登録日:2021/11/23 Tue 14:44:35
更新日:2024/11/02 Sat 10:56:07
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【概要】
ランポス
小型鳥竜種を代表するモンスターで、主に森丘、密林に生息する。
小柄ながら非常に凶暴で鋭い牙と爪を持ち、基本的に群れを成して行動するため狙われる草食モンスターは勿論、武器のある人間にとっても侮れないモンスター。
一般人にとっては十分すぎる程手に余る相手らしく、仮に一度は追い払えたとしても、執念深い性格ですぐに仲間を連れて戻ってくるためとても手に負えなくなるとのこと。
しかしその鱗や皮、骨の一部は丈夫な防具や建材、爪や牙やトサカは鋭い刃物として幅広く利用でき、ハンターの装備以外にも一般の用途としても重宝するといわれる。
危険なモンスターではあるが更に強大な大型モンスターにとってはとるに足らない相手らしく、
リオレイア夫妻などはランポスを度々連れ去っては巣に持ち帰り、子供の食糧も兼ねて美味しく戴いているそうな。
無害な
アプトノス辺りで操作に慣れた段階で、満を持して登場する攻撃的な
雑魚の代表格。
MHPまではストーリーで初めて出会う肉食竜だった。
青い体と朱色のトサカが特徴。
嘗ては「白ランポス」と呼ばれる亜種が群れに混ざっていたことがあったが、後に「
ギアノス」という新種のモンスターとして区別されるようになった。
プレイヤー間では、ランポス・
ゲネポス・
イーオス・ギアノスを「ランポス系」、公式では「ランポス種」と呼んでいる。
ジャンプしてから飛びかかってきたり噛みついてきたりする。
ツタ移動の最中にジャンプ攻撃を食らうと鬱陶しいことこの上ない。
対処法は横にまわること。
ランポス系では唯一状態異常攻撃を使わない上、隙も目立つので慣れてしまえばどうってことはない。
なお、MHP2Gまではジャンプで空中に浮いている時に
大剣や
太刀で攻撃すると
身体が真っ二つに割れる仕様があった。
グロい上に剥ぎ取りもできないのであまりおすすめできない。
こいつの牙は、Lv1貫通弾の調合に必要。汎用性が高く、通称カララン。
MGSPWにてランポスが登場。
リオレウスや
ティガレックスと共に襲いかかってくる。
Sランククリアするためにはノーキルクリアする必要があるため、ランポスを避けながら戦わなければならない。
しかしこっちの気を知ってか知らいでか射線上に割り込んできたり後ろから飛びかかってきたりするため、ストレスの種になること必至。
ちなみにランポスを倒した後、死体の上でアクションボタンを押すと……
ドスランポス
無印やMH2で初めて戦うボスモンスター。
ランポスより体一回り大きく、リーダーの証のオレンジ色の立派なトサカがある。
動きはランポスと一緒だが、結構怯みやすくゴリ押しで勝てる相手だった。
鳴き袋目的でしょっちゅう乱獲される。
メインシリーズでは別名が設定されていないが、中文ロケールでの名称から察するに「藍速竜」あたりが適当か。
ドスランポスとその亜種系は体力が減ると
逃げる。そしてそのときに少し回復してしまう。
ただしMH4以降は
ドスジャギィ同様足を引き摺り、眠るまで体力は回復しない。
長らくボスモンスターの中では弱い部類だったが、MH4/MH4Gで大幅に強化された。
まず、怯み耐性が大幅に強化され、体を捻る予備動作の後に噛みつき攻撃を繰り出す新モーションが追加。
怒り状態になると攻撃力上昇率は1.4倍、俊敏性は1.1倍になりマトモに攻撃を受けると大変なことになる。
そして、拘束攻撃まで習得してしまった。
横に2回飛ぶ予備動作があるので避けやすいが、万が一当たってしまうとドスランポスとランポスの群れからリンチされる羽目になり、早めに抜け出さないと体力が削られてしまう。
このように、ランポス系はおろか
ドスジャギィすら超える戦闘能力を身に付けたドスランポスに痛い目に遭わされたハンターもいる。
しかし、高レベルギルドクエストのこいつは
「お前本当に小型鳥竜種か!?」と言いたくなるぐらい強い。
攻撃力は異常に上昇し、一撃で体力の半分を持っていく。
さらにスピードもかなり高く、狂竜化すると肉質が-18になる。
おまけに取り巻きのランポス達もちょっかいを出してくる。
しかし、ハンター達はある狩猟法を編み出していた。
通称「蔦ラン」である。
蔦のあるエリアでモンスターと戦っていると、短時間ではあるが「ツタやられ」という蔦にハマって動けなくなる攻撃チャンスが訪れる。
ドスランポスは速いけれど動作自体は激しくない方で、ランポス達も蔦の上に登ってこないので妨害を気にせず戦いやすい。
結果、多くのドスランポスが蔦にハメられて狩られるのであった…。
なお、ドスランポスはこれでも高レベルギルドクエストのモンスターではマシな方なので、腕さえあれば蔦無しでも倒すことができる。
【作品毎の活躍】
MHF
通常個体はオンライン用の体力設定になっている以外はMH2とほぼ同じなので、特に苦戦する要素はない。
変種は硬くなっているが動き自体は変化ナシ。
……だが、シーズン10で実装された特異個体では一変。
まず、MH4に先駆けて怒り状態が追加されている。真っ赤な眼をして涎を垂らしながら襲いかかってくるのでめちゃくちゃ怖い。
また、飛びかかりからの着地時に耐震+2でないと防げない強震動を起こすわ、
普通の移動の代わりにジグザグステップ、普通の振り向きの代わりに側面噛みつき+尻尾回転といった小技を挟んでくるわでうかつに手も出せず、
しかも全ての攻撃が尋常でなく痛い(変種ならなおさら)。
ちなみに変種は2頭同時クエストしか選択肢がないので、合流されたが最期、悪夢の混戦が繰り広げられる。
総じて、もはや元のドスランポスは影も形もない凶悪なモンスターと化している。
こんな戦闘能力を持っていてもかつては
2回しか剥ぎ取りができなかったので(後に同僚達+
キリンと共に3回に増加)、
作りたい武具にドスランポスの剥ぎ取り限定HC素材を見たハンター達は例外なく悲鳴をあげた。
G3ではG級個体が登場。同僚達と同様に
ブレス攻撃を会得している。
ドスゲネポスは麻痺、ドスイーオスは毒、ではドスランポスは何を吐くのかと言うと、
悪臭、磁力やられ、モドリ玉などといった
ランダム効果である。
中でもモドリ玉ブレスは当たった時点で即キャンプに戻されるので厄介であり、
更にラスタなどのNPCへ当たった場合は
強制撤退(
事実上の即死)させられる。
ちなみにNPCを強制撤退させる攻撃は、あらゆるモンスターの攻撃の中でも
ドスランポスのモドリ玉ブレスのみである。すげえ。
また、G級個体はふっ飛ばされても空中で体勢を立て直して軽やかにスタッと着地する。
同僚達も同様なのだが、怯みシステムの関係上とりわけドスランポスで見る機会が多い。
なおG級でも特異個体化できるが、さすがに
覇種を制してG級まで上り詰めたハンターにとってはさしたる脅威でもないだろう。
MH4/MH4G
MH3では
狗竜一派に押されて未登場だったが、MH4には無事参戦。
先述の通り、滅茶苦茶強くなって帰ってきた事が話題になった。
「未知の樹海」にしか出現しなくなった為、素材集めが地味に面倒になったが、MH4のランポス防具はスキルが優秀なので積極的に狩っておこう。
MH4Gでは、「未知の樹海」の探索およびギルドクエストでG級個体のドスランポスが出現する。
MH3Gのドス狗竜同様『早送り』になることもあるが、これが狂竜化によって更にランダマイズされて、もはやハメじゃないと手を付けられなくなるぐらいに魔改造されている。
MHX/MHXX
ギルクエのダークホースから序盤の中型モンスターに原点回帰。
元々登場していた森丘に加え、MH4時代には姿を見せていなかった原生林にも現れる。
MHXXではMH2時代に生息していた密林が復活したため、そこにも生息する。
今回はドス鳥竜共通で
ドスマッカォの
BGM「跳躍のアウトロー」が流れる。
森丘の「咆哮」ではなくなったが、何とも弱そうに見えるこちらの曲もこれはこれで。
本作では特に目立った活躍が無い……と思われていたが、予想外の場でネタにされた。
それは、公式ファンクラブ「モンハン部」で行われた「MHXのモンスター
人気投票」で起こった。
普通、この手の人気投票は全てのモンスターが対象となる筈だが…
ドスランポスとドスイーオスだけ選択肢に入れ忘れられていた上、結果発表までその事に気付かれなかったとい悲惨な扱いを受けてしまった。
ドスゲネポスは無事でした
案の定、落ち込んでいる2匹はあざらすぃゆずこ氏の
4コマ漫画で弄られた。
ドスマッカォ「…初代から出場してるお二人は、ボクにとって大先輩ッカォ 元気出しマッカォ~」
ドスイーオス「なんだよお前ッ 普通に良い奴かよ」
MHR:S
プロモーションビデオ第3弾でランポスの参戦が確定したことが明らかになった。
こいつらに全部話題を持っていかれたが
密林に出現し、MR序盤から出会うことができる。防具はどの武器種でも腐らない攻撃と気絶耐性が備わっており、スロットも良質で上位防具から乗り換えるのに適している。
ドスランポスに関しては、ドスギアノスと
ドスジャギィの例に漏れず残念ながら未参戦。
MHST
おそらくドスランポスが一番輝いている作品。
MHSTでは、
タマゴからいきなりドスランポスというツッコミどころは別として主人公ライダーが最初のオトモンとして迎え入れる種。
ランポス達の群れも「ボルデの丘」で見かけるため、ハクム村周辺ではお馴染みの姿…といったところだろうか。
序盤のうちはスピード攻撃を得意とするオトモンは少なく、少なくとも
ハクム村から旅立つ時点ではドスランポスしかいない。ドス鳥竜故打たれ弱さはあるものの、シリーズでお馴染みの面子が揃ってくるまでは十分戦力になってくれる。
ドスランポスが持つライドアクション「ジャンプ」に至っては、他に使用できる種はドスゲネポスとドスイーオス、
ジンオウガ、
キリンとクレナイゴウカミという偏りようであり、「ジャンプ」が必要となる場面で、ジンオウガをオトモンに出来るまでは序盤から連れ添っているドスランポスをなかなかバトンタッチできない。
そんなこともあって、
ドスランポスに愛着が湧いたという人もいるとかいないとか。
MHST2
MHST2では、
体験版の舞台である「ハコロ島」に生息している。
マハナ村の先輩ライダーであるケイナが「アフマル」と名付けてドスランポスをオトモンにしており、ハコロ島を出るまでの間や、エンドコンテンツで共闘パートナーとして連れて行くことが出来る。
それとは別に、初めてのオトモンのタマゴを探す際にはケイナから「ランマル」という名前のドスランポスを借りることになる。
しかし、初めてのオトモンとして
クルルヤックを迎え入れた後、なんとランマルが主人公に懐いてしまい、ランマルをケイナから託されることになる。
このような経緯が関係しているのか、ランマルは特別なオトモン扱いされており、
逃がすことが出来ない。当然「伝承の儀」も受け継ぐ側にしかなれない。
攻撃傾向はやはりスピードタイプであるが、順当にストーリーを進めていく場合、次に来るスピードタイプのオトモンはルトゥ村周辺の
ナルガクルガか、攻撃傾向が変更された
ティガレックスとなり、
体験版の範囲であるハコロ島を出るまでの間ではスピードタイプの種はドスランポスしかいない。
ライドアクション「ジャンプ」は
トビカガチとガルクが増えたものの、ガルクは中盤以降の特別な共闘探索クエスト限定であり、こちらも相変わらず偏ったまま。クアン村周辺で
トビカガチに遭遇できるまではやっぱりドスランポスが頼りになる。
ところが、MHST2では「目覚め」でしか解放できないロック遺伝子の数は、レア度ではなくタマゴ入手時のニオイの強さに依存するようになったため、ハコロ島のレアな巣で粘れば、
一定レベルに達した時点で全ての遺伝子スロットが使用できる個体に巡り会う可能性もあり、早々に別個体が活躍して
ランマルは厩舎でお留守番なんていう構図になっている場合もある。
追記・修正は蔦ハメ無しでドスランポスを狩ってからお願いします。
- ワルダスターとは関係無い...はず -- 名無しさん (2021-11-23 16:41:11)
- ↑それランボス(Bo)w -- 名無しさん (2021-11-23 18:34:33)
- しれっとサンブレイクに参戦してて草 -- 名無しさん (2022-06-14 08:35:04)
- ドスランポスすら強敵にしてくるとかMH4って魔境なんだな… -- 名無しさん (2022-09-13 15:34:37)
最終更新:2024年11月02日 10:56