登録日:2011/09/27(火) 11:12:23
更新日:2024/11/20 Wed 18:29:41
所要時間:約 16 分で読めます
平和は 歩いては来ない
お互い 歩み寄るしかないのだ
A HIDEO KOJIMA GAME
TACTICAL ESPIONAGE OPERATIONS
METAL GEAR SOLID
PEACE WALKER
METAL GEAR SOLID PEACE WALKERとは、2010年4月29日に発売されたPSP専用ゲーム。
★概要★
現在はPS3及び
Xbox360でHD版が発売しており、操作性も多少向上しているのでプレイするならそちらがおすすめ。
携帯機でプレイしたいのならPSVitaでも通常版がダウンロードできる。
★特徴★
新規層を取り込むのが主な目的であったため、対象年齢も他作品より若干低く設定されている。
メインストーリー自体は非常に真面目なのだが、
MGS4が
ソリッド・スネーク編の完結作故に総まとめに大振りしていた反動もあってか、MGS3以上にネタ満載&カジュアルで歴代屈指に明るい作風となっている。
時代考証を大雪山下ろしでぶん投げたようなビックリドッキリメカや、各種コラボレーションの露骨にも程があるダイレクトマーケティングなど、要所要所で大ボケをかまして笑いを誘う、良くも悪くもシリーズで異色の「明るいメタルギア」である。これは、本作のテーマが『平和』であることが由来だからだと思われる。
もっとも、
後の作品のことを考えると、丸ごと前フリだったのかもしれない……
今回から無線による会話は撤廃され、マザーベースでの会話をカセットテープで再生するという方式になっている(MGS1のブリーフィングのような感じ。いつでも聞けるのが好評だったのか次回作にも引き継がれている)
日本国憲法や原爆、冷戦や宇宙開発競争など、戦後の日本の事情についても比較的分かりやすく解説してくれるため専門知識が少なくても理解がしやすいだろう。
本拠地でのやり取りということで、今まで以上に雑談やムダ話、バカ話が多い。
★ストーリー★
PORTABLE OPS時の「サンヒエロニモ半島事件」の4年後、西暦1974年。
ビッグボスことネイキッド・スネークは、中南米のコロンビアにて、戦場で出会ったカズヒラ・ミラーらと共に私設軍事組織MSFを率いていた。そこへ、「平和憲法」を持つ国コスタリカから二人の客人が訪れる。
国連平和大学のガルベス教授、その教え子のパスは、MSFに「平和国家であるはずのコスタリカに侵入している、謎の武装集団を排除してほしい」、と依頼した。
スネークは一度断るが、ガルベスの正体を見破り、再び話を聞く。
そして、ガルベスが差し出したカセットテープには、かつてスネークが自らの手で抹殺したはずの彼の師、
ザ・ボスの声が入っていた…
★登場人物★
◆
ネイキッド・スネーク/ビッグボス(声:
大塚明夫)
かつて二度世界を救った「伝説の傭兵」。
サンヒエロニモ半島事件の後、各地の戦場を渡り歩き、その課程でカズと出会い、現在は彼と共にMSFを率いている。
パスの望みであるコスタリカの平和、そしてザ・ボスの声の正体を確かめるため、コスタリカへ赴く…。
39歳にして
サンタクロースが存在しないことを初めて知る。
「今日から俺は……ビッグボスだ」
「いないのか……サンタ」
◆
カズヒラ・ミラー(声:
杉田智和)
MSF副司令で愛称はカズ。MG2に登場し、MGS1でリキッドに殺害されたマクドネル・ミラーその人。
太平洋戦争終了から間もない日本で、アメリカ軍人の父と日本人の母の間に生まれたハーフ。平和を望む母から、それにちなんで「和平(『平和』をミラー=反射)」と名付けられる。
幼少時は日本で暮らしていたが10代で父の元へ渡米、現地の大学を卒業し、再び日本に戻る。すると母は病床にいたため、治療費を稼ぐべく
自衛隊に入隊。が、ほどなくして母は死去してしまい、同時に除隊。アメリカへ戻ると、父も自殺していた。
天涯孤独になったカズは後に戦場でスネークと出会って意気投合、以降は彼の相棒となる。
担当声優の杉田智和氏を意識してか、非常にはっちゃけたキャラクターとなっており、セシールと共に悪乗りするも多い。
「戦争はビジネスになる。俺達は、俺達の価値を売る」
「裸になって何が悪い!」
◆
ラモン・ガルベス・メナ(声:
大塚芳忠)
コスタリカ国家平和大学の教授を名乗り、MSF(スネーク)に「ある依頼」をするべく訪れる。
片腕が義手となっており、ライター同様に着火できるという喫煙者には地味に便利な機能を搭載してる。
コーヒーが好みである模様。
下記の教え子であるパスと違って、冒頭以降はストーリーに登場せず、フェードアウトしてしまったと思いきや…
真面目一辺倒のキャラかと思いきやこの男もなかなかブッ飛んでる。
◆
パス・オルテガ・アンドラーデ(声:
水樹奈々)
本作のヒロイン(?)的存在で、ガルベスと共にMSFを訪れた彼の教え子。
コスタリカの地理に詳しい。
彼女のPVつきキャラソンは
MGSシリーズとしては浮いてる感が拭えないが本編のストーリーにも絡む重要な要素である。
「私の名前は平和(ラ・パス) 私は平和を守りぬく」
「とかとかとか!」
◆アマンダ(声:
朴ロ美)
ニカラグアの反政府ゲリラ「サンディニスタ民族解放戦線(FSLN)」の一部隊を束ねる若き司令官(コマンダンテ)。
戦死した父に代わり部隊を纏めるべく活動するが、部隊のことにも弟のチコのことにも苦労している。
危ない所をスネークに救われ、以降チコと共にMSFに合流する。
MSFの中では唯一と言っていいほどボケない。
「人間は昔から同じ事を繰り返してるってわけね…それでも戦うしかない」
「ちょっとくらいならイタズラしてもいいかにゃぁ~ん?」
◆チコ(声:
井上喜久子)
アマンダの弟で、まだ12歳(本人曰く『もう』12歳)だがFSLNで戦う、若すぎる戦士。
尊敬する父と同じく革命に情熱を掛けているが、UMAが好きという一面も持つ。
中の人は、ローズマリー、ザ・ボス、サニー等でお馴染みの井上喜久子女史であり、同シリーズにおける別キャラを演じたのはこれで4人目となる。
ちなみに本作では「チコ」としか表記されない(呼ばれない)が、本名は「リカルド・チコ・バレンシアノ・リブレ」であることが続編で明かされる。
◆ヒューイ(声:田中秀幸)
CIAのピースウォーカー計画に参加していた科学者。
父はアメリカの核実験「マンハッタン計画」に参加していたが、その影響か生まれつき足が動かず、電動車椅子を使用している。
飛び級でマサチューセッツ工科大学に入学し、NASAに入居するなど、天才的な科学者である。
ちなみに「ヒューイ」はストレンジラブが名付けたあだ名で、本当の名字は「エメリッヒ」。つまり…容姿や声の時点で察しがつくようにオタコンの実父
◆
ストレンジラブ(声:菊地由美)
ヒューイと同じく、ピースウォーカー計画に参加していた科学者。
かつて出会ったザ・ボスを敬愛していて、ピースウォーカーに必要な「優れた判断力」のモデルとして、AIに彼女の思考を蘇らせようとしている。
レズビアンの気がある…と言うかテープ内容を考慮するとガチ。
カズとのマザーベース内の女性陣に対する会話を見る限りスネークにとってはタイプの女性らしい。
◆セシール・コジマ・カミナンデス(声:小林ゆう)
鳥類学者のパリジェンヌ(海外版では、実際にフランス訛りの発音で台詞を言う場面がある。)。
鳥類の調査をしにコスタリカを訪れるが、ピースウォーカー計画の基地に近づいたため一度囚われてしまう。
今作屈指の
ネタキャラであり、ブリーフィングファイルの1つに
彼女の名前に関する触れ込みとネタは「さすがにやり過ぎて寒いor痛い」とされることもある。ただの画伯。
フランスの歴史を語る時も真面目な話の途中でボケる。
ぶっちゃけるとストーリー面ではほぼ
いらない子ではあるものの、ブリーフィングファイルには上記にあるフランスの歴史等も語られるので、時代背景を知りたい歴史好きには需要アリか。
「スネーク!立ち上がって!ケツァールの鳴きマネしてあげるから!!」
◆コールドマン(声:
麦人)
自身をホット(熱き)・コールドマンと称する、CIAの中米支局長。
スキンヘッドの後頭部にコヨーテ(狼)のタトゥーが入ってるのが特徴。
無人
核兵器プラットフォームピースウォーカーを開発させた本人で、自身の強硬なまでの核抑止論を立証させ、 再びCIA本部に返り咲こうとする。
冷酷かつ計算高いようだが、窮地に追いやられると命乞いをする等、根は小物。
実は
ある作戦に関わってたされているのだが…
★ゲームシステム★
この作品では主に「ミッション」と「マザーベース」の二つのシステムがあり、それらを中心に遊ぶことになる。
アクション操作はMGSPOよりは4に近い。
プロローグでも語られるのだが、匍匐(ホフク)中に移動ができない珍しいメタルギア。その場に伏せることしかできず、移動は立つかしゃがむかでしかできない。
そのため、歴代お約束であった通気口や車両の下に隠れるアクションができなくなっている。
次回作Vでは匍匐移動ができるように戻っているため、シリーズでもPWのみの珍しい仕様。
PSPのアドホック通信を活かし、通信協力プレイを行うCO-OPSも可能。
一部の武装は協力プレイでないと真価を発揮できない。
◆ミッション
直接プレーヤーとなり、様々な任務をこなしていく。
「MAIN OPS」と「EXTRA OPS」の二種がある。
ストーリーを進める。これだけクリアしていっても、一応
ゲームは進む。
ストーリーの進行に関係はないが、強力な報酬を入手できる。
また、デートミッションなどの面白ミッション、
モンスターハンターとのコラボレートミッションもできる。
◆マザーベース
ガルベスに提供されたMSFの前線基地(後に本拠地)「マザーベース」を舞台に、様々なマネージメントを行う。
なお、マザーベース自体の施設の発展は自動的(スタッフ人数やシナリオ進行に応じて)に行われ、収容人数が少ない、高ランクのスタッフはメインをやり尽くした後じゃないとほぼ手に入らない、低ランクスタッフの成長手段がほぼ皆無なので序盤で回収したスタッフは順次解雇していく必要があるなどやや荒削りな面もある(大半の問題に関しては続編で改善されている)。
スタッフの能力を確認したり、「実戦部隊」「研究開発班」「糧食班」「医療班」「諜報班」の各班へ振り分ける。
各班のスタッフの能力によってマザーベースが成長・発展していく。
◆各班について
●実戦部隊
戦闘に関わる部隊。
配属することでそのスタッフに応じた本作における資金、GMPを獲得出来る。(ただし、班から外した場合はその分だけ減少する)
また、後述するOUTER OPSに派遣することもできる。
それ以外にもスネークの代わりにミッションへ出撃可能。
●研究開発班
武器・装備品の開発をメインに行う班。鹵獲した車両・ヘリといった兵器の整備も担当している。
この班のレベルが上がると高ランクの装備品を開発可能になる。
同時に兵器の修復もレベルが上がると早まる。
●糧食班
スタッフの食糧面を担当する班。配属することで食糧供給率を増加させる。
供給率が100%以上ならスタッフの士気が上がって能力値が上乗せされる。
逆に100%を切ってしまうと士気が下がって能力値にマイナス補正がかかってしまったり、体調不良で診療所送りになることもある。。
さらに士気が下がり過ぎるとスタッフが脱隊してしまうことがあるので注意しなければならない。
スタッフの増減に伴って供給率が変動していくので、常に100%以上を維持していくのが基本。
また、この班のレベルが上がると高ランクの回復アイテムの開発が可能になる。
ただし、高ランクの食糧には班レベル以外にも「○ツ星コック」のスキルを要する場合もある。
●医療班
スタッフの治療を行う班。
この班のレベルが上がると、負傷や体調不良等で診療所送りになってしまったスタッフの復帰を早められる。
また、治療したスタッフに各種抵抗力も付く。
レベルの上昇によって高ランクの麻酔銃を開発することも可能になる。
●諜報班
諜報活動によってミッションをサポートする班。
この班のレベルが上がると支援要請した際の支援能力が上がっていく。(補給なら物資の数が、攻撃なら攻撃の威力が上がる)
さらに、レベルの上昇によってレーダー系装備や高ランクのサプレッサー付き武器の開発も可能になる。
ミッションで使用する武装や装備品を開発する。
ワイヤレス通信で、他のプレイヤーとアイテムを交換する。
戦場にスタッフを派遣して、スタッフを成長させたり、報酬を貰うことができる。
志願兵を募集し、加入ミッションをクリアするとスタッフにできる。
他のプレイヤーと対戦できる。
他のプレイヤーとスタッフを交換する。
マザーベースやプレイヤーについてのデータを閲覧できる。
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蛇
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「回収する、了解だ」
3やOpsに一部登場した、小型の気球で対象を空に打ち上げ航空機で回収する、実在した人員回収メソッド。
今回ではMSFにスカウトしたい人員を手に入れる手段として採用されている。
気絶・睡眠状態の兵士や捕虜にくくりつけることで気球が天高く飛んでいき、上空でヘリが回収してくれる。
…明らかに使い方が間違っているが、ダンボールを被って使用するようなゲームなので今更である。
飛んでいった兵士はマップから消滅する上にキルカウントにも入らないため、めぼしい兵士はもちろん邪魔な兵士を安全に始末できる。
回収すると敵兵は「ウワァーッ!?」という悲鳴、捕虜は「ヒャッホーイ!!」と歓声を上げて飛んで行くが、その声は敵には聞こえないため安心して飛ばしていい。
回収対象が女性だった場合、回収時にカズがよぉォーしッ!!!とかいいぞォ!!!といった歓喜の叫びをあげる。続編では男性と変わらなくなってしまったが。
また、仕様として屋根どころか室内マップであろうとも問答無用で空に飛ばせる。本作では無力化した敵を引きずれないからね
単純にゲーム的な処理かと思われたが、TPPの描写を見るに一時的にワームホールを開くことで屋根があろうとなんだろうと空に飛ばしている疑惑が出てきた。
通常は回収後のマザーベースでしか能力を確認できないが、装備品のアナライザーがあればミッション中でもその兵士のどの班に向いているか、どれだけの適正があるかを大まかであるが確認できる。
ちなみに、高台や建物の屋上といった、こちらが直接行けない箇所にいる敵兵は高ランクの場合が多い。
そういった箇所にいる連中にはカールグスタフ(フルトン回収)や睡眠ガス地雷で対処可能。
気球(風船)つながりなのか、コナミの往年のアーケードゲーム「プーヤン」を再現したミッションがある。
余談だが、実際のフルトン回収システムはMC-130コンバットタロン等の固定翼機を使用する。
それなのにヘリを使用しているのはカズ曰くヘリの方がコストがかからないからだそうな。
●協力兵器
通信協力プレイ「CO-OPS」をしている際に、複数名でのみ使用できる兵器郡。
その大半がネタ。
電磁力で弾丸を飛ばす武器。
後の
REXが採用したものと同じものと思われるが、技術の問題で電源を実装できていない。
そのため、射手とは別に
ダイナモを手動で回す人員が必要のため、2人一組で使用する(ダイナモは3人まで持てるため、3人で充電することも可能)
スネークが使用すると大塚明夫または杉田智和の渋い声で「
超!協力兵器!レールガンッ!!」と謎のボイスが響き渡り、ヘタなミサイルが裸足で逃げ出す超威力の弾丸が敵を粉砕する。
なお、レールガン単体だと豆鉄砲以下の威力しか発揮できず、ダイナモ単体で持ち込むとカズから冷たい声でツッコまれるのみ。
殺傷能力がなく、当たると透明化するビームを発射する銃。
自分自身に使うことができないため、潜入する担当と撃つ担当の2人が必要。
バッテリー制なので肝心なところで電池が切れると潜入担当がフルボッコになるので注意。
設置すると敵車両を痺れさせて動けなくする。これはこれで有用だが、ほぼ確実にこちらの位置がバレるため戦闘用に使うのは難しい。
痺れさせた上で四方のスイッチを押すことで車両をフルトン回収し、破壊すること無く倒すことが出来る。
スイッチの受付時間は短く、事実上複数名で同時に押す必要がある。
なお、技術の進歩かTPPでは一人で設置とフルトン回収が可能になった。
ダンボール製戦車。1人でも動かせるが、2人でダンボールに入ることで真価を発揮する。
なおこれに限らず、今作のダンボールは2人まで中に入ることができ、2人で一緒に移動したり中であんなことやこんなこともできる。
詳細は項目にて。
無反動砲のような巨大な砲身を2人が1つずつ持ち、射線を重ねることで大爆発を起こす謎の大砲。
発動すると大塚明夫の渋い声で「究極!協力兵器!電磁波照射ガンッ!!」と謎のボイスがまたしても響き渡る。
人間パチンコ。「。」まで正式名称である。
2人が巨大な支柱(単独でも振り回して相手を殴り倒せる)、1人が専用ゴムを装備し、フォーメーションを組むことで発動。
最後の1人をパチンコの要領で撃ち出し、敵を粉砕する。
カズの「無茶しやがって…」のコメントとともに花火が上がるが、撃ち出された人間は無事に帰ってくるので心配はいらない。
●コラボレーション
3や4で行ったのと同じく、様々な企業・商品とのコラボが行われている。
大体はマザーベースで開発されるのだが、大半は時代設定を豪快に無視している。
「タイムパラドックスだ!」
ペプシコ・サントリーの炭酸飲料・ペプシコーラのゼロカロリーバージョン。
某スーパーヒロインが宣伝していたのも一部で有名。
使用するとライフとスタミナが回復する。マテ茶が育つまでは頼りになるので、戦場でがぶ飲みしたボスも多いだろう。
ちなみに2015年をもってペプシ・
ストロングゼロにブランドが変更されている。
「ペプシ…ネェックス…!」「ペプシ…ネックス!」「「ペプシネックス!!」」
同じくペプシコの炭酸飲料。
効果はペプシNEXとだいたい同じ。
当時は本作とのコラボレーション缶で販売されていた。
「これこそが山の雫――マウンテン…デュー」
大塚食品のレトルトカレー。ボンはフランス語で美味しいという意味。
初代ボンカレー=ボンカレーゴールド21~ボンカレーNEOと開発を進めることでどんどん近代化する。
なお、初代ボンカレーは1968年発売なので、他に比べると時間軸は無視していない方だったりする。
レーションと同じく体力を回復でき、レーションとは別枠で所持できるため、ボス戦ではなるべく用意しておきたい。
開発時のブリーフィングは1972年当時の子連れ狼とのCMのパロディである。気になった人はYouTubeでググって欲しい。
実際戦場では温めている暇はなさそうだが。
「3分間待つのだぞ」「カズ!3分経ったぞ!」「じっと我慢の子であった」
フリトレーが製造・販売しているトルティーヤ・チップス。
実はこいつも1966年にアメリカで発売されているので時間軸は無視していない。
当時一世を風靡していた歌唱ソフト。
AI兵器の声として菊地由美の声を加工したものが使われており、自分で編集して流すことも可能。
SONYの携帯型音楽プレイヤー。4におけるiPodのポジション。
今作のブリーフィングはカセットテープの形で入手するため、その再生のために登場。
ただしウォークマンの発売は1979年なので、試作品としてSONYが極秘に開発されたもの何らかの手でガルベスに渡ったという設定。
開発を進めることで初代TPS-L2~CDウォークマン~MP3ウォークマンと進化し、音楽再生機能が豪華になる(楽曲選択などが可能になる)
各種楽曲はミッション中の
BGMとして流すこともでき、中には歴代主題歌や前述のVOCALOIDが歌う「いのりの唄」も収録。
カプコンの国民的アクションゲーム。本作発売当時の日本市場で
PSPソフトの販売数トップを抱えていた文字通りの怪物シリーズとのコラボ。
スネークがある島に行くことで「トレニャー」と出会い、ランポス、
リオレウス、
ティガレックスと戦うことが出来る。
モーションは小島プロの開発班が独自に再現したもので、リオレウスはしっかり
ワールドツアーも完備。
対するスネークはスティンガーミサイルを持っているため、多くのハンターを悩ませたあの行動を文明の利器でねじ伏せることも可能。
攻略を進めると
メタルギアREXをモチーフとしたオリジナルモンスター、
核竜ギアレックスが登場する。
ちなみに本作→
MHP3の逆方向コラボもあったりする。
ただし向こうは海外では出なかった。
★その他★
主題歌はDonna Burke氏が歌う「Heavens Divide」。
ザ・ボスのビッグボスへの思いを表した歌詞は、数多のプレイヤーの涙腺を破壊したという。
表シナリオ最終局面、敵本拠地への突入シーンにおいて流れ、雰囲気を否応にも盛り上げてくれる。
楽園を分かつとき、私の手は選択を迫られる。
あなたは私たちのか弱い魂を守り、戦うことができるだろうか。
太陽のように私を照らし、心に巣食う疑いと恐れを打ち払ってほしい。
終末の嵐が近づいてきていることに、あなたは気づいているか?
また同曲のカップリングとしてパス役の
水樹奈々が歌う「恋の抑止力」が登場。
シリアスで渋いメインストーリーとは一見そぐわない恋の歌だが、ある情報テープで正体を知るとこちらも涙腺破壊曲へ昇華する。
なお、タイトルの「抑止力」の意味は次々回作VTPPで語られる。
「あんたのなかで、未だザ・ボスは死んでないってことだ」
「バカな!」
「あなたを…ビッグボスと知っての頼みだ」
「スネーク…平和を取り戻して」
「ベンセレーモス(勝つぞ)!」
「皆で僕を子供扱いする。それが耐えられなかった…もう12なのに!」
「奴等は核を使う!核を撃つ気なんだ!」
「ピースウォーカーの誕生で、世界は静かになるだろう」
「お前はボスの…」
「この世に置き去りにされた人間だ」
「核が撃たれれば、鳥たちもたくさん死ぬわ」
「俺は愛する人を…この手で…!」
「今日から俺は…ビッグボスだ!」
「冷静にならんか!世界が、地球が!滅ぶかもしれんのだぞ!」
「革命だろうがなんだろうが、銃を手にひと度暴力に訴えれば、人は皆地獄に堕ちる」
追記・修正は、人間パチン虎。で発射されて来てからお願いします。
- カセットテープの時代にAIって、しかも無人兵器大量生産って、流石は冷戦期のアメリカってことか? -- 名無しさん (2014-01-22 00:09:39)
- ストーリーは良かったけど要らない武器多過ぎたのとか、超人がいなかったのとかが残念だったな -- 名無しさん (2014-02-19 07:40:19)
- ↑同感です。協力プレイ不可の生身同士のタイマンステージが欲しかった。 -- 名無しさん (2014-02-19 15:41:52)
- 敵弱いし頭悪いんだよなー -- 名無しさん (2014-04-08 01:18:01)
- 小説は良いものであった…… -- 名無しさん (2014-05-11 01:06:35)
- 歴代シリーズが潜入ゲーだったのに対してPWは誘拐ゲーだった。そしてⅤでは窃盗ゲーになるのかwww -- 名無しさん (2014-07-10 01:18:52)
- PWのメインキャラはVではどうなるんだろうなぁ ミラーでさえ捕まったし、アマンダはともかく非戦闘員のストレンジラブやセシールとかヤバそう ヒューイに至っては黒に近いし、オマケにPVでボスやオセロットに尋問されててオワタ状態っぽいし -- 名無しさん (2015-02-16 14:33:44)
- ↑4 それはPW以外にも言えるでしょw -- 名無しさん (2015-02-16 15:47:41)
- 通常ミッションを海パンとバナナ一本でクリアするのが楽しかった。これやった後にGZやPPやると泣きそうになる(悪い意味で) -- 名無しさん (2015-10-06 17:55:11)
- ここまでだ・・・ここまでで終わりにしておいたほうがいい -- 名無しさん (2015-12-03 16:43:18)
- ビッグボス・サーガでは一番の名作 -- 名無しさん (2017-03-23 15:16:50)
- PSPでの操作性の悪さが一番の欠点だった。ストーリーやミッションはたくさんあって面白かったな。 -- 名無しさん (2017-03-23 15:59:54)
- 電磁ネットは敵兵器が確実に数秒動かなくなるので、一人が追加を投げてひたすら拘束、敵を残り三人で一方的にボコるという戦略が凶悪だった -- 名無しさん (2023-03-06 12:07:31)
- 雰囲気が夏休みって感じ -- 名無しさん (2024-09-06 23:13:02)
最終更新:2024年11月20日 18:29