を決めるメインテーマに「スチームパンク」が選ばれていた名残のスケッチも所有している。
名前の元ネタは今作のリードデザインを担当した大田裕介氏。

テクニカル・フジタ

本社外観のデザインを担当した社員の一人。
どの侵略エリアから見ても母艦がこちらを見ているかのような外観にこだわったらしく、
スケッチでは別パターンの模様も存在した。
名前の元ネタは今作のリードデザインを担当した藤田剛志氏。

ラストサムライ・キタ

スージーの外見のアイディアスケッチを描き、最終的に採用された社員の一人。名前だけ見たら大物感が溢れている。
(他にはカンノ、クマザキ、フジタ、エツコら4名も参加していた)
異星人らしさを出しつつ女性らしい可愛い姿になるよう試行錯誤を繰り返したとの事。
他にもメタルジェネラル、ヘビーロブスター等を思わせる意匠の未知なるロボボアーマーのスケッチを所有している。
名前の元ネタは今作のリードデザインを担当した北健一郎氏。

スパニエル・トウドウ

サブゲーム「みんなで!カービィハンターズ」の制作に関わった社員の一人。
剣士」「重戦士」「学士」「魔法使い」の他にも「僧侶」「狩人」「盗賊」などのジョブ案を考えていた様子。
名前の元ネタは今作のセクションディレクターを担当した東藤由実氏。

ボックス・ムカエ

サブゲーム「カービィの3Dチャレンジ」の制作に関わった社員の一人。
ステージの地形・配置パターンの案を担当した。
名前の元ネタは今作のセクションディレクターを担当した向江康博氏。

ワークアウト・カワカミ

サブゲーム「みんなで!カービィハンターズ」「カービィの3Dチャレンジ」の制作に関わった社員の一人。
前者では戦いの舞台のスケッチを所有しており、大自然豊かなRPGチックの風景を描いていた。えらく適当に描かれたMr.フロスティの絵は必見
後者ではムカエが作成したマップの骨子をもとに3Dの地形をデザインした。
名前の元ネタは今作のリードデザインを担当した川上雄太氏。

グランデ・ファーマン

プレジデント・ハルトマン、及びプレジデンバーのデザインを担当した社員の一人。
「社長」という現実的な肩書きを持たせつつ『星のカービィ』に登場する
キャラクターらしさを感じられるようにデザインしており、
プレジデンバーの攻撃プログラム「ハルトマニーキャッシュ」「ビジネストリップ」
「リストラ・ショック」は、シークレット・クマザキが考案したラフスケッチを参考にしている。
名前の元ネタは今作のデザインに携わった、名前の妙なインパクトでひそかに注目されているファーマン・力氏。

ウェービー・ヒトム

星の夢のデザインを担当した社員の一人。
シークレット・クマザキが考案したデザインは「未知の超文明をイメージした異質なフォルム」だったが
スージーに「な~んか、このマシンとは仲良くなれそうにないのよねぇ」と意見が入った結果、
最終的にヒトムが考案したデザインが採用された。
元ネタは今作のデザインに携わった伊藤仁氏。

カーズ・モチヅキ

各地に配置するキカイ化ギミックの案を担当した社員の一人。
フロッツォボーグのデザインの他、ギガントグラウンドに配置されたバーナーバードの試作品と思しきスケッチを残している。
元ネタは今作のUIデザインに携わった望月哲也氏。

プレーンズ・カワタ

キカイ化ギミックの案を担当した社員の一人。
メタルアクロのデザインに関わっており、外装について幾つかの候補を考えていた模様。
元ネタは今作のUIデザインに携わった河田茂幸氏。

トム&ナゴ

カンパニースタッフの誰かが飼っているペット。
「トムは猫、ナゴはニワトリ」「星の夢がペットの声を録音する姿を確認した」というデータが残されている。
これは本編における星の夢の音ネタに、スタッフが飼っていたペットの鳴き声が使われていることからだろう。トムは熊崎信也氏のペット。

ウェザーコック・アンドウ

カンパニー専属の作曲家。
レポート上には彼が手がけた一部である『ハルトマンワークスカンパニーのテーマ』『回歴する追憶の数え唄』の試作曲が公開されている。
後者の作曲時にクマザキから「もっと熱く、忘却に向かって静まった後、最後はループしてよみがえる!」という
難しいオーダーを突きつけられた裏話があり、これに見事応えてみせた辺りにプロの作曲家としての仕事ぶりがうかがえる。
元ネタは星のカービィシリーズの作曲家・安藤浩和氏。

シークレット・クマザキ

キカイ化侵略プロジェクトの案を出した社員の一人。
彼がプロジェクトで最初にポップスターキカイ化案のスケッチを出した人物であり、
カンノ、オオタと違ってカービィ世界とは思えないガチガチのサイバーチックなキカイ化風景が複雑に描かれている。
これにはスージーも「ここまでやる計画でしたのね。……オドロキですわ」と引いていた。
更にロボボアーマーの雛形である「パワードアーマー」のスケッチも所有するが、ここでもドラゴン型や人型などといったデザインが異彩っぷりを放つ。
他にも複数のプロジェクトに参加し、提出したスケッチのいずれも他の社員とは一味違うセンスを発揮している。
モロバレだが、元ネタは本作のゼネラルディレクター・熊崎信也氏。

自社保有の機械、兵器一覧

~小型~

インベードアーマー

ハルトワーカーズの一般的な機動兵器。
操縦者が乗り込むタイプのマシンであり、本来は力に物を言わせた近距離攻撃が中心だったが、
カービィが奪った際にはコピー能力を得られる強力なロボボアーマーに変貌した。
しかし、この現象はハルトマンワークスカンパニーにとって想定外の案件らしく、
カービィが元来から持つ無限のパワーが、このマシンの限界性能を超える結果を引き出したものと見られている。

~主な能力~
  • パンチ→2連パンチ→叩きつけ
すっぴん状態の通常コンボ攻撃。

  • ジャンプ
まんま。ロボボアーマーなら敵を踏みつけて倒せる。
パイプで移動といい、このゲームは配管工のおっさんからリスペクト多すぎではないですかねぇ?

  • 2段ジャンプ
空中ジャンプ可能。

  • 滞空
インベードアーマー唯一の凶悪技。無限滞空である。
ただしカービィが乗ってロボボになったときは滞空可能時間に制限が設けられ、カービィそのものほど空中では安全にならなくなっている。


セキュリティサービス

母艦内部に配備されているガードロボ。
異世界の星の小さな戦闘マシンに酷似した姿を持ち、額にカンパニーのロゴがプリントされている。
攻撃手段も本家と全く同じ。ただ一つだけ違うのは、倒されると自爆スイッチを押して大爆発を引き起こすことぐらいである。
ハルトマンが訪ねた幾つかの惑星で発見された設計図・技術から復元されたらしい。


イエスマン

ハルトマン専用のガードマンロボ。
スーツを着たSP風のロボットといった具合で、一切の攻撃に怯むことなく戦い続ける。
が、ハルトマンの号令で自爆させられたりリストラショックによる即リストラ(物理)の憂き目に遭ったりと扱いは散々。


ドリー

リレインバー(後述)の兵装の一つである小型オプション。
見た目はリレインバーの頭部分を模したもの。
ミサイルのように射出する他、リレインバーの動きとシンクロすることもできる。


ミス・オフィサー

プレジデンバー(後述)の兵装の一つである小型オプション。
見た目はなんと金色のスージー。秘書を武器にするっておいおい…
基本的な機能と役目はドリーと同じ。
ただし、ドリーと違い着弾地点が炎上する上に、通常のプレジデンバーの時点でじゅうたん爆撃のように投下されるなど、一度に使役される最大数が非常に多い。
実はスージーを完全に模倣したものとは言い難く、背中をよく見ると小さい天使の羽のようなものが確認できる。
ハルトマン、スージーの過去を考えるとかなり意味深である。


~中型・大型~

鉄巨兵ギガヴォルト


ナゾのしんりゃく者たちが 作りあげた
巨大なロボット兵器。その巨大さから、
かれらのテクノロジーの すごさを
うかがう ことができる。はたしてこの
巨大ロボに 弱点など あるのだろうか?

鉄巨兵ギガヴォルト2


ハルトマンワークスカンパニーが、キカイ化
しんりゃくプロジェクトの 第2段階で 地上へ
送り出すしんりゃくロボット。じゃまする 存在を
いっそう すべく 開発されたおそろしい兵器。
価格は ギガヴォルトの2倍86億ハルトマニー。


カンパニーの超大型機動兵器。1-3でいきなり登場して驚いたプレイヤーもいるだろう。
緑色の上半身だけのロボットで、見てくれは某スネークマンのエグゼバージョン。
普段は頭部、アーム、胴体などが分離しており、戦闘時に合体するという運搬時に便利そうな構造を持つ。
両腕のアームでターゲットを叩きつけ、背中のランチャーからミサイルを発射するが、手や頭部のネジを強い力で回されるとダメージを受けてしまう弱点を抱えている。

後に改良型の紫色の機体「鉄巨兵ギガヴォルト2」も開発され、そちらは手が二重装甲になり機動力がアップ。
衝撃波を飛ばすことも可能になった。


ンギュア基地


巨大な歯車で こうせいされた、
このルートを 防衛する砲台基地。
歯車の動きにあわせて 砲台が動き、
ターゲットを ねらう。この基地を はかい
しないかぎり、ここから先には進めない。


空中要塞型砲台。シリーズでは初めて名前が「」で始まる敵。ちなみに今まで3のワンパがトリを飾っていた。
カービィが戦うことになるのは歯車で構成された主砲と4台の副砲である。

普段は青白いエネルギー弾やへろへろ弾(小副砲)、火炎放射(主砲)を行うが、4基の副砲が健在時は上下2台から横にまっすぐレーザーを照射し、さらに主砲脇の小副砲2台から斜めに反射するレーザーを撃って攻撃する。ビッグコアMk-Ⅲかな?
流石に元ネタのように「ううまうry」とかパターンを記憶する必要はない。というかそんなに強くあってたまるか。

それぞれの砲身は破壊して黙らせることが可能だが、残り1台になると発狂モードに入って連射を繰り返すので注意。暴走すんなし。

エリア4「ギガント グラウンド」ではカブーラーを動力コアに組み込んだ2機目が登場する。


コア・カブーラー


おどろきの 飛行砲台が あらわれた。
この研究しせつ動力コアとして
組みこまれて いたのは、なんとあの
カブーラーであった。空飛ぶセキュリティ
マシンとの 空中戦がはじまる。


カンパニーによって接収・改造されたか模造されたと思しき、デデデ大王の所有物だった飛行砲台カブーラー。
2機目のンギュア基地の核として内蔵されており、撃破後にボロボロの主砲の外殻を振り落とす形で姿を現す。

大型ミサイル砲を内蔵しているのは前作『USDX』と一緒だが、今回はレーザーも打てるように改良されたばかりか、機体上下に大砲が2台備え付けられている。

この外見はかつて『カービィのブロックボール』に登場した時と同じ形態であり、見たことがある人ならニヤリとするネタである。
原作からは勿論、『USDX』からも超大幅に攻撃バリエーションが増加しており、中ボスの範疇を越えてエリア4のもう1体の大ボスといっても過言ではない強さを誇る。


ウィスピーボーグ


この星に 住む、ウィスピーウッズ
よばれる 植物が 改ぞうされた すがた。
ドリルの足により自由走り回ることが
できる他、巨大なネジを かどう させる
とてつもないパワーも 手に入れた。

Re:ウィスピーボーグ


ウィスピーボーグが新モデルリニューアル。
ねんぴも よくなり はいきガスも へっているので、
カンパニーもかんきょうに はいりょしながら
しょうエネ開発を 進めている もよう。
価格も 前モデルの半分に おさえられている。


カンパニーによって機械化・暴走したウィスピーウッズ
生身の部分が消滅し、脚が4脚のドリルになっており、口にはミサイルキャノンを装着している。

歴代ウィスピーウッズ系統のボスではウィスピーフラワーズをも越える超アグレッシブな一面ボスであり、とてもカービィの一面ボスとは思えないレベルで縦横無尽に動き回る。

特に『星のカービィ3』のウィスピーウッズを知らない人がコイツを見たらカルチャーショックを受けるのではなかろうか。
ボスステージでもないのに道中で襲撃をかけてくるウィスピーボーグにびびったプレイヤーもいたことだろう。


ホログラフ防衛システムズ


しんにゅう者から このエリアを 防衛する
戦とう型セキュリティマシン。
かつて くり広げられてきた 戦いの
データを ぶんせきし、ホログラフ
セキュリティシステムを 次つぎと 生み出す。

Re:ホログラフ防衛システムズ


マザーコンピューターにより リニューアル
された この 防衛システムも、他の星に
ねむっていたせっけい図を もとにして 作られた
ものだが、一部データかけているため、
本来のせい能を はっきできずに いるらしい。


レベル2「ラスタード ロード」のラボを守る防衛機構。
星のカービィ64』のボス、ピクスのような正八面体ボディのユニット4体と周囲を回る沢山の板で構成されている。

カンパニーが調査した生物のデータがインプットされており、割れたボディから過去のボスキャラクター達のホログラフを投影し、それを実体化して攻撃を行う。
しかしホログラフが撃破されると各ユニットのボディが破裂し、最終的に空気弾一発で倒せるほど脆弱な瀕死状態で暴走する。

要するに昔で言うアド、アドレーヌポジションのボスラッシュ。
投影されたボスは名前が「ホロ・○○」となる。
Wii、TDXのボスキャラ達のモデルを再利用(とコスト削減)したお手軽ボス、と思わせて実は懐かしい奴も…

実はある星の文明を元にカンパニーが制作したものであるらしく、前述の通りピクスに外見が似ているのは恐らくそのため。
しかも板の形状と並び方をよく見るとピクス戦の足場そのものであり、ここまでくると確定的だろう。
異空間から繋がった他の世界で設計図が発見されたことを踏まえるとピクスの出自は……。


リレインバー

スージーが搭乗する、幹部専用のインベードアーマー。
足がない人型タイプのロボットであり、機動力を活かして縦横無尽に動き回る体当たり攻撃を得意とする。
また、呼び出したオプションのドリーを自在に操れる。
裏モードではスージーの趣味なのか、ハートやらピンクやらで更にデコられた奇妙な「Re:リレインバー」が登場する。


プレジデンバー

ハルトマン専用のゴージャスなインベードアーマー。
アーマーの一部に金を用いた悪趣味なデザインで、火力・機動力はリレインバー以上。
更にアーム部分から大量の紙幣をばら撒いて視界妨害を行うことも可能。お前はどこのゴージャス真拳使いだ。


メタナイトボーグ/メタナイトボーグ改/強化量産メタナイトボーグ

スージーによって仮面に制御装置を取りつけられ、改造洗脳されてしまったメタナイト。
及びにその大型アップデート版と、彼をもとに制作された量産型も存在する。
ショルダーランチャーや機械の翼を装着して(されて)おり、仮面の穴部分をアイビーム発射機構内蔵のモノアイが動く。
詳しくは項目を参照。


クローンモンスター

ハルトマンワークスカンパニーの技術により、採取した細胞から生み出された生物兵器。
元となった生物の造形をコピーしており、攻撃手段も大体同じ。
心そのものも模倣させることは可能なようだが、兵器として不完全となるため実行はされていない。


クローンデデデ/Re:クローンデデデ

ーンジャラスでーッドリーでーラックスなデデデ大王のクローン。
背中のマークはピースではなく社のマークに変わっている。
一定ダメージを受けると3体の「デデデクローンズ」に分裂する特徴がある。
この3体をも撃破すると、立体砲台D3砲に搭乗する。
詳しくは項目を参照。


クローン剣士ダークマター


星の夢に 入力されている データの中でも
かなりの 強さをほこる黒き剣の使い手。
クローン化に せいこうした ものの、かいせきは
データの 一部にすぎず、その正体について
いまだ、全ようかいめい には いたっていない。


かつて虹の島、ポップスターを侵略しようとした黒き雲の一族の尖兵…のクローン。
外見、攻撃手段はほぼオリジナルを踏襲している再現度の高さを見せる。ただし目は星の夢に近くなっている。
HPが減少すると目を腹部へ移動させた第二形態へ移行し、リアル形態で使用した技も追加する、こちらもなかなかの再現度。

スペシャルページによればこの星=ポップスターで採取したデータを元に生み出したそうで、ダークマターが今もどこかに潜伏している可能性を残している。というか上のクローンデデデから考えてデデデ大王から採取したデータに混じっていたのだろう(流石は3度も憑依されただけはある)。
だが肝心のデータは大部分が未解析であり、原型が意識していた因縁の虹の剣を戦闘時に具現化できている一方、ハルトマンワークスカンパニーの技術力をもってしても全ては解明しきれていないらしい(なお虹の剣を用いたのは、初めて対峙したメタナイトにただならぬ実力を感じたため)。
実際に第二形態が完全にリアル形態へは移行せずに中間形態のような具合で留まっている。

そのためか、『メタナイトでゴーリターンズ』のラストバトル3連戦では1番手を務めるという尖兵らしい扱いを受けている。もっとも、2の彼もゼロの尖兵として送り込まれていたので扱い的な意味ではあっている。

撃破すると、散り際に本来の姿を見せているが、ヒレ(?)の色はオレンジであるなど採取元と差異がある。


クローンセクトニア


この星の しんりゃく時に 見つけた 巨大な
植物の花から データを さいしゅ。不思議なことに、
こん虫の 女王の剣士の クローンが 生まれた。
データには1000年にも およぶ 様ざまな
生物のデータが ふくまれており、ナゾがたえない。


かつて浮遊大陸を支配した女王のクローン。
オリジナルに比べると目が紫色で、各所のハートマークが全てヒビ割れている。さらに全身が紫色を帯びた体色となっていて、オリジナルと比べて精気を感じない印象を与える。

攻撃パターンはオリジナルのDX版とほぼ同じだが、今回は「剣士」であるためか常時レイピアを装備し、
杖の攻撃を行うときはいちいち武器を持ち替えるようになった(つまりオリジナルと逆転している)。
部下のバグズを召喚しない他、一部ノーマル版の挙動も混じっている。
唯一の新技は、ゴールドロッド・シルバーロッド両方を叩きつけて宝石の波を引き起こす「クインズクラッシュ」。

BGMもトリプルデラックスの時とほぼ同じだが、今回は「剣士との闘い」であることを強調するためかオルガン調のイントロが省略されており、いきなりエレキギターのゴシックメタル調の部分から始まる。単純なアレンジながらもシリアスさを残しつつ、原曲に比べてバイオレンスさが強調された曲に仕上がっている。

この星のとある花から採取したデータをもとに生み出されたらしく、解析結果によると彼女はおよそ1000年も生き続けてきたという
フロラルドでの戦いの後、ようやく永遠なる眠りについたと思えば今度は侵略者にその姿を利用されてしまったというのもつくづく哀れな話である。

撃破すると、散り際にほんの一瞬だけ意味深な姿を形取る。
彼女と親しかった従者との記憶が生み出した姿なのか、それとも彼女本来の…。
前述の剣士の事、従者との違いがある事を考えると後者である可能性が極めて高い。


マザーコンピューター

星の夢


……おみごと デ、ゴザイマス。

ゴシュジン様には ショウショウ
モノたりナカッタ かも しれマセンネ。


ハルトマンワークスカンパニーの中核を成すマザーコンピューター。
上記の各兵器群の開発に関わっているだけでなく、カンパニーの経営や本作のストーリーにも大きく関わる重要な存在である。



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最終更新:2025年06月18日 18:29